< 酷暑です。 >

立秋 なんて素敵な響きもなんのその!

たっぷりの、残暑お見舞い申し上げます。

今年もやっぱり酷暑に見舞われ、おまけに節電も考えなければなりませんから、夏休みをゆっくりする前に、この暑さとどのように付き合うかをまず考えてしまいますね。

皆さん、ヒグラシの声を聞いていますか!

しばらく聞いていると、本当に涼しくなりますよ。もうじきに聴けなくなりますから、夕方(又は夜明け頃)ちょっと目を閉じて、避暑地へ出かけたつもりになって、耳を傾けて見て下さい。

ほら、汗が引き、空気が冷ややかに感じられます。

どうぞお試しを!

カジカガエルもいいですよ。

山間の清流に棲むカエルです。

この声も涼しさを呼ぶ声、間違いなしです。

清涼感たっぷり。フィーフィーフィーフィーフィー かな!水の流れと相まって、とにかく素敵です。

「声が聞こえるカエルーハンドブック」文一総合出版で聞けますよ。

ささやかな涼ですが立秋を過ぎた暑さには、自然の中に響く天然の音を利用して、少しだけ抵抗してみましょう。

実際に声の聞こえる現場に行かれればいいのですが・・・・・・・!それがなかなか難しい。

涼と言えば、遼くん。

残念でした、世界ゴルフ選手権。

最終日まで1打差の2位でしたが、結局4位に終わりました。

今年はどうも最後までリズムに乗れず、苦戦しています。

でもいつもの勝負服(赤)を来て、スカッと振り切る姿は何とも凛々しくていいですね。

ガンバレ、遼くん。

野辺山高原から臨む、宵の富士山、季節は12月。

特に意味なし!

少しは涼しくなりましたか! なりませんね。

おしまい!

Filed under: 未分類 — itsuko 16:27

< ソマリアで >

日本ではなでしこJAPANに国民栄誉賞なるおめでたい話の中、

福島第1原子力発電所の事故の収束がままならず、多くの食品に放射線量の数値測定が必要となりました。

政府又は各都道府県はこの検査システムをどのように整えてその結果を公表するのか、大急ぎで取り組んでいるところでしょう。

アメリカの債務不履行は回避されましたが(回避は両院議会で決まってはいたが、いつの時点で合意するかを見極めていたそうです。もちろん自国の経済を破綻させるわけがありませんから!)、お陰で何だか持って行き所の無いお金が、円を買う? なんていい加減な事になっているようで、未曾有の災害を立て続けに受けている国の、ましてや経済成長率なんて、無いに等しい国の通貨を何で買うのか分からない中、中国が最新鋭として世界中に売り込みを掛けているはずの新型高速車両が土に埋められる! なんて日本人には考えもつかない事を平気でやっている中、

アフリカの角(東部)のソマリアとその周辺国では1,130万人の人々が干ばつによる影響で苦しみ、多くの子どもたちが命を落としている状態です。

野生動物はもちろん、家畜であるヤギやラクダも死に絶えて、現金を得る事も出来ず、主食であるトウモロコシも買えない。

トウモロコシも不足しているので値段が急騰し、結局買えずに食べ物が無い状態で、国連世界食糧計画(ブックマークあり)はこの状態を「飢きん」と称して世界各国に援助を呼び掛けています。

「飢きん」と言えば日本史の教科書に出てきた大昔(300年も400年も前の歴史の中)の出来事のように感じますが、この現代社会でも実際に飢きんで命を落としている人々がたくさんいるなんて!

1日に2名の人が亡くなっているという。

これを日本の人口の比率に換算すると、なんと、1日に25,500人の人が命を落としている事になるそうです。

この国は現在無政府状態でもあるようです。なぜ、こんな時に同じ国民が戦争を!

ちなみにソマリアの正式名称は、ソマリア民主共和国。首都はモガディシオ、人口878万人のイスラム教の独立国です。言語は、ソマリ語・英語・イタリア語。

東日本大震災でもそうですが、

≪今、私に何が出来るのか≫

その人たちの事をどのように感じられるのか、自問自答する日々です。

Filed under: 世界 — itsuko 17:37

< ハチミツの日 >

今日は「ハチミツの日」だそうです。

8月3日だからでしょうが、そのまんまですよ。

どなたが付けたのでしょうね?

ハチミツをたくさん食べる日ですかね?

まあそれはともかく、ふと空を見上げたら、こんなお方が悠然と飛んでいました。

♀が彼方からやってきて、送電線の鉄塔に止まったら、最初に休憩していた♂がゆっくり飛翔。眼下を見下ろしながら、獲物を定めているのかな?

この後だんだんと雲行きが怪しくなり、今日は一雨来ましたね。

ポツポツポツポツ、ザーーーーーー、ちょとだけゴロゴロ!

 ♪ 夕立どしゃぶり洗濯や~~~。ですね!

(私が子どもの頃の童謡です)

そしてまた青空が見えています。

でもあまり涼しくならないな・・・・・・。

アッ早々、今日の方は チョウゲンボウ夫妻?

写真は♀だけ。

あーーー、遠くてすみません。

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 16:49

< 8月です。第2段! >

昨日に続き本日もお山の様子をお伝えします。

やっと、道案内などの看板を付けました。

道案内と言うよりそれぞれの名称を付けて、親しんでもらおうかな・・・・、と思った次第です。

夏休みを終えたら子どもたちにも覚えてもらいましょう。

ここが入口。左側の表示。上にはフクロウの巣箱が、付きあたりにはシジュウカラの巣箱があります。

ちなみに文字はT先生に書いてもらいました。

その坂道のメインとなる木の名前を付けました。

はい、ここが頂上。秋には樫の木のどんぐりがいっぱいです。

あとはご存知の、

と、お池のある、

今度はイラストマップでも作りましょうか!

さて、夏休みに見つけたあれこれの絵、待ってます。

質問疑問もどうぞお寄せください。

どんな絵が来るか、楽しみです。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 15:57

< 8月です。 >

暑中お見舞い申し上げます。

皆様健やかにお過ごしですか!

いよいよ8月。一応夏本番となりました。

新潟や福島の豪雨もやっと納まって、良かったです。

でもまた大きな爪後を残してしまいました。

本当に災害続きで気持ちが萎える所ですが、なんとか元気を出して、少しでも落ち着いた日常を早く取り戻せる事を、祈っています。

さて、8月になりましたので、今日はお山の様子をお伝えしましょう。

午後からは池の掃除をしたので、腰が痛くて、まずいです。

でもヤゴが大量に確認できました。クロスジギンヤンマ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボと全部で45匹。この数は一部なので、実際はもっとたくさんいるでしょう。

そしてお山ではアカネ系のトンボが5匹飛んでいました。

アカネ系のトンボは識別が難しいので、きちんとした名前は出しませんが、去年より多くやってきました。

個体の年齢によっても目や体の色が違うので難しいのです。専門家はもちろんすぐ分かりますけどね!

ぽかぽか広場にはこんな仲間もいました。

ショウリョウバッタ

ツマグロバッタ?

羽化したばっかりなのか、体がドロドロですね?

ヒメウラナミジャノメ

裏の模様がまたきれい。波のような模様だから、この名前。

これは地味だけど、れっきとした蝶々。紋がきれいでしょう!

とこんな具合です。

今日はここまで。第2段はまた明日。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:15

< 放射線測定値 >

本日トップページに放射能測定結果を公表致しました。

ながつた幼稚園でも横浜市の実施に先駆け、独自で検査機関に依頼し、測定をいたしました。

横浜市は市内の小学校・保育園は検査をすることを決め既に実施していますが、同じ子どもたちを預かる幼稚園は行なわない、と通達を出していました。

それはないでしょう!と幼稚園協会をはじめ、同父母の会や関係機関が働きかけた結果、幼稚園も順次測定検査を行う事に決まりました。

当然ですね!このような事にこそ税金は平等に使われるべきです。

これに先駆け当園では行った次第です。

年少組さんは10月に幼稚園グラウンドで運動会も行いますし、皆様の多少なりともの不安を払しょくするためにも実施致しました。

これから8月、10月と計3回の測定を予定しています。

①数値はどれも子どもたちの活動に影響が出る値では無い。

②国の定める基準値の1ミリシーベルト(年間児童が戸外で受けてもいい最大値)以下である。

との数値でしたので、とりあえず一安心です。

またお山の井戸水に放射線が検出されなかった事は、大変喜ばしい限りとなりました。

多くの生き物が生息し、鳥たちの貴重な飲み水になっているこの池に、放射線セシウムが入り込んでいない! となれば、

そこでこれらの生き物に接する子どもたちにも、思い切って触れ合ってもらえると思います。

もちろん全てが「不検出」の値である事が望ましいのですが、自然界には初めから放射線が飛び交っているのですから(御影石はその石自らが放射線を出している鉱物だそうです)、この見えない物質を正しく理解し、きちんとした基準の下で付き合って行く事になるのでしょう。

これからどんどんと数値が下がって行く事を期待したいです。

今日は新潟県で凄まじい豪雨となっていて、避難勧告も出ています。

アフリカ東部(私が20年前に訪れたケニア)でも記録的な干ばつにより野生動物はもちろん、人々が餓死し、隣国へ逃れて行っているようです。

この星はもはやどこかで毎年、生きとし生ける物を苦しめているのです。

Filed under: 未分類 — itsuko 16:56

< 主 >

オオタカです。(タカ目タカ科) 

この地域の親分です。

でも長い事、ヤモメ。一人ぼっちです。

この後カラスに追い立てられ、飛び立ちました。

いつもの巡回へ出かけます。

おしまい!

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 20:19

< ヒグラシ >

今週は湿度は高いものの、日差しが無くて助かりますね。

でも引き続き熱中症には気を付けて過ごしましょう。

気温や湿度に関係してその正体を現わしてくれる生き物に、鳴く虫がいます。

夏の代表選手と言えば、「セミ」。

しかし皆さんは、きちんとその声を認識していますか?

この地域で一番最初に聞かれるのが、「ニイニイゼミ」です。

「ニーーーーーー」と単音で連続して鳴きますが、しょうがない事に先生たちはこの声を知らない、知らない。

「ほら、鳴いているね。」

「えっ、何ですか?」

「ほら、聞こえるでしょう。セミ。」

「えっ、どれですか?????」

「もーーーう。ほら聞こえるでしょう、ニーーーーって」

「ああ、これセミですか!」

「ニイニイゼミ。」

「へーーーー、初めて知りました。」

と、こんな調子。子どもの頃から必ず耳にしている音なのに、それが何の音であるか、意識した事も、教えてもらった事も無い!

となると、大人になっても多くの音が無意識化に納まってしまって、すぐ近くに生き物のサインがたくさんあるのに、知らない!という結果になります。

ジリジリジリジリ と鳴くセミや ミーンミンミンミン と鳴けばだれでも知っているでしょう。

もうひとつ、とても涼しげな、いい声の持ち主も知って下さい。

この声も毎年必ず耳にしているはずですが、きちんと認識していないのではないでしょうか。

ヒグラシです。通称、カナカナゼミ!

♪  カナカナゼミが遠くで鳴いた

  ひよこの母さん、裏木戸開けて

  みんなを呼んでる、ごはんだよ~~~~

  やっぱり同じだ、同じだな

このページでも以前ご紹介した、

「夕方のお母さん」 ではしっかりその時刻の象徴として歌詞に出てきます。

その通りで、夏の夕餉が始まる時間帯に鳴き出すのです。代表的な夏の声。

蒸し暑く、強かった日差しを一揆に忘れさせてくれる、生き物の声。

ほら、外では聞こえてきました。そろそろ時間です。日没前、30分。

カナカナカナカナカナ・・・・・・・・・・。

最初に偵察部隊が何匹かいて、ここはどうかな? とフェイントを掛けて、まだ本来の鳴き時間ではない早い時間に鳴いてみます。

それから小一時間。いい場所を探しつつ、その時を待ちます。

日差しの照度や気温、湿度などと関連しているので、夕立が来そうな空模様になると、急に鳴き出す事もありますが、それ以外日中はほとんど鳴きません。暗い森や林では日中も鳴いています。

一鳴きしては次の木に移り、相手を探します。

一斉に同じ時間帯に鳴く事で、繁殖相手を見つけやすくしてるのです。

この時間は日の出前の30分も同じように聞かれます。

夕方がダメなら早起きして耳に刻みこんでいただき、是非記憶に残し、子どもたちへ伝えて下さい。

幼稚園のお山でも、毎年必ず聞かれます。

身近な生き物のサインは自分が意識するか、誰かから伝え聞かないと、なかなか気付きません。 

そうしないと益々大人になっても自然の音をまったく知らない、先生が多くなってしまいます。

ヒグラシ カメムシ科です。

この声は8月上旬まで。ご存知のようにセミの命は1週間ほどです。

お聴き逃しなく!

次に聞かれるのは「オーシツクツクツク」です。

何となく夏の終わりを告げながら、9月上旬まで聞かれます。

ツクツクボウシ。

虫たちの活動にも順番があって、これがきちんと季節を現わす歳時記。

この順番が狂ったら、もう地球も危ない!って事です。

< 夏季合同研修会 >

毎年、今年で8年目になりますが、近隣の教育機関の教職員が集まって、情報交換と親睦を深める研修会を行っています。

今年はいぶき野小学校の校長先生が児童の体育授業導入の方法として、まずは体と心をほぐす運動(活動)の例をご紹介下さいました。

参加者全員で実技研修です。

風船とフラフープを使った活動で、一時大人を忘れて遊びに興じた時間となりました。

しかしそこには自分たちが楽しんで見えてくる授業のあり方がきちんと話されました。

人間関係を築く時の、ちょっとしたヒントにもなったと思います。

続いてながつた幼稚園の体育遊びのねらいや導入の仕方をH・Wの両先生が実践し、拍手をもらっていました。

また長津田保育園さんのリズム遊びを紹介していただき、「うさぎ」「あひる」「とんぼ」を体で表現して、ピアノに合わせて動く!

これは各小学校の若い男性先生が頑張ってやっていましたが、きつかった!

この後はみんなでおやつをいただいて、終了です。

今回のおやつはプリンでした。

わざわざ横浜市の子ども青少年局の課長さんもいらしてくださり、一緒に楽しみました。

なかなかこのような教員たちの交流会を毎年行っている地域は無いんですよ。

素晴らしい取り組みである事が評価されています。

あまり意気込まず、少しゆったりした(おやつ付き)の研修会だから、長く続くのでしょう。

この交流で今後の幼保小活動もスムーズに進む事は事実です。

今日は94名の参加者がありました。

毎年ながつた幼稚園でやっていますが、準備や片付け、いろいろ手配を毎年こなしています。

偉いですね!ながつた幼稚園。

いつもとりまとめをご苦労さまです、O先生。

お疲れさまでした!

Filed under: 未分類 — itsuko 18:49

< さて、夏休み >

さあ、幼稚園は今週から夏休みになります。

今年は夕涼み会が延期になり、まだ夏の行事を残しての夏休みですが、

幼稚園が始まるのは8月ですし、景気づけに8月の夕涼み会もいいかもしれません。

何とか当日のお天気は 「晴れ」 でお願いします。

そう言えば気象予報士さんって、女性が多いのでしょうか?

テレビに出てくる予報士さんは若くてはつらつした、女性が多いように思いますが?テレビなのでそのような方を選抜しているのでしょうか?(ちょっと感じた次第です。別にどなたが予報をされてもいいのですが・・・・)

で、夏休みと言ってもまったく静かな事は無く、朝からももっこさんの声がしているし、先生方もちょこちょこと仕事に来ているし、用務員さんたちは廊下のワックス掛けに精を出し、業者さんもこれからあちこちと入ります。

そんな訳でゆっくりできるのは、完全休園日くらいでしょうか。

このページは今まで通り、気ままに、気が向いた時に続けます。

夏休みなので、写真を多くご紹介しましょうか。

子どもたちもこのページを見てくれているようですから、とっておきの映像をお届けします。

撮れればの話ですが!

今日はこれ!

田圃に佇む タゲリ といいます。

チドリ科の鳥で、頭にきれいな冠羽があり、飛び立つ時に 「ミュー」 という子猫のような声を出します。

湘南(藤沢)地域にはこの鳥を田に呼ぶための取り組みがあり、「湘南タゲリ米」 としてお米が販売されています。

胸や背中はとにかく光沢のある青紫色をしていて、きれいなチドリです。

猫と言えば、お山をふらつく野良猫の1匹が、先週の土曜日に死にました。

フンをしたり、鳥を襲ったりと、厄介に思っていましたが、いざ死んでしまうとやはり悲しく、心が痛いです。

普段は私の顔を見ると途端に逃げ出したのに、体調が優れず池の中にお尻を付けてうずくまっていた所へ、

「どうしたの?」

と声を掛けたら、か細くまったく元気のない声で 「ニャーーーー」 と鳴き、じーっとしていたのが木曜日の午後。

金曜日の朝はお池から階段下へ降りて来ていて、やっと目を開けてこの時も 「ニャーーーー」 と声にさえならず、

そのまま土曜日に息を引き取ったようです。

老衰かもしれません。体はそんなに痩せていませんでしたが、顔が齢の顔をしていました。

野良猫にも旅立つ時の誇りがあるでしょう。

一番好きだった(なわばりにしていた)お山で息を引き取ったのでしょうか。

ヤマユリの花で見送っておげました。

では、おしまい。

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 14:20