< 虫がいない・・・ >

「沈黙の春」という世界的なベストセラーをご存知でしょうか?

レイチェル・カーソンというアメリカ人の海洋生物学者の本です。

アメリカの法律を動かした、かのケネディ大統領の琴線に触れた自然現象であり大きな社会問題「生きものが消える」原因を鋭く指摘した書籍です。

農薬のせいで田畑から、街路から昆虫や両生類、爬虫類が消え、それらを食用としている鳥類が減少し、虫が媒介することで実る農作物が出来なくなってしまったのです。

彼らの生息する息吹がアメリカ全土から消えたのです。春になってもミツバチが飛ばない、沈黙の春です。

お山にはネムノキが自生し、毎年この時期可憐な花を咲かせます。

この花は虫寄せ花のはずですが、双眼鏡で見ても全く昆虫が見当たりません。

お山に入ると空気が違うことをすぐさま肌で、体で感じます。毎年美味しい酸素をたっぷり作り出していることを感謝していますが、

虫たちが寄って来ないのには懸念と恐怖を感じます。

自然環境が人の気が付かないところで明らかに変わってきているのでしょうか・・・・。

地球は虫の星といっても過言ではありません。

まだ名前のない昆虫もたくさんいます。

この虫たちがこの星からいなくなったら・・・・・。命溢れる自然環境にはもう戻れないのかもしれません。

高木のネムノキは高い頭上でひっそり咲いています。花柄が地上に落ちて初めて気が付く人もいるでしょう。

それでも今日はノコギリカミキリの登場で、虫好き男の子たちがちょっと盛り上がっていました。

そして今夜はサッカー日本代表を応援しましょう。

第1戦がチャンスです。もう自由にのびのびと好きなように戦ってくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 優しさをありがとう >

子どもたちから聞いてご存知の方もいるかもしれません。

昨日朝、ツバメのフン用に置いているトレーの中に、小さな固まりを見つけました。

それはなんと生まれたばかりのツバメのヒナでした。

雨に打たれて見るも無残な姿でした。

生まれてまだ何時間で絶命です。これが野生動物の宿命です。

日々、時間単位で死と向き合っている姿は、私の胸を打ちます。

命の終わりを子どもたちにも見せようと思い、小さなベットに寝かせ、見てもらいました。

私が悲しがっている姿を見て、慰めてくれる子がたくさんいました。

どうして死んじゃったのか、みんなで考えました。

死んじゃうことは悲しいこともわかりました。

心の成長は毎日起きる出来事から、それを自分が体験することから生まれます。

一日置いて、今日は花壇のお花の中へ埋葬しました。

見れば産毛がモワモワはえて、足の爪まではっきり見えます。

羽が形になっていて、鳥のヒナであることが分かります。

悲しいことに、この1羽より先に生まれたもう1羽が今日は落下して道路で弾かれていました。

なぜでしょう?なぜ巣から落ちてしまうのか?親の子育てが初めてで、巣の形状に深さが足りないのか?

とにかく6個の卵が生まれ、4羽になってしまいました。

子どもの優しさは本当に心にしみます。私への励ましの手紙が届きました。

この仕事をしていて、一番のご褒美をもらった気分です。

ありがとう、みんな。どんな命も死は辛いです。

4羽が元気に巣立つことを望んでいます。

 

< 世界環境デー >

今月は環境月間ですが、今海外のメディアが取り上げるのはマイクロプラスチックの行方。

この小さなゴミが世界中の海を汚染し、これを食べた魚を人が食べるという、人間にその汚染が戻ってくる事態に声を上げているのです。

戻ってこないと声を上げない性悪の性格はいつまでたっても直らないようですが、

もう随分前からこの素材の危険性と徹底した処理の必要性や使い捨て社会の見直しは言われていました。

日本は特に海に囲まれ、海流が交わる場所です。こういう場所には魚も多く、知らず知らずに魚は飲み込んでいるのです。

きちんと処理しないプラスチック製品が大量に漂っている分けです。

フランスではスーパーで出すレジ袋にかなり高い値を付けました。

イギリスはプラスチック製のストローを販売禁止にしました。

少しづつ取り組みが具体的になって来ましたが、さて日本の国や政府がどのような対策(呼びかけ)をするでしょうか?

私たち一人ひとりが出来ることはプラスチック製品は出来るだけ使用しない。

使用した物は正規の処理が出来るように分別仕分けする。

環境保全をするNGOやNPO を応援する。

子どもたちが大人に成る頃の環境が、出来るだけ安心できる場所)と食材にしたいでしょう。

みんなで心掛けましょう。

< ツバメが孵りました >

今年は一つだけとなったツバメの巣の卵が孵ったようです。

動物はどんな種も同じ。卵から孵った我が子をじっと見つめる親ツバメ。

初めて産卵する親かもしれません。毎年ここで孵している番かもしれません。

どちらにしても我が子との対面はきっと感動的で親としての自覚を大きくする時なのでしょう。

ほぼ母親が抱卵し、時々父親がメスに獲物を持ってきて、近くの電線で見守っていました。

父親も巣の中のくにゃくにゃな雛を、今朝はじっと見つめて飛び立ちました。

感動の瞬間ですが、人々はそんな事が起きているともしらず、ただ上から落ちてくるフンを気にするばかりでしょう。

身近な場所で野生動物が同じように子育てをしていることを知ってくださいね。

熱を出してお休みする子が多くなっています。

この土日に体調を崩した子が多く、休日中の体調管理が重要な要となっている事が分かります。

規則正しく、無理をしない。早寝早起きは毎日の事。大人のリズムに合わせない。

などなど、家庭での過ごし方も気を付けましょう。

 

< 小満の頃 >

小満とは、命が次第に満ち満ちていく頃の事。

草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節の意味です。

昨日は本当にすがすがしい1日となり、近隣の小学校では運動会が盛大に行われていました。

日差しが強く、風もありましたが、幼稚園の先生方でも何人か見学に行ったようです。

1年生は初めての小学校で5月に運動会です。クラスに慣れて自分を発揮し始める頃に、体を動かし学校全体で取り組むこの時期の運動会は、1年生の小1プロブレムにプラスの影響をもたらしているかもしれません。

一緒に参加できれば弾みがついて、クラスに溶け込み易くなるでしょう。

本来の意味は秋にも続く暑さを回避するための様ですが、

新学期初めの運動会は子どもたちの意欲を高めているかもしれません。

小満の頃です。幼稚園でも日々の活動が活発になっています。

清々しい日はそうそうありませんが、体調管理をしっかりして元気に登園しましょう。

現在嘔吐・下痢症状の子が増えています。

家族みんなで掛かっているご家庭もあるようです。

ノロウィルスとロタウイルスとは扱いが違いますから注意して、消毒や手洗いを徹底しましょう。

ノロはアルコール、ロタは次亜塩素溶液での消毒です。

家庭でもきちんと診察を受け、ウィルスがいる場合は確定してから必要な管理をしてください。

今年初めてホトトギスの声を聴きました。

静かな早朝に響き渡るその声は、もう夏ですよ!と聞こえます。

日本で繁殖する野鳥たちを「夏鳥」と言います。

 

 

< 蝶ではありません、蛾です >

今日保護者の方に聞かれました。

緑地の縁を大量の白い蝶々が飛んでいますが、あれはなんていう蝶ですか?

実は蝶ではなく蛾です。それも名前がキアシドクガといいます。

でも下記の解説のように毒はありません。

名前が毒だからといって、すぐに殺処分を考えないでくださいね。

この大量発生も自然の摂理の中に組み込まれている出来事の一つです。

もうじき姿は見えなくなります。寿命です。ほんの2週間ほどの命なので、遠くから見て紙吹雪が舞うような白い蛾の乱舞を楽しんでください。

成虫にも幼虫にも毒はありません。

相模原博物館の解説ーーーーーーーーーーーーーーーーー

【キアシドクガという蛾の一種です。ドクガ科に分類されるためにこんな名前がついていますが、幼虫にも成虫にも毒はありません。ここ4年ほど大発生が続いており、昨年は成虫の乱舞するようすがテレビのニュースなどでも紹介され、話題になりました。今年もすでに見てのとおりの大発生。あと1週間から10日ほどで蛹になり、5月下旬には純白の蛾の乱舞が見られるはずです。こちらは昨年の成虫の写真です。】

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< プラスチックごみの将来、愛鳥週間ですから。 >

今世界中のプラスチックゴミが行き場をなくし回収業者に留め置きされているようです。

私は毎回しっかりラベルを外し、キャップを取って、中身を洗って、つぶしてプラごみの箱へ入れています。

これは少なからず私たち使った人間の最低限の自分で出来るエコ活動と思ってやっています。

そして多くの日本人も当然やっているものだと信じて疑っていませんでした。

ところがこれが大きな間違いで、まだ中身が残っていて汚れて分別されていないプラごみが、毎日毎日回収されていました。

それを引き取って分別して処理していたのが中国だそうで、世界中から中国が買い取っていたのです。

ところがこの作業をするにあたり、自国の環境汚染がひどくなり、

人体への影響も出てきているので買取を止めました。

さて私たちの出す大量のプラごみの行き場がなくなってしまいました。

それでなくてもこのプラスチック製品はあちこちの海で固まりになって浮遊し、

やがてマイクロプラスチックとして多くの生きものの体内に入り、そして人へ戻ってくる悪循環に繋がっています。

プラごみのリサイクルは、きれいに洗浄され、純粋なプラスチックのみに分別されないと次の資源になりません。

あなたは自分の出すごみの行方を考えたことはありますか?

そして日々発生しているゴミをきちんと分別していますか?

その前に、ゴミを減らす努力をしていますか?

放射性廃棄物の行き場も世界中で問題ですが、その前にごくごく日常で何気なく捨てているペットボトルのゴミで、

私たちの居住スペースが覆われるかもしれません。

出来ることをやりましょう。

マイボトルを利用して少しでもゴミを減らし、捨てる時はきれいに洗って分別して出しましょう。

子どもがおもちゃを片付けるのと同じです。

次に使う時、または利用する時に問題の少ない方法で利用しましょう。

私たち一人一人に出来ることです。

愛鳥週間が始まる今日から始めましょう。

鳥たちも人の捨てるゴミを間違えて食べたり、海岸や磯に無造作に捨てられた釣り針や釣り糸で命を奪われています。

ウミガメのお腹にはビニール袋が詰まっていて、消化不良を起こして死亡しています。

海に浮いているビニール袋を、好物のクラゲと間違えて食べるのです。

あまりにも悲しい結末ですが、全て人が無神経に引き起こす独りよがりの行いが原因です。

生活の中で出来るゴミ問題を子どもたちにも伝えてください。

この子らが親になる時代にはどうなっているのでしょうか・・・・、ペットボトルが命を脅かす凶器になっているかもしれません。

< 最近の様子いろいろ >

お茶室の工事が工程よりちょっと遅れながらも進んでいます。

8月末を完成予定としていますが、どうぞ楽しみにしていてください。

そしてお池では、オタマジャクシが大きくなり、後ろ足が出てきました。

そしてこんな方も出現しました。おおおおーーー、やっぱり爬虫類の顔だね。ちょっと怖いですね。でもヘビは大事な仲間。シマヘビです。

そしてそして、こちらはせっかく帰ってきたのに巣作りを途中でやめてしまったツバメ。理由は不明ですが、今まで毎年のようにカラスに巣を襲われていたことを思い出したのかもしれません。残念でなりません。

 

 

 

どうも最近割り付けが上手く行かず、写真がバラバラに入ってしまい、見にくいようで失礼しています。(ペコリ)

明日から幼稚園は4連休です。お休みを取るご家庭も多い事でしょう。

事故や怪我に注意して、6日は幼稚園モードに生活を戻してまた月曜日に元気いっぱいで登園してください。

世間では5月病などと例えられる環境変化によるストレスが話題となります。

子どもたちにも発症することがありますから、十分に休息を取り、気分を盛り上げて登園できるように整えましょう。

 

< なぜ子どもはダンゴムシが好きなのか・・・ >

年中の子どもたちが朝から大騒ぎをしている。

別に大人からすると何事でもないダンゴムシ探し。

子どもたちには一大決心の下、まず彼らはどこにいるのかが大問題のようだ。

年中の先生にすかさず聞いてみた。

「ダンゴムシはどこにいるの?」返答は「えーと・・・」

子どもたちは「ええええええーーーーーー」

「行ってみよう」どこへ???

今日はダンゴムシ日和らしい。確かに曇っていて湿り気もある。

いろいろな物をひっくり返して探すにはいい日だ。

果たして年中さんは大量のダンゴムシを見つけることが出来るだろうか・・・。

それにしてもなぜ子どもたちはほぼ全員がダンゴムシが好きなのだろうか?

体の形状がなんとも不思議で、短い足だか髭だかわからないものが無数に見えるほどついているからだろうか???

体が丸まることも人気の大きな要因であろう。

なぜなら、ほぼ同じ形態の「ワラジムシ」を探しに行こう!という子どもはまずいない。

それから考えると、体なり、動き方なり、色形などに変化が起きることが重要な人気の要素になるようだ。

それもそのはず、不思議(ワンダー)が、動物である私たちの興味や関心の原動力だからだ。

ここが原点である。どれだけ小さな不思議に心動かされ、頭を回転させられるかが、その後のその子たちの思考経路になっていく。

ダンゴムシは幼児たちにとって最大の教材なんだ。

ワラジムシは付録^^;私はどちらも好きだが、やはりダンゴムシの方が見ていても面白い。

これから金色に光るスーパーダンゴムシが現れる。また大騒ぎになる事、間違いない。

 

< 見事です。羽化成功! >

ツバメがいなくなって心配していた午後。

昨日子どもと「いつになったら蝶々になるかね・・・・・?」と話をした蛹が、

先ほど見事に孵っていました。羽化成功です。ナガサキアゲハの♀です。

昨年の10月1日に蛹になり、6カ月と17日間。すっかり放ったらかされ、埃と砂とにまみれ、

誰からも見向きもされず、ただただ今日の日を待った一つの命。

思い出したように霧吹きで水分を与えてはいたものの、この子もきっと枯れ果てるであろうと8割諦めていましたが、

見事なメスのアゲハ蝶になりました。

毎回この昆虫の変態には本当に驚かされます。

どうやってこんなカラカラの蛹から、こんな色鮮やかな蝶に変身できるのか!

今回も生きものの神秘の世界を真の当たりにしました。

素晴らしい。明日からせめて、卵を産み落とすまでの寿命を全うして欲しいです。

いつも感動をありがとう。

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