< もうすぐカエルだよ、オタマちゃん! >
ヒャーーーーーーー、何匹いるでしょうか❓
アズマヒキガエルのおたまちゃんたちです。朝はこうして集結しています。理由は不明、午後からはそれぞれ好きな場所へ移動します。
もうすぐ上陸でしょう。Xデーはお池回りは立ち入り禁止かな。なんせ小さい黒い塊なので、みんなで見に行くと踏みつぶしちゃいます。
上陸してからが生き延びる試練の連続ですから、ここは安心してカエルになってもらいましょう。
生きもの観察会に見に来てください。
ヒャーーーーーーー、何匹いるでしょうか❓
アズマヒキガエルのおたまちゃんたちです。朝はこうして集結しています。理由は不明、午後からはそれぞれ好きな場所へ移動します。
もうすぐ上陸でしょう。Xデーはお池回りは立ち入り禁止かな。なんせ小さい黒い塊なので、みんなで見に行くと踏みつぶしちゃいます。
上陸してからが生き延びる試練の連続ですから、ここは安心してカエルになってもらいましょう。
生きもの観察会に見に来てください。
卒園式や終了式を前に重い、悲しい話ですみませんが、
遂に幼稚園の山にも特定外来動物のアライグマが出没し、池のカエルや卵を食べる姿が防犯カメラに写っていた3月11日からすぐに対処し、
横浜市に捕獲申請許可をもらってから3日目で、本当に捕獲してしまいました。アライグマ。
いざ捕まえると後は殺処分しかありません。
外来種問題は世界中で頭を痛めていますが、
目の前にこんなに大きく、動物園で見るかわいらしい動物が捕まる現実に、
胸が痛く、切ない気持ちでいっぱいです。
全て人がなせる業で、世界の貴重な命が奪われることになるこの問題。
やたらに動植物を輸入して、人間の欲望だけで人の手に渡った末路が死なのですから、
こんな悲劇はありません。
これを教訓として私たちはよくよく生きものの命について考える必要があります。
子どもたちには刺激が強い事もあって今回は話していません。
こちらのブログや園のインスタグラムを見てくださっている方は、
間接的に大人が真剣に受け止め、かみ砕いて子どもたちに伝えください。
市の要請で専門業者が午後から処分に来てくれます。
私は最後を看取ってあげようと思います。
特定外来生物のアライグマがついに幼稚園の裏山にも姿を現しました。
ましてやアカガエルの産卵期を狙ってか、2頭もの襲来です。
困りました。
この足跡はアライグマでした!
で、こちらがその姿。
パンダのような黒い縁取りの目と、シマシマ模様のフサフサしっぽ。
間違いなくアライグマです。
アカガエルが1匹食べられました。そして卵がグチャグチャに。
これは対策を講じないと、この池の生物が死滅してしまいます。
外来種問題は動物たちが悪いのではなく、この種を輸入し、あるいはその地域外から持って来て、
別の場所に放す、又は飼育できなくなり放置することで生じます。
種一つが見る間にその地域を覆ってしまう植物や、
在来の生物を食い荒らす種や交雑種を生じる動物と、
問題は拡大するばかりです。
市内でもあちこちでアライグマが出没しているようで、貸し出し用の捕獲檻は全て出払っていて、
個人が準備し駆除に当たる必要があるようで、本当に頭の居たい、そして動物の命を人が左右しなくてはならない心の痛い問題です。
生態系を支える重要な両生類の産卵は実に貴重で嬉しいものです。
昨年は成体の姿は見ていましたが、産卵は無く季節が過ぎてしまいました。
今年は昨日の雨がプレゼントを持って来てくれたんです。
本当に良かったです。共生サイトに認定されたこの池周辺の環境にとっても、とても重要な存在のカエル達。
まだ何回か産卵に訪れるかもしれません。
どちらもアカガエルですが、好き通った卵塊(上)が昨日のものです。
このカエル達がヒバカリという希少なヘビの食料にもなるので、生物相の重要な位置を支えるカエルなのです。
数日前に一つ産卵したような卵塊が土に埋もれてたので気が付きませんでしたが、合計3つ見つかりました。
ニホンアカガエルさん、本当にありがとう。
次はヒキガエルさんを待ちましょう。
久し振りにネイチャーゲームを主導したら疲れちゃいました。
今日は全クラスで秋探しをしましたが、少し時間がタイトで急ぎ足だったようにも感じます。
しかし年長さんは例年にない形の成果物の作成や、年中少さんはいつも絵本鑑賞で使っている図鑑を手に取り、
見つけたものを調べる作業をしてみました。
こちらもいろいろな課題が見られましたが、
秋の自然環境を目と耳と肌で感じてくれたのではないでしょうか。
今度は冬を見つけに行こうかな・・・!
そしてなんと、今日この日にアサギマダラが飛来しました。
翅がボロボロでしたが、秋の生きもののⅠ種です。
彼らも南へ南下して命を繋ぎます。今日はみんなに見てもらいたくて来たのかな?
この緑地に飛来したのも3年振りくらいでしょうか。
無事に目的地まで行って欲しいです。
大変ご無沙汰しております。
すっかり季節が流れて、ようやく木々が色づき寒くなって来ました。
そんな中、この度テレビ神奈川さんが当園の自然共生サイト登録や、日々の自然環境を生かした保育活動に共感しくださり、
1週間の割り付けで「神奈川自然環境物語」という番組に園名を流してもらうことになりました。
県内のSDGsに熱心に取り組む企業や団体名が流れるようです。
日頃からテレビ神奈川をご覧になっている方はどこかで目にされることと思います。
普段TV をご覧にならない方は、少し気にしてチャンネルを合わせていただくと、
神奈川テレビの環境への取組や、ながつた幼稚園の名が画面に出て来るのを観ていただけると思います。
以下放映される番組時間です。
・11月22日(金) 22:50~23:00 「ファイト!川崎フロンターレ」内
・11月23日(土) 22:00~22:55 「ビルボード全米TOP40」内
・11月24日(日)20:50~21:00 「春の高校バレー神奈川県県大会決勝」内
・11月25日(月) 20:50~21:00 「よしもと新喜劇」~「京の水ものがたり」内
・11月26日(火) 20:00~20:30 「おぎやはぎのハピキャン」内
・11月27日(水) 21:00~21:30 「水曜どうでしょうclassic」内
特別番組等がある場合は急遽変更されるようです。
今後共ながつた幼稚園のこれからの幼稚園活動、自然を生かした子どもたちの体験活動をご指導ください。
今日は防災の日。
先程も小さな地震がありました。
今回の台風といい、毎日の様に起こる地震といい、
皆さま備えをしていますか?
AKBじゃなくて、TKBというのは、
「トイレ、温かい食事、そしてベット」の準備を48時間以内に設置する ということです。
災害時の避難場所としての第1歩が、この[TKB48]です。
台湾では迅速な避難場所の確保と準備が、多くの地震災害を経て確立されてきた様です。
日本でも毎年の様に自然災害で大きな被害が出ていますから、
備えやあり方をもう一度見直して、
1つ踏み込んだ考え方で備えなければいけないでしょう。
なんせ地球環境は大幅に破壊されてきているのですから、
これからの社会生活は何事にもこの事をお頭に置いて取り組まないと、
想像していなかったでは済まされません。
夏休み中の拡大観察会では、日本近海で産卵する瀕死のウミガメについて学びました。
7年ぶりに屋久島の海岸に戻ってきた「ジェーン」というアオウミガメは、
日本が産卵地の北限となっている記録の唯一のウミガメです。
関係者の驚きと感激はもちろんのこと、日本におけるウミガメ保護の取り組みや、強いては今の地球環境の激変、そして私たち人間の行いが引き起こす様々な環境破壊行為を止める、そして一人一人が出来ることを考えました。
お土産にウミガメ保護の今治タオルを渡して、観察会は終わったのですが、
本当に日々の生活の中で生き残る方法をしっかりと考え、備えて行かないと、
明日はやってこないかもしれません。
それこそ「月刊誌 ムーーー」の世界になってしまうかもです。
戦争が最大の自然破壊行為ですが、それすらも止められない人間界が、
破滅へと進んでいかない様に行動を起こしましょう。
明日から預かり保育を再開します。
また賑やかになるかな!
近隣の緑地にトンボを探しに行ったら、虫取りの親子に会いました。
二人とも汗だくで何を採ったのかと聞くと、
見せてくれたのがシャクトリムシ、つまりシャクガの幼虫でした。
そう伝えると二人は絶句。
持ち帰るかを躊躇したのち、
持ち帰る事に。
しかしパパは、「ママに怒られるね」と一言。
虫も少ないし、まあいいじゃないですか。
帰りにトンボの捕まえ方を教えてあげて、別れました。
「またね」と言ったら、手を振ってくれました。
夏の一コマでした。
私も汗だくで、トンボもいないし、帰って来ました。
早く涼しくならないかな………。
帰りがけにトンボじゃなくて、こんな方に会いました。
久しぶりに見たね、ジムグリ。
「立秋」と聞くと少し涼しい気になります。
しかしまだまだとても暑い日が続いていますが、皆様はお変わりありませんでしょうか。
さて、夏はいろいろな研修がありますが、今年度就職した横浜市の新任研修の「自然」領域は、
当園の裏山と生きもの抹茶館が舞台となりました。
よくご覧ください。講師のこの方、どこかでお見掛けしていませんでしょうか?
そうです!「ダーウィンが来た」でお馴染みの、佐々木洋氏です。
いつもはタヌキの帽子を被っていますが、この日は違う帽子でした。
講師としてのお仕事と、メディアでの仕事と分けていらっしゃるとか。
生きものについての色々なお話と付き合い方。
そして現場での生きものとの出会いを幼稚園教諭としてどのように捉え、子どもたちと共有していくかの研修です。
佐々木氏は裏山と池を大変気に入って下さり、ご本人が観察に没頭されていました。
プロ・ナチュラリストと名乗っていらっしゃるだけあって、幅広い知識と話術で、楽しい1日研修になりました。
私にはサプライズもあり、とても有意義な日となりました。
卒園児の新米先生が挨拶してくれて、何よりも母園の研修会に参加したかったと言いながら、写真を撮ってくれました。
都筑区の方で先生になったそうで、ながつた幼稚園での出来事をよく覚えていて、とにかく「楽しかった」と言ってくれました。
研修中も大きな声で質問したり、答えたり、「自分の言葉をはっきり言う子」の教育目標が乗り移ったような先生になっていました。
大変うれしかったですね。卒園した子が、元気で張り切っている幼稚園の先生になってくれたこと。
これからどんどん活躍して欲しいです。
レイさん、研修会お疲れ様でした。
雷雨を待っていますが、どうしたことか?この地域には雨雲がやって来ません。
ザ――――と降ってくれれば少しは涼しくなるのに・・・。
北関東では被害も出ていますが、植物たちにも、動物たちにも、この暑さを一時安らぐためには、雨が欲しいところです。
酷暑お見舞い申し上げます。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
さて、お山の施設「生きもの抹茶館」ですが、ようやく表札を取り付けました。
2018年10月に竣工してから、建物名を掲示していませんでした。
ここでようやく間伐材を使って公園や工事現場の看板を作っている業者さんを見つけ、
この環境に相応しい看板や表札を作ってもらいました。
7年目にしてようやくです。
8月には横浜市の新任教員研修会で幼稚園教育要領の「環境」の部門の研修会場にもなりますし、
ちょっとおもてなしも兼ねて準備しました。
それがこちら、
いかがでしょうか。
自然共生サイトに認証されたこともあり、ロゴマーク使用の許可ももらっています。
どうぞ観察会に来てくださいね。次回は9月になりますが!
お山の門を通って来ると見えてくる看板。
建物はこちらですと矢印で誘導して階段を上ってもらうと木造建築のエンジ色屋根と藍色の建物が見えてきます。
自然観察と茶室を兼ね備えた施設で、今年は幼稚園教諭の新任さんがこの場で生きものを見つけ、
子どもと自然を語り、学びます。
講師は「ダーウィンが来た」でおなじみのプロ・ナチュラリストの佐々木 洋氏だそうで、私もどんなお話をされるのか興味深く伺いながら、お手伝いします。
そして今日の池周辺はこんなトンボが賑やかです。
彼らも暑くて暑くて、お尻を真上に上げて日差しを避けたり、日陰で涼を取ったりと、
虫も工夫しながら夏を乗り切っているようです。
でも子孫を繋ぐことが大命題なので、そこは暑くても譲れません。
左からオオシオカラトンボ、クロイトトンボ、ベニイトトンボのペア(上が♂、下が♀)そして、
赤とんぼの仲間はマユタテアカネという種うです。
お顔が豚さんみたいで可愛いでしょう。複眼の下、口の上に黒い班があるのが特徴です。
この黑班を眉毛に見立てて「マユタテ」と名が付いているようです。
どう見ても目の下にあるのに眉毛とはいかに?????ですが・・・・