< 虫メガネはいかが! >

月に1回行っている生きもの観察会。

ながつた幼稚園の教育理念の一つに「環境の心」という項目があります。

【私たちは、何でもいきいき興味を持ち、地域でのコミュニケーションの場として素晴らしい環境つくりを行います。】

というものが理念です。

まさにその通りの活動を行っている分けです。

地域の自然に親しみ、先生方と会話を持つことで信頼関係を深め、共に認め合う、成長し合う場です。

明日はオトシブミの繭の観察、フキの摘み取りと調理方法なんてやってみようかな・・・・?

フキの摘み取りも環境保全の一つ。保護者の方も一緒に小さな自然環境の保全に手を貸していただけると有難いのです。

スギナの抜き取りもお願いしようかな・・・・。

望遠鏡を用意しています。カラスの子育ても見ましょうか!

観察グッズも販売します。限定9個「まる見えW観察器」少し大きめの虫メガネです。(¥950)

電子マネーのみでの販売です。虫好きのお子さんにひとついかがでしょうか?

これを使って小さなものを見た時の衝撃で新しい何かを発見し、将来は偉大な研究者になるかもしれません^^;

どうぞお越しください。

これが実際の虫メガネ。こと時入っているのはダイミュウセセリ(セセリチョウ科)

遠くに見えているのが全体像(高さ15㎝程)

 

< 評判は大事 >

また幼児を巻き込む大きな事故が起きてしまった。

一つは送迎用のバスで、もう一つは歩道で信号待ちをしていた時の大惨事となった。

多くのメディアが速報で伝えたが、今日の新聞でも詳細が載っていた。

普通に信号も待っていても事故に遭う現代社会。

実は私も密かに交差点では一番奥に陣取り待つようにしている。

いつ突然、車が突っ込んでくるとも限らないからだ!

今回はまさにそんな事故となった。

そんなこともあってか日頃からのこの保育園の日頃の行程が報道された。

いつも通うお散歩コースでの姿が別の映像で紹介されたり、近隣の方々の評判まで取り上げられた。

降って湧いた災いだが、何やらあちこちから情報を探られ公開されてしまう世の中だ。

過剰な報道は本当に問題だが、仮にも日頃からの評判がどのように作用するかわからない事態となっている。

懇談会等でも何度となく伝えているが、

毎日の送り迎えに時に大きく道に広がって歩かない、とか。

自転車はヘルメットをかぶって左側を走行する、とか。

バス停でいつまでも保護者同士のおしゃべりをしない、とか。

日常の行いが、被害を受けているにもかかわらず、ある意味その集団の優劣を決定してしまう事態も起き兼ねないという惨事だった。

まど意識不明の子どももいるようで、本当に心が痛む悲しい事故となってしまった。

他人事ではない交通事故。いつ自分の身に降り注ぐかわからないだけに、日頃の注意と心掛けが大切だ。

益々の安全運転と事故対応マニュアルを徹底しよう。

 

Filed under: 幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 16:26

< 虫かごに虫あみ >

「虫取り網を携えて」という女性昆虫学者の本をご存知でしょうか?

ドイツ人と結婚した後ドイツで研究を重ねた日本人女性ですが、

いつも虫網を持って山野を歩き回り研究を続けた人です。

現代において虫取り網を持ち、山野を歩き回る子がどのくらいいるでしょうか?

今日は子どもたちに虫網と虫取り篭の使い方をお話しし、これを持ってお出かけするのは楽しいよ!と伝えました。

花壇には虫ボックスというスペースがあり、見つけた虫や生きものはこの中に入れることになっています。

誰でもが見られるように、また生きものの過ごしやすい場所で見ることがこの虫ボックスの役割です。

それぞれの生きる場所も一緒に知ってもらわなければいけません。

「生息環境」というと難しいですぅが、どんな生きものも快適に過ごせる場所があります。

棲み分けながら同じ自然環境を利用していることを感じてもらいたいです。

さあ、保護者の皆様はどれくらい虫取りを楽しめますか!!!

ドキドキワクワクを大人に成っても持ち続けることは、子どもたちには新鮮な印象に映り、憧れの的になります。

感じて楽しむことが子どもたちに多くを伝えるポテンシャルになるのです。

明日から私も虫を見つけに歩きましょうか。

まずはエゴツルクビオトシブミを見つけたいです^^;

このゆりかごを作る小さな昆虫です。

< こんなことがありました >

史上初?の10連休を終え、本日子どもたちは比較的淡々と登園しました。

心配していた大泣きする子も見受けられず、「大丈夫、いいですよ」と声を掛けると自分で幼稚園スイッチを入れてくれました。

そんな中、幼稚園では桐の花が満開で、花柄も多数落ちていて、いい香りを漂わせています。

そして玄関のツバメは7つの卵を産みました。

現在抱卵中!全部が孵って、立派に巣立つことを見守りましょう。

そしてお池ではクロスジギンヤンマ(トンボ)が今年も7頭羽化しました。

運よく朝飛び立つ前の姿を撮れました。

早朝6時30分頃です。この後すぐに飛び立ちました。

 

まだこれから出てくると思いますが、なんせ朝早いので確認するのは大変です。

最後に、巣箱に入るアオダイショウの幼蛇です。

あーーーーー、やられた・・・・・・!と思ったら、子の巣箱にはヒナはおりませんでした。

野鳥からホットする声、蛇からは残念、無念の悲しい声が聞こえるようです。

まだ幼い蛇ですが自分で食べ物を探さないと生きていけません。

野鳥のヒナは蛇に巣箱を見つかったらヒナはまず全滅です。

これも生態系の一部。自然界では大事な営みですが、人々はこんな「食べる・食べられる」世界を意識することが大切です。

人も本来この自然界の一部であることを忘れないように、子どもたちには伝えたいです。

そこでこの蛇を捕獲しまして、現在幼稚園で飼育観察中!小さなフンをしましたが、中には小鳥の羽が一杯入っていました。

この巣箱に来る前に、どこかのヒナをきっと食べたのでしょう。

ということで、連休中はプールに塩素を入れながらあちこちの生きものを観察していました。

これからまた忙しくなります。みんな五月病なんてすっ飛ばして、頑張りましょう!!!

< みんな頑張りました >

新しい環境が始まって怒涛の4月が終わります。

お休みする子も少なく、新入園児さんも進級園児さんも、それぞれのクラスでよく頑張りました。

まだまだクラスから出て来たり、ママーママーと顔中くちゃくちゃにして泣いている子もいますが、

帰る頃には真顔になり、自分の状況を受け入れようとしています。

逆に今までお口を大きく開けて泣き叫んでいた年少さんが、

今日はケロッとして、ルンルンと廊下を歩き自分のクラスに行きました。

いつも心配そうに寄り添っていたお兄さんは呆気にとられ、キョトンとしながら後をついて行きました。

兄の心境は、「人の気も知らないで、いい気なもんだ!」と言ったところでしょうか・・・・。

子どもたちの世界は不思議と魅力に溢れています。

何を考えているのだろう???と思うことは何度もありますが、「自分も確か子どもだったはず」と振り返れば、全ての子が愛おしく応援したくなります。

この2週間でせっかく幼稚園のリズムが出来上がって来たのに、

ここで大きな連休です。また元の心理状態に戻ることが往々にしてありますので、

もう一度初めからやり直し。でもそこは幼稚園生に成ったのですから、芽生えた自立心にも期待しましょう。

もちろんお仕事の方もたくさんいらっしゃると思いますが、

子どもたちは疲れた体を休めるいい時間でもあります。

子どものペースを守って、上手に連休を使ってください。規則正しい生活が何より大事。

無理な計画で次の登園日にはぐったり・・・、なんていうことが無いように楽しい時間を過ごしてください。

くれぐれも事故に気を付けて。お子さんの所在は必ず把握し、野放しにしないこと。

乳幼児期の事故の一番は、実は家庭内で起きていますよ。

どうぞ怪我や事故に気を付けて、5月7日に登園してください。

7日は引き渡し訓練をいたします。

大きな災害時に備えての降園方法を一度やってみますので、ご協力ください。

私は渡る野鳥たちをあちこちで観察しようと思います。

幼稚園のお山も見回りながら静かに過ごす連休です。

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 14:30

< アオサギさん、こんにちは >

アオサギさん、お池のオタマジャクシ、食べないでね!

こんな大きな鳥もやって来るお山の池には、オタマジャクシを狙う生きものも出没します。

自然界の「食べる・食べられる」法則は厳しいねーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時は土手におりて辺りを伺い飛び立ちましたが、また飛来することでしょう。

そのオタマジャクシですが、生きもの観察会で皆様に数えていただいた結果は、

ヒキガエルの一つの卵から約2000匹のカエルが孵ることが分かりました。

すごいねーーー!でもその9割が大人に成る5、6年の間に命を落とす現実が待っています。

でも楽しかったね。カエルの事が少し分かりました。

この日は樹液を舐めてもらったり、

タケノコを掘ってもらったり、お山で味わえる体験を積んでもらいました。

来月またお待ちしております。

 

 

 

 

明日から1日保育です。

お弁当が始まります。楽しみですが、大変です。

疲れも出てきます。午後はお昼寝しましょうか!

生活リズムを整えて、よく睡眠を取り、幼稚園活動に体を順応させましょう。

美味しいお弁当、お願いします。

< 桐の花が咲き出しました >

新しい名前となりましたきり組。

毎年4月終わりから5月初めにかけて花を咲かせる桐ですが、多くの方がこの木の花を知りません。

是非見てみたいと何人かの保護者の方に言われましたが、今年も咲き出しました。

淡い紫色の筒状の花で、ほのかな甘い香りを発します。

毎年丁度5月の連休時が満開です。今年は長いお休みですので、せっかく咲いても子どもたち、特に桐組のお友達が咲いている姿を見られないかもしれません。

しかし花柄が地面にたくさん落ちるのでそれを拾ってもらいましょう。

明日は生きもの観察会です。私が望遠鏡を用意しますので、枝の先で咲く桐の花を見にいらしてください。

午前8時30分から11時30分まで。10時半ごろからは「オタマジャクシカウント大作戦!」も行います。

今話題の万葉集にも出てくる、日本の山に古くから自生する桐。原産国は中国ですが、落葉高木の花を眺めてみるのも乙なものです。

 

< ノートルダム、再び >

建物は石造りに見えて実は木材が大量に使われていたとか!

形あるものはいつかは壊れる運命ですが、まさか火災で焼失してしまうとは、世界中の誰もが考えもしなかった出来事でした。

日本でも世界最古の木造建築物、法隆寺があります。それこそ木造建築ですから火は大敵です。

気をつけないといけませんね。

貴重な記念物を維持管理するのは大変です。お金が掛かりますが、ここは国の予算をどこに注ぐかでその国の在り方が見えてきます。

寺院再建に既に億単位の寄付が集まっているそうです。

個人の方から53億の寄付も申し出があったとか!!!

800年前のフランスの革命、国の成り立ちを見守ってきた建物ですから、フランス人には日本人の富士山に対する思いと同じような愛着と敬愛の気持ちがあるでしょう。

新しいノートルダム寺院もきっと素晴らしいでしょうが、やはり歴史の重みは違うでしょう。

年月を重ねる意味や意義、そして保存方法をを改めて考えますね。

一度見てみたっかな・・・・、世界遺産。

ヨーロッパ大陸へ足を踏み入れることはこれから先も無さそうです・・・。(トホホ)

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 17:15

< さあ、幼稚園 >

各学年の懇談会を終えて、いよいよ幼稚園デビューも本格的になります。

色々な連絡事項が洪水のように襲ってきますが、よくよく目を通して、子どもたちの幼稚園の活動がスムーズに送れるように頑張ってください。

先生方は日々戦闘態勢。と言っても子どもたちと戦わないで意思を通じさせる方法をあれやこれやと駆使しては、

クラスで一緒に過ごします。

これは幼稚園の先生出ないと出来ない技の一つでしょう。

泣いている子もその内泣き止み、いつの間にか先生マジックに吸い込まれていきます。

そんな幼稚園を毎日同じように送ることがまずは一番大事です。

これから各担任の先生方ともお話しする時間を取っています。

信頼関係を作って、共に子どもたちの成長を見守りましょう。

お父さんもお母さんも幼稚園を楽しんでください。

そして多くの体験を重ねて人としての基礎を作りましょう。

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動 — itsuko 16:45

< 愛するツバメがやって来た >

三寒四温とはよく言ったもので、昨日の寒さから少し暖かくなって、明日はもっと温かいのかな???

着るものも困っちゃうほどの毎日です。

入園式の、とてもいいお天気になった日、ツバメが帰ってきました。

今年もまた幼稚園の園舎で子育てをしてくれるでしょうか!!!

グラウンドに立ち一人彼らに手を振っていたのを誰かに見られていないでしょうか???

地球色(瑠璃色)の着物で入園式はお迎えしましたが、澄んだ青空に向かってチュルチュル鳴きながら滑らかに飛ぶ彼らに「お帰り」と小さな声で叫んでいたのです。

小さなものに心を寄せて、毎年君たちを待っている人がいることをツバメは気付いてくれているだろうか。

今年も子どもたちに愛らしい姿を見せて欲しいと思います。