< 難しいね、一緒に遊ぶって >

お話し窓口に泣きそうな顔をした女の子がやって来た。

そ―――と窓を開けると淡々と訴え始めた。

「私ね〇〇ちゃんと氷鬼する約束してたのにね、〇〇ちゃんがドッチボールやっちゃってね、

▽▽ちゃんとやろうと思ったっら▽▽ちゃんはなわとびやるって言ってね、みんな遊んでくれないから、

ブランコ乗ろうとしたらね、乗ってるから代わらないって言って、私遊ぶ人がいないの・・・・・」

なるほど、予定外の事が連続で起きたんだね。

一緒にやろうと思っていた人が急にやらない!って言うことは大人の世界ではよくあること。

難しいよね、みんなで一つの遊びを楽しく遊ぶのは。

「どうしようかね・・・?」と私。

「・・・ 」と年長女子。「後で三人で話し合ってみたら?」と私。

こんな時幼児期の男の子は比較的ドライで、次の遊びに気持ちをシフトするが、

女の子は少々引きずるようだ。もちろん個々の性格にもよるが、仲良しは組は仲良し組を保とうとする。

彼女は納得できない顔をしながらトボトボと去って行った。

私たちは多かれ少なかれ誰しもこんな体験を経験して来たはず。

またこのような場面に多く接し、もどかしい気持ちを抱き、それを解決方法へ導く思考が何よりも幼児期には育てたい心の成長だ。

それには集団が必要で、様々な場面・環境設定が有効になる。

きっと彼女は次の遊び方を考えるだろう。

遊ぶ・感じる・考える と唱える本意がここにある。

3人一緒に外遊びに臨むのか?個々の意見を尊重するのか?誰かが少しずつ譲歩して一つ一つの遊びを順番にしていくのか?

全く違う遊びを提案するのか?

難しいね、みんなが許容する道は。でも問題解決能力を身に着けることが重要なんだ。

だから人生の基盤作りとなる幼児教育であり、『三つ子の魂百まで』言われる所以でしょう。

Filed under: こども環境管理士,宇宙,幼稚園活動 — itsuko 14:43

< 寒いけど生きていくよ >

鳥の世界にもインフルエンザはあります。

発症するかしないかは人と同じ。

体が弱るとウイルスが活性化し、悪さをします。

そうならないように冬でも鳥たちは何とか体力をつけないとなりません。必死です。

食物が無い中、食べられるものは何でも食べます。もちろん水も飲みますので、水場は貴重な命綱。

ちょっとしたお皿に水を張って置いておくだけで、野鳥たちは毎日のようにそこを利用します。

ジョウビタキは干からびたミミズを飲み込みました。

あまり乾燥ミミズは好きではありませんが、この寒空にそんなことは言ってられません。

氷水の中だって平気で飛び込むヤマガラ。羽は鳥たちの生命線。お掃除は欠かせません。

ヒヨドリはキンカンをもいで食べました。

寒いけどお山には多くの生きものが生きています。

< ケイ君 残念でした >

テニスの試合も厳しそうですが、最終的には肉体との戦いでしょうか!

5セット目の第6ゲームは疲れ切っていたようです。

どのスポーツ競技も基本は体を作っておくことですかね!

錦織圭君、次はまた輝いてください。

インフルエンザA型がが広がっています。昨年の12月から地域ではあちこちの小中学校で学級閉鎖がありました。

今ここでながつた幼稚園に回って来てしまいました。

お遊戯会の延期はありませんので心配です。

皆様も予防に努めてください。

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 18:04

< 予防に努めて >

毎年学級閉鎖が出てしまいますが、今年は感染の具合が少なくて済んでいます。

これ以上広がらないように、出来ることを決めました。

土日を挟みますが各登園地域での感染も考えられるのでちゅうりっぷさんは平日2日間もお休みを取って、

クラス内の収束を期待します。

誕生会後の土日が発表会なので、当日発熱する可能性を極力抑えるため延期しました。

インフルエンザは空気が乾燥し、気温が下がるとウィルスが活発になるので、どうしても冬場の感染が多くなります。

実際昨年12月の速いうちから近隣の小中学校では学級閉鎖がありました。

大きな行事をいつの次期にしても完全に避けることは出来ません。

日々の状況をよく判断し、出来ることをやるしかなさそうです。

皆様も予防に努めてください。

明日は幼稚園協会の研究発表大会があります。

市内の幼稚園の先生方が集い各ブッロク毎の研究成果を発表します。

今回私は緑区の研修として1年半ビオトープ作りについて講師を務めてきました。

私もまとめ役で登壇しなければなりません。

風邪を引かないようにしなければ!

< 雨でしょうか、雪でしょうか >

明日は低気圧が関東沿岸を通るようです。

雨でしょうか?雪でしょうか?

インフルエンザウイルスには湿度が増えることで有効ですが、

雪はダメです。雨でお願いします。

寒くなるようですから皆様もあれこれ準備しておきましょう。

この冬はバスのタイヤ4台分、全て冬用のタイヤに変えましたので果たしてきちんと機能するかは少々試したい気もしますが、

雪はダメです!

一斉メールを使用することになるかもしれませんから、その時はどうぞ確認してください。

Filed under: 宇宙,未分類 — itsuko 17:43

< 乗ってきましたよ >

リハーサルが順調に進んでいます。

残すはDグループですが、お友達の発表を見ながらこうした方がいいとか、元気がないとか、あるとか!

舞台の上での表現を評価するようになっています。

年少のお友達のなんとかわいい事!

年中のお友達のなんと元気なこと!

年長のお友達のなんと上手なこと!

だんだんと自分が舞台で発表する事を意識して来ました。

乗ってきましたよーーーー。

先生方も演出効果をどのように上げようか四苦八苦ですが、やりがいもあります。

インフルエンザが全学年で発生していますが、出来るだけ少人数でリハーサルを済ませ、

本番を待ちましょう。

ご家庭では暖かくして栄養をつけ、睡眠を取って役者さんの健康管理をお願いします。

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:18

< 震災から22年 > 

1月17日は阪神淡路大震災の発生日です。あの時の衝撃映像を覚えている方も多い事でしょう。

あれから16年後の3月14日にそれを上回る規模の地震が起き、巨大津波が日本を襲う予測は、残念ながら立ちませんでした。

繰り返される自然災害に立ち向かわなければなりません。

今も大雪で日常生活が困難な地域もあります。

大雪はもしかしたら地球規模の気候変動に関係あるかもしれませんが、

地震は大気がどんなに安定していても避けられません。この地球に生き、プレートのぶつかる日本に住んでいる以上、逃げようがありません。

私たちに出来ることをその度に見直し、自助・共助・公助の精神を身に着けましょう。

先週の土曜日は先生方7人で消防庁の上級救急救命研修に参加して来ました。

いざという時何かできる人として研修を受けました。

子どもたちにはもちろん、地域の中で役立てば嬉しいです。

時間はあっという間に過ぎ、大きな災害も記憶から薄れていきます。

あの大津波の記憶も薄れていませんか?

必ず来る大地震をどこか頭の隅おいておきましょう。

そしてご家族の中でそんな時はどうするか、決めておきましょう。

運よく生き残っている私たちに出来ることは、せめて次に大地震が起きた時に少しでも命を守れる手立てを用意しておく事でしょう。

リハーサルが進んでいます。

子どもたちは衣装を身に着け舞台に立つことを緊張しながらも喜んでいるようです。

ピカピカのライトを浴び、拍手をもらうことはそうそう経験できることではありません。

大いに自分を発揮してもらいたいです。

 

Filed under: 世界,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 16:39

< 寒い、寒い >

寒くなりました。日本海側は雪が強くなっています。

北海道の旭川ではきっと雪国の動物たちが大喜びでしょうか!

極端に寒かったり、暑かったり、やはり気候変動の現象が徐々に頻繁に現れるようになりました。

アメリカのT氏は温暖化は嘘だ!なんてびっくりするようなことを言っていますが、

アメリカ本土でも今あちこちで異常気象の天候に悩まされているはずです。

自然災害にも何らかの手を差し伸べるのが大統領の大きな大きな仕事ですが、彼は大丈夫でしょうか?

昨日は満月。深々と冷える夜空に煌々と光っていました。

いよいよ来週からリハーサルです。

子どもたちがどんな舞台を見せてくれるか楽しみです。さすがに年長さんは舞台の使い勝手に慣れたもので、

役者さんの雰囲気も見え隠れしています。

インフルエンザも少し出てきました。年長さんにいます。

感染が広がらないように対策を立てて、本番に向けてみんなで心を合わせましょう。

週末は上級救急救命の更新研修を受けます。

いろいろ大変です。

Filed under: 世界,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 18:47

< 間違えました >

アルマジロは哺乳類です。

新年早々適当なことを言ってしまいました。

各地で成人式も終わり新しい成人が誕生しました。

ながつた幼稚園卒の新成人は5クラス169名でした。

みんな元気で成人したかな・・・・。当時は幻のクラス、もも組があったのです。

在園児が400名を超えていた時代でした。

ももっこクラブはこのもも組から取ったのです。今から14年前のことになります。

ああ、時は流れます。

で、アルマジロは哺乳類なのです。

今日年長組の女の子に、「先生アルマジロは哺乳類?」と廊下でいきなり聞かれ、

「えーーーと、アルマジロは爬虫類じゃない。卵で生まれると思ったけど?」

「卵?」「うん、蛇と同じ!」

なんて、いい加減なことを言いました。今年がいくら酉年だからって、アルマジロは卵では産まれません。

あのゴツゴツの背中に鎧を背負った姿で生まれる、哺乳類でした。

間違えました。今年こそはいい加減な回答をしないように勉強します。

169名の卒園児さん、成人おめでとう。お顔を見せに来てね!

< オオタカがキタ━(゚∀゚)━!――― >

小鳥たちが一斉に金切り声を上げ散り散りに潅木の中へ入る。

地鳴きをしていたウグイスも地面スレスレまで低く降りて藪に紛れる。

オオタカだ。曇り空のどんよりした空気に緊張が走る。

シルエットがカラスと違う。羽が厚く尾羽が長い。

止まった!葉を落とした樫の木に止まったはずだが見つけられない。

うーーーん、どこだ。再び小鳥たちが悲鳴を上げる。

「まだ居るぞー。気をつけろ。」と言っているのだろう。

仲間同士群れを作る理由のひとつは誰かが危険をいち早く察知できるから。

普段とはまったく違う鳴き方でお互いに注意をし合う。

居た。枝から枝へ数メートル横へ映った瞬間、鋭い目つきに胸の横斑がはっきり見えた。

細い枝先にゆらゆら止まり、辺りを見渡す。そして杉の木の樹冠に陣取り大きく息をしたように見えた。

都市近郊で暮らす野鳥たちの頂点に立つオオタカ。生態系のトップに位置付き環境保護の指標生物にもなっている。

主に小鳥を主食としている彼に命を狙われないように毎日必死で生きている小鳥たち。

流石にオオタカは強そうで貫禄がある。オオタカも2,3日に1回の狩りの成功率で懸命に生きている。

冬は葉が落ち、林の中の見通しが効くので小鳥たちは特に注意が必要だ。

辺は静まり一時が過ぎた頃、再び小鳥たちの警戒音が一斉に響く。

同時に杉の木のオオタカは流れるように飛び立ち風に乗って市街地へ移動した。

その間羽ばたいた回数はほんの3回だけ。

幅の広い厚い翼は瞬時に風を捉え、省エネ飛翔で超距離を移動するタカ類の特技である。

オオタカを見送り一番に姿を現したのはヤマガラだ。

ヤマガラはとても愛嬌のある鳥で、人のすぐ近くまで寄ってくる。

「ニーニーニーニー」と冬場の鳴き方で他の鳥たちにも危険が去ったことを伝えているのだろうか・・・・。

小鳥たちの日常が戻った。

また食べ物を探してちょこちょこと周辺を動き回る。

食べ物が少ない冬を、今年もしっかり乗り切れるだろうか。

もうすぐ雨が降ってくる。