< 園庭の価値 >

寒風吹きすさぶ冷たい朝でも、子どもたちはグラウンドを駆け回る。

こどもに人気の「氷おに」や「警察とどろぼう」、サッカーに三輪車レース。

全身を動かして走り回ること事態が子どもの領分であり、本来の姿だ。

しかしどうだろう。駅近1室で12時間ほど過ごす子どもたちに、こんな体験はいつやって来るのだろうか???

先週東京都の江戸川区が、「こども誰でも通園制度」の利用を24時間無償にすると発表をした。

なんと愚かで、ばかげた施策かと、東京大学大学院の教育学研究科の先生と顔を見合わせて唖然としてしまった。

子どもの育ちを何だと思っているのだろう。

子どもは荷物ではなく、自分の意志を持ち、同世代との多用な体験から心身の発達をし、知見を積み重ねていく動物である。

親の都合や生活スタイルが優先され、子はその荷物のように預かられ、他人が子育ての重要部分を担う。

この事がこの成長にはどんなにマイナスで、人格を形成できずに年齢だけ増していくか、増して行った結果が自己肯定感を無くし、無気力で意欲を持てない児童へと繋がる。

いい加減国や行政はこの事を認知し、今すぐにでも教育改革に資金を投じて取り組むべきである。

だれ通制度は早くから子が子と接触し、お互いの刺激を促し動物としての本人が持っている機能を高めさせるための制度であって、

親から子を離し、親を自由にするための制度ではありません。

東京都は資金が豊富であるがために、あらゆるばらまきサービスを投げてきますが、

本当の人の育ちとそこに掛かる資金は何がいいのか。

もっと専門家の政策や提言を受け止め、これからの人つくりに動いて欲しいものです。

広く自由な場所を意味もなく駆け回る時間と環境を全ての子どもたちには提供し、

安心して過ごせる大人の見守りと、やってみたいことに挑める支援を全力で構築するべきである。

だから、幼児期は幼稚園での生活が重要なんです。

乳児期の愛着形成を確実なものに結びつけるためにも。

(乳児期にしっかりした愛着形成がなされていればの話ですが・・・)