< 新しいお友達 >

さあ、新しいお友達が揃いました。

全部の学年が揃って始業式です。

毎年ですが年少さんは偉い、偉い!きちんと並んでホールに入って来ました。

年長さんも年中さんもお兄さん、お姉さん振りを発揮していました。

なんとも頼もしい先輩です。

これから毎日幼稚園で遊びましょう。

新しい友達はお池にもやって来ました。

もう今年は姿が見えないのかと思ったら、先週の金曜日、卒園式でどっと疲れたその夜に、

待ち望んだヒキガエルが6匹も出てきてくれました。

それも情報では雌が4匹も!!!だそうで、世の中には嬉しい話もあるのでした。

(私には最高のプレゼントです。とても嬉しい話なのですが・・・・^^;)

大きくなってカエルになってお山へ戻ってくださいね。

< 新年度のスタートです >

本日無事に入園・進級の式を終えました。

午後からは日も出てお祝いムードとなりました。

来週から新しいお顔とにぎやかな声がまた幼稚園にこだまするでしょう。

気を引き締めてしっかりと、でも笑みを忘れず迎えます。

日本では桜が満開で人々は浮かれ気分ですが、世界ではまた大変な事態が起きています。

原因や理由はどうあれ、宇宙に一つだけかもしれないこの緑の星で争いが早くなくなることを祈ります。

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 16:11

< やったー、また会えました。ツバメ >

今年のツバメの飛来は早く、相模原の方では3月20日ごろに確認した情報を受けました。

町田でも3月下旬に鳴き声を聞いた方から情報をもらいましたが、

実際に私は本日午後、やっと確認しました。

「ピチュピチュ」と鳴きながら幼稚園の園舎上空を飛び回る姿に会えました。

生きていました。遥々海を北上して、ほぼ巣を作った、または生まれた同じ場所に戻ると言います。

渡り鳥はこの行動を毎年繰り返しているのですから脅威の生きものです。

今年もまた園舎に巣を構え、かわいいヒナを育ててくれるでしょうか!

お山では池に水を戻し、復旧させました。

土を乾燥させたかったのですが、思ったより雨が降り乾く前に大分雨水が溜まってしまいましたが、

地中に眠っていた小さな生きものが目覚め、酸素もたっぷり加わり、豊かな止水が甦るでしょう。

モツゴもヤゴも元気です。メダカもオタマジャクシも群れになって気持ちよさそうです。

たんぽぽも咲き、キランソウも素敵!タチツボスミレがあちこちで開花しています。

春ですね。今日は清明。清らかで明るい春の到来です。

たんぽぽの花弁の中に潜り込んでいるのはこの時期にしか見られない、

スプリング エフェメラル!春の妖精と称される小さな使者です。

今日はスジグロシロチョウにも会いました。

< 新年度始まる >

やっと温かくなりました。桜も本気を出すでしょうか?!

昨日は幼稚園と長津田プロジェクト合同で新任先生歓迎会を開き、共通理解や認識を共にする時間を持ちました。

フレッシュな先生方の期待に胸弾むパワーをもらいつつ、皆で切磋琢磨して行きます。

街はなんだか静かでしたね。土曜日なのにね・・・・・・。

新しい年度が始まります。

いろいろお頭を悩めることもありますが、みんなで力を合わせてながつた幼稚園の幼児教育を、そして在園児・卒園児の「好き」

の気持ちに応えるスポーツ指導に全力を注ぎましょう。

子ども保険なる新しい社会構造も産めれるかもしれません。

より良い幼児期の教育環境を目指します。

どこかのふざけた学校法人や認定園と一緒にされないようにきちんとしましょう!!!

今日はなかなか開かない桜を横目に、ゆっくりと春の風に吹かれ心穏やかに、明日からの戦闘モードに備えます。

あっ、シジミチョウが飛んでる!

昨日はキチョウも見ました。

また多くの虫に出会って、心を癒しましょう。

< 浚渫作業 >

春休みを元気に過ごしていますか!

この春は池の浚渫作業を入れました。

浚渫とは、池の水を抜く整備のことです。

幼稚園の池は基本的には止水です。流れが無いので酸素が行き渡りません。おまけに上空からの落葉が多量に溜まり、

それが沈殿し腐食すると汚泥化し、益々酸素不足に陥ります。

少しでも水の浄化を促進するべく、水草を上手に利用します。リンや窒素を吸収して水質を保つ種類、葦やガマ、他多様な植生を考えて植え付けます。

しかし4,5年に一度は水中の泥を浚い、池の表面を乾燥させ、酸素を取り込ませます。

この工事のことを浚渫と言います。

ビオトープ管理士としては抑えておかなければならない作業と知識です。

現在幼稚園の池ではこの作業を行っています。

春休みで子どもたちが登園しない、また水が温み水中の生きものが少し動けるようになってから行いました。

出来るだけ多くの生きものを救出し、避難させます。

私も一緒に救出作業に加わりました。本当はこの作業を子どもと保護者でやりたいのですが・・・・。

そして見つけた生きものたち。

小さなゲンゴロウやミズムシ、ヤゴはもちろんニホンアカガエルは5,6匹、そして魚類なクチボソ(通称モツゴ)です。

随分大きく育ったモツゴもいました。

孵化したばかりのオタマジャクシは水槽へ救出!!!

こうして池を乾かし、4月4日に水を入れ生きものを戻します。

きっと4月15日の生きもの観察会では綺麗な水で気持ちよく動き回る水性生物を見られるでしょう。助っ人もきますよ^^;

このように環境を整備・保全することは大変な作業です。

人でもお金も掛かります。日本全国の国立・国定公園内でも、地域のほんの小さな里山公園でも、同じように定期的な管理作業を要します。

放っておくと自然が遷移し、水辺の場合は湿地化し陸が形成されていきます。多様な環境が失われていくのです。

自然環境にとって一番のダメージは人間の無関心と圧迫です。

少しでも幼い頃から自然や生き物との居心地のいい体験を身に染み込ませることで、

自分の生活には自然環境が欠かせない、自然環境の恩恵を意識できる人に育って欲しいです。

春休みも忙しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 春よ来い >

3月は暦の上では春ですが、ここへ来てまた寒くなってしまいました。

冬物を先週末にクリーニングへ出したところです。

早くポカポカ日差しの暖かさを感じたいところですね。

こんな生きものたちもきっと春を呼んでいます。

皆様風邪を引かないように気をつけてください。

< 修了、28年度 >

本日平成28年度の修了式を終えました。

皆勤者と退園者の保護者の方をお呼びして、年少・年中さんの1年間の頑張りをたたえました。

今年度は4月早々に交通事故で在園児を亡くす悲しい事故があったので、いつも心のどこかに控えめな振る舞い、そして死者を悼む気持ちがありました。

それでもみんな元気に進級出来て本当に良かったです。

春休みは残務仕事が多くまだまだ落ちつきませんが、気持ちを入れ替えて新年度を迎えたいと思います。

ツバメが飛来しています。

ツバメの大空を切って飛ぶ姿が大好きです。

また会えて嬉しいです。これからどんどん皆さんの目にも映ってくることでしょう。

今日の式で父母の会の役員の皆様から心のこもった写真盾と花束をいただきました。

ありがとうございました。とても嬉しいです。

その盾の周りを小鳥のシールで飾っていただきました。

これまた嬉しく、お心遣いに感謝です。野鳥は私の生きる励みなのでそこかしこに姿があると元気が出ます。

まら来年度も頑張ります。

< 静かでいいです >

卒園式を終えホットしたところですが、

来年度の予算も立てないといけませんし、学園の役員会も控えているので

今日は仕事です。

誰もいないと自分の仕事に集中できてはかどりますね。

静かでいいです。

春分の日、花粉で野外はいっぱいだし、乾燥で喉はイガイガするし、と悔し紛れに祝日を楽しめない言い訳にして、

しょうがないので今日は仕事です。

Filed under: 未分類 — itsuko 15:22

< ヒキガエルさーーーん >

雨も降ったのに・・・

ハクモクレンも咲いたのに・・・、

アズマヒキガエルが現れません。心配です。

私の好きな生きもののひとつがカエル。

幼稚園のお山に長く暮らし、池の設置をした10年前から産卵に表れていたのに・・・・

今年はまだ一匹も姿を見せません。

心配です。気がかりです。生態系の中の重要な位置を占め、ピラミッドの上にも下にも大きな影響を持って存在するカエルたち。

彼らの消失はこのお山の破壊に繋がり兼ねません。

ニホンアカガエルは今年も11個の産卵をしました。

まだ増えるかもしれません。しかしそれにもまして重要なアズマヒキガエル(コオー、コオー、コオーと優しくなくグロテスクな友達)が大切です。

早く姿を見せてください。

< 子どもの気持ち、非認知能力 >

毎年お別れ会の日に父母の会の役員さんと反省会をしています。

今年も午前中の先生方の張り切りプレゼントの後、皆さんで食事を取りながら1年を振り返りました。

大忙しの中にも楽しさや発見があり、より子どもたちの機微を身近に感じながら、そして私たちの仕事への熱も感じてもらいながらの1年でした。

涙、涙の昼食会となりました。

そんな中、ある役員さんが子どもの一言を話してくれました。

年長さんもちゃんと、と言いますか、しっかり気持ちを持ってクラスの一員として存在し、仲間を思い、「友達」を意識しているという証拠の様な一言を披露してくれました。

私はこの言葉こそ、就学前の幼児期に身に着けて欲しい非認知能力だと感じました。

とても物静かで人にも物にも消極的だった我が子が、年長の後半になって友達と強くかかわり、仲良くなった。

ある日我が子が卒園を前にして寂しそうに涙を流した一言が、「なんでもっと早く友達にならなかったんだろう・・・」と、自分を振り返り、今までの体験を思い起こしたのです。

本当に今のクラスでの日々が楽しく充実し、みんなとの会話や遊びを満喫しているのであろう。

こんな感情を持てる年長児を一人でも多く卒園させたいと常々思っています。

非認知能力とは、測ることのできない心情のあれこれ。体験から学び取る感情の事。物の善悪や他者との関係を見極める力。

きっと彼は自分の足で立ち、新しい環境でも人間関係を大切に歩んでいくでしょう。

幼稚園での子どもたちの日々が、人格を形成する時期の大切な時間であることを改めて教えてくれました。

子どもも立派に自分の感情を持ち、一人の人間であることを教えてくれました。

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動,未分類 — itsuko 18:32