< 桜の国へ、おかえり > 

全国的にお花見日和の本日。

私もちょっと出かけてきました。

ここは恩田川沿いの遊歩道。

両側整備されていて道幅も広いので歩きやすくて安心です。

もちろん車両は入れません。そして桜のボリュウムが豊かで、年代を感じさせる立派な幹が何本もありmすから見応えがあります。

千鳥ヶ淵とまではいかないまでも、近所にこれだけの所があればそれはそれで、十分です。

しかし桜って、きれいな花(木)ですね。

1つの節から3つの花を咲かせ、バラ科の花らしく愛らしい。

よくもまあ、こんな品種を作ったのもです。

ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンという2種を掛け合わせた交雑種。

色も形も花の量もいっぺんに楽しめる桜を求めたのでしょう。

その通りに成りました。

オオシマザクラは幼稚園のグラウンド門の右手に咲いている白い桜。

エドヒガンはちょっと無いな。

この花は花弁がもっと小さくてこじんまりしていますが、ピンクの色が強いのです。

見事に2種が混合したわけですね。

お花見に行けない方は少しですが、どうぞ写真だけでも楽しんで見て下さい。

ここは、

あれ、幼稚園と同じマーク!バクちゃんがいるぞ。

そうなんです。恩田川流域はこんなバクの形をした地形だそうで、実は近しい仲間でした。

ね、こういう事です。しかしこの地形からバクを連想した人はかなり切羽詰まっていたのかもしれません・・・・・・・。

鳥たちも桜が大好き。

ヒヨドリに、

メジロに、

スズメもみんな、春のとっておきのスウィーツです。

蜜を吸うのです。

う~~~ん、美味しい!

そしてそして、この桜咲く故郷へ帰って来たのが、この鳥たち!

ずっと待っていたよ。無事に戻れて本当に良かった。

川の砂地で土を取り、唾液と混ぜて巣を作ります。

やって来たばかりで羽が痛んでいますね。

あの暴風雨の中を飛んで来たのかもしれません。

故郷はちょっと遅い桜の見ごろに、君たちも合わせて来たのかな?

しっかり子育てをして、日本の空を自由に舞って下さい。

また秋に成るまで、共に暮らしましょう。

ツバメはこれから以前子育てをしただろう同じ場所(その可能性が大きいがまだ未確認)で、エサが十分取れれば2度、3度の繁殖を重ねて(最近は子育てに適した場所が少なく、1度限りの場合が多い)、

家族で助け合いながら南の国へ戻って行きます。

日本で生まれて育つから、ここが故郷となる訳です。

会えて、良かった。幼稚園の玄関にも姿を見せてくれるでしょうか?

 

 

 

 

Filed under: 社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 13:31

< 花冷え >

また寒いですね。

お山の桜がきれいになって来ましたが、

吹く風が冷たく、花冷えです。

夜桜を見に行く方は、風邪を引かないように気を付けて下さい。

隅田川とか、上野公園とか、名所ににも行ってみたい所ですが、

恩田川も素晴らしいですよ。

今日は小学生も一緒にお顔を見せてくれた子がいました。

小学校はまだ2日目ですが、元気に行っているようです。

ランドセルが背中で輝いていましたね。

幼稚園のお友達も新しいクラスへ、緊張した面持ちでやって来ました。

いつもと違うドキドキ感。担任の先生とはきちんとご挨拶できたでしょうか。

うれしかったり、驚いたり(お母さんが!)したと思いますが、

どうぞ1年間、よろしくお願いします。

みんなに「大好き!」と言ってもらえるように、先生方も気持ちを一新してまた張り切っています。

では週末はゆっくりと心を落ち着けて、入園式・進級式を迎えましょう。

 

 

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 17:51

< やっと春だね >

小学校の入学式に行ってきました。

卒園児がかしこまって、とてもお行儀よく式を終えました。

みんなカッコ良かったです。

立派な1年生になりました。

うれしかったです。

たくさん遊び、たくさん学べ!

桜も咲き始め、周りはようやく春ですね。

今日はモンシロチョウも飛んでいました。

お花見用の飲み物(少しアルコール含む)も業者さんからもらいました。

なかなかお花見をしている時間はありませんが、気分だけは花を愛でる穏やかな心持でいましょう。

明日は幼稚園のお友達がきっと喜んでやって来ますし、

笑顔でみんなを迎えましょう。

今日はこんな歌。昭和16年の唱歌です。

知っていますか?この素敵な歌!

うぐいす  作詞:林 柳波  作曲:井上武士

♪ うめのこえだで うぐいすが

春が来たよと うたいます

ホウホウホケキョ ホウホケキョ

♪ 雪のお山を きのう出た

里へ来たよと うたいます

ホウホウホケキョ ホウホケキョ

幼稚園のお山では先週、鳴いていました。

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 17:46

< 準備はいいですか! >

さてさて、明日は多くの公立小学校が入学式を迎えます。

新1年生はドキドキかな!

卒園した年長さんの顔が思い浮かびますが、みんなどんな気持ちかな・・・・。

そして新年少さんや年中さんはもうすぐ幼稚園!って分かっているかな・・・・・。

保護者の方々はもう一度手紙類を良く確認して、

忘れ物がないようにお願いします。

昨日は、「遊びスモックって何ですか?」

なーーーーんて、「えっ!今頃ですか!」

というお電話がありました。

進級説明会で一生懸命説明しているんですが、

聞いて下さってない!・・・・・・・ですか。

石鹸は固形石鹸を寄付して下さい。

雑巾も幼稚園全体でお掃除に使わせていただくので、名前は必要ありません。

名前を全部の教材に付けて、コップや体操着の入れ物も揃いましたか。

6日は先生方が張り切って、そしてとびきりの笑顔で待っています。

もう一度よくお手紙を見て下さいね。

まだ1日ありますから、どうぞよろしくお願いします。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:33

< 春の嵐 2 >

今日はこれからまた嵐が来るようですが、

幼稚園では新しいクラスの準備が着々と進んでいます。

クラス担任は6日まで楽しみにしてお待ちください。

さてさて、春の嵐の2番目が来る前に、お山の春を撮って来ました。

今日はまだ咲いちゃだめだよーーーー!

せっかくの花弁が春の嵐に飛ばされちゃう。

でもお山全体がやっと薄ピンクに染まって来て、

きっと今年の入園式は桜満開の下で写真が撮れるでしょう。

満開はお山の中のタチツボスミレも素晴らしいです。

ハクレンも本当に白くてきれいね。今日は咲いちゃダメ!

いろいろな新芽の登場です。

これは何の木になるのかな?

大きくなるといいね。

こちらはなんでしょう?

シダ科のイノデ。毛も毛ものイノシシの足みたいだから。

そして春の代表、ゼンマイ。

シダの仲間は全てまるまって出てきますが、ゼンマイはこの綿にくるまれて出てくるのですぐ分かります。

最後はこの子たち!生まれたよ。まだまだじっとしてるけど。

大きくなって、お山に帰ってね。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 10:32

< 気分転換 >

新しい年度の始まりに、何かしようと思って重い腰を上げたのは、

ごちゃごちゃな化粧台の片付け。

もらってもちっとも使わない試供品の小袋の山に、

使いかけて気に入らなくなった口紅の残り。

変な色のパウダーファンデーションに、短いアイライナーだのアイブロウだの、

そのごちゃごちゃさは1年間分。お片付けは一苦労。

でもドレッサーがきれいだと、化粧も上手くいきそうで少しうれしくなりました。

次の気分転換は髪のカット。

ここは思い切り短くしてやろうと思い、

くるっとカットしてもらったら、

ちびまるこちゃんみたいになりまして、

もっと言うと、クレラップのCMに出てくる、何にでもラップを掛けちゃうあの女の子!

そしてきれいになった化粧台で化粧をしたら、

なんと美川憲一さんのようになってしまい、

明日から出勤するの止めようかな^^;

気分を一新しようと思ったのですが、

初日からすっかりやる気をなくしてしまいました!と思いきや、

案外気に入ってたりして・・・・・ホホホ!

なにしろ髪を乾かすのが大嫌いなものですから、

短いと楽でしょう。

ではまた頑張ろう!

 

Filed under: 未分類 — itsuko 17:59

< 春の嵐 >

えーーーと、こんにちは。

お久しぶりでございます。

少々年度末の残務整理に追われて、こちらまでたどり着けませんでした。

やっと、といっても今日は既に年度末。

そして凄まじい風の吹き荒れた春の嵐。

今は少し弱まって来ましたが、

これから寒冷前線が通過して、風が北に変わるとまた少し寒くなるのでしょう。

春はゆっくりやって来るようです。

今日は家の周りの鳥さんたちも、風に飛ばされていました。

コントロール不能で前へは飛べず、地上に降りてピョンピョンしていましたね。

自然の中で生きるのは本当に大変そうです。

そんな中で水浴びを廻る争いを目撃してしまいました。

これから標高の高い地域へ帰っていくシロハラです。

それも3羽で睨みあい。

まあ、明日から新しい年度が始まるから仲良くね。

(なんて、鳥さんたちには関係ないか!!!)

先に水浴びをしていた1羽に左から攻撃。

次に右から来た別の1羽が威嚇。

風が強いのも大変だけど、水浴びするのも一苦労。

この嵐が去ると4月ですね。

また新しいスタートの頃。

日本では4月が始まりの時ですから、今日はきっと気持ちを新たに持って、前を見つめている方が多いのでしょう。

この嵐が吉と出ますように、お祈りしています。

私の新しいスタートは特にありません。

でも初心に戻って新しいお友達と先生を迎える心構えをしっかり作りましょう。

いつもの4月ですが、でもやっぱり初めての4月。

2012年の4月はもう二度とないのですから、もう一度始めます。

社会の中でも新しく始まる事や、今日で終わる事もありますね。

制度が変わると混乱もありますから、いろいろ調べないといけません。

やはり何かが変わる頃。

また一つ一つ力を合わせて積み重ねて行きましょう。

子どもたちは春休みを楽しく、怪我の無いように元気で過ごして下さい。

これから始まる幼稚園に、そして小学校に、きっと胸を膨らませている事でしょう。

だから今日は最後に、冬に見つけたこんな鳥。

23年度の終わりもやっぱり鳥ですかね!

オオアカゲラ。北海道の森で出会いました。

だから正式には亜種エゾオオアカゲラです。

小雪が降る中、必死で虫を見つけていました。

これも北海道に棲む亜種、ミヤマカケス。

そしてこちらも北海道産、ハシブトガラ。

シジュウカラのお友達。どちらも本州にはいませんよ!

こちらは日本国内で見られる野鳥で一番小さな鳥。

体調は10㎝程のキクイタダキ。

なんともすばしっこいので撮影は至難の業。

実は頭の上に黄色と黒で素敵な模様があります。

かわいいね。

最後はなぜかこの地に移住してきた移入種の鳥、カササギ

カラスの仲間ですが、なんともシャチ(クジラのね!)に似ている風貌です。

17世紀に朝鮮半島から持ち込まれ、佐賀平野や筑紫平野にいるのですが、

この地にいるって事は、かご抜け鳥でしょう。

朝鮮半島では男女の絆を誓う幸福鳥。

飛んだ・・・・・・・・!

尾が長ーーーく、きれいですよ。

さてこの地は何所かというと、

こんなオシャレな街路灯があり、

スケートしている男の子の銅像があり、

これが改札口にある電光案内板。

さてこの駅はどこでしょうか???

風がすっかり止みました。

明日は新年度の日の出が見られるといいですね。

では おしまい。

 

 

Filed under: 社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 17:52

< 終了式 >

平成23年度の教育日数が終了しました。

年少さんでは3名、年中さんでは1名の皆勤者の表彰も終え、学年を締めくくりました。

お陰さまで無事に教育日数を終える事が出来ました。

数々のご協力、数々の温かいお気持ちに感謝したいと思います。

またご指摘をいただいた事もあり、大変勉強に成りました。刺激にもなりました。

教職員にも話していますが、ただ「すみません」では終えないように、

何が足りなかったのか、どこを優先した方が良かったのか、どんな配慮が必要だったのか良く考えて、次に生かしたいと思います。

子どもたちの更なる成長を祈って、今年度も終えましょう。

多くの事に感謝して次年度を迎えたいと思います。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:22

< 卒園 おめでとう >

先週の17日は小学校の卒業式で6年生の立派になった卒園児たちを見送りました。

そして本日年長さんが、実に晴れやかなお顔をして、これまた立派に卒園式を挙げる事が出来ました。

人生の一区切りを付けたわけです。

大変うれしそうな子どもたちの顔を見て、改めて幼稚園での教育の日々はこの子たちの礎になってくれると感じました。

今年は例年になくお父様方の参列も多く、共に子どもたちの門出を見送っていただき感謝と共に、お礼申し上げます。

どうかこれからの教育課程を大切に、伸びやかに、導いてあげて下さい。

数々のご協力とご理解に感謝しつつ、役員の皆様の温かい心遣いに励まされ、今年度も無事に卒園児を送りだすことが出来ました。

お別れ会では号泣していた子どもたちも、今日はしっかりと前を見て壇上で証書をもらうことが出来、お別れの歌も元気に歌えました。

みんなとはオタマジャクシを見に来てね!と約束しているので、

きっと1年生になったちょっと生意気な顔で、また遊びに来てくれることでしょう。

おめでとう、年長さん。

退職した元T先生からも祝電をもらいました。

ありがとうございました。

今年度もあと2日。

気を抜かず、しっかりと23年度を締めくくりましょう。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 16:21

< 霧の朝 >

今日は朝から真っ白の世界。

濃い霧が発生していて、林の中が幻想的な風景に変わっています。

そんな中、ハシボソカラスが夫婦で巣材集め。

巣作りの準備です。

霧で視界が悪いので樹冠ギリギリに飛んでくると、

小鳥たちは猛禽類と間違えて警戒音を出し大慌て。

カラスはそんな声もどこ吹く風で、巣作りに適した枝をポキッ!と結構大きな音を立てて嘴で折っています。

それをしっかり挟み、送電線の鉄塔まで運びます。

一度子育てに成功した同じ場所。

今年は何羽のヒナが孵るでしょうか。

悪い視界の中でもせっせと巣作りは進みます。

そういえばカラスはメスもオスも真っ黒で、どちらがどちらだか人間には分かりませんが、

鳥たちには人と同じく3原色を認識することに加えてもう一つ、紫外線を見分ける目を持っているそうで、

それでオスとメスは相手を間違えずペアを作っているのだそうです。

この鳥の目を人間が付ければ、カラスのオスとメスの違いがはっきり分かる訳で、見てみたいな・・・・・・。どこがどのように違って見えるのか。

でも巣作りをじっと眺めていて分かる事は、しきりに集めた巣材の座り心地を確かめるのがメスで、

周りで見守るのがオスでしょう。

オスは卵を抱きませんからね。

飛び立つと、あーあ、もう分からない!

何だか天然のミストの中にいるようなしっとり感を味わいながら、

鳥たちの春の兆しを探した朝でした。

 

 

 

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 12:58