< ツバメの受難 >

18日の土曜日に玄関のツバメのヒナが1羽落下してしまいました。

同時に巣が崩れ、大慌てで修復しましたが、結局一番末っ子の小さなヒナが、死んでしまいました。

プロジェクトの福島先生と笠原が救護してくれました。

ありがとう、ありがとう、今度1杯驕ります。(夜の街じゃない場所でね。)

残りの3羽は頑張っていますが、巣立ちまで巣が維持できるか、またまた心配です。

下に落下防止の粘土板を付けたので、ヒナの様子が見えずらくなってしまいましたが、

遠目で見ると、羽を伸ばしたり、場所を入れ替わったりしながら、親鳥の持って来るご飯を食べているようです。

巣立ちは来週初め頃でしょうか?

梅雨明けと同時かな!しかしながら、遅い時期の子育てとなっています。

どうぞ見守ってください。

本日の欠席者;

年長  1名

年中  5名

年少  5名

 

< マルタンヤンマ、ベニイトトンボ産卵 >

今日は少し晴れ間がありました。

やはり夏の空が顔を出してくれると嬉しいですね。

雨が止めば一斉に動き出す虫たち。

幼稚園の池ではトンボたちの産卵が始まっています。

マルタンヤンマは実に綺麗なトンボで、トビイロ属に属する名前の通り、メスは赤紫の退職に黄色いライン、

オスは青色になります。

体を半分水にうずめて、カキツバタノの茎に産んでいました。

(写真は以前撮ったものです)

そしてベニイトトンボです。

県下では絶滅危惧に分類されている貴重なトンボ。

今年も雨上がりの小さな池で、ひっそりと産卵していました。

また夏の生きものを動画にしてお届けしましょう。

ちなみに、立っているのがオス、水草に乗って、産卵管を葉の下に入れているのがメスです。

なんとオスはメスの首を掴んで、直立するのです。

どういう筋肉構造になっているのでしょう!

昆虫に筋肉は無いね^^;

本日の欠席者数;

年長=0名 年中=6名 年少=4名

< 来年度、幼稚園入園を考えている皆様へ >

さて、新型コロナウィルスの感染が再び活発になって来ました。

首都圏では人の移動が通常の活動量に戻っているようです。

再び厳重な予防策と、感染防止策が求められる時ですが、

ながつた幼稚園も眠っている訳には行きませんから、未就園児さんの見学会を来週から始めます。

本日から幼稚園紹介の動画を配信いたします。

そちらもご覧いただいて、来週以降見学会にいらしてください。

明日はプレ幼稚園と称して子どもたちの遊び会もスタートさせます。

小さのお子さんを連れての参加に不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、

幼稚園内は毎日、子どもたちの生活場所をアルコール消毒していますし、

用務員さんが二人もいて、日夜お掃除をしています。

衛生管理は徹底していますので、どうぞ安心していらしてください。

ながつた幼稚園では納付金をいただいてのプレ幼稚園は行っていません。

単発に複数回、無料で幼稚園を体験していただく活動を開いています。

近隣の幼稚園ではプレ幼稚園というと、入園を前提とした保育活動を定期で行っていますが、

単に新入園児の先取りクラスとなっている園も多くあります。

しかし実際上手にクラス活動に馴染めないと、正式な入園を断られる方も何人もいます。

ながつた幼稚園は学校教育法に定められている幼稚園の課程、年少から年長の3年間を子どもの育つ大切な基盤として重視しています。

その信念が硬いので、2歳児さんを早くからお預かりし、決まった活動をするプレ幼稚園は行っていません。

在園児さんに持てる力の全てを提供しています。

乳児期はご両親が惜しみなく愛情を与え、社会(幼稚園)へ出る準備を整えていただく時期です。

早くから親元を離す事が決して良い事ではなく、家庭での身辺自立も含め、十分に親子の絆を作っていただき、

徐々に同年代の子と触れ合い、幼稚園という楽しい環境があることを知らせることが大切だと考えています。

保護者の皆様はどしても早くから何かを身に着けさせようと思うかもしれませんが、

言葉にしろ、技能にしろ、子ども自身が興味を持って、夢中になることから自然に身に付くものです。

特に外国語は必要であればどの年代でも学び、習得することが出来る道具です。

早くから言語を覚えたり、決められた通りに物事を進められれば良いわけではありません。

多くの子と係わり、多様な環境で子ども自身が体験することから生まれる興味や意欲の芽を育てるのです。

何かを教えるのではなく、一緒に楽しむ場が幼稚園です。

男性、女性と個性豊かな先生方が揃っているながつた幼稚園で、思う存分体を動かし、お山を駆け回り、時にはカマキリに手を噛まれる体験を積みながら、

人が抱く感情を育ててください。

「遊ぶ・感じる・考える」3年間にしたいのです。

幼稚園が達成したいハード面の目標と、ソフト面の目標を併せ持ったながつた幼稚園です。

52年の歴史を背負って、このコロナ禍でも伸びやかに幼児教育を進めています。

子どもの未来に何を期待しますか。

地球温暖化で増々気象現象が激しく、危険になる地球環境で、生き抜く精神力を身に付け、どうやって立ち向かい、自立した生活を送る人となるかです。

《太陽に負けない肌を持ち、潮風に溶け合う髪を持ち、どこまでも泳げる力と、いつまでも歌える心、こんなしなやかな人間になって欲しいのです。

風上へ向かえる足を持ち、貝殻と話せる耳を持ち、暗闇を遮る瞼と、星屑を数える瞳と、涙をぬぐえるしなやかな指》を持って欲しいと、

井上陽水が「海に来なさい」で歌詞に綴るような大人に成って欲しいのです。

小さい時に体験した、心と体を育てる時間がいかに多かったかで、人となりは決まるのです。

今、目の前の文字や数が分かる事より、まずは3歳までに食事、排せつ、着替えなどの日常の人としての成り立ちを身に付けさせることです。

その時間を十分に取っていただくのが乳児期です。家庭ですべき役割です。

あっという間に過ぎていく2年、3年間です。とことん子育てに没頭し、家庭を離れて活動できる安心感を芽生えさせておいてください。

その後に、自己実現できる心と体を、ながつた幼稚園で育てて行きたいと思います。

まずは見学会へいらしていただき、在園する子どもたちの伸びやかな様子を見てください。

お待ちしております。

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,未分類 — itsuko 11:25

< 願い事 >

「地球ってどうやって回ってるの?わからないんだけど・・・」

「そうだよね。回ってるけど、回ってるってわからないね」

「でも地球はぐるぐる回って、太陽の周りを回っているらしいよ」

「えーホント???でも見えないね???」

「そうだね、みんなは地球の中にいるからね・・・。外に出れば見えるかもね」

「でも。朝が来て、夜が来るよ。きっと地球が朝の場所と夜の場所をぐるぐるしてるからじゃない?」

「ふーん・・・」

「じゃあこうやって、地球をビューンと飛び出せば、どうして地球は回っているか分かるんじゃないの」(小学館の【地球】という図鑑をみる)

「私、宇宙飛行士になる!」

「まあ、それは素晴らしい!うん、うん、是非頑張って、ビューンと宇宙に行ってみて。

先生それまで、頑張って長生きするから。ながつた幼稚園のお友達が宇宙飛行士なんて、素敵!」

「お星さまにお願いしないとね。」

「うん、そうだね!」

これは今日のお昼遊びに年長の女の子と交わした会話です。

願い事、届くといいのですが。これからたくさん勉強して、たくさん遊んで、いろいろな人とお話ししないとね。

宇宙に行く時は、先生も一緒に連れてってね。^^;

 

発熱するお友達が増えてきました。

天候が不順ですし、疲れが出る頃です。

栄養と睡眠を十分に取って、家庭ではゆっくりと過ごしてください。

少なからず子どもたちは、幼稚園で多くの事と戦っています。

先生のお話を聞く/友達とのやり取りをする/一人でトイレに行く/困った時は口で話す/エトセトラ・エトセトラ、

きっと頭と体はフル回転です。疲れます。

週末は十分に休養しましょう。

感染症(手足口病・プール熱など)は出ていません。

とびひのお友達がいます。接触感染しますので、患部を覆い、自分でも触らないように保護してしてください。

< 今年も半年が終わるのですね・・・ >

令和2年は結局コロナウィルスによって始まってしまい、もう半年が過ぎようとしています。

あっという間で、なんだか思い返すにも抜け殻のような気分です。

でもこれからの半年が今年の重要な日々になりますので、また職員みんなで頑張らないといけません。

明日から7月。新しい出会いや経験があるでしょうか!

【しょうちゃん2号】が仲間入りしました。アオダイショウのお兄さんです。

 

< タマムシマン3人組 >

タマムシ、ご存知ですね?

梅雨の時期に羽化する甲虫の仲間で、日本古来の書物にも出て来るタマムシ。

正創院の玉虫の図師として、教科書で習った、あのピカピカの虫です。

エノキやサクラの木を生態の拠り所にしているので、幼稚園のお山では毎年必ず羽化して、成虫を見ることが出来ます。

この方がタマムシ様。

綺麗な色は、構造色と言って、光が分散して人の目には映るから、カラフルな多くの色があるように見えるもの。

昆虫や野鳥にはこの構造色という見せ方をして、敵から身を守ったり、繁殖に利用したりしています。

それにしても素晴らしい色合いは、神様がコーディネートしたのでしょうか!

今日はこの虫を見た男の子が、「どこにいたの?」と聞いて来ました。

話しているうちに、「こんな色の虫になってみようと!」ということになり、夢中で作ったタマムシの翅。

 

早速身につけてみると、気分はタマムシ。

3人揃って、今日は虫の気持ちに浸ってみました。

こんな服をいつかは来てみてください。

もっとタマムシに近ずけるかもね?

時には変身して、人以外の生きものになってみよう!!!

頭の上にはちゃんと触覚が2本。

虫メガネで見た甲斐がありました。

< ツバメ愛復活 >

ツバメ、好きですか?

心配して待っていた玄関での子育てが始まりました。

ようやく戻って来てくれた1組のツバメ。

卵を産んだようで、毎日抱卵するようになりました。

ツバメは毎日1つずつの卵を5から7個産みます。

ですからおのずと孵化も時間差が出来、最後に残される末っ子が出来ます。

これから1カ月半、巣立ちまでに可愛いお顔が並ぶでしょう。

遅くに始まった繁殖行動。今年は何羽が育つでしょうか・・・?

夜はオスが、巣作りの土台にしてもらおうと取り付けた足場で休みます。

一番の天敵はカラス。次に巣を壊す人間。でも人の近くで、人の生活に見守られて子育てをする特異な野鳥です。

どうぞ見守ってください。

【おまけ】

子どもが見つけて来た小さな虫。

その名は、アカガネサルハムシ。こんな小さなハムシを見つけられるのも、子どもの持つ感性の賜物。

実はこの虫はブドウ類の害虫ですが、まあ見事なメタリック色にみんな目を丸くして見ていました。

こんなきれいな色な昆虫を見つけたら、大人でも嬉しいでしょう!

< ごはん出来たわよ~~~ >

朝、外遊びが始まる前、それぞれのクラスで遊び、9時になると外に出てきますが、

今日は年長さんのあるクラスからこんな声が聞こえてきました。

「ごはん出来たわよ~~~」

「早く食べてね・・・」

というお母さん役の女の子の声です。

まるでお家のお母さんが言っている言葉を、そのまま真似ているようで、微笑ましく、おかしく、子どもたちの遊ぶ姿が想像できました。

きっとコロナ感染防止による外出自粛期間には、家族がみんなお家にいるので、この言葉を何度となく聞いていたのでしょう。

皆に食事を促し、忙しく準備するお母さんの姿を模試しているようで、家庭の一コマを垣間見た気分になりました。

やはり食事を作るのはお母さんですかねーーー?

もうすぐ父の日もありますが、「お父さん、ありがとう」と共に、お父さんがみんなの食事を作り、

「ごはんが出来たぞ===」と呼んでみると、お父さんの株もぐんと上がるのではないでしょうか^^;

この際、男子も厨房にじっくり入ってください。

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:01

< 怒涛の1日 >

先生方は頑張りました。本当に毎日よく動き、皆で協力しています。

初めての食事を職員総動員で終えました。

子どもたちも初めての経験です。

どうしてこのような状態で食事をするのかも聞いて、

子どもたちも受け入れてくれました。

初めての給食のわりには、年少さんはよく食べていました。

完食した子もいたようです。

昨年の4月の初めての給食では、先生は走り回っていたそうですが、

今年はそのようなことも無く、子どもたちも落ち着いていたようです。

6月も中旬になっています。ご家庭での食事の仕方の練習もあったのかもしれません。

これから毎日の食事に向けて、少しづつ改善しながら上手に流れるようにしていきます。

年長さんは机で食べられるように仕切り版も追加購入しています。

25組を作成するのに少し時間をいただきますが、それまでは何とかクラスで済ませられるようにしたいと思います。

動画を配信しました。こちらもご覧ください。

Filed under: 世界,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 18:37

< 青の洞窟が本当に蒼く! >

イタリアのカプリ島。そこで有名な「青の洞窟」

確かスパゲッティーの名前にもなっていましたが、太陽の光を反射して美しい青に染まる海面が世界中の旅行客を魅了しています。

しかし実は、その見学客の多さで海は濁り、本来の青さは拝めなかったとか・・・・!

しかしコロナ禍における観光業の停止で人の行き来が無くなり、船の操業が止まったことで、

海が澄、魚が戻り、本当に洞窟が青くなったそうです。

地元の人も大喜び!子どもの頃に見た色が戻ったと、カプリ島の住人は目を丸くしているそうです。

あの濁ったガンジス川も川沿いの多くの工場の操業が止まったことで汚水が止まり、きれいになったそうです。

ツバメは人の活動を繁殖に利用していますが、

地球上の多くの自然環境で、人の活動が影響を与えていることは今世界中で報告されています。

ネパールでは市街地からヒマラヤの峰々を大気汚染で望めなかったのが、

今は見えるそうです。

一旦止まった経済活動が再開を始めています。

ましてやこれまで以上の活発化を求められています。

人の生活様式は変える事は余儀なくされていますが、

果たしていつまで青の洞窟は青く、ガンジス川は澄み、ヒマラヤの山々を町の人たちは眺めることが出来るのか・・・・。

結局は私たちの心掛けと取組に掛かっています。

【富士山麓奥庭から見た月】

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