16:《夏休み特集!!!!見て視て、私たち。》

 皆様、夏休みをいかがお過ごしですか?もうすぐ幼稚園も始まりますが、今年も楽しい思い出を作る事が出来ましたか?台風の影響で大きな被害があった地方もありますので、復旧作業が早く進み、1日も早く日常生活が整う事をお祈りしています。
 さて、この夏の虫たちとの出会いをご紹介しましょう。私、写真の技術が今一つのため、なんとかご覧いただける物をあげてみました。他にも色々な虫たちとの遭遇もありましたが、まずは見てください。知っている虫も知らない虫も、昆虫は実に不思議で面白いですよ。何てったって、地球は虫の星(惑星)ですから!まだ名前もない虫たちがうじゃうじゃいるそうですよ。

〈蝶の仲間〉
①ヤマトシジミ:シジミチョウ科。

ポカポカ広場ではおなじみのシジミ蝶です。カタバミというハート型のグランドプランツを食べますので(幼虫は)きっと気をつけてみればどこにでもいます。庭先の花壇などにもいます。

②ベニシジミ:シジミチョウ科。

きれいな翅ですね。シジミ蝶が好きな人はこの蝶のファンが多いです。こちらも畑や草地に住んでいます。

③アカボシゴマダラ:タテハチョウ科。

本当の生息地は奄美大島なんですよ。でも最近の温暖化で生息地域をどんどん北上させているようです。日本が亜熱帯になって来ている傾向でしょうか?

④ナミアゲハ(夏型):アゲハチョウ科。

こちらもお馴染みの蝶ですね。でも、交尾も写真はちょっと珍しいでしょう。お互いが出会ったらすぐ雄が反転しました。しばらくはこの形で動きませんでした。(上がメス、下がオス)

〈セミの仲間〉
①ミンミンゼミ:セミ科。

夏はやっぱりセミでしょう。代表選手の『ミーンミンミン』です。セミの仲間をカメムシ目と言いますが、口が注射器のようになっていて植物の汁や樹液、昆虫の体液を吸っています。そばへ近寄るとオシッコをかけられると言うのは、飛ぶために体重を減らすからですよ。鳥もそうですが・・・。

〈トンボの仲間〉
①コフキトンボ:トンボ科。

もう一人夏の代表選手です。トンボ。シオカラトンボはもう少し色が薄く、目が緑色です。オオシオカラトンボは後ろ翅の付け根が黒いです。よってこれはコフキトンボと思われます。ポカポカ広場の池には4種類のヤゴが確認できました。誕生が楽しみですね。

〈カミキリムシの仲間〉
①ノコギリカミキリ:カミキリムシ科。

ちょっと見るとゴキブリみたいだけどこの長ーい触覚が特徴。夕方に林の中を盛んに飛び回ります。カミキリ虫が木に傷をつけるからそこから樹液が出て虫たちが集まるのです。

〈ナナフシの仲間〉
①ナナフシ:ナナフシ科。

ヒヤー、大きいナナフシですね。じーっと動かない時はこのように前の2本の足を体にくっつけているんですね。これで逃げ足は結構速いです。その時はいきなり6本の足を大きく広げて逃げていきます。枝にそっくりの体で擬態しています。虫のくせに翅がないんですよ。

〈バッタの仲間〉
①ショウリョウバッタ:バッタ科。

これから皆が毎日のように捕まえてくるだろうショウリョウバッタ。立派なメスのアップの写真です。面白い顔してますね。オスの方が一回り小さく、飛ぶときにキチキチと音を出します。秋はバッタ類がたくさん来るように計画して管理していますからね。

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15:《暑中お見舞い、申し上げます。》

 7月も終わりですね。皆様は蒸し暑い今日この頃を、いかがお過ごしですが?まずは、暑中お見舞い申し上げます。これからきっと、スカッと晴れた夏の空が現れると思いますが、このじめじめした毎日をどうぞ健やかにお送り下さい。子ども達は元気でいますか?幼稚園では様々な点検工事や修繕工事で人の出入りが途絶えることがありません。お休みといってもどうも落ち着かないので今回は少し趣向を変えて、暑い夏を乗り切りたいと思います。その為に、ちょっと想像してみましょう。さあ目を閉じて、思い描いてみて下さい。ほんの1分だけでも、ほら涼しく成って来たでしょう?って、時々空想(妄想)に更ける私です。

カラッと晴れたここは砂の浜辺。打ち寄せる波はホワイトブルーのさざ波で、見上げる空は澄み切ったスカイブルー。水平線にはモコモコの白い雲。そこへ飛んできたツバメのようなシャープな羽に真っ白な細い体、そしてくちばしが真っ赤で同じく真っ赤な火の鳥みたいな長い尾を持つ鳥(アカオネッタイチョウ)が飛んでくる。南の洋上で繁殖し、実に夏の光景にマッチする鳥が波の揺れと同じように羽ばたきと飛翔を繰り返す。う~~~ん、ここは南の島だね!

『カッコウ、カッコウ』抜けるような声を聞きながら木漏れ日の中を歩く。ここは標高1,000メートル程の森林だ。こちらの空も青。でも南の海の青とはまた少し違う。日本には色の表現がたくさんあり、高原の青はさしずめ藍色を薄めたような山の緑を混ぜた青。多様な木々の醸し出すコンストラストが目と肌にやさしく、思い切り深呼吸をする。体の中の酸素を総入れ替えした気分になり、血液がサラサラと小川のように流れる。フィトンチット効果を思い切り体感し、他にも聞こえる様々なあ鳥の鳴き声を楽しむ。特に伸びた枝の先には真っ青な頭と羽、真っ白なお腹に黒い顔を持ち、日本の3鳴鳥として知られる鳥(オオルリ)がおもいきり囀る。う~~~ん、ここは夏の高原だね!

熱い日差しを遮る数寄屋作りの大きな屋根。開け放たれた開口部の隅には樹齢何年もの柱が陣取り、それらを支える頑丈な梁。天井や襖には名だたる日本画家の花鳥風月や鳥獣戯画をめでる事が出来る。何十畳もある畳の真ん中に静かに胡坐を組むと、自然と暑さなど吹き飛び心が平安で満ちて来る。抜けていく風を肌で感じると、遠い昔の歴史の重みも一緒に感じられる。庭に目をやると宇宙観を抱かせる石の造形。これらをじっと眺め『無』の境地を感じ取れれば汗も自然と引くというもの。そこへひょっこり顔を出すネクタイを締めた白と黒でおなじみの人懐っこい鳥(シジュウカラ)。彼もこの空間で少しは気持ちを落ち着けたいのか石塔の上で辺りを見渡す。う~~~ん、ここは京都のとあるお寺。香の香りが一層心を和ませてくれる。

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14:《夏休み①》

 夏休みですね。お陰様で子ども達は元気に1学期を終える事が出来ました。年少組さんで入院していたお友達も退院できたようですし、少しほっとしています。しかし今年は申し訳ない事に、職員が一人、年度の途中で退職する事になってしまい、保護者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。該当クラスの皆様からは、先生の健康の心配をいただき、ありがとうございます。本人はもちろん引き続き勤務したい意向を持っておりましたが、医師の診断は安静を必要とし、精密検査も今後受ける必要があるようですし、何より実際体が付いて行かないようです。これから行事も多くなり、そのたびに休憩をとったり、他の先生に代わってもらったりが頻繁に出てくると、仕事の面でも、子ども達にも迷惑をかける、と言う事で退職することになりました。本当に残念ですが、体調をしっかり治し、まだまだ若い先生ですからもう一度仕切りなおして夢だった幼稚園の先生に再びチャレンジして欲しいです。そして、共にクラスを運営していた相方のH先生がとてもとても気にしているので、本人の名誉のためにもこのページでお伝えしておきますが、先輩のH先生の指導が厳しくて、精神的に参ってしまった(今多くの職場で起きている、人間関係でのうつ病)などではない事だけは声を大にして報告しておきます。H先生は自分の経験を精一杯後輩に伝え、これからクラスにまとまりが出てくる2学期・3学期を楽しみにしていました。お母さん達は、「きっと私がいじめたと思っているだろうな・・・」と痛く気にしております。夏休みが終わって8月26日からは、今まで補助教員で就いていただいたS先生に教育活動全般でお手伝いいただくことになりました。連絡帳も電話での対応もしていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

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13:《夏休み②》

 夏休みといっても、なんだかんだと忙しく、いろいろ工事も入りますし頭の休まる時がありません。9月になればすぐ新入園児さんの募集作戦(えっ、何か作戦なんてあるの?)が始まりますし、大きな所帯でいつも人数がいっぱいだと思ったら大間違いで、大きな所帯だけに現在の在籍人数を確保していくのは大変なことです。先生方には今以上にパワーを発揮してもらい、子ども達がそしてその保護者の方々が『うん。ここがいい。』と決断していただく魅力ある幼稚園づくりを目指します。などとぼんやり将来の青写真を描きながら、ヒグラシの声に耳を傾けながらキーンと冷たいビールを飲む夏でした。

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12:《梅雨の時期①》

 6月も今日で最後となりました。もう1年の半分が過ぎてしまった事になりますね。早いです。
 先日の『土曜参観日』は多くのお父さん達が来てくれました。どの子もいつもの登園時とはちょっと違った緊張感を持って登園したようです。でも今年の子ども達は『パパはやだー』と言って泣く子がいなかったのには驚きました。毎年年少さんの一人や二人は必ずパパでは手に負えず、ママの助けを借りますが、にこにこと手をつないでお部屋に入れました。最近の傾向としてお父さんが子育てにかかわることが多くなり、比較的定期的に、親子のスキンシップがとれているのでしょう。いい事ですね。お父さんへのプレゼントも気に入ってくれたでしょうか?きっとお家のお部屋の真ん中にドーーーーーンと置かれていることでしょう????????。

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11:《梅雨の時期②》

 日本は四季の変化がはっきりしていますのでそれぞれの季節の装いを感じられますが、この梅雨の時期も日本ならではの(東南アジアでは稲作農耕が支流ですからタイやベトナム、中国でも同じような景色が見られるのでしょうが)風景が広がります。この近隣では東急田園都市線の田奈駅から恩田地域へ広がる田園風景がきれいですね。この風景も日本の食文化には絶対必要な景色ですから、お買い物の途中でも、お散歩の途中でも大切なお米を作っている(育てている)この風景についても子ども達には知って欲しいです。そしてこの田圃が多くの生き物の住みかであり、すべてが回って人が食べるお米が出来ていることも、何かの機会に伝えていきたいですね。

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10:《梅雨の時期③》

 乾燥を嫌う菌類達は、この時期が絶好の活動期。いろいろな場面に顔を出します。食中毒の話が聞かれ始めるのもこの時期が多いのではないでしょうか?(食中毒は実は1年中発生しますから日頃から注意が必要です。)お弁当は良く冷ましてから詰めて蓋をする事。洗濯物は少し熱めの湯で洗うと細菌が死滅し、部屋干しでも臭くならないこと。冷蔵庫に保存した調理済みおかずも、食する時は必ずもう一度火を入れて食べる事。などなど、少しの知恵で日常の細菌対策は出来ますからこころがけましょう。身の回りの清潔を保つことも、幼稚園教育要領の『健康』で謳われている所です。これから盛夏に向けて、ご家族の皆さんで気をつけましょう!

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9:\(^o^)/身近な生き物コーナー=見つめよう自然!見守ろう育ち!

 今回取り上げるのは『コウモリ』ご存知ですね!コウモリは鳥類ではありませんよ、れっきとした哺乳類です。主に都市部近郊の木造家屋を住みかにしていますが、山の樹洞を住みかにするモノもいます。毎日日没と共に幼稚園上空にも現れるのは、やはり一般的な『アブラコウモリ』のようです。
数~数十匹の個体が集団を作り、主に飛翔昆虫を餌としてご存知の通り夜行動する動物です。今回は写真も撮りましたので見て下さい。毎回決まった所で休憩をするようで、フンがたくさん落ちています。帰りが遅くなった午後9時ごろ、グラウンドの上空を乱舞して、園舎の角に止まったところです『チーチーチー』と周波数の高そうな声を出し(自分たちの言葉である超音波でしょう)、ムニュムニュと動いておりました。動画は暗くてピントが合わなかったので、失敗しました。この人達も貴重な仲間。蛾などの飛翔昆虫を食べてくれることで、大量発生を防いでくれます。もちろん野生動物ですからもしどこかで見つけても、やたらに手を出さず、そっと見守りましょう。

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8:巣立ったよ!みんなありがとう。Vol.4

 こちらのページをご覧いただいている方々にはおなじみの、野鳥の『コゲラ』が砂場の横の朽木に巣を作って早1ヶ月。6月7日の雨上がりの日曜日に2羽が巣立ちました。日曜日だったので幼稚園のみんなはその様子を見られなかったので、月曜日にお友達に話したところ、なんとすぐに絵を描いてくれたお友達がいました。お母さんがせっせとエサを運んでいる様子は、遊び時間に見ていたと思います。その時の鳥の姿も記憶に残っていたのでしょう。見事に2羽が朽木から飛び出した絵です。たった一人でも、身近にいる生き物の生態を知ってくれて、これを自分の表現に繋げてくれた事。
 私はこれを目指しているのです。何かを感じて思いのままを描いてくれたのでしょう。とても嬉しかったです。私の話から想像して2羽の小鳥が飛んで出ただろう記憶は、きっと彼の前頭連合野に刻まれるはずです。それこそが自分が外の世界で体験した感情の蓄積になって人格形成に成っていくのです。コゲラくんありがとう。そして見守ってくれたお友達、本当にありがとう。

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7:おかげさまで、創立40周年。記念事業です。

 日頃より幼児教育活動にご協力いただきありがとうございます。お陰様で、ながつた幼稚園も平成20年12月4日で40年が経ちました。取り上げて学園でお祝いする事もありませんでしたが、何か記念の物を残したい思いで奮起しまして、園児ロッカーの交換を試みました。新園舎が建って20年になります。その際に入れたロッカー、机、椅子も大分傷みがでてきました。また、旧園舎から持ち込んだ物もありましたので、一掃する事にしました。
 大きな鉄筋・鉄骨の建物の中に、温かみ(ぬくもり)を持たせたく、素材は無垢のブナ材。ブナはご存知のように日本の国土には大変重要な木で、もちろん多くの生き物を育み、水分をたっぷり保存して森を形成する重要な植物です。その柔らかい材質が醸し出す温かみと手触りと色合いでお部屋をリラックスできる場所に変えたいと思いました。(匠の技、ビフォー・アフターです。)そこへ原色の『赤』『青』『緑』の色合いを付け、幼稚園らしい、かわいらしいお部屋に変身です。在園児のお友達は気に入ってくれるでしょうか?3階の年長さん3クラスは、もちろん竣工が新しい事もありますが、1日中明るいお部屋のイメージから『水色』を基調に、下の階とは違うイメージを作っています。またこちらも広々した活動しやすい部屋ですので、これで益々心身の成長に大切な環境空間が1階・2階・3階と整いました。6月8日から22年度の入園見学会も始まります。そして保育参観や、土曜参観日もありますのでどうぞご覧頂いて、ハード部分とソフト部分の充実を感じていただければ幸いです。皆様からの納付金(入園金)をいろいろな所で活かし、子ども達のより良い生活空間に還元したいと思います。

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