< ドッチボール大会 >

投げる、取る、逃げる、当たる。

よける、渡す、また投げる、当たる。

と、ゲームソフトの [Wii] のCMではありませんが 、

今日はドッチボール大会です。

心配していたお天気も良くなり、ドピーカン(快晴の事)です。

寒さが気になりましたが そんなのなんのその!

の活躍ぶりでした。

なぜ幼稚園でドッチボールをするのですか?小学校でもカリキュラムから

外れたのに? と問われる事もありますが、この活動は

ながつた幼稚園が開園以来積み上げてきた年間カリキュラムの中の

ボール遊びの活動の中の、集大成なのです。

年少組からボールに親しみ、参観日も設けその成長発達段階を

保護者の方々にも見ていただきながら、年長さんへ繋げます。

年長の子どもたちもこの時期は、非常にクラス内のまとまりが出て来て、

共に活動することの楽しさを感じ取っています。

また仲間の事も考えるようになっています。

その意識を上手く現わせる活動の一つがドッチボールになったのです。

自然な流れの中のボールゲームですから、みんな素直に楽しみ、参加します。

 

保護者の方々ももう大騒ぎ。もちろん我が子の応援と、クラス対抗の白熱具合は、

中々見応えがあります。ビデオを取りながら、叫ぶ・叫ぶ・叫ぶ、

母の声。 いいじゃないですか。子どもも張り切る、母や父はそれを見て、認める。

家庭に戻ってビデオを見て、また会話が弾む。

親子の繋がりも深まるでしょう。

子どもたちは体を動かし楽しかった思い出と、勝ってうれしい、

負けて悔しい、もっとこうすれば良かった、と感情が生まれ、

思考を巡らすのです。その事が幼児期の発達段階に則した、

環境設定であり、指導者の援助なのです。

指導者と言えば先生も熱いですよ。

今こうして作成している背後(グラウンド)では、

I先生の普段はあまり聞かれない悲鳴に似た叫び声が、

響いています。いいんです、これで。

先生が冷めていたのではクラスのパワーなんて出ませんよ。

さてさて、どこのクラスが優勝かな?

全身で喜び、飛び回る。本来の子どもの姿を

保護者の方々は胸に刻んで、成長を見守って下さい。

 

 

お母さんたちも撮っちゃいました。

  

今日の夕飯はきっとおいしいですね!

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 11:45

< バードストライク >

「バードストライク」 という言葉を聞いたことがありますか?

時々ニュースに出てきますが、航空機のエンジンに鳥が巻き込まれる事です。

これによって、大きな航空機事故が起きる事がありますね。

お互いによくない出来事です。

そして飛行機だけではなく、日常的によく鳥たちは窓ガラスに

ストライクしているのです。図書館や博物館の大きな窓にぶつかる

ケースが多いようです。

丹沢湖のビジターセンターには猛禽類のシールが貼ってあり、

「ここに来ちゃだめだよ」 と鳥たちに教えています。

実は幼稚園のグラウンド側の一番高い窓にも、

キジバトがぶつかった事があります。

首が取れていたので、多分猛禽類(タカ)に追われて

ぶつかったのでしょう。

その後タカが首を取ったのち、カラスが横取りにやってきたようです。

体をつついていました。私が救護し、お山に埋葬しました。

キジバトは飛び立って加速するのに少し時間が

掛りますし、タカに追われるとパニックを起こしぶつかってしまいます。

またガラスに背景の緑が写り込みますと、鳥たちには先があるように見えるのです。

そこへ猛スピードで突っ込んでしまうわけで、ほとんど即死です。

とてもかわいそうな事故ですが、先日我が家の窓にも小さな鳥、

「ヤマガラ」がぶつかってしまいました。これです。

朝9時ごろ、キッチンの片付けをしていたらバン!と鈍い音がしたので、

「アッ」と思い(すぐに鳥が窓にぶつかったと分かりました)

ドドド、と外へ出て、その窓の下に行ってみると、

かわいいヤマガラさんが、グターと倒れていました。

急いで、でもそっと、手のひらに取り、外傷を調べたところ、

何も無さそうです。羽もそーと広げてみましたが異常なしです。

そのまま掌の中で保温し、ぶつけたであろう頭部をそーっと撫でていると、

ピクッと動きだしました。

「うん、よかった、大丈夫だ」と思い、そのまま温めてしばらくいると、

ムくッ と起き上がり、同時になんと私の右肩に乗ったのです。

飛べる事も分かりました。

「ワー!」と心で叫びずっと動かずにいると、首をあちこち動かしだしました。

素晴らしい経験です。野鳥が私の肩に乗っているのです。そして、

キョロキョロする彼or彼女と時々目が合うのです。夢のような体験です。

お互いに近すぎて「ぎょっ」と体を後ろに引くような動作を続けながら

5分ほどたったでしょうか。

ヤマガラは近くの枝に移って行きました。

助かって良かった。

でもこんな経験をさせてくれるバードストライクなら、

またあってもいいかな・・・・、なんてかわいそうな事を

考えてしまいました。

その後もヤマガラは我が家の周りによく現れ、

「ニーニー」と鳴いています。

私の顔を覚えてくれているとこれまたメチャメチャうれしいのですが、

そこはどうでしょう?

カラスはしっかり人の顔を覚えますが・・・・・。

野生動物も不慮の事故に巻き込まれることが多々あります。

私はそんな動物たちの保護をしている施設(神奈川県立自然環境保全センター)

のボランティアをしています。

野生動物たちとの出会いは、いろいろな事を教えてくれます。

とっても大変ですが!

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 19:11

< 開園記念日に思う >

今日は開園記念日なんです。(1968年12月4日)

土曜日にあたってしまいしたので、

あまり園でもお話ししませんでしたが、42年になります。

現理事長が中学校教諭の職を辞して、個人の所有していたこの敷地を

幼児教育に提供したのです。

中学生を指導する中で、もっと小さな子どもたちに

しっかりとした教育を伝えようと思ったそうです。

理事長(私の父ですが)はいわゆるいじめられっ子や、不良少年少女たち

(ちょっととクラスの中で浮いている子どもたち)の面倒をみるのが得意だったようで、

その時代にお世話になったとする教え子が今でも連絡をくれたり、自宅を訪問してくれるそうです。

そんな子供たちを見ていて、幼少期からの教育が大切だと感じたのでしょう、

幼稚園の建学を選んだのです。

よく覚えている事に、この名前=ながつた幼稚園 を取得する際、

近隣幼稚園や所轄の承認が得られず、毎日神奈川県庁に日参していた父の姿を

覚えています。いつも厳しい顔をしていました。

そんな父の思いが教育理念につまり、私立の建学の精神となっているわけです。

現在認可を受けている横浜市の幼稚園は全て私立ですので、

それぞれの園長先生方がその思いを込めて取り組まれてきたのです。

そこには長い歴史があり、建学の精神が脈々と流れています。

ところが今ながつた幼稚園は幼保小の取り組みで

この開園以来の教育方針がかき回されています。

幼保小の取り組み事態は、同じ幼少期を育つ子どもたちにとって、別々な環境での育ちを

上手く繋げて小学校で生かそうとする考え方であり、理解できますし、

現に数年の取り組みで双方にいい成果が現われています。

しかし、国家レベルのあまり現場を知らないその場しのぎ的な特命で、

それこそ幼稚園の歴史や独自の取り組みを何も知らない国公立の先生集団である

教育委員会の方々は、私立幼稚園へのアプローチもそこそこに

スタートカリキュラム(接続期課程)を取りまとめようとしています。

幼稚園側も「はい、そうですか!」とすぐに協力できない現状を抱えています。

マンパワーもそうですし、もともと小学校を見つめてカリキュラムを立てていない幼稚園もたくさんあるんです。

保育園さんはそれは公立ですので比較的右に倣えで、やらざる終えません。

しかし、私立幼稚園には開園以来長い間培ってきた教育理念や活動内容が

あり、多くの子どもたちの成長を見守り、そこへ入園させてきた近隣の保護者の方々との

信頼関係も築き、共に幼稚園教育の必要性を分かち合ってきた歴史があるのです。

そこはご理解いただきたい。

どこか接続期課程に使える内容があれば、うまく取り出して組んでみてください。

成長の流れを重視するのであれば、

満3才からが幼稚園教育年齢と定めているのですから小学校の低学年までを

一つの教育機関と位置付け、義務化する方法だってあります。(フランスのように)

もっと根幹から幼児教育のあり方を探ってみるのも教育委員会の仕事ではないでしょうか!

ながつた幼稚園にはしっかりと開園以来の教育方針があり、毎年実行している最中です。

それを優とした、多くの入園児を小学校へ送ってきました。

教育委員会の先生方は、その辺のところをもう少し勉強してほしいと思います。

私立幼稚園の教員経験者がそちらの委員会にも参加されていると

いいですね。まあせめて、幼児教育をしっかり学び、

クラス担任や運営を長年務め、多くの時間を子どもたちと関わった事のある、

そして大人の根回しの世界で偉そうに、

もっともらしく幼稚園教育を役人に語ったりしない人が

幼保小の取り組みに就いて欲しいですね、ねえ園長先生!

おっと、開園記念日でした。

とにかく今まで存続できたことに感謝し、支えてくれた子どもたちと

保護者の皆様、地域の方々、そして今も熱心に指導しいる

教職員の皆さんにお礼を言いたいです。

ありがとうございます。

これからもながつた幼稚園をよろしくお願いします。

こんな素晴らしい、心のこもったプレゼントをもらいました。

本当にありがとう。

先生たちはしっかりとみんなの心を受け止めます。

Filed under: 未分類 — itsuko 12:55

< お疲れですので、鳥。 >

今日は朝からいろいろ忙しく、疲れてしまいました。

(新年度の教員採用試験を行っていました)

背中が痛いので、もうパソコンもやめておきます。

そこで 鳥さんたちの登場です。

今日はえーーーーと、マ行でしょうか?

マ: マガモ

カモの中では大きい種類です。とてもきれいな鳥ですよ。

羽、欲しいなーーーー!

ミ: ミサゴ

う~~~ん、素敵。タカの仲間です。魚を食べます。

ム: ムクドリ

よく街路樹にねぐらをとり、大きい群れで集まる鳥です。

あちこちで迷惑がられていますが、鳥たちも寝ます。

家(ねぐら)の提供もしてあげて下さい。

メ:メジロ

つがいです。キスです。鳥はよくキスをします。絆が強いです。

私は・・・・・。あーーもう、疲れてるんですからそんなことどうでもいいです。

モ:モズ

 

幼稚園のグラウンド上の電線でお食事中。

食べているのは、これまたグラウンドを散歩していたカマキリです。

翅をむしり、足をもぎ取り、体を美味しそうに食べました。

片足で電線を掴み、片足でカマキリを掴み、その足の「ふしょ」と呼ばれる部分で

体を支えています。いいですね。この写真。

では、さようなら。背中が痛いです。

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 18:42

< 感染症注意報、発令中 >

昨日はれんげ組のS先生も1日お休みをいただいたが、

今お腹から来る風邪(嘔吐下痢症)の症状でお休みするお友達が増えてきました。

報道では今年は「ノロウィルス」が大流行すると言っています。

平成18年にもマスクや消毒液が足りず、大騒ぎになって、急きょいろいろ取り揃えましたが、

今年はそれらが役立ちそうです。

今日も登園してからもどしてしまった子が2名いました。

皆様どうぞご家庭でも子どもたちの様子をよく見て、

ちょっとでも普段と違うようでしたら早めに対処してください。

まずはお腹が痛くなります。熱はあまり出ません。

そして突然 ゲボッ と出てしまいます。?

嘔吐物は決して素手で処理せず、手袋をして下さい。

出来ればマスクも必要です。

アルコール消毒液を掛けながら、ビニールなどで包み、口をしっかり閉じて

捨てましょう。ウイルスは放置しておくと乾燥して、空気中に飛び出すそうですから、

すぐに処理をしなければいけません。

まだはっきりとノロウイルスが確認されての欠席は出ていませんが、

気を付けましょう。大人も子供もです。

幼稚園内にはあちこちに消毒液を置いています。

来園の際はご利用ください。

なお他の感染症は12月1日時点では発症しておりません。

Filed under: 未分類 — 管理者 11:25

< う~~~ん、いい香り >

今週はいよいよ12月に突入ですね。

早い、速い、もう12月。

今日の朝は気持ちが良かったですね。

澄んだ空に冷たい空気。私の大好きな季節の到来です。

私は冬派ですから、キリキリする冬の日が楽しみです。

もちろん寒いですし手も唇もカサカサで、お肌には何一ついいことが無い冬ですが、

この寒い中、お気に入りのマフラーや手袋や、軽いダウンでほかほかにして、

外に出るのです。もちろん双眼鏡とカメラ持参。これは必須アイテム。

そして記録ノートと虫めがね、拾ったお宝を入れるビニール袋と図鑑。

うん、完璧。そうそうマイボトルもね。水分補給です。

こうして野外を歩き回っていると、寒さも何のそのです。

今度ご一緒しませんか?

さて本題はいい香りをまた発見いたしました。

初秋のいい香りは 「モクセイ」 の花。

このページでも触れました。

本日はこのお花です。分かりますか?

写真が少々下手で、ごめんなさい。

清楚な白色のかわいいお花です。

香りをお伝え出来ないのは残念ですが、クチナシの香りを思い浮かべて下さい。

甘ーーーイまろやかな香りでしょう。

そこへちょっと柑橘類のパヒュームを1滴落としたような香りなんです。

私の臭覚にはこんな感じに香るのです。

いい香りなんです。

毎年花は付けていたのですが、今年は満開で初めてこんな素敵な香りがする事を知りました。

そういえばちょっとキンモクセイのお花に似ていますね、色以外は。

そこで調べてみてびっくり!

同じ常緑小高木のモクセイ科でギンモクセイとの雑種だったのです。

いままでずっとただの 「○○○○」 と思っていましたが、違ったようです。

さあ、お分かりですか?葉っぱを見れば・・・・・、ね!

これからクリスマスにはよく登場します。

はい、ヒイラギでした。いえ、『ヒイラギモクセイ』 でした。

「10月に花を付ける」となっていますから、やはり温暖化の影響でしょうか?

この11月下旬に満開なんです。

こんなにいい香りがするなんて、また一つ外へ出る楽しみが増えました。

外へ出るとどんな事にめぐり合うか、毎回が驚きと新鮮な発見です。

そしてこの小さなお花の香りに誘われ、小さなアブ(ホソヒラタアブ)が

見事なホバリング(停止)をしながら周りを飛ぶのです。

2枚の翅は肉眼では見えないほど震わせていますので、写真は

失敗しました。蜜を求めて虫は冬でも必死です。

ヤツデの花もそろそろ咲きますね。冬でも咲く花がある事は

生態系の中でも重要な存在です。

どこかでこのヒイラギモクセイを見つけたら、是非鼻を近づけて

香りを楽しんでみてください。

決して怪しい人に間違われないようにご用心!

<追記>

このページの5月6日の記事に載せました、私の尊敬する

先生の追悼会が先週の土曜日に無事に終わりました。

シンポジウムから交流会までずっとお手伝いをしながら、先生への思いも

追悼文にしたためて発表させていただきました。

本日の神奈川新聞には記事が載っています。

私はこの先生を師と仰ぎながら(私のよう者がお手本にするのはおこがましいほど、

立派な先生ですが)生き物や植物と触れ合い、そこでの発見を皆様へ

お伝えしたいと思っています。

浜口哲一様、どうぞ安らかにお眠りください。

いえ、きっと先生はじっとなんかしていませんね。

Filed under: こども環境管理士 — 管理者 10:57

< 今日はカレーです! >

月に一度のカレーの日。

みんな大好きな給食のメニューですが、

一つ困ったことがあります。

それは 「スプーン」 の忘れ物。

『お箸をきちんと使いましょう。』 と指導しても

この日だけはさすがにスプーンです。

今日も次から次と、職員室窓口のベルが鳴りました。

♪ チリチリチリー ♪

「はい、何ですか?」

「スプーン貸して下さい。」

「あらら、今日はカレーですよ。スプーン忘れちゃったの!」

「だって、いぶき野小学校行ったんだもん」

「えーーー、それは昨日の事でしょう(就学時健康診断です)」

「お母さん、給食の献立表見なかったのかな~~~~」

「うん、見てないよ!」

「えーーー、ダメじゃない。」

「はい、どうぞ!今度は忘れないでね。」

という事で、本日のスプーン忘れさんは全部で

19名でした。この数字は多いですね。

園の用意は21本ありますが、ギリギリでした。

多い時は36人(月曜日がカレーだったりすると大変です)の時がありました。

お願いします、お母さん。忘れ物のないように次の日の用意をして下さい。

スプーンに限らず、体操着・プールバック・お行儀の靴下、

その他締切日がある提出物。

どうぞ予定表をよくご覧に成って、忘れ物チェックをしてから

送り出して下さい。

「0655」=午前6時55分の意味 という NHK教育テレビの実にマイナー(ごめんなさい、NHKさん)

な番組があるのですが、そこでも

 「忘れ物撲滅委員会」 と題して、

サラリーマンの方々に忘れ物チェックの歌を作って、歌っています。

歌はなかなかいいですよ、振付もね!(NHKさんへ) 

どうぞ来週から気を付けましょう!

特にお弁当をよく忘れるお母さん、

よろしくお願いします。

Filed under: 幼稚園活動 — 管理者 10:55

< やっと紅葉 >

もう11月も終わりに成って、やっとお山が色づきました。

隣接する桜林はもうすっかり散っているのですが、

お山はもみじが多く、その色づきがここ数日で深まりました。

もっともっと、真っ赤になって一面がもみじの葉っぱで埋まるのも

もうすぐです。

真っ赤なもみじを見ると、この歌ですね。

作詞:薩摩 忠   作曲:小林 秀雄

< まっかな秋 >

♪  まっかだな まっかだな

   つたのはっぱが まっかだな

   もみじのはっぱも まっかだな

   しずむ夕日に 照らされて

   まっかなほっぺたの きみとぼく

   まっかな秋に かこまれている

♪  まっかだな まっかだな

   からすうりって まっかだな

   とんぼの背中も まっかだな

   夕焼け雲を 指さして

   まっかなほっぺたの きみとぼく

   まっかな秋に 呼びかけている

とまあこの曲は、多くの方がご存じだと思いますが、

「からすうり」 を知っていますか?

これです。

これがその実です。真っ赤ですね!

ウリ科の多年草で白いレースのような花が夕方から夜開いて、

朝にはしぼんでしまう、はかない花を付けますが、根は丈夫で、ツルを伸ばし

どこへでも生えて行く、つる性のしたたかな植物です。

ヒヨドリはこの実を食べます。

だからこの実も鳥にとっては貴重な冬場の食料です。

森や林の淵を、樹木に沿ってつる植物が伸びていたら、

このカラスウリかクズの葉が多いでしょう。

こういったつる性の植物を、樹木を覆って伸びて行くので

マント(衣服のマントです)群と呼びます。

同じ赤い実でもこちらは 「センリョウ」の実。

こちらは花屋さんでもよく出ていますし、家庭でも生け花の材料にしますから

良く見ますね。この実はキジバトが大好きです。

これから実を付ける多くの植物は、ほとんどが鳥たちの冬場の食料に成ります。

この実を食べてもらう事で、植物は繁栄してきました。

鳥たちがフンの中に種を残し、あちこちにすることで成りたっています。

循環ですよ。つ・な・が・り です。

では、さようなら。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — 管理者 10:54

< どうなる、幼稚園 >

こんな記事を見つけました。読売新聞の 「スキャナー」

というページです。(11月22日朝刊)

「こども園」幼保一斉保育反発  です。

本当ですよ。反発します。待機児童を減らす・母親の社会進出を促す、

この二つの大名目だけで、いままで培われてきた幼稚園が担う

幼児教育はどうしてくれるんですか。

多くの園長先生たちは怒っています。

管轄部署もあいまいで、財源もこれまた不明で、実際の現場の声や

状態をあまり調査する事もなく、乳児と幼児を一緒にすることだけが

先行しているのです。

待機児童、待機児童といいますが、役所は入所を希望した保育園に入れなかっただけで、

(ちょっと遠くの園は空いているのに、その人の自宅からは少し場所が離れている事が理由で

入所を拒否する人)その人を待機児童1人、とカウントするんです。

これではいくら保育園があっても待機児童なんて無くなりませんよ。

私立の幼稚園でも、定員割れをしているところは山のようにあり、

地方を行けばその数はますます増え、廃園(閉園)する幼稚園も毎年出ているんですよ。!

ながつた幼稚園でもまだ年少組は新年度の入園手続きができます。

要は定員割れですよ。

既に平成18年から「認定子ども園」がスタートしていますが、現場はまだまだ混乱続きです。

一つの施設の中に従来の幼稚園と保育園が一緒に存在するわけですから、

活動の仕方だって、従事する教職員だって、訳分からなくなりますよ。

だいたい幼稚園は教育施設、『学校』 と位置付けられてきたわけですから、

そこへの期待と要望がきちんと保護者の皆様にもあるわけです。

国はもっと根本的な子どもたちの教育をどのようにしていくか、を考えて取り組むべきです。

ただ一つの時期だけの子どもたちをどうするかでは、連続した学びが人を成長させるのに、

次へ、次へと続かなくなります。教育はその国の戦略です。

人を一貫して育てていく、教育の環境を子どもたちに提供する事は、

国家としての充実度も問われるところです。

まったくけしからん!どこぞの役人さんは一度ながつた幼稚園を見学に来るべきです。

こんなに一生懸命取り組んでる先生方と、そこで伸び伸び多くの体験をしている子どもたちを

見てほしいと思います。

保育園だって、ただ子どもたちを預かっている場所ではありません。

私も今の政府の取り組み方には納得していない一人です。

いろいろな面でね。

そして昨日は朝鮮半島が大変な事に成ってしまい、

こちらの問題もノホホン~~~としてはいられない事に成りました。

有事(戦争)ですからね。

私たちも自分の事として、一人一人考えなければいけません。

Filed under: 未分類 — 管理者 10:53

< 作品展 ねらい >

今日は数日続いた寒さも和らぎ、穏やかな一日となりました。

作品展は朝の開始時刻から、人の途切れる事が無く、

ご家族皆様でお出かけ下さった方が多いように思いました。

描いて、切って、貼って、また描いて。

そして自分の発想を作り上げる、組み立てる事は大人も

子どもも楽しい、刺激的な作業でしょう。

入園してからの少しずつ取り組んだ、そんな制作の数々や、

普段とは違った素材に触れてみて、そこから作る意欲を引き出す

過程は、夢中になって取り組めた活動の一つに成ったでしょう。

個人製作では子どもたちの創造力と楽しさが伝わって来ました。

共同制作では大きな作品になるドキドキ感も感じられました。

完成させるには辛抱や我慢も必要だったと思いますが、

作品を作る楽しさは、どの子も感じられたのではないでしょうか。

ご自身の作品を展示して下さった外部の方々(特に祖母の方が多かったようですが)も、

大変心がこもり、温かく、素晴らしい輝きを放っていたと思います。

技能をお持ちの多くの方々が、子どもたちの成長を共に応援していて下さる事は、

子どもたちの励みにもなるでしょう。

提供して下さった皆様、ありがとうございました。

父母の会の皆様も、毎年この行事を盛り上げて下さいます。

3年ほど前からはゲームも取り入れ、父母の会への関心も

きっと高まっているでしょう。今日は打ち上げをされるとのこ!

運動会から忙しくお手伝いいただきました。お疲れさまでした。

ビールが最高においしいでしょう。飲みすぎ注意。

私の部屋の 「セミセミキャッチャー」 も大変盛り上がりました。

N先生が打ち立てた、一度で9個の壁が、午後に成って年中の女の子により

破られました。なんと10個も一度に釣り上げたのです。 すごい!

お陰さまで 「セミってこんなにいるんだ。」

「6集類も見つかるんだね」 

「セミの抜け殻でこんなに楽しい遊びが出来るなんて!」

など 保護者の皆様からも好評で、夏休みのご協力を生かす事が出来ました。

こちらも感謝です。

私の講義?(クイズと絵本)はちょっと難しかったのか、最後まで

集中が続かなかったように思いました。

でもクイズを楽しみに来てくれた年中さんの男の子もいて、

たった一人でも聞いてくれるお友達には、これからも生き物の不思議と

素晴らしさを伝えようと思いました。

今日はもう疲れちゃいました。痛めている腰も限界です。

私も家で一人ビールでも、いやボージョレーヌーボーでも

開けましょう。1本飲んじゃおうかな!

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:20