< 今日は旅日和 >

平成が終わろうとしている3月30日の午後3時30分、
私は初めての目撃をして、大変幸せな気分になりました。

まずは春の妖精であるビロードツリアブと挨拶を交わし、
そして今年もツバメの飛来に出会えたこと。
それにも増してスーパーな出会いは、春の時期のハチクマとい鷹の渡りに遭遇できたこと。
西風、高度は1、500から2、000メートル上空。
彼らは突然視界に現れた。
白い雲を背景に黒いシルエット。
両翼に厚みがあり、首が長い。水平にゆっくり羽ばたき、
後は風に乗りまっすぐ飛翔する。
間違いない、ハチクマだ。
東南アジアから今年も渡ってきた。1羽、2羽、3羽、それぞれ同じような感覚を保ち、東へ飛ぶ。少ししてまた5羽が連なって来た。
帰ってきた。ツバメ同様日本で繁殖をするために、彼らがまた戻って来た。
その姿はどこまでもカッコよく、彼らの生き様は壮大で神秘に満ちている。
この時期、ここをルートにして渡っているのか!
なんと素晴らしい遭遇でしょう!
ツバメ2羽にも手を振り歓迎して、ハチクマ9羽には涙が出そうに感激して、
見送った。
また明日、風がよければ同じルートを来るかもしれない。
日本に帰って来てくれてありがとう。
もうすぐ新しい時代を迎えるよ。

Filed under: 世界,鳥・トリ・とり — itsuko 16:29