< 恨めしの穀雨 >

今日は穀雨。たくさんの雨が穀物を実らせる春の雨のこと。

多くの田にも水が入り、田植えの準備が始まるでしょう。

本来なら熊本県も大分県も、同じように美しい田園風景が見られるはずですが、

なんとも恨めしい雨が降ることになってしまいました。

いつ収束するとも知れない地震の影響はどこまで広がってしまうのか。

5年前の大地震がまだ世界中に記憶として残っている中、またこの連続する大地震に私たちはどのように向き合ったらいいのでしょう。

各人がしっかり防災の意識を持たないと、この日本では生きていけません。

作物にとっては恵みの雨ですが、九州地方では恨めしの雨でしょう。

なんとかこの窮地を乗り切って欲しいと横浜の地から祈るしかありません。

穀雨を育む瑞雨(ずいう)、草木を潤す甘雨(かんう)、春の長雨は春林(しゅんりん)、早く咲いてと花に促す催花雨(さいかう)、

長く降りすぎてウツギの花が腐ってしまうほどという卯の花腐(うのはなくたし)などの言葉があるようです。

最近はこんな風情のある雨も少なくなり、ゲリラ豪雨ばかり。

農耕民族だった私たちが築いてきた美しい山野の姿をいつまでも留めたい穀雨です。

個人面談が始まりました。

担任との信頼関係をきちんと築いていただき、また個別の配慮が必要な情報をしっかり共有し、1日活動に入ります。

どうぞご協力ください。