35:≪春の気配①≫
ふきのこ会が終わると、一気に年度末ムードになる幼稚園。子ども達はそれぞれが緊張を乗り越えて自信を付けました。年少さんも会話が格段としっかりしてきて、受け答えに「て・に・お・は」が入ってきました。疲れて帰って来るお父さんからは卒業です。「めし・風呂・寝る」で終わってしまう会話が「ご飯にします。・お風呂に入るよ。・今日は寝る。」などなど助詞が加わり、形容詞も増えた、という事です。ことばの大切さは心身の成長に大いに関わっていますから、きちんと言葉を話す、自分の気持ちを相手に伝える事に着目して、普段から子ども達と話をしています。そんな会話が増えた子ども達にも、なんだかウキウキした雰囲気があり、1年間一緒に活動してきたクラス意識が強くなり、幼稚園全体がほんわかムードに包まれているようです。先生達の顔つきも今までよりやさしくなったはずですから、そんなところもご注意ください。(気を抜くと、怖い顔に戻ってしまうかな・・・?)
が顔をだしますポカポカ広場までの階段の両脇は、ちょっとした群落になっています。
これは本当のこの山の自生種ですから貴重ですよ。ふきのとうだって、そのうち見られなくなる植物ではないでしょうか。里山が消え、田んぼの畦がなくなれば、おのずと生息地を追われるという事です。哀しいです。先生方にも写真を見せましょう。大体「ふきのとう」を見つけられないとこんな話も空論になりますから・・・。
二つ目は「コナラ」=どんぐりが根を出した所。どんぐりは落ちた場所の環境で、実際の木に成れるかが決まります。そのほとんどが二葉を出してもなかなか育ちません。木の生育には気の遠く成る月日が掛かるという事です。屋久杉見たいにね。切る(倒す)のは一瞬ですが・・・。