< お元気で、また会いましょう >

年少から在籍し、今日まで元気に登園していたスリランカが母国のお友達が退園しました。

母国の教育事情に合わせ帰国を選択したものの、ご両親には苦渋の判断だったそうです。

一家で来日して日本の幼稚園に入れる選択も勇気が必要でした。

お母さんは語りました。「いじめられるんじゃないか・・・・」

第2子の出産もあり、お母さんは日本での暮らしに必死だったでしょう。

それでも幼稚園との連絡を密にし、お手紙をきちんと読んで(日本語を勉強しながら)各行事にも全部参加しました。

今日涙のお別れをしましたが、短い間でしたが素晴らしい幼稚園のお友達と先生方に会えて、本当に嬉しかったと言ってくださいました。

先生方のお陰で、いじめられるような心配も全くなく、元気に通えたと喜んでいました。

福島から転居してきたお友達に対し、何の落ち度もない人たちに投げかけられる心無い言葉と態度。

同じ日本人同士でもこんな悪趣味な出来事がある中、

何の心配もなく毎日当園出来た、と言ってくださった外国人の言葉は私たちを何よりも勇気づけました。

どなたに対しても変わらぬ笑顔と真心が伝わったのでしょう。

異国の人々を受入れ、共に生きる寛容な社会が今世界中で問題になり、失われています。

日本での生活が思い出深いものになってくれたのであれば、またいつかきっとお会いできるでしょう。

ご家族皆さんどうぞお元気で。スリランカでの益々のお幸せをお祈りしています。

インフルエンザA型のお友達が発症しました。たんぽぽとばら組です。

引き続き手洗い・うがいとマスクの着用を習慣付け、年末を乗り切りましょう。

 

 

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:58

< 楽し、嬉しい記憶 >

私が幼い頃はまだクリスマスが一般家庭には浸透していなかったように覚えています。

あくまでも宗教上の行事だったような・・・・?

大きなデパートは幼心にキラキラしていた記憶がありますが・・・・?

今日幼稚園ではクリスマス会です。

宗教上のお祝いは別にして、華やかな心弾む雰囲気、人々の笑顔に接することは子どもたちにとってとても大事なことです。

多くの幸福体験は人を前向きにするはずです。

笑顔に多く接すれば、自分も笑顔を作れます。

やはり子どもたちの暮らす環境は平和で安定した、嬉しい日々でないといけません。

人に優しくされたり、褒められたり、こんな記憶が多いほど、大人になって苦しい事にぶつかってもきっと立ち向かって行けます。

今日は子どもたちにそんな場面と記憶を存分に味わってもらいました。

先生たちはずっとみんなの健やかな成長を願っています。

母ネットカフェにお越しのお友達にもサンタさんがプレゼントをくれました。ホホホーーー!

今はクリスマス曲を聴きながら、美味しい焼きたてパンを食べています。

シリアの子どもたちにも早く笑顔の日々が戻ることを願わずにはいられません。

 

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 12:11

< 48年、感謝です >

明日は創立48年の開園記念日です。

今回は長津田地域で行われる音楽祭(長津田音祭り)に参加することにしました。

丁度開園記念日当日が音楽祭であったこともあり、これも一つの記念になるかな!と思っています。

そして今日は生きもの観察会に卒園児の男の子が素敵な、素敵な手作りの盾を持ってきてくれました。

何でもお山で拾ったどんぐりを冷凍保存して取って置き、それを額縁のまわりに飾ってくれました。

なんとも嬉しい心にしみる贈り物です。

ありがとう、Y君。とても嬉しいです。大事にするよ。会えて良かったです。

まだまだ頑張らなければいけませんね。

これからもながつた幼稚園は子どもたちの好奇心を応援します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 12月だ・・・ >

いろいろあり過ぎて頭がぐるぐるですが、暦が12月になってしまいました。

気が付けばお餅つきの月になり、師走をイヤでも感じざるを得ません。

一時収束していたおう吐の症状でまた欠席者が多くなっていますので(年長)、お餅つきは厳戒態勢で行います。

ジョウビタキがグラウンドの電線に止まってじっとしていました。

彼女も師走をかみしめているのかもしれません・・・。

 

Filed under: 幼稚園活動,未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 17:12

< 美味しいね、嬉しいね >

文科省が定めるところの幼稚園教育要領を読み返す必要があり、「環境」の項目に目を通していたら、

自然環境とのかかわりは従来から強調されているが、とあった。

さあ、どれだけの幼稚園でこの項目をとらえて活動に結びつけているだろうか?

実は大変難しいところなのだ。自然を相手にする時、その考え方と知見を知った上で、幼稚園活動に組み込ませるノウハウが一番ネックである。

現在幼稚園協会の緑支部での研修で、ビオトープを主にした講師をやっているが、

参加している他園の先生方も、自身の自然体験が乏しく、彼女たちの園では取り入れられていない。

そのくらい随分前から幼い頃からの自然体験が少なくなっている。

今日の焼き芋大会ではそんな自然の恵みと産物を食するという具体的な活動に結びつけた体験だ。

それはそれは先生方は火の管理も含めとても大変なのだが、

こういった経験が教育要領が目指すところの自然環境とのかかわりだとすると、

こんな活動ができるのも、フリーのそして男性先生の存在の多さがながつた幼稚園の強みであり、彼らに助けられている。

幼稚園を選ぶ時、このような具体的な貴重な体験活動があるのか、無いのかにも着目してほしい。

美味しいね、嬉しいね!まさに焼けたお芋を二つに割った時の子どもたちの笑顔が、そしてこの時の記憶が、

この子たちの健やかな育ちに、そして自然環境との出会いにつながって欲しいと切に望む。

< こどもパワーに助けられ >

まあ、なんと素晴らしいお天気になったことでしょう!

絶好の焼き芋日和でしたが、連日の寒さや降雪でじっとりと湿ってしまった落ち葉たち。

これではなかなか火が付かず、点いたとしてもお芋が焼きあがるのに時間も掛かり、困った状態でした。

風もなく絶好のお芋日和でしたが、この快晴を逆手にとって濡れた落ち葉を乾かしました。

これが子どもたちにとっては非日常の楽しい活動となり、年少から年長まで落ち葉の中での大騒ぎとなりました。

年長さんは最後の作業、落ち葉集めをやってくれましたが、それはそれはパワー全開で、

何も支持することなく、方法を教えるでもなく、自主的に多くの落ち葉をどうやって集めるか!?

役割分担を決めそれはそれは手際よく、ビニール袋に詰めて行きました。

体操の時にマット上で説明してもなかなか動作に結びつかなかった「うさぎ跳び」も、

落ち葉を前にしてしゃがんでみると、なんなくやってのけるのです。

自然物の中で体を動かすとはこういうことなのです。

落ち葉を素手で集めるためにどうやったら一番効率が良いか!

自然とたどり着いたその動作は、体操時にやろうとしていた、全身を使った日常運動だったのです。

今日の活動はひんやりと冷たい空気の快晴の空の下、

飛び切りの幼児教育活動となりました。

環境の中から子どもたちが主体的に活動に取り組むことで、友達との係り、活動順位、する・しないの判断など、様々な思考と動作をやっているのです。

今日はまさにそんな副産物を得た順延焼き芋大会日となりました。

また日曜日は雨の予報です。今日乾かした落ち葉は大事に大事に室内へ取り込みました。

月曜日ば北風が強い懸念があります。

低気圧が通過した後の大陸高気圧の張り出しは、北風を伴います・・・・。

気象予報士になろうかな・・・・^^;

お腹の風邪が落ち着いてきました。欠席者も減り始めています。

少しホットしながらまた週末です。

< 小雪にて >

昔、「小梅ちゃ~~~ん」というコマーシャルがありましたが^^;

今日は「小雪=ショウセツ」です。

その名の通り、24日はもしかしたら小雪が舞うかもしれません?という予報も出ています。

二十四節気の言葉にはいろいろあり、どれも日本の気候風土を反映する旧暦です。

心と体で感じる日々の移ろい。日本ならではの表現でしょう。

どちらにしても都会の雪は困るだけ。犬も喜びません!やっぱり喜ぶか・・・・。

作品展も無事に終わりました。ダイナミックな子どもたちの作品を楽しんでいただけたと思います。

今日は子ども同志、あれやこれやとおしゃべりしながらみんなの作品を見て回りました。

子どもなりに手作りした様々な食べ物を想像したに違いありません。

3年間の成長の様子を見比べてくださった祖父母の方もいました。

子どもにも、大人にも、文化的作用を促した作品展となりました。

特定のウィルスの報告は受けていませんが、お腹の感染症や水疱瘡のお友達がいます。

体調管理に気をつけて過ごしましょう。

明日は勤労感謝の日。皆様いつもお仕事、ご苦労様です。

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 16:30

< 作品展にお越しください >

何だか雨模様の明日になるようですが、

ながつた幼稚園の芸術の爆発を見にいらしてください。

個人製作と共同製作、そして様々なコーナーがあります。

運動会とはまた違った子どもたちの豊かな表現をご覧いただきます。

明日は制服登園です。上履きをもって来て下さい。カバンはいりません。

雨のようでしたら長くつやレインコートを入れる袋をお持ちください。

ばら組は今年もお山で見つけた宝物を展示しています。

こども環境管理士がお山クイズも展開しています。

どうぞ立ち寄ってくださいね。

プラレールコーナーは今年もすごいぞ!!!

< またお天気が悪い・・・ >

今日はしし座流星群の最大出現日ですが、またお天気が悪いですか?

流れ星をゆっくり眺めたいところですが、咳がなかなか取れない中、野外でじっとしていたらまた風邪を引いてしまうので、

ここは我慢して静かにしていましょう。

作品展もどうやら雨模様^^;

連日準備で遅くなっている先生方も、体調管理をしてくださいね。

まさかどこかの大手広告代理店の様な残業はありませんが、

子どもたち同様手洗い・うがいが大切です。睡眠も重要!

そんな中、色付いてきたお山の紅葉を見ながら、

「ああ~~~きれいですね。空気も美味しいし、癒されます。

今日も1日頑張ります!」

ととても清々しく自分の気持ちを言ってくれた新任のN先生。

毎日大変でしょうけど、気持ちよく仕事に就いているようで安心しました。

お天気が悪くても、心が晴れていれば大丈夫ですね!

 

< 誰かに響けば・・・ >

私の机のグラウンド側に面している窓外には、今にもビリビリニなりそうな生態系ピラミッド図を張り出している。

時々じっとその図を眺め、何かを考えているような子がいる。

幼児期の子どもたちが生きもののつながり図を見て、何を感じ、何を想像しているのだろうか!

声を掛けたりかけなかったり、その子の発する雰囲気を読んで対応しているが、

どの子にどんな影響を与えるのか、未知の世界と向き合う子どもたちにとっては毎日全てが発見である。

どこかで何かの印象を、あるいは衝撃を残したい幼稚園時代である。