< 世界女性デー週間 >

勝手に【週間】と名付けていますが、今月8日は「世界女性デー」でした。

東京オリンピック・パラリンピック委員長の女性蔑視発言もあり、

にわかに日本国内でも女性の地位向上が叫ばれるようになりました。

さあ,日本の女性と思われる皆様。

社会の中で男性と平等に見られてきた経験、もしくは体験をお持ちでしょうか?

日本は世界でも下から数えた方が早い女性の社会的地位の低い国です。

私たち女性はもっと主張を持って積極的に社会で活躍しなければなりません。

また男性は、女性は家事と育児をするものだという固定観念を捨て、

共に協力して家庭を支え、女性が何らかの役割を持って社会へ貢献する機会を尊重してください。

今週は女性の活躍や性差別についての話題が紙面を飾っています。

ながつた幼稚園でもこの問題に取組、次年度から「男の子・女の子」というくくりを無くします。

幼いうちから性別に関係なく、人ひとりの人格を認め合う世界観を身に付けさせたいと思います。

そのお手本となるのがお母さん、お父さんです。

お子さんが育つその環境で、お父さん・お母さんが等しく役割分担する姿を、子どもたちに示してください。

子どもはいつまでもご両親の所有物ではありません。

母も一人の女性として、ご自身の人生の夢を追いかけてください。

子どもは独立して行く者です。またそうでなければなりません。

今日は年長さんの卒園茶会がありました。

お茶室でお点前を頂戴する時間は人生の中でもわずかな一時です。

でもこの時間は人生を豊かにしてくれる時間であると私は思いますし、

子どもたちに日本の伝統や文化を体と舌で感じてくれる時間となるでしょう。

ずっと大切にしてもらいたいと思います。

大人が作る環境と言動から子どもたちは知らず知らずに慣習や観念を学びます。

この観念を性差別の無い空気に変えて行かなければなりません。

日本という国で育つ子どもたちが知る機会を享受し、国の伝統や文化を身に付けていくことはとても大事なことではないでしょうか。

幼稚園の園長という立場にいる私に何が出来るのか・・・・。

少しでも子どもたちが成人する社会や自然環境が過ごしやすい、

持続可能な世界になっている事。

平等な空気間を誰もが持てる日本社会に貢献したいと思います。

 

 

 

< どうする、コロナ終息 私たちが守ること >

2度目の緊急事態宣言が再延長される首都圏です。

私は最近繁華街に出ていないので、人の多さを実感していませんが、

街は結構な人が普通に出ているようで、終息する環境に無いことが報道されています。

どうなったら宣言解除とか、コロナは終息した、などの判断がなされるのか。

ひま一つ基準がはっきりしませんが、とにかくコロナ禍での卒園式をもう一度繰り返すことになりました。

私たちが守ることは何でしょう。やはり行動の制限と活動の自粛。

人との接触を極力避けることに尽きるようです。

町の医師に聞いたところ、「僕たちにもワクチン接種の話などまだ何もない」ということです。

彼は高齢者より先に、学校の先生たちに早く打ってあげて欲しいと言っていました。

もちろん幼稚園もね!と付け加えてくれましたが、

どちらにしても私たち一般人にワクチン接種が回ってくるのはまだ随分先でしょうし、

それまでにまた波が来るようなことがあったら、本当に経済が破綻してしまいます。

私たちは今一度行動変容に努め、コロナウィルスを沈めましょう。

宿主が居ないウィルスは生きていけないのですから、とにかく感染しなければいいのです。

自分の感染も恐れず、患者さんのケアを必死でしている方々がいます。

私たちも頑張らなければいけません。

幼稚園でも感染対策をもう一度徹底して、年度末を迎えたいと思います。

【本日の欠席】

年長:0名

年中;6名(咳、発熱、私用1名)

年少:5名(発熱、咳)

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:17

< ひなまつり おめでとう >

今日は明かりをつけての女の子のお祭りです。

ひな祭り、おめでとう❣

昨今の時代、女の子のお祭りと称すると、どこからか異議を唱えられるのでしょうか?

ジェンダー問題は日本古来のお祭りにも引っかかるのか心配ですが、

女性が称えられることは世界中で共有されるでしょう。

安心してお祝いしましょう。

そして今日はもう一つ目出たい出来事がありました。

各地でヒキガエルの産卵が聞こえていましたので、「いつかな・・・・?」と心配していたところ、

昨晩、♀1匹を確認し、♂6匹に囲まれて、産卵態勢に入っていました。

今朝アズマヒキガエルの細長く、くねくねの卵塊を確認しました。

早速子どもたちに報告しました。

野生の生きものが生まれる環境を覚えていて欲しいですし、その環境の大切さを体感して欲しいです。

さあ、今年は私と一緒にオタマジャクシを数えてくれるお友達はいるでしょうか!

1匹のカエルが生む卵はいくつになるのか、毎年の統計を取ってみたいと思います。

持続可能な池環境を維持していくためにも、個体の出現数と卵塊数、そして平均した卵数から想定する生き残る数の見通しなど。

このお山の自然環境を支える大きなⅠ種であるカエルです。

大事な存在ですのでいつまでも生態が継続されるように保全したいと思います。

次にはアカガエルが産卵するはずです。

生きものの鼓動が聞こえる時期となりました。

< うぐいす 練習はじめ >

気が付けば2月も終わり、来週は3月です。

月日は巡り、次の催事がどんどん押し寄せてきます。

気が抜けない毎日ですが、裏山へ足を運べば聴こえてくる春の気配。

今日はウグイスが初鳴きの練習を始めていました。

鳴くのはオス。縄張りと、そこでのメスへのアピールでみなさんご存知のいい声を披露します。

でもこの声はいきなり出せるのではありません。

やはりそれなりの準備や練習が必要です。

その鳴き声練習を、今日はひっそりしていました。

ホーホケ

ホホホーケ

キョキョキョ

ホホホケキョ

声はまだ張らずに、くちばしの先で静かに歌います。

姿は見えない藪の中で、彼は準備を始めました。

もうすぐ少し開けた見通しの良い枝先に出て、思いきり喉を振るわせ自慢の声を響かせることでしょう。

その時はもう、それぞれが新しい門出を迎えているはずです。

春はもうすぐそこです。

< コロナ副産物 >

コロナウィルス感染により人生を変える必要に迫られた方もたくさんいることは、

各種報道で知らされていますが、この事を機に考え方を一変し、新しい方向性を見つけた方も多くいるのでしょう。

ながつた幼稚園でも、というより私も今まで考えもしなかった活動の本質を見つけることが出来ました。

昨日は年長さんの遠足代替え日「年長DAY]でした。

年中、年少さんにはお休みをいただきましたが、

この活動がこの時期の年長児には大変有意義で、3年間、2年間の幼児期の成長をしっかりと見た気がします。

短期間で企画運営を整えてくれた、星野谷・渡辺・内田・中泉、そして年長組の先生方には幼稚園教員としての資質を発揮してくれた活動内容になりました。

私が言葉で伝えたこの日のイメージを、具体的な活動にまとめてくれたその経験は、

伊達に長年、ながつた幼稚園で職歴を積んで来ただけだは無かったです。

この時期の6歳児が、どのように考え、取り組み、楽しさを享受できるか、

本来子どもが主体的に行動に取り組む要素をたっぷりと盛り込んだ内容でした。

・思いっきり外遊び=先生方がやけに張り切り、嬉しそうでした。

・ゲーム大会=ちょっと頭を使い、神経を集中させ、挑戦してクリアするドキドキ感たっぷりです。

・先生を探せ=発送は私の希望した「缶蹴り」でした。私の小学生時代は放課後はもっぱら缶蹴りでした。

頭を使うし、チームワークが大事だし、何より見つからずに缶を蹴りに行くドキドキ感がたまらなかったですねーーー。

・そして好きな場所でお弁当=全くフリーで場所を選べ、誰と食べるかも本人任せ。なかなかハードルは高いです。

年中や年少さんではまだ難しい行動パターン。年長さんは自分が好きな所へ落ち着きました。

・電車でGO!=インターネットから小田急線の車窓風景を見ながら、生命の星地球博物館へ。

博物館の中をネット画像で見て回り、遠足へ行った気分となりました。

お土産は、ロマンスカーの箸と絆創膏、そして鈴廣さんのお祝いかまぼこです。

なんて素敵なお土産でしょう。(父母の会費から提供していただく卒園遠足です。毎年有難いです。)

ロマンスカーのカードも保護者の方から提供していただきました。

社会科見学である遠足は出来ませんでしたが、

この日は改めて幼稚園教育の大切さを実感した1日となりました。

早速年間の教育課程にこのような活動を取り入れました。

来年は年中さんと年長さんは、それぞれ「年中DAY]「年長DAY]として、活動したいと思います。

昨日の様子は動画で来週配信します。

年少、年中の方々もどうぞご覧ください。

幼稚園の活動は日々の積み重ねで、先生方援助者との関係性なんです。

この人としての自立と他者と関わる力を育てることなんです。

コロナ禍で思わぬ体験が出来ました。

< 春の足音 >

今日は風が強く、花粉も舞っているでしょうか?

日本海側ではおそらく暴風雨(暴風雪)なんでしょう。北国はまだまだ試練が続きます。

お山では春が芽吹き出しました。陽だまりは温かく、空気も緩やかです。

先日の雨は、植物にも動物にも眠りを覚ます合図になったと思います。

もうすぐ春がやって来ます。

お山のフキノトウと早くも花を咲かせた、ハルジオン!

このハルジオンは環境省の要注意外来生物に指定されていますので、

あまり歓迎されませんが、ちゃんと季節を感じて植物としての働きを開始したのです。

< ご協力に感謝します >

緊急事態宣言が継続されている中での発表会となりました。

「中止」という選択肢もあった中ですが、感染防止策を取って、皆様にご協力いただければ開催できると踏みました。

お陰様で、2日間とも時間通りに無事に終了出来ました。

心配した昨夜の地震の影響も無く、欠席者は1名出ましたが、クラスの力と個々の成果を見守っていただきました。

子どもたちは本当に意欲的に臨んでいました。

今年の子どもたちには、特にそう感じています。

自分の演目に自信を持って、張り切ってまた楽しんで参加していました。

きっと1年間の成長が体中に詰まっていたのでしょう。

皆様方のご協力があり、感染防止策も最大に生かせたと思っています。

コロナ感染防止はこれからまだまだ続きますので、その都度の活動に添ってお願いを申し上げるところです。

明日からは又平常保育ですし、気を抜かないようにしたいと思います。

万が一今後体調に変化がある方は、念のためご連絡ください。

先生方も頑張りました。この行事を通して感じることの出来る一つに、

幼稚園の先生という人種は、本当に子どもが好きで、全霊を掛けて子どもたちを支え、情熱を持って見守っているということです。

今回も子どもたちの発表に感動し、癒しをもらい、仕事への励ましを与えられているのです。

世間からは少々不思議な世界と取られがちな職種ですが、幼児期の成長には欠かせない存在なのです。

先生方、お疲れ様でした。

明日は普通に出勤です^^;よろしく!ペコリ。

< 発表会を行います >

毎年年度末に開催しているお遊戯会。

コロナウィルスの感染拡大に伴い本来の行事日程を1週間延期しての開催としたのですが、

なんと緊急事態宣言の延長も一緒についてきてしまい、果たして開催が可能なのか相当悩みました。

しかし子どもたちの発表の場を無くすことは出来ませんでした。

クラス全体で取り組んできた遊戯や劇を、保護者の方に見ていただくことで自信となり、

嬉しさとなり、達成感となります。

この感情を育てる行事の開催は、幼児期にはとても重要でした。

しかしまだまだ感染禍にあります。

こちらも最大の防止策を整えて、皆様をお迎えしようと思いますので、

皆様も検温をきちんとしていただき、マスク着用でお越しください。

観覧できる方は1家族ご両親と兄弟のみです。

動線が決まっていますので、配布している用紙をよくご覧いただき、一方から入場し、正面玄関から退出する一方通行です。

ホールは上演中も空調機で送風状態にして空気を循環させます。

空気清浄機はずっと動いていますし、1演目の上演時間はお遊戯は5,6分。

劇は15分ほどです。まず心配ないでしょう。

幼稚園日記で会場の様子をご覧いただけます。

待機場所等でも固まっておしゃべりは控え、淡々と送り迎えしてください。

お天気は両日とも晴れそうですね。

欠席者も現在の時点では1名のお友達の連絡を受けていますが、

皆元気でとても張り切っているようです。

どうぞご協力いただき、子どもたちの雄姿に拍手を送ってください。

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:46

< ゆっくりしてください >

本来であれば明後日で発表会を行う予定でおりましたが、

緊急事態宣言の発出期間にあたってしまったので、1週ずらして開催することにした発表会。

しかし結局この期間は延期されたことで、宣言中の開催を余儀なくされました。

子どもたちのモチベーションはそろそろMAXを迎えていますので、

これ以上伸ばせませんし、この後の日程が滞ってしまいます。

ここは体調不良のお友達もゆっくり休んで、来週の本番に備えてください。

代休の日程は変更しませんでした。

年間行事で組んでいるお休みなので、それぞれのご家庭で既に予定を組まれた方も多いでしょう。

お仕事の休みを取った方も居るでしょう。

よって代休は変えませんでした。

結果来週は祝日も挟みますので、ゆっくりできる週となります。

先生方も一端英気を養って、当日を迎えましょう。

その代わり発表会明けはちょっと厳しいかな!

どちらにしても感染予防にもう一度注意を払って、来週はリラックスして過ごしてください。

私はあの森喜朗会長の発言にうんざり癖癖しながら、山野を散歩でもして気分転換してみます。

日本はいつになったら男女平等の、ジェンダー理念が浸透する国になるのでしょうか・・・・。

ガラスの天井なんて、先の又先にしか見えていない太古の世界の様です。

卑弥呼だって、平塚らいてうだって、緒方貞子氏だって、皆女性なのにねーーー。

野鳥たちに迎えてもらいます。

< 最近の年少組 >

3学期に入るとどの学年も年齢自体の成長と、クラスの協調が強くなり、

存在が一回り大きく見えるようになります。

そして言動が大胆に、ダイナミックになって来ます。

今日もグラウンドを3輪車が暴走し、前を走る1台に激突。前の子は無事でしたが、

激突した子は自滅。すぐに自衛パトカーが出動し、暴走車に切符を切って要注意勧告を出しました。

グラウンドの隅ではなぜかオブジェのように置いてある「お結び岩」に張り付き、よじ登り、ネットに飛び移り、

スパイダーマンさながらネットつたいに移動して着地成功。

フーーーー、怪我をしなくて良かったね。

昨日やって来た鬼の忠告でワーワー泣いた子たちが、一夜明けてカッ飛んで遊んでいます。

「鬼は山に住んで居て、悪い子のところへ降りてくる」と話すと、ちょっと顔つきが緊張しますが・・・。

ふきの子会の発表会でもその変容振りは顕わで、舞台の上でこんなに生きのいい年少さんは久しぶりのような踊りっぷりです。

幼稚園で過ごすことが楽しく、充実していて、自分のやりたい事が思いきり出来ているのであれば、

子ども時代はこんな成長を望んでいる、ながつた幼稚園の目指す教育が伝わっていると思いたいです。

言葉も増えて、なかなか面白い話も聞かせてくれます。(お家の出来事含む)

これから年中、年長組への歩みが大いに楽しみです。

 

 

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動,未分類 — itsuko 13:48
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