< 見て下さい、この素敵な虫 >

梅雨の合間をぬって生き物も大忙し。

食べ物を探さないとね。鳥なんか常に食べていないとエネルギーが

蓄積されないから、雨の日は大変です。

そんな中、こんな素晴らしい虫を見つけました。実は私も初めて見るのです。

図鑑では、「こんなの見つけたいな~~~」と思っていたのですが、

実物はもっとかわいくて、素敵!その名を「ラミーカミキリ」と言います。もちろん

カミキリ虫。

ラミーとは食草の呼び名で、カラムシ(イラクサ科)と言う植物の一種に集まる虫だからこの名がついたようです。

他にはヤブマオ、シナノキ、ムクゲなどにやって来ます。

もともとは幕末から明治期にかけて入ってきた外来種と見られるようで、

関東以西の西日本が本来の分布域。しかし近年、これまた温暖化の影響で

関東地方にも進出してきたようで、東京八王子の低山地ではほぼ全域で見られるようです。

もしかしたら皆さんの周りの公園にも、やってきているかもしれません。

見られる時期はちょうど今頃。梅雨の合間の晴れ間は、虫も鳥も懸命に食べ物を探して

動きまわりますから、観察用具(虫メガネや双眼鏡)を持って、探しに出かけましょう。

これです。6本の足まで青と黒のシマシマ。昆虫は実に不思議です。この虫を、パンダカミキリと呼ぶ人もいるそうです。

Filed under: 未分類 — itsuko 17:30