6:どうなる 幼稚園!

 今年度も国会で21年度の予算案が成立し、いろいろな場所に私たちの税金が使われます。一、納税者としては本当に必要な所へ使われるように望むしかありませんが、個人的には117億円も掛けて建設する、『マンガ・メディアなんとか館』には首をかしげます。そしてもっとびっくりするのは、幼稚園と保育園の一元化問題。『幼稚園は学校です』と謳って、教育要領も新しくした文部科学省の立場や、実際の現場の私たちはどうなるのでしょうか?どうしたらいいのでしょうか?下手をすると幼稚園の先生なんて空前の灯火で、そのうち教員免許の枠など無くなるかもしれません。(フランスでは幼稚園の先生は全て有資格者で、幼児期の教育の重要性が大変強く打ち出されていると言うのに・・・)国が変わればこうも考え方が違うのかとこちらも首をかしげます。日本ではこの時期の教育の重要性が紙面上だけで、実際はただただ待機児童を減らす枠にしか捉えられていないのではないかと悲しくなります。幼・保・小の活動もやっと定着し、現場の先生方は必死で教育委員会の要望に答えているのに、本当に経済から教育、もちろん社会保障の隅々まで現場を知りませんよね、国会議員の皆様は!いえ、各省庁の官僚のみなさまでしょうか?保護者の皆様も今後の動向に注意していて下さいね。幼稚園が無くならないように。

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