< どんぐり植えは、社会貢献活動 >

SDG´Sの時代。世界中の企業はこの国連の掲げた17の項目を達成すべく、

その企業の主たる活動に関連付けながら進めています。

中小企業も含め、この活動は必須の取組となっています。

そんな中、今日はながつた幼稚園と同じような取り組みをしている、

神奈川を代表する大手企業の横浜ゴムさんへ行って来ました。

敷地内を持続可能な生きものの住処に繋げようと、社会貢献活動が主な任務となっているCSR部の方々と会って来ました。

横浜ゴムの敷地内には、さすがに山はありませんが、外周にはドングリの木がいくつもあって、

その実を拾って苗木を育てています。

どれも管理が良く出来ていて、みんな立派な苗木になっていました。

社員の方が交代で水やりなどもきちんと決めているとのこと。

地域の植樹に使ってもらうために、あちこちに分けているそうです。

震災で自然の樹木にも大きな被害が出た三陸沖の地域の樹種も、

その種子や実を預かって育て、送り返しているとも聞かせてくれました。

大きな会社なので日本や海外に支店や工場があり、

その拠点を繋ぐ活動を目指して、自然環境の保全や、地域の人々との係わりを大事にしているそうです。

当園でも子どもたちがどんぐり植をしている話をしたら、

「素晴らしい!」子ども時代から少しでも自然物に触れることはとても大切です。

とエールを送られました。

青々と育っている苗木を見て、幼稚園の苗木の管理に頭を痛めてしまいました。職員一丸となって、大事にしないとね。

今週からどんぐり植が始まりました。

みんなが拾うから一人15個まで、好きなどんぐりを集めまーーーす!

と言っても子供たちの手は止まりません。

分かりますよ、その拾いたい気持ち。

でもどんぐりは落ちたらまたすぐ出来る分けじゃないから、この秋の実りはあるだけなのね。

だからみんなで分けて拾いましょうね。

今年の樹種は、

シラカシ/アラカシ/コナラ/マテバシイの4種です。

横浜ゴムさんの活動に負けないように木を育てる。そして幼稚園の思い出となる一つの活動を将来へ繋げましょう。