2025年7月23日
< どうなるツバメ、頑張れ! >
今年は4年振りにツバメが園舎に戻ってくれました。
グラウンド側の古い巣を再利用して作った巣ですが行動が不審で、
一度5月に抱卵しているかと思いきや、巣は空でした。
それから姿を消してしましまって、3羽がまた7月に出入りするようになりました。
なんとこの時に今度は産卵していたようで、7月18日にヒナ4羽を確認したのです。
今年の初産卵にしては大変遅く、渡りに時期にヒナの成長が追いつくかギリギリの時期です。
ましてや工事に伴う足場設置が巣の向かいにも迫ってしまいました。
ツバメたちはカラスに巣を見つけられないように、
人出の多い軒下を選びます。
軒下の巣はともすると進入経路が狭かったり、障害物をぬって出入りするので、
大丈夫と言えば大丈夫ですが、かなりのストレスになっていることは間違いありません。
原因はわかりませんが、連休中に1羽が落下して死んでいました。
遅くに生まれた4羽でしたので、4羽とも巣立って欲しかったのですが、
既に1羽が命を落としてしまいました。
久し振りのツバメの子育てを記録にとって、また生きもの抹茶館に掲示したいと思います。
工事の足場架けも、巣立つまでは網を掛けたり、作業をすることを止めてもらいました。
私は野鳥の味方なので、工事も一時留めさせます。
はるばる南の国から海を渡って日本の、この幼稚園に子育てをしに帰って来たのですから、
応援しない分けがありません。
想像してみてください。毎年2,000km 以上を飛んでくるんですよ。
私たち人間には無い、計り知れない知能とパワーを持っている動物ですから。