< 春の日 >

朝から暖かくホッとするお山。

テングチョウが舞い、ウグイスがさえずりの練習をし、コナラのどんぐりが芽を出した。

日溜まりでは小さなアブたちが飛び始め、お山が色付くのももうすぐだ。

明日の卒園式を控えお手紙を頂いたり、ご挨拶を頂いたり、季節が巡ることを実感する。

大掃除にお仕事を休み参加してくださる皆様に感謝しつつ、日頃から清潔で活動しやすい施設環境の整備に思いを馳せる。

日頃から皆様のご協力なくして、幼稚園は成り立たない。

春を感じる暖かい日に、子ども達と過ごす幸せを感じながら、しっかりと年長さんを送り出そう。

テングチョウは寒い冬を成体で越す。春一番に飛び立ち相手を見つけすぐ産卵。

今日は2頭が飛び回っていた。

自然の摂理に身を委ねる彼らである。

たくさん落ちているコナラが発芽している。みんなのどんぐりもこのように育ってくれるといいのだが・・・・・・・。

日当たりが大事そうだ。

これは3月上旬に孵化したニホンアカガエルのオタマジャクシ。

今日気分転換に^^;数えてみたら、583びきいることがわかった。1匹の産卵数が600前後ということだ。

今年の卵は13個あった。単純にかけ算すると、7、579匹が生まれることに成る。ウヒャーーーーーー。

そして普段はなかなか姿を見せないクチボソ(モツゴ)が背中を痛めて浮いていた。

繁殖期に入り、仲間同士で何かあったのか?誰かに食べられたのか?

どうしたんだろう・・・・・・・。

まだ息が合ったが、この子も他の子(オタマジャクシ)の命を助けることになるのだろう・・・・・・・。

決して無駄な命は無いのである。

自然は循環することで生態系を維持している。

素晴らしいことだ。