< あめふり >

一応梅雨入りしているのでそこそこ雨も降らないと困りますが、

ちょっと中休み(最初も無かったけど・・・)ですね。

今朝はしとしと雨が軽く降ったところで、この歌を思い出して下さい。

作詞が北原白秋、作曲が中山晋平、という日本を代表する文化人が綴る、雨の歌。

歌える人、何人いるかな?なんたって、大正14年に発表された歌で、教科書に載っていたかな・・・・・?

♪ あめふり ♪

1、あめあめふれふれ かあさんが

蛇の目でおむかえ うれしいな

ピッチピッチチャップチャップ らんらんらん

2、かけましょ カバンを かあさんの

あとから行こ行こ 鐘がなる

ピッチピッチチャップチャップ らんらんらん

3、あらあらあの子は ずぶぬれだ

柳の根方で 泣いている

ピッチピッチチャップチャップ らんらんらん

4、かあさん 僕のを貸しましょうか

きみきみ僕のを 差したまえ

ピッチピッチチャップチャップ らんらんらん

5、僕なら いいんだ かあさんの

大きな蛇の目に 入って行く

ピッチピッチチャップチャップ らんらんらん ♪

さて皆様は、どのような情景を思い浮かべますか?

学校の帰りでしょうか?どこかいいお家のお坊っちゃま?でしょうか!

2番の歌詞がちょっと分かりませんが、

なんせ蛇の目傘を持って、柳が植わっている場所です。

貸してあげるのはやさしいけれど、「差したまえ」って、少々上から目線?!

想像付きますか?

何処にしてもお母さんのお迎えは嬉しいもです。

そして雨の中、水溜まりを長靴で踏み踏み、ピッチピッチ帰るのも楽しいものです。

今はほぼアスファルトだし、風になびく長細い葉の街路樹はあまり見かけないし、(銀座は柳だね!)

そう考えると、町からこんな歌の情景が浮かぶ風情は無くなりました。

今は局地的なゲリラ雷雨ですから、蛇の目傘では到底持ちませんね^^;

らんらんらん、どころじゃないし!

 

 

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