< マルタンヤンマ、ベニイトトンボ産卵 >

今日は少し晴れ間がありました。

やはり夏の空が顔を出してくれると嬉しいですね。

雨が止めば一斉に動き出す虫たち。

幼稚園の池ではトンボたちの産卵が始まっています。

マルタンヤンマは実に綺麗なトンボで、トビイロ属に属する名前の通り、メスは赤紫の退職に黄色いライン、

オスは青色になります。

体を半分水にうずめて、カキツバタノの茎に産んでいました。

(写真は以前撮ったものです)

そしてベニイトトンボです。

県下では絶滅危惧に分類されている貴重なトンボ。

今年も雨上がりの小さな池で、ひっそりと産卵していました。

また夏の生きものを動画にしてお届けしましょう。

ちなみに、立っているのがオス、水草に乗って、産卵管を葉の下に入れているのがメスです。

なんとオスはメスの首を掴んで、直立するのです。

どういう筋肉構造になっているのでしょう!

昆虫に筋肉は無いね^^;

本日の欠席者数;

年長=0名 年中=6名 年少=4名

< 来年度、幼稚園入園を考えている皆様へ >

さて、新型コロナウィルスの感染が再び活発になって来ました。

首都圏では人の移動が通常の活動量に戻っているようです。

再び厳重な予防策と、感染防止策が求められる時ですが、

ながつた幼稚園も眠っている訳には行きませんから、未就園児さんの見学会を来週から始めます。

本日から幼稚園紹介の動画を配信いたします。

そちらもご覧いただいて、来週以降見学会にいらしてください。

明日はプレ幼稚園と称して子どもたちの遊び会もスタートさせます。

小さのお子さんを連れての参加に不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、

幼稚園内は毎日、子どもたちの生活場所をアルコール消毒していますし、

用務員さんが二人もいて、日夜お掃除をしています。

衛生管理は徹底していますので、どうぞ安心していらしてください。

ながつた幼稚園では納付金をいただいてのプレ幼稚園は行っていません。

単発に複数回、無料で幼稚園を体験していただく活動を開いています。

近隣の幼稚園ではプレ幼稚園というと、入園を前提とした保育活動を定期で行っていますが、

単に新入園児の先取りクラスとなっている園も多くあります。

しかし実際上手にクラス活動に馴染めないと、正式な入園を断られる方も何人もいます。

ながつた幼稚園は学校教育法に定められている幼稚園の課程、年少から年長の3年間を子どもの育つ大切な基盤として重視しています。

その信念が硬いので、2歳児さんを早くからお預かりし、決まった活動をするプレ幼稚園は行っていません。

在園児さんに持てる力の全てを提供しています。

乳児期はご両親が惜しみなく愛情を与え、社会(幼稚園)へ出る準備を整えていただく時期です。

早くから親元を離す事が決して良い事ではなく、家庭での身辺自立も含め、十分に親子の絆を作っていただき、

徐々に同年代の子と触れ合い、幼稚園という楽しい環境があることを知らせることが大切だと考えています。

保護者の皆様はどしても早くから何かを身に着けさせようと思うかもしれませんが、

言葉にしろ、技能にしろ、子ども自身が興味を持って、夢中になることから自然に身に付くものです。

特に外国語は必要であればどの年代でも学び、習得することが出来る道具です。

早くから言語を覚えたり、決められた通りに物事を進められれば良いわけではありません。

多くの子と係わり、多様な環境で子ども自身が体験することから生まれる興味や意欲の芽を育てるのです。

何かを教えるのではなく、一緒に楽しむ場が幼稚園です。

男性、女性と個性豊かな先生方が揃っているながつた幼稚園で、思う存分体を動かし、お山を駆け回り、時にはカマキリに手を噛まれる体験を積みながら、

人が抱く感情を育ててください。

「遊ぶ・感じる・考える」3年間にしたいのです。

幼稚園が達成したいハード面の目標と、ソフト面の目標を併せ持ったながつた幼稚園です。

52年の歴史を背負って、このコロナ禍でも伸びやかに幼児教育を進めています。

子どもの未来に何を期待しますか。

地球温暖化で増々気象現象が激しく、危険になる地球環境で、生き抜く精神力を身に付け、どうやって立ち向かい、自立した生活を送る人となるかです。

《太陽に負けない肌を持ち、潮風に溶け合う髪を持ち、どこまでも泳げる力と、いつまでも歌える心、こんなしなやかな人間になって欲しいのです。

風上へ向かえる足を持ち、貝殻と話せる耳を持ち、暗闇を遮る瞼と、星屑を数える瞳と、涙をぬぐえるしなやかな指》を持って欲しいと、

井上陽水が「海に来なさい」で歌詞に綴るような大人に成って欲しいのです。

小さい時に体験した、心と体を育てる時間がいかに多かったかで、人となりは決まるのです。

今、目の前の文字や数が分かる事より、まずは3歳までに食事、排せつ、着替えなどの日常の人としての成り立ちを身に付けさせることです。

その時間を十分に取っていただくのが乳児期です。家庭ですべき役割です。

あっという間に過ぎていく2年、3年間です。とことん子育てに没頭し、家庭を離れて活動できる安心感を芽生えさせておいてください。

その後に、自己実現できる心と体を、ながつた幼稚園で育てて行きたいと思います。

まずは見学会へいらしていただき、在園する子どもたちの伸びやかな様子を見てください。

お待ちしております。

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,未分類 — itsuko 11:25

< 今年も半年が終わるのですね・・・ >

令和2年は結局コロナウィルスによって始まってしまい、もう半年が過ぎようとしています。

あっという間で、なんだか思い返すにも抜け殻のような気分です。

でもこれからの半年が今年の重要な日々になりますので、また職員みんなで頑張らないといけません。

明日から7月。新しい出会いや経験があるでしょうか!

【しょうちゃん2号】が仲間入りしました。アオダイショウのお兄さんです。

 

< ごはん出来たわよ~~~ >

朝、外遊びが始まる前、それぞれのクラスで遊び、9時になると外に出てきますが、

今日は年長さんのあるクラスからこんな声が聞こえてきました。

「ごはん出来たわよ~~~」

「早く食べてね・・・」

というお母さん役の女の子の声です。

まるでお家のお母さんが言っている言葉を、そのまま真似ているようで、微笑ましく、おかしく、子どもたちの遊ぶ姿が想像できました。

きっとコロナ感染防止による外出自粛期間には、家族がみんなお家にいるので、この言葉を何度となく聞いていたのでしょう。

皆に食事を促し、忙しく準備するお母さんの姿を模試しているようで、家庭の一コマを垣間見た気分になりました。

やはり食事を作るのはお母さんですかねーーー?

もうすぐ父の日もありますが、「お父さん、ありがとう」と共に、お父さんがみんなの食事を作り、

「ごはんが出来たぞ===」と呼んでみると、お父さんの株もぐんと上がるのではないでしょうか^^;

この際、男子も厨房にじっくり入ってください。

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:01

< 怒涛の1日 >

先生方は頑張りました。本当に毎日よく動き、皆で協力しています。

初めての食事を職員総動員で終えました。

子どもたちも初めての経験です。

どうしてこのような状態で食事をするのかも聞いて、

子どもたちも受け入れてくれました。

初めての給食のわりには、年少さんはよく食べていました。

完食した子もいたようです。

昨年の4月の初めての給食では、先生は走り回っていたそうですが、

今年はそのようなことも無く、子どもたちも落ち着いていたようです。

6月も中旬になっています。ご家庭での食事の仕方の練習もあったのかもしれません。

これから毎日の食事に向けて、少しづつ改善しながら上手に流れるようにしていきます。

年長さんは机で食べられるように仕切り版も追加購入しています。

25組を作成するのに少し時間をいただきますが、それまでは何とかクラスで済ませられるようにしたいと思います。

動画を配信しました。こちらもご覧ください。

Filed under: 世界,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 18:37

< 青の洞窟が本当に蒼く! >

イタリアのカプリ島。そこで有名な「青の洞窟」

確かスパゲッティーの名前にもなっていましたが、太陽の光を反射して美しい青に染まる海面が世界中の旅行客を魅了しています。

しかし実は、その見学客の多さで海は濁り、本来の青さは拝めなかったとか・・・・!

しかしコロナ禍における観光業の停止で人の行き来が無くなり、船の操業が止まったことで、

海が澄、魚が戻り、本当に洞窟が青くなったそうです。

地元の人も大喜び!子どもの頃に見た色が戻ったと、カプリ島の住人は目を丸くしているそうです。

あの濁ったガンジス川も川沿いの多くの工場の操業が止まったことで汚水が止まり、きれいになったそうです。

ツバメは人の活動を繁殖に利用していますが、

地球上の多くの自然環境で、人の活動が影響を与えていることは今世界中で報告されています。

ネパールでは市街地からヒマラヤの峰々を大気汚染で望めなかったのが、

今は見えるそうです。

一旦止まった経済活動が再開を始めています。

ましてやこれまで以上の活発化を求められています。

人の生活様式は変える事は余儀なくされていますが、

果たしていつまで青の洞窟は青く、ガンジス川は澄み、ヒマラヤの山々を町の人たちは眺めることが出来るのか・・・・。

結局は私たちの心掛けと取組に掛かっています。

【富士山麓奥庭から見た月】

< ツバメが戻って来ました >

やっと、やっとツバメが園舎の周りを飛び始めました。

やはりツバメたちは人の暮らしに密接して子育てをしているのでしょう。

今まで幼稚園の周りの人出は例年の3分の1以下。ましてや4月から5月はほぼ「0」でした。

今日から全員の子どもたちが戻り、朝の玄関が賑やかになるのを待っていたのでしょうか!!!

グラウンド側にも様子を見にきていました。

人の暮らしの営みが、野生動物たちの繁殖の指標になることを、ツバメは教えているのかもしれません。

世界中で人の流れが止まった2020年の春。

ツバメたちにはこの異様な状況がどのように映っていたのでしょうか???

大気汚染が極端に減ってきれいな空域を取りもどしても、

ツバメの繁殖には賑やかに活動する人々の生活が必要であったとなると、これまた皮肉な持続可能な活動計画になりますね。

どちらにしても足場を取り付けた幼稚園の建物に、あの最高に可愛いツバメのヒナを迎え入れたいものです。

< 芒種 満月 楽しもう >

月にはウィルスは存在しない!と言いますか、宇宙ではウィルスの研究も始まっているようです。

今日は芒種。もう夏です。そして明日はストロベリームーン、6月の満月をこう呼ぶそうです。

明日は午後から雨模様なので、今夜の月を楽しみましょう。

地上はあれこれ大変な毎日ですが、遠い宇宙で輝く地球の衛星を眺めて、ほんのひと時心を癒してみませんか。

来週からは本来の幼稚園の姿が戻って来ます。

幾つも注意事項はありますが、子どもたちの健康と体験活動を保障したいと思います。

週末はゆっくり休んでください。

Filed under: こども環境管理士,世界,宇宙,社会情勢 — itsuko 16:41

< 水無月開始 >

6月初日からしとしと雨になっている関東地方。

多くの学校が分散登校を始めました。

一足早く幼稚園リズム復活を始めたながつた幼稚園では、

衣替えに伴って、新しい夏服が目を引きます。

年少さんがほとんどですが、色鮮やかな夏服が駆け回っています。

女の子のワンピースにはポケットがありません。

安全ピン等でハンカチだけ上手に付けてください。

今後改良できるか、制服屋さんと交渉中です。

そして丁度この学校が再開された時に、北九州では心配な感染が発生してしまいました。

しかし小学校での感染の元が小学生本人の行動による所とは考えにくいです。

ご家庭内の濃厚接触者としての陽性から来る症状でしょう。

ましてや幼稚園児が一人で市中を歩いたり、どこかで活動したり、飲食をすることは考えられません。

とすると、幼稚園や学校でこのルートを防ぐ手続きは、検温しかありません。

まずはご家庭でしっかりと子どもたちの健康状態を確認し、体温を測定して登校(登園)することが必須です。

今日からクラスの全員が登園を始めましたが、検温を忘れて登園したお友達がいました。

まずは一人一人が出来る防止策を徹底して守り、自分の体調を管理し、人への感染を防ぐ自覚が大切です。

多くの人数になった時は、頻繁な手洗いはもちろん、換気や活動によってはマスクの有無を選択することを繰り返しやって行きます。

生活スタイルを少し変えて行うことが肝要でしょう。

本日ながつた幼稚園では体調不良で休んだ子が3名ほどでした。

みんな元気で登園してきました。

不安ばかりが先行し、日常の生活に身動きが取れなくなってしまう精神状態を危惧する医師も多いです。

ウィルスに対する正しい知識と認識を持ち、幼稚園では必要な感染防止に努め、環境を整える。

こうしてウィルスと付き合っていくしかありません。

今月後半には県を超えての移動も緩和されるでしょう。

益々人と物の動きが増して来ますが、粛々とウィルスとの共生を正しく進めて行きましょう。

ウィルスは宿主がいないと生きていけません。

宿主にならないように、又は自分から宿主を増やさないように心掛けることが必要です。

 

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:58

< 分散登園 >

感染症の混乱で思いもよらぬ年度初めとなった令和2年。

おまけに神奈川県は最後の最後まで感染者数が減らない県となってしまった。

「大丈夫・・・」という声も聴かれる中、しかし子どもたちの幼稚園での保育活動を受ける保障を何とか保ちたいと思った。

分散登園2日目。思わぬ成果も見えて、子どもたちは例年よりスムーズに幼稚園活動に馴染んで行くのかもしれない。

何しろ先生方がたくさんいる。うじゃうじゃ居る。

これがこの感染症渦の中いいのか悪いのかわからないが、どこかで泣き声が聞こえれば、一人そして二人の先生が駆けつける。

どこかへ走り出すお友達がいれば、すぐ後を追って一緒に寄り添う。

午後からの時間は生活リズムがいつもと違うため、少々戸惑うだろう。でもあちらこちらで子どもたちを盛り上げる。

2回目の登園に入り、少しずつ幼稚園を思い出しているような年長・年中さん。

やはり幼稚園には子どもたちの弾む声が必要だ。

そしてその子たちを見つめる、先生方の姿がよく似合っている。

彼女、彼らは子どもたちを前にすると実にいい顔をする。

私の話を聞く時とは大違いだ^^;

この職を選んだ理由が輝いている。この時ばかりはコロナ感染の不安はきっと消えていると思うが、

ふと立ち止まるとマスクを付けた顔で表情は全部見えず、あまり近くで接することもままならない今は、

本来の子どもとの信頼関係を作るのはまだまだ先になる。

今日は年少さんもホールで思いきりボール遊びをし、きり・きく組はグラウンドを走り回り、お山に登った。

本の一時だが子どもの子どもたる本能が体中を巡ったと思う。

お帰りにはよく手を洗い、消毒をしてからお水も飲んで、また次に来る日の話をしよう。

早く平穏な日々が戻ることを願って止まない。