< 酉年も終わります >

2017年の大みそかをいかがお過ごしですか?

真面目に大掃除してますか?普段からきれいにしていれば別にここでまとめて大掃除をすることもありませんが、

とひねくれずに、私は大掃除をしています。

貯まりに貯まった封書の山を処分し、中には返信が必要な書類もあって慌てる始末。

年末はこんな調子でいつも一人で黙々と片付けと窓ふきでしょうか!

今年もあっという間に過ぎ去って行きました。

多くの人と出会い、またいろいろ考える年でした。

今日は雪もちらつき寒い大晦日です。やはりこんな時は家族がいるといいですね。

みんなで大掃除も楽しいでしょうね。

子供たちも家族の中で、幸せを感じて欲しいです。

今年の締めくくりはこの鳥です。

1年ぶりにお山に戻って来ました。トラツグミです。昨日お山のオオカミ小屋付近で発見しました。

寅年ではありませんが、冬鳥としては人気のツグミ類です。

入園願書の裏表紙も飾ったことがあります。

幼稚園の入園願書にこんなレアな野鳥が載っている幼稚園なんて、日本国中探してもないはずです。

あったら教えてください。

今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

よいお正月を迎えてください。

 

< やさしい気持ち >

終業式を迎え、ホールに集合して冬休みのお話を聞きました。

きちんと整列でき、お話しが聞けることは素晴らしい事です。

ながつた幼稚園のお友達はけじめがついて、自分の行動をコントロールできるお友達です。

それが出来るのも多くの先生方が関わり、一人一人に配慮しながら共に進んでいけるように促しているからです。

そんな役割を担ってくれているのが補助教員の先生方。

今年度は年中組に一人の先生が就いてくれていますが、

クラスだけに留まらず、全体に目を配ってくださり、子どもたちのそして先生方の補助をしてくれます。

毎年有難く感謝しながら、若い先生のお手本になりながら幼稚園の活動を支えてくれています。

その先生が通勤途中に眺めているのが鶴見川。

今その川にシラサギ(白いサギ類の総称)が集まっている箇所があるそうです。

その様子を見るたび心が和み、私が鳥の話をしているのを思い出してくれるそうです。

これが「やさしい気持ち」です。

私は毎年一般の方々を対象にした探鳥会を開催しています。

そこへ参加してくださった方の多くが感想として残してくれる気持ちが、

心が穏やかになった、という感想です。

鳥がかわいらしかった、ゆっくりできた、楽しかった、嬉しかった、素敵だった、違った年齢の人と話が出来た、身近に多くの鳥がいるんだなー、

と、とにかく心が安らかな状態になり、他者を又は自分以外を肯定して見られる言葉が出てくるのです。

子どもたちにも話しました。

「サンタさんからプレゼントをもらったら、ありがとう!と心を込めて思いましょう」

「世界には食べる物もない、お父さん、お母さんもいない、住むお家もない、みんなと同じ年のお友達がいるんだよ」

さて、幼稚園園児にどこまで伝わるかわかりませんが、

人から受けたやさしさは、また他の人へも伝えられるはず。

人にやさしくするのは、巡り巡って自分のため。

情けは人の為ならず、です。

野生動物が必死に生きる姿に心が和むのも、プレゼントをもらって心が温かくなるのも、

一人じゃないからですね。

そんな気持ちを感じてもらい、また新年を迎えましょう。

幼稚園ではインフルエンザのお友達は出ていません。

年末年始も予防に努め、やさしい気持ちで冬休みを送ってください。

来週は今年の酉年を惜しみながら、身近な野鳥たちオンパレードとします。

< 立冬に響く声 >

日の暮れるのが本当に早くなり、1日の使い方もなんとく前倒し。

ふと気が付くと今日は冬至。あったかお風呂で温かくしてほっこりしたい気分です。

そんな冷たい空気を切って響くのが、大陸から越冬に渡ってくる冬鳥のジョウビタキ。

オスもメスも冬の時期のいい場所を確保するため懸命にアピールします。

ヒッヒッヒッ タタタタ と尾羽を震わせる音。

この鳥が立冬、冬の始まりを教えてくれます。

今年の冬は寒いでしょうか???温暖化で温かいでしょうか???

地球温暖化会議23も開かれています。

早朝の冬空にヒヒヒと鋭い声を探してみてください。

海を越えて日本にやってきた冬の使者です。

ジョウビタキ メス

ジョウビタキ オス

< コハクチョウ飛来 >

日産スタジアムがある新横浜公園の池にも数種のカモ類が飛来しています。

鳥取県の米子水鳥公園では14日、今年初めてのコハクチョウ40羽が飛来したとか!

昨年より少し遅いそうですが、ロシアの永久凍土=ツンドラ地帯からはるか数千キロを飛んできました。

毎年毎年この距離を往復するって、なんとすごい生き物なんだろう・・・・・。

白鳥をまじかで見ているとやはり美しいし、大きくて優雅だ。

鳴き声にも独特の哀愁があって、私は好きです。

神奈川の地域ではめったに見られないハクチョウ類ですが、一度長津田上空を大きな白い鳥が編隊を組んで飛んで行ったのを目撃しました。

サギ類は編隊を組まないので、V字の編隊を組んでいたので白鳥かもしれません。

北国の降雪が多くなると、こちらの方へ南下してくるかもしれません。

コハクチョウの飛来で季節はどんどんと冬になります。

今日も肌寒い小雨。明日は年少の遠足だというのにどうにも秋晴れは期待薄。

遠足も白鳥も澄み切った空気の青空の下に迎えたいものです。

< 渡る鳥たち >

春と秋は渡り鳥が移動する時期。

実は毎夜毎夜、彼らは空を飛んでいます。

それぞれ越冬地へ行くのです。

運動会の天候も気になるところですが、こういう時こそ悠久の生命の営みを感じてみてください。

じたばたしない、あくせくしない。

なんせ7日の天候を今はまだ判断できませんので・・・。

< 不思議なめぐり合わせ >

私は野鳥を通して自然環境を保護している公益財団法人に所属しています。

その団体の連携組織としてある神奈川支部で活動しています。

土日や祝日は探鳥会の下見や実施でそこそこ忙しくしているのですが、

この度支部へ大口の遺贈金をいただき、その記念事業として野鳥の絵画を学校へ送ることにしました。

プロの絵本作家さんに作成を依頼し、神奈川県内の15校の高校から幼稚園までが決まりました。

その中の1校に先日贈呈する手配をしたところ、なんと実際に絵画を渡し、絵の説明をしてくれる方が、

ながつた幼稚園の園舎を設計した建築事務所の設計士さんだったのです。

なんとも驚き、戸惑い、何から話せばよいか、言葉がすぐに見つかりませんでした。

父が10年かけて温めた構想を、実際に図面にし興してくれた方だったのです。

なんということでしょう・・・・・・・・・!

私は胸が熱くなりました。父は幼稚園を創立する前は中学校の理科の教師で、自然環境のあれこれも学んでいました。

そして私は今、その環境を保護する日本で一番大きな環境保護団体に入っています。

その方は言います。

「森先生には大変お世話になりました。旧の園舎の階段を、園長室へ登って行かれる姿を思い出します。

当時としてはとても壮大な園舎の建築に、ワクワクしたものです。室内プールもありましたね・・・」

私は言いました。

「お陰様で、今となっては必須設備となっている全室冷暖房完備は大変有難く機能していますし、

地震大国の中、幼稚園の園舎としては先駆けになる鉄筋コンクリート造です。

本当に父の先を見据えた構想が、今の幼稚園の土台となっています。」

竣工当時の冊子の中に、その方と父が建設中の建物の一角で、ヘルメットをかぶりにこやかにほほ笑む姿が載っているのです。

野鳥を愛し、自然環境を残したい思いでこの団体に携わっている私が、今父の跡を継いで園長をしている。

このタイミングでこのような方と思いを一つにし、同じ活動に携わることになるとは、

天国でながつた幼稚園の行く末を見守っている父も、想像だにしない出来事だったでしょう。

人との縁、めぐり合わせはなんと不思議なんでしょう。

同じ思いって、どこかで、何かで繋がるってことでしょうか・・・・・。

来年は創立50年を迎えます。

亡き父からも、幼稚園建設にお力を貸してくださった方々からも、まだまだ支援をいただいて、

これから先100年まで繋げていかなければなりません。

私はその一時を、全霊で推し進める必要を改めて感じた出来事でした。

写真1枚目は神奈川支部の野鳥画寄贈活動。そこでのS氏。

写真2枚目、左から当時の現場監督、父、今回の設計士Sさん。

写真3枚目は現園舎の 建設中の現場写真と上棟式。

 

< 夏休みも終わりです >

さて皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?

再び猛暑が戻り少々まいっておりますが、子どもたちにとっては名残惜しいここ数日です。

この夏は3日間という弾丸ツアーを敢行しました。

世界自然遺産、小笠原諸島父島=ボニンアイランドへ行って参りました。

竹芝桟橋を出て24時間、世界自然遺産小笠原村に到着しました。

海の色は目を見はるボニンブルー。近づくにつれて明らかに青くなっていく、南の区域に入ったことがすぐに分かる色となりました。

日差しが強く、空気が熱い!日本列島から南へまっすぐ1千キロ。

そこは時間がゆっくり流れる太平洋の島でした。

と言っても滞在時間はわずか3時間!この3時間で何をしようか、どこへ行こうか???

グズグズしているといくら時間がゆっくりでも集合時間が来てしまう。

そこでまずはビジターセンターへ。小笠原の歴史を学び動植物の情報を得る。

そうそうこの島には特別天然記念物のハトがいるのです。

その名もアカガシラカラスバト。この鳥を保護しているサンクチュアリまでは少し離れているので行ってられません。

でもこの父島と母島にしかいない鳥です。なんとしても出会ってみたいと思いながら外に出ると、声を掛けてくれた人がいました。

「カラスバトいたよ・・・・」

はあーーー。普段はそんな町中へは出て来ないはずですが、こんな父島のメイン通りにいるのか???と胸が高鳴り教えてくれた民家の裏手に行ってみると、

なんとポツポツ歩くアカガシラカラスバトがいるではありませんか!!!

「キャーーーー、どうしてこんなところに!!!!」

静かにゆっくりと、脅かさないようにでも急いで早く!

初見の鳥に会うと心がときめき挙動不審になってしまいます。

南の島のハトは紫色に輝き、体が大きく穏やかでした。

慌てた私はいつも以上に下手な撮影となり、二度とお目にかかれないかもしれないチャンスを生かせませんでした。

これがその写真・・・・、トホホ。ボケちゃった( ノД`)シクシク…

ハイビスカスが咲いて、空がいかにも南の島です。でも下から撮ってはシルエットでしょう・・・・、ダメです。

一応目には焼き付けましたが、他にもこの島には固有の動植物が多く、東洋のガラパゴスと言われているのは皆さんもご存知でしょう。

後ろにあるのはザトウクジラの骨格標本。クジラは見られませんでしたが、イルカの100頭は超す群れは見ました。

そんなこんなでとんでもなく辛いラーメンを食べてあっという間の3時間を終え、再び小笠原丸に乗り込んだのです。

しかしなんとも異国を感じる熱い太陽と濃い海の色。私の夏休みはまた1つ島国の抱える様々な問題を知り終わりました。

固有種がそのまま生存していくにはあまり観光化され人が入る事を望みません。でも世界遺産となり訪れる人は多いでしょう(私もその一人?)

植物の種や小さな生きもの、ネズミなどの害獣が侵入しないようにすることも課題です。

現に島のノネコが鳥の卵や幼鳥を食べています。

ネコはネズミ退治のために導入されました。そもそもこの安易な人の考えが、狭い島の生態系に過大な影響を及ぼしています。

カラスバトを見られて嬉しい反面、そんな島のこれからの大問題も頭に詰め込んで岐路につきました。

途中ではカツオドリがとても楽しませてくれ、見たこともないような虹が洋上を覆いました。

皆さんの夏もそれぞれ思いで深いものになったことでしょう。

大きな怪我や事故の報告も聞いていません。お休み中に手術をした子も無事に済んで来週後半から登園できると聞きました。

良かったです。

28日から幼稚園は1日教育で始まります。

忘れ物をしないように予定表をよく確認して登園してください。

家庭訪問へ出かけているお家はきっとそんなお話が出ているでしょう。

体調管理をよくして元気に2学期を始めましょう。

最後は小笠原を出港する時のセレモニーの録音です。

小笠原丸の汽笛でお別れです。3分間あります。

小笠原丸出航

 

< 残暑お見舞い 猛暑上げます。 >

古民家に泊まることになり1泊したのですが、

もちろんエアコンも扇風機も無い一晩は、久しぶりに汗だくの夜となりました。

トイレも遠く、水もあまり流れず、バケツで水を汲んできて自分で流すのです。

トイレまでの廊下には、本来外にいるはずのいろいろな虫たちが、まるで我が家のように^^;普通に飛び回っていました。

近代機器・設備のない昔ながらの家の生活が、いかに大変なことか・・・。

と言いますより、現在の生活環境がいかに快適で恵まれているか、でしょう。

都会のトイレはほぼ洗浄機能付きウォシュレット。

大抵の施設にはエアコンが付き、寒いくらいに冷やされています。

しかしこの家は古民家伯を経験できるようになっているので、現代の快適な設備は有していません。

その昔私がクラス担任をしていた時の夏のキャンプに引率した時は、

私の班の部屋にはいろりがあり、誰か一人が歩くと灰がホワホワと舞い上がる始末。これにもさすがに頭を痛めたことを思い出しました。(今から30数年前のこと!)

その代わり縁側があり納屋があり、吹き抜ける風は汗を乾かし、眼下には緑の田んぼとツバメたち。

斜面の上には丸太で作った椅子とブランコがあり、上空にはノスリの親子が舞うのでした。

どこを良しとするかは人それぞれですが、もし昔のこの生活様式のまま現代に至っていたら、

平均気温が3度も4度も上がることのない、精々30度止まりの夏だったかもしれません。

気が付けば立秋が過ぎ、時に秋の風を感じてもいいはずなのに、秋には程遠い熱風が残っています。

今年もどこまで暑いのでしょうか???

皆様も体調を崩さず、この猛暑を乗り切ってください。

 

Filed under: 世界,宇宙,鳥・トリ・とり — itsuko 16:38

< ツバメ巣だって、修繕工事やってます >

夏休みは少しゆっくりできるかと思いきや、

差にあらず! 夏休み中はいろいろな箇所の工事をしています。

今回は3階の廊下の壁紙の張替え。ばら組の壁紙張替え。

ひまわり、きく組の床の張替えに会議室の壁紙張替え。

プール天窓の取り替え工事とピアノの調律。などなど普段はできないあれやこれやを直しています。

幼稚園にお越しの際は、業者さんの車や職人さんが出入りしていますのでご承知ください。

そして、最後の巣となった玄関のツバメ4羽が先週巣立ちました。

実はまだ一つ巣があって1羽がエサを待っていますが、

玄関とグラウンド側の3つ巣で、合計14羽が巣立ちました。

見守ってくださった方々に感謝申し上げます。

あと1羽も無事に巣出すことを祈ります。

< 10円切手はトキなんだ >

今月から葉書の金額が10円上がりました。

さて昨今の世の中、日常的に葉書を出す方はまだまだ多いのか、減ったのか?

とりあえず私は職業柄か、葉書を出す方だと思います。

そこで10円切手を購入しました。

絵柄がトキでした。トキという鳥をご存知でしょうか?

かつて日本の里山でコウノトリ同様繁殖していました日本の国鳥ですが、

新潟県ではやっと野生種がヒナを巣立たせ、一連の国の野生復帰繁殖計画は成功したことになりました。

順調にこのまま数を増やして行って欲しいのですが、それには周辺環境の自然保全が必須です。

しかしコウノトリの同様の繁殖計画では思いもしなかった事故が起きました。

狩猟免許を持っている方のコウノトリ誤射事件です。

生まれたてのコウノトリのヒナ3羽へ餌を運ぶ母鳥が、サギと間違えられて撃ち殺されてしまいました。

関係者には衝撃が走り、その原因がネット上を巡りました。

狩猟免許を持つ方はそのほとんどが猟をする人。猟友会がその全国組織です。

時によく報道で出てくる場合は害獣駆除の場合。

イノシシやシカやクマを射止めるために都道府県から要請を受けます。

しかしその方々が鳥類をよく知っている方々ばかりとは限りません。

コウノトリとサギ(アオサギ)を間違えるのだから言わずもがな・・・・。

大体アオサギだって狩猟対象種ではありませんので、撃つこと自体違法なのに撃たれてしまいました。

残されたヒナは野生動物保護局によって保護され、動物園で育てられるようです。

先日の生きもの観察会にいらしたお父さんが、

「こんな鳥がこの周りにいるんだ!!!」と言っていましたが、

皆さん気が付いていないだけです。人が暮らす周りには多くの野鳥たちが暮らしています。

一緒の環境で一緒に子育てをしていますので、ほんの少しだけ周りを眺め、声や姿を探してみてください。

コウノトリやトキはこの地域では見られませんが、

アオサギは幼稚園の池にも飛来する普通種です。スズメ同様覚えて欲しい鳥です。

そんな鳥の識別もできない方が、狩猟免許を持つ事自体、いかがなものでしょうか???

高齢化で担い手が減って、そのせいで害獣駆除も思うように運ばないと言われますが、

原因は人による自然環境への圧迫なので、私たちの意識が大きく関係しています。

切手には多くの国が自国の象徴や有名な動植物を絵柄にしますが、

日本にも世界に誇れる野鳥がいて、野生復帰が成功していることをどうぞ知っていてください。

明日は土曜参観日。多くのお父さんが参観にいらっしゃると思いますが、

お子さんの成長ぶりと担任の奮闘ぶりと、そして山でのゲームを楽しんでいってください。

ひっそりと身を隠し、私たちのすぐそばで営々と命をつないでいる生きものを探してみてください。

お待ちしております。

 

Page 8 of 34« First...6789102030...Last »