< 虫を見てみよう! >

さてさて 大暑が過ぎ、いよいよ夏休み。

本日早速夏休みの宿題が届きました。

はい、お分かりですね?!

そうです!セミの抜け殻です~~~。

お姉さんがいる年長さんに、

「おっ、またセミの抜け殻集めるのか!前もやったよね・・・」

って言ってたよ^^;と言われました。

その通り、またまた集めていますのでご協力をお願いします。

夏休みは先生たちも宿題でいっぱいです。

実際に何かを作ったりもしますが、研修会出席がその一つ。今日はそんな研修会をながつた幼稚園でやっています。

詳しくは幼稚園日記を見てください。

長津田・いぶき野地区の先生方が集まります。なんだか最近新設の保育園が多くちょっとな・・・・・。

私の夏のイベントは虫観察。それも夜の虫観察です。

水銀燈とブラックライトで夜な夜な活動する虫を集めます。

灯火採集!これが意外と面白い。上手く写真に撮れたらこのページでもご紹介しましょう。

どんな虫がやってくるか?虫って、面白いですよ\^0^/

 

< 標高〇〇m? >

前々から幼稚園のお山は標高何メートルだろうか???と気にしていました。

本日なんとか計測しまして、大体の高さ(ピーク)が出ました。

「そうか、この山でこの位いなんだ。」

とすると、富士山(3.776)はやっぱり高いし、エベレスト(8,848)なんて想像がつかないな!

そこへ登るのだから尋常じゃない。

幼稚園のお山も急いで登ると心臓がバクバクしますが、

さて標高はどのくらいでしょうか^0^

(グラウンドからの高さ)

①25m  ②35m  ③45m

たとえこれだけの高さでも、林内は涼しく、頂上は空気が違います。

今日は丸々太ったタマムシも見つかりました。

ふじ組さんは夏を満喫したようです。

おまけ・・・・・。

「先生、髪切った?」(年長男の子)

「うん、暑いから切っちゃった。」(私)

「なんかオバサン見たい。」(男の子)

「うん、だってオバサンだからしょうがないよ。}(私)

「違うよ、違うよ、おばさんじゃないよ。」(一緒にいた年長女の子。もう泣きそうに。)

「ありがとう。ありがとう。やさしいね。」(私)

年長ともなると素直な表現にプラス、人への思いやりも生まれてきます。

子どもに励まされ、ありがたいことです。

< 台風情報にご注意を >

また大きな被害を出した台風8号が、関東地方へ迫っています。

上陸して力は弱ってきましたが、まだまだ油断は出来ません。

あすの未明から朝にかけてが一番接近するようですので、ご家庭でも良く情報を入手しておいて下さい。

幼稚園活動に変更がある場合は一斉メールで連絡します。

お家の周りなど、飛ばされそうな物は片付けておきましょう。

まだ7月中旬というのに、こんな大きな台風です。

この夏や秋はいくつの台風に見舞われるのでしょう。

これも地球温暖化の一つです。

今日の外集合では子どもたちに台風のお話をしました。

台風はどこでできるか、聞いてみてください。

もう被害が増えないことを祈ります。

Filed under: こども環境管理士,未分類,社会情勢 — itsuko 17:30

< 5羽いたよ >

玄関の新しいツバメの巣に、5羽のヒナがいます。

ヤッホーヾ(@⌒ー⌒@)ノ

小さな巣ですがよく頑張りました。

きっとエサが取れて、子育てが可能な環境なのでしょう。

今度こそ、巣立ちの場面を映像に残したいのですが、夜明けとともに飛び立つのでちょっとね・・・・・。

でも今年の夏は無事に巣立てば9羽のツバメが孵ったことになります。

みんな日本がふるさとです。

ツバメ、大好き!

どうぞよい週末をお過ごし下さい。

< 7月だね >

さあ、夏の匂いが感じられる響き、7月!

気持ちも新たにまた頑張ろう。

夏の虫を見ると元気が出る^^;(私だけ・・・・・?)ので、

今日の友達を紹介しましょう。

お池周辺で見られたカッコイイ仲間です。

ほら、この戦闘態勢。いやいや実はセセリ蝶の仲間は羽が戦闘機のような付き方をしています。

小さな体で垂直離着陸率を上げるためでしょうか?

なんともカッコイイ!垂直尾翼に、水平尾翼って感じでしょう!

キマダラセセリ

こちらが普通の蝶の羽スタイル。前翅と後ろ翅。両方とも水平尾翼だね。

ちなみにこの蝶はヒカゲチョウ。何とも地味で渋いですが、実はよく見ると非常に綺麗。

好きな蝶の1種です。

こちらは今朝羽化したイトトンボたち。水中に立てたつかまり棒がとてもいい羽化の場所になっているようです。

2種類のトンボが飛び立つ瞬間を待っています。

水面に写って綺麗でしょう。

夏は虫の季節。嫌われ者の虫も多いですが、地球は虫の星。虫がいなかったら生態系も成り立ちません。

どんな虫と出会えるのか、楽しみな7月です。

< 水無月過ぎる >

今日で6月も終わりですね。あっという間に1年の半分が過ぎてしまいました。

明日からは7月で、夏休みまで3週間!

幼稚園の活動は本当にどんどん流れる気がします。

気がつけば夕涼み会やお泊まり会が迫ってきました。

益々蒸し暑くなり、雨も様々な表情を見せるでしょう。

健康に気をつけて、健やかに過ごせるように心がけましょう。

玄関の新しいツバメの巣に新たな命が4つ、誕生しています。

今日は外集合でそんな話を子どもたちにしてみました。

親からエサを貰う懸命な姿を、毎年間近で見てもらいたいと思っています。

生まれる命に、亡くす命。

あやめの前のテラスでは、スズメが建物に激突したようで、死んでいました。

バードストライクといって、鳥たちには多い事故です。

ガラスには外の景色が映り込むので、そのまま飛び込む時や、猛禽類に追われて、パニックになってぶつかるなど。

脳震盪を起こしているときは優しく体温を確保しておけば復活します。

今日のスズメは絶命していました。残念です。冷凍保存して剥製にします。

(もちろん野生動物なので神奈川県に届出が必要です。)

そんなこんなで命は大事。生き物からも命を学びましょう。

今日は耳下腺炎の子がいました。ヘルパンギーナという夏風邪の一種も出ています。

あと3週間を元気に乗り切りましょう。

 

 

< 虫で復活 >

悲しい時は虫でも見よう!

子どもたちがいろいろ見つけてくれるので、悲しんでなんかいられない。

最近はまたダンゴムシ捕獲に力が入ってきたし、

(ダンゴムシを持ち帰ったおうちでは、とりあえず喜んで見てあげて、そのあと静かに・・・・・?)

このように捕まえた虫や取った草、見つけた実など、情報を提供してくれます。

みんないい子です。

< 雨にも負けず・・・ >

ブラジルは強いですね!

ということで、ワールドカップもみんな頑張っていますが、こちらも生きるか死ぬかの必死の状態。

昨日の降りしきる雨の中、運悪く羽化してしまった、クロスジギンヤンマ。

雨にも負けず、頑張っています。彼は必死で茎にしがみつき、降る雨に耐える。

しかしなんとかトンボの命である羽を乾かさないとならない。

この後彼は体を振動させ、雨粒を振り払う。

そしてここでクイズです。次に彼は何をしたでしょうか?

①上下に動いた

②羽を閉じたり畳んだりした

③目を足で拭いた

さあ、どれでしょう!

答えはまさに飛び立つ準備を考えれば納得です。

羽の次に大事なのは、虫を捕まえるための強力な?!

わかった方は明日、教えてください。

明日は土曜参観日。日頃の活動を一緒に体験してください。担任の先生の意気込みも感じてください。

父の日にちなんで、お父さんと一緒です。(お母さんも可)

午後からの雷雨も納まり明日は晴れの予報^0^

ちょっと暑そうですがお山でネイチャーゲームもやりますよ。

園児は制服でカバンはいりません。(置くスペースがないので。)

水筒は自由持参、お弁当の必要な学年は保護者の方が持ってきてください。

では今夜は満月を楽しみましょう。

ガンバレ ニッポン!

 

 

< 入梅 >

暦の上では太陽の黄経が80度に達した時をいい、太陽暦では6月10日頃に当たるそうです。

今年は「梅雨に入ったと思われる」と宣言されてからずっと雨模様。

でも少し昔の雨の降り方と違って、雷雨・豪雨・突風などの激しい文字が並びます。

シトシトゆっくり降る雨は、どこか遠くの記憶でしかなくなりました。

この時期は体調を壊しやすいですし、食物も傷む頃です。

家庭内の一切を仕切るお母さん泣かせの季節でもあります。

乾かぬ洗濯物と家族の体調管理、一家の太陽はご自身の体調にも気をつけないといけません。

今日はホタルを見に行った、という子が何人も話に来ました。

「手に乗ったよ!綺麗だったよ!5匹捕まえたよ!」

子どもたちの心にどのように写ったでしょうか?

先にも記しましたが、ホタルが見られる環境を、子どもたちに伝えてください。

梅雨の風物詩に終わらせず、ずっと大人になっても同じように同じ場所で見られる環境作りに心を寄せてください。

梅雨の時期にしか見られない、ほんの小さな甲虫目の繁殖生態が、人の心を癒すのなら、

この虫の命を守って上げることも入梅の一考としたいものです。

玄関のツバメさんも新しい巣で抱卵中。

なんだかオスの方が長く巣を守っているようです。

雨が続くとエサ(虫)が取れずに苦労します。

ガンバレ地球の仲間!

 

< ホタル鑑賞にもの申す >

そろそろあちこちの清流でホタル鑑賞をする方がいると思いますが、

「ちょっと待った!」

ホタルの気持ちになって見に行っていますか?

大勢で大挙して、ワーワー言いながら歩いていませんか!

ホタルの生息地は多くが田んぼがあったり、土手を歩いたり、湿地や草地です。

踏み歩いて荒らしていませんか?

まずホタルはなぜ光るのでしょう?

オスがメスを呼ぶサインです。このサインは種ごとに違い、光を認識してペアができます。

さあ、多くのペンライトを持った人々が、点けたり消したりしながら夜道を歩くと、どんなことが起こるでしょうか。

長津田周辺でもいくつか生息地が確認され、この時期は賑わっているようですが、

以前はホタルの名勝地として有名だった、青葉区の寺家ふるさと村にはもう1匹も飛ばなくなりました。

なぜ?

ホタルの飛ぶ姿は確かに美しく、幻想的ではありますが、本来生息地は、遠くから一度に大挙して人が入り込む場所ではなく、

彼らにとっては遺されたわずかな聖域なのですから、少し人が我慢して、何にも惑わされず、自由に飛び回れるように、ほんのこの時期、ホタルに繁殖相手を見つけさせて上げてください。

そっとしておいてあげてください。

毎年、毎年同じ状況が続くと、いつの間にかいなくなりますよ。

毎年大勢の人が訪れて、田の畦や土手が荒らされると、農家の人はそこは荒らされないようにコンクリート舗装を考えます。

さてコンクリートで土を固められると、ホタルの幼虫はどこへ行けばいいのでしょう!

時にはテレビやビデオで我慢しましょう。

地元の人が生活道路で行き来する分には全く問題ありませんが、よその人が押しかけることは生き物には相当ハードなストレスなのです。

実際人圧によっていくつもの生息地が失われてきました。

自然環境だけの問題ではないのです。

見るなら遠くから、静かに静かに、ライトは出来るだけ付けず、必要ならせめて赤色灯で。

彼らの動きに合わせてゆっくりと、近所の迷惑にならないように、とにかく静かに見てください。

生き物との付き合い方をよく知って、彼らの領域に謹んで入らせてもらいましょう。

ゲンジボタル

Filed under: こども環境管理士,ビオトープ管理士 — itsuko 18:12