< 秋の香り感じてる? >

大気がまだ暑いのでピンときませんが、

町中や街路ではほんのりとキンモクセイが香っています。

お気づきでしょうか!

この香りはよく芳香剤に使われるので、トイレの匂い・・・・・という子どももいます。

いえいえ、本物の木本の秋の香りをしっかり感じてください。

臭覚は一生記憶に残る感覚器官。通りかかった道すがら、どこからかこの香りが漂って来たら立ち止まり、

クンクンと匂いを胸いっぱい吸い込んでみましょう。

お花はミカン色の小さな花びら4枚花。きっと大気ももうすぐ秋色に変わるでしょう。

運動会はいいお天気?!にしてくれます。きっと・・・・・。

 

秋を感じ、この記憶は

< 動物愛護週刊でーーーす >

実は昨日9月20日から26日まで、動物愛護週刊です。

今年もツキノワグマやヒグマの被害が多く報道されていましたが、

問題は人と野生動物の棲み分けが上手く行かなくなったこと。

そして多くの愛玩動物たちは人のわがままで飼育・繁殖されていること。

殺処分される犬や猫の実態は、毎年のように話題になりますがその数はなかなか減りません。

生きものと上手に付き合う方法を、幼いうちから学びたいものです。

命と向き合うにはその生きる仕組みを知り、人に合わせない事。

命の終わりを知り、痛みを感じること。その積み重ねが大切です。

身近な生きものに触れ、すぐそばで生きていることを感じましょう。

共に生きられるように譲り合いましょう。

まずはそこから動物を見てください。

家庭に何か動物はいますか?その子たちは幸せですか?

その動物らしく棲していますか?(昆虫含む)

人は他者を重んじられる唯一の動物です。ここを失くしてはいけません。

アブラコウモリ/キタキツネ/私の宝物だった愛犬/ツキノワグマ

 

 

みんな友達、みんな好き。

< 空の日に空を見上げ・・・ >

連休も終わりさあ運動会の練習だ!と思ったらとんでもない天候です。

もう日本国中雨にはうんざりしていることでしょう。

本来なら恵みの雨で水は生命の源ですが、少し歯車が狂うと大災害を引き起こします。

今日も横浜市には大雨警報が出ています。

先週の土曜日は少し晴れて暑くなりましたが、秋の爽やかな日差しはまだ感じていません。

航空業界の安全と盛隆を込めて設けられた「空の日」ですが、

空飛ぶ鉄の塊に思いを込める以前に、その塊が飛び交う地球大気が世界中で猛威を振るっていることを、

私たち人類は感じなければいけません。

個々が危機感を持って日常生活をすることです。

社会での生活環境でも、世界中の自然環境でも今までとは違って来ているのです。

今日のような大雨警報が出ている時はどうするのか。

帰れなくなったらどんな手段があるのか。

まずは自助の方法を考える意識を持つことと、自分の出来ることは各自が実行する心構えを持つようにいたしましょう。

 

< 実は満月は明日 >

中秋の名月はうっすらとぼんやり見えましたが、

実は満月は明日の土曜日。天候は期待できませんが月餅でも食べながら眺めてみましょう。

明日は生きもの観察会ですが、私は所用につきおりません。

代わりに優秀だろう?こども環境管理士3名を含む4名がお迎えしますからどうぞお越しください。

自然環境についての質問をバンバン浴びせてください。または意見を求めてください。

きちんと説明またはお答えできなければ資格はく奪です^^;

小雨決行です。長袖長ズボンがいいです。蚊が多いので。

午前8時30分から10時までです。生きもの環境を人が一斉に圧迫することは生きものたちにストレスを掛けることになるので時間を区切っています。

生きもの観察会のない普通の一般開放時は時間内すべて開放しています。

自然への係わり方が緩やかで、大勢が訪れる場面がないからです。

その代わり私たちのガイドはありません。

それでは良い週末をお過ごしください。

< お月さまやーーーい >

今日は十五夜。中秋の名月ですが、日本列島には秋雨前線がどっかりと居座り、もうここ何日もお日様を見ていません。

そして今夜も曇りか・・・・・。

きれいに輝く月を愛でたかったところですが、10月に期待しましょうか!

お陰で運動会リハーサルも延期、外での全体練習も思うようにいかず、少々イライラはありますが、

来週はお天気を呼ぶことにしましょう。

陽気が悪くてか,急な発熱の子もいます。

体調管理には十分気をつけて、過ごしましょう。

お山の草刈りも終わり探検できるようになりました。

小さなショウリョウバッタやヤマトシジミ、ナミアゲハにクロアゲハの幼虫。

ハラビロカマキリやコノシメトンボなど、秋を彩る虫たちがそっと潜んでいます。

草を刈るとこれらの虫を探しに鳥たちもやってきます。

秋のお山はこれからが楽しみです。

 

< 何思う 白露の空に アブラゼミ >

また台風が近づいています。明日の天気予報をよくご覧ください。

進路によっては通常教育に変更が生じるかもしれません。

そんな中、今朝の一コマです。初秋の空にアブラゼミは何を思っているのでしょうか?

短い寿命を全うできたでしょうか???

数分後思い立ったように飛び立ちました。

この夏もありがとう。

< 蜂をむやみに駆除しないでください >

蜂は駆除されるためにせっせと働いているのではありません。

蜂は生態系を支える立派な一員です。

蜂は人をいきなり刺したりしません。

蜂は農作物生産者にとっては大切な助っ人です。

この時期、アシナガバチやスズメバチは冬支度を前に活動が活発になります。

特にアシバガバチは人の生活に近い庭・立ち木・軒・外壁など雨の当たり難い場所を選んで下向きでおわん型の巣を作ります。

通常は放っておけば傍を人が通っても何もしません。

何もしてこない人をいきなり襲うことなどないのです。

こちらが少し気をつければ済むことならば、どうぞ静かに見守ってください。

晩秋になれば女王バチ以外は死滅します。彼らの一生はそうなっているのです。

女王バチは洞や軒の隙間で越冬し、春まで活動しません。

どうか、いきなり殺虫剤で皆殺しにするような、人から目線だけのいらぬ殺生はしないでください。

人を刺すことがある事実は子どもたちに伝える必要があります。

刺され方によっては命にもかかわる危険な場合があることも知っておかねばなりません。

それが人が身に付けておく知識です。

しかしイコール、即座に駆除する生きものではありません。

蜂や蜘蛛や少々負の感覚のある生きものたちは人にとって有害である間違った認識こそ正したい環境教育です。

その生態をよく理解し棲み分け、見守ることが共存共栄です。

幼稚園玄関横のキアシナガバチの巣は夜間に撤去しました。

多くの人が通り、何かのアクシデントで蜂たちが興奮してもいけませんので、夜間彼らも寝静まっている時に処置しました。

グラウンド遊具のすぐ上の桜の葉に毎日集結していた同じ蜂は、

本日そのお気に入りの枝ごと移動させました。

子どもたちの遊び場からは少し遠ざかってもらいました。

これからしばらくお家の周辺でも蜂が目に付くようになるかもしれません。

とにかく人が蜂を興奮させない事。彼らは彼らの生態を着実に実行しているだけです。

慌てず騒がず、どちらも平穏に過ごせるように考えてください。

全ての生きものにも寛容でありたいと思っています。

 

< byby真夏日、adios猛暑日 >

今日は風が気持ちいいですね。

台風10号は東北や北海道に酷い 爪痕を残しましたが、南の湿った風は連れて行ってくれました。

大陸から乾いた風が下りてきて、今日はウスバキトンボも気持ちよさそうです。

そこいらをツーツーと飛んでいる赤とんぼ風のトンボは、赤とんぼの仲間ではなく、ウスバキトンボというトンボ科の仲間でもウスバキトンボ属。

真夏に最も多く見られ、よく赤とんぼの大群と間違われます。

それはさておき、いよいよ8月も終わります。

あっという間の夏休みを終えて、幼稚園では秋の一大行事、運動会ムードに入ります。

年々その日数が増している真夏日や猛暑日ともお別れできるでしょうか?

乾いた風が少しは秋気分にしてくれますが、来週の動物村も、運動会当日も、まだまだ暑い真夏日かもしれません・・・・^^;

この辺でお別れして、日本の四季の爽やかな秋を感じたいところです。

このトンボはネキトンボ。同じトンボ科でもこれはれっきとしたアカネ属だから通称赤トンボの仲間。

(幼稚園池にて)

 

 

 

 

 

< 暑中お見舞い、赤イトトンボ >

毎日暑いですね。玄関ツバメ3羽が無事に巣立ってほっとしているところ、

グラウンド側の卵の内4羽が孵化したようで頭が4つ確認できます。

こちらもどんどん大きくなって巣立ちを済ませないと、海を渡れないぞーーーーー^^;

そん中、池の掃除をしてみました。

草がどんどん繁茂するこの時期は、水深も気をつけなければいけません。

植物の生命力は底知れぬので、ちょっと油断していると池は干上がってしまいます。この暑さだし。

皆様は涼しくお過ごしでしょうか?毎日の暑さ、お見舞い申し上げます。どうぞご自愛下さい。

そして掃除中ツーツーツーツーと飛んで、産卵の準備に入っていたのがベニイトトンボ!

この垂直だちがオスの産卵の準備。メスの首元をがっちり掴んで離さぬようにしています。

このままオスは飛ぶんだからすごい腹筋。トンボのオスは腹部の末端(尾部)がメスを掴む接続器になっていて、この部分でメスを捕まえ交尾します。

実はずっと移入種のリュウキュウベニイトトンボと思っていましたが、よくよく調べてみると、絶滅危惧Ⅰ類であるベニイトトンボと識別します。オスの複眼が朱赤色で、メスの尾部背面に黒色斑がありません。

これはベニイトトンボでよろしいのではないでしょうか!!!

専門家に見てもらいましょう。

土手にはキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)が咲き、道にはアブラゼミの肩羽が落ちていました。

昨日はツクツクボウシの声も聞きました。

立秋を前に、秋はひっそり近づいています。

 

< 見つけたよ、親子 >

玄関のツバメがもうすぐ巣立ちです。

そして山ではコジュケイという野鳥の親子が散歩をしています。

今年のヒナは1羽だけ。悲しいかな、他の多くが野猫や蛇にやられてしまったのでしょう。

卵は通常10個くらい生むので、残念です。でも毎年幼稚園の山で繁殖しています。

親子の暮らしが私たちの住む街のすぐ近くにありました。

左が雛、中央♀、右♂ 親子のコジュケイ

夜、5羽で眠るツバメの親子。両側に両親が顔を巣に埋めて眠ります。

ツバメの飛ぶ姿をじっくり見たことがありますか?

なんと優雅に華麗に、そしてシャープに飛ぶのでしょう!

数羽が白い雲の間を流れるように飛ぶ姿は、何度見ても、何十分見ていても飽きません。

こうやって毎年太平洋を越えてくるのか・・・・・・と思うと、人の力ではどうにも計り知れない野生動物たちの神秘と驚異を感じずにはいられません。

いつかツバメになってみたいと思う夏です。