< 冬至を前に暮らし方を見直そう >

午後4時半ともなるとあたりも暗くなり日没の速いのがわかります。

明日の冬至を前に何だか暖かい12月ですが、早く暗くなるということは早くから電気を必要とするわけで、

原始時代のように日の出と共に働き、日没とともに就寝する生活なら何の問題もありませんが、

今は世界中、特に日本は夜中中煌々と明るい社会なのです。

そんな中コンビニ大手のファミリーマートやファミリレス老舗ののスカイラークは深夜営業を止めるとの報道がありました。

大賛成です。このページでも何回も深夜営業に疑問を呈しましたが、

人々の暮らし方を変えれば一晩中お店を開けている必要はありません。

人々の働き方や若者のたまり場となる現状を改善できます。

セブンイレブンもその名の通りに基に戻せばいいのです。午前7時から午後23時まで。

当初はこの時間通りに、名前に決めた通りに営業していましたよ^^;

いつから24時間営業になったのでしょう?やはりバブル期からかな・・・・。

大体関東近郊の電力がどこから来ていたか思い出しましょう。

果ての見えない、処理費用が膨れ上がっている福島原発でした。

ほんの5年前は時間制限で電気が使えなかったことを思い出しましょう。

宇宙を回っているランドサット衛星から見ると、日本は大きな都市がどこの国よりも明るく輝いています。

どんなにLED電気にしても、使っていれば電力は消費するのです。

消しましょう!必要のない電気は!

冬至を前に電気の使い方をよくよく考えながら、無駄のない年末年始を過ごしましょう。

ゆず湯に入ってあったかくね。

インフルエンザA型のお友達が年少と年長に出ています。

 

Filed under: こども環境管理士,世界,宇宙,社会情勢 — itsuko 17:46

< キリンよ、お前もか >

クロサイもライオンもそしてアフリカを代表するキリンさん、あなたも絶滅が危惧される仲間に入ってしまったのね。

原因はまた同じです。

人による生息地破壊と乱獲。食料となっているのです。

全ての絶滅危惧種の主因が私たち人間活動。私たちの存在自体が多くの野生動物を死に追いやっているという事実。

悲しく、無情で辛い現実です。

雄大なアフリカの大地をゆっくりと歩くキリンの、優美で勇ましい姿を思い出してください。

私は27年前、どうしても野生動物が見たくてケニアとタンザニアを旅しました。

その時サバンナの草原をあの独特なリズムで歩くキリンも目にしました。

感動以外何もありませんでした。

遠くキリマンジェロの山並みを背景に、動物たちはどの種も輝いていたのです。

もうキリンを食べなくても食料は他にあるでしょう。

ましてやその骨髄をエイズ治療の最新薬に利用するようになり、密猟も横行しています。

やはり人を食料とするティラノザウルスの様な動物がいてくれれば、人間も余計なことを考えず最小限の糧で生きていたかもしれません。

DNAがほんの1%違っただけで、私たちヒトには他の動物にない脳が備わりました。

その為に良くも悪くも現在の地球生態系の不均衡と破壊をもたらしています。

これから私たちはよっぽど自制しなければ益々地球上の貴重な生物を失うことになります。

キリンのために何をしましょう、キリンのために何が出来ますか!

物言わぬ動物たちのために、

私は世界中の動物たちの保護や密猟者の取り締まりを最前線で実施している環境保護団体を応援しています。

地道な資金提供が、アムールトラの保護と生息地の拡大、周辺地域に暮らす人々の意識を変え、

結果として生息数を増やすことにつながっています。

ヤンバルクイナにも、カンムリウミスズメにも、ユキヒョウにも、ツキノワグマやホッキョククマにもです。

キリンがいつまでも美しい野生動物としてサバンナの地を歩けるように祈るばかりです。

胃腸炎の感染症が広がっています。国も予防を促しています。

週末のお出かけには注意してください。

< キツツキ巣穴掘り >

先週の土曜日は今年最後の生きもの観察会でしたが、あまり生きものが見られない中、

土の中に眠っている我の蛹で話を盛り上げようと思ったら、

なんと日本で見られる最小のキツツキ「コゲラ」がすぐ頭上の朽ちた幹に必死で穴を掘っているところを発見!

チャンスを逃がさないのがネイチャーゲームリーダーとしても鉄則。

我の話は放っておいて、すぐさまコゲラの話で大盛り上がり!!!

特に保護者の方々が大感激だったようで、こちらまで嬉しく成りました。

お山にコゲラは毎日のように現れますが、

塒用の穴を掘っている真っ最中を見られるのはそうそうありません。

キツツキの生態の話をしながら15分は掘り続けたでしょうか!!!

だから自然観察は辞められない。いつも同じように見ている者だけに、生きものたちはその神秘の姿を見せてくれるからです。

出会えるか、出会えないかはその時の運次第ですが、回数を重ねるに連れ、自然は答えてくれるのです。

1年の最後の年にとっておきのご褒美をもらいましたね。

 

 

 

 

 

 

コゲラです。(キツツキ科)

< それはカメムシです・・・ >

「園長先生、これなあに?この葉っぱに隠れてるの・・・・」

「どれどれ・・・・」

「ああ、これはね、カメムシです。」

「カメムシ???キャー、臭いーーーー」

「ううん、大丈夫。そっとしておけば臭くないよ」

「へーーー、臭くないんだ???」

「そのまま落ち葉に包んで、見つけた場所へ返してね」

「うんうん、わかった。」

「じゃあね」

と目をクリクリさせてカメムシを持ってきた年中女子2名。

結局うんうんとうなずきながら急いで葉っぱを戻しに行きました。

カメムシは多くが成虫越冬です。

そこここにそっと隠れて冬をやり過ごします。

すぐには臭くありませんから、そっとしておいてください。

種類によって匂いが違うことをご存知ですか!

生きもの観察会ではそんなカメムシの匂いの違いも体験してもらっています。

< 美味しいね、嬉しいね >

文科省が定めるところの幼稚園教育要領を読み返す必要があり、「環境」の項目に目を通していたら、

自然環境とのかかわりは従来から強調されているが、とあった。

さあ、どれだけの幼稚園でこの項目をとらえて活動に結びつけているだろうか?

実は大変難しいところなのだ。自然を相手にする時、その考え方と知見を知った上で、幼稚園活動に組み込ませるノウハウが一番ネックである。

現在幼稚園協会の緑支部での研修で、ビオトープを主にした講師をやっているが、

参加している他園の先生方も、自身の自然体験が乏しく、彼女たちの園では取り入れられていない。

そのくらい随分前から幼い頃からの自然体験が少なくなっている。

今日の焼き芋大会ではそんな自然の恵みと産物を食するという具体的な活動に結びつけた体験だ。

それはそれは先生方は火の管理も含めとても大変なのだが、

こういった経験が教育要領が目指すところの自然環境とのかかわりだとすると、

こんな活動ができるのも、フリーのそして男性先生の存在の多さがながつた幼稚園の強みであり、彼らに助けられている。

幼稚園を選ぶ時、このような具体的な貴重な体験活動があるのか、無いのかにも着目してほしい。

美味しいね、嬉しいね!まさに焼けたお芋を二つに割った時の子どもたちの笑顔が、そしてこの時の記憶が、

この子たちの健やかな育ちに、そして自然環境との出会いにつながって欲しいと切に望む。

< こどもパワーに助けられ >

まあ、なんと素晴らしいお天気になったことでしょう!

絶好の焼き芋日和でしたが、連日の寒さや降雪でじっとりと湿ってしまった落ち葉たち。

これではなかなか火が付かず、点いたとしてもお芋が焼きあがるのに時間も掛かり、困った状態でした。

風もなく絶好のお芋日和でしたが、この快晴を逆手にとって濡れた落ち葉を乾かしました。

これが子どもたちにとっては非日常の楽しい活動となり、年少から年長まで落ち葉の中での大騒ぎとなりました。

年長さんは最後の作業、落ち葉集めをやってくれましたが、それはそれはパワー全開で、

何も支持することなく、方法を教えるでもなく、自主的に多くの落ち葉をどうやって集めるか!?

役割分担を決めそれはそれは手際よく、ビニール袋に詰めて行きました。

体操の時にマット上で説明してもなかなか動作に結びつかなかった「うさぎ跳び」も、

落ち葉を前にしてしゃがんでみると、なんなくやってのけるのです。

自然物の中で体を動かすとはこういうことなのです。

落ち葉を素手で集めるためにどうやったら一番効率が良いか!

自然とたどり着いたその動作は、体操時にやろうとしていた、全身を使った日常運動だったのです。

今日の活動はひんやりと冷たい空気の快晴の空の下、

飛び切りの幼児教育活動となりました。

環境の中から子どもたちが主体的に活動に取り組むことで、友達との係り、活動順位、する・しないの判断など、様々な思考と動作をやっているのです。

今日はまさにそんな副産物を得た順延焼き芋大会日となりました。

また日曜日は雨の予報です。今日乾かした落ち葉は大事に大事に室内へ取り込みました。

月曜日ば北風が強い懸念があります。

低気圧が通過した後の大陸高気圧の張り出しは、北風を伴います・・・・。

気象予報士になろうかな・・・・^^;

お腹の風邪が落ち着いてきました。欠席者も減り始めています。

少しホットしながらまた週末です。

< またまた観測史上初!? >

11月の都心部での積雪は観測史上初めて!というテロップが踊っている。

夏の暑さに初めて、冬の降雪に初めて、とまあ次々と初めてのデータが観測されてしまう。

日本は元々南北に細長い国。緯度の差による気温の違いには目を見張るものがあるが、

今日の様ないきなりの寒さと降雪はやはり生活に、仕事に支障を来たす。

子どもたちには積もったようなあるいは溶けたような雪をかき集め、小さな雪玉を作るなど、やはり楽しい冬のアイテムの一つとなった。

しかしこちらは降り方次第でバスの運行を止める必要が出てくるし、園舎周りの雪かきも必須で、

嬉しいことはあまりない。

ドカッと降ればそれなりに覚悟も出来、思い切り雪を楽しむシフトにも成れるところだが・・・・・^^;

これも地球の気候変動に伴う異常気象の一つかもしれない。

大国の次期大統領は地球温暖化はデマカセだ!なんて言っているが、

自国でも大きな自然災害(ハリケーン・山火事・洪水などなど)も起きているし、少なからず原因の一端は地球環境の変動が考えられる。

これから先まだまだ史上初!という記録が出てくるかもしれない。

人々も日常の変化を異常と捉え、個々が出来る対策を考えよう。

世界中で地球を大切にすれば、地球は元の豊かさを回復するかもしれない。

自然環境はもらいが実は強いはずだ。

< 作品展にお越しください >

何だか雨模様の明日になるようですが、

ながつた幼稚園の芸術の爆発を見にいらしてください。

個人製作と共同製作、そして様々なコーナーがあります。

運動会とはまた違った子どもたちの豊かな表現をご覧いただきます。

明日は制服登園です。上履きをもって来て下さい。カバンはいりません。

雨のようでしたら長くつやレインコートを入れる袋をお持ちください。

ばら組は今年もお山で見つけた宝物を展示しています。

こども環境管理士がお山クイズも展開しています。

どうぞ立ち寄ってくださいね。

プラレールコーナーは今年もすごいぞ!!!

< またお天気が悪い・・・ >

今日はしし座流星群の最大出現日ですが、またお天気が悪いですか?

流れ星をゆっくり眺めたいところですが、咳がなかなか取れない中、野外でじっとしていたらまた風邪を引いてしまうので、

ここは我慢して静かにしていましょう。

作品展もどうやら雨模様^^;

連日準備で遅くなっている先生方も、体調管理をしてくださいね。

まさかどこかの大手広告代理店の様な残業はありませんが、

子どもたち同様手洗い・うがいが大切です。睡眠も重要!

そんな中、色付いてきたお山の紅葉を見ながら、

「ああ~~~きれいですね。空気も美味しいし、癒されます。

今日も1日頑張ります!」

ととても清々しく自分の気持ちを言ってくれた新任のN先生。

毎日大変でしょうけど、気持ちよく仕事に就いているようで安心しました。

お天気が悪くても、心が晴れていれば大丈夫ですね!

 

< 誰かに響けば・・・ >

私の机のグラウンド側に面している窓外には、今にもビリビリニなりそうな生態系ピラミッド図を張り出している。

時々じっとその図を眺め、何かを考えているような子がいる。

幼児期の子どもたちが生きもののつながり図を見て、何を感じ、何を想像しているのだろうか!

声を掛けたりかけなかったり、その子の発する雰囲気を読んで対応しているが、

どの子にどんな影響を与えるのか、未知の世界と向き合う子どもたちにとっては毎日全てが発見である。

どこかで何かの印象を、あるいは衝撃を残したい幼稚園時代である。