< 寝不足の日々 >

女子サッカーを応援し、一喜一憂し、

男子の3位決定戦も何とか目を開けて、幼稚園は少しの間お休みをいただきます。

7月は研修会で、8月前半はせっせと床磨きや遠足の下見。

毎年夏は各クラス、廊下の一斉ワックス掛けや普段は時間が取れず手つかずの仕事を片付けます。

9月は床がピカピカに光っていますよ。

夏休みももう後半です。

お盆休みはこれからですが、お出かけに葉くれぐれも事故や怪我に気を付けてお過ごしください。

私の宿題も皆様どうぞお忘れなく!

身近な自然で見つけた生き物や不思議を是非、絵に描いたり写真に撮ったりして、お持ち下さい。

どしどし、お待ちしています。

そこで最近見つけたいろいろです。

トンボとそれに似ていても違う奴。最後は小さいくせに、「貴公子の服を着た大泥棒」とファーブルに呼ばれた、ハチ(セイボウ)の仲間。

ご存知オニヤンマ。何ともカッコイイ!垂直に止まるヤンマ科のトンボ。

こちらはコオニヤンマ。種がまったく違います。だから水平に止まる、サナエトンボ科。

こちらもトンボみたいだけど、カゲロウの仲間。これは珍しいですよ。

ツノトンボ

細長ーーーい触角が見えますか?

こちらが何ともメタリックなブルーで身を包み、他のハチの幼虫に寄生して子孫を残します。だからどろぼうと言われます。

まっ、こんな具合です。

では良い週末を。

 

 

 

 

< セミが・・・ >

東北地方ではお祭りが賑わっています。

まだ見た事がありませんので、ねぶた祭りも、竿灯祭りも、一度は行ってみたいです。

さて、気が付いていませんか?

夏真っ盛りなのに、セミの声があまり聞こえません。

特にミンミンゼミ。

ヒグラシはそこそこ鳴いていますが、アブラゼミもミンミンゼミも少ないように感じます。

その季節にしか聞けない、または見られない生き物や風物が無いと、やはり寂しいし、「変だな・・・!」と感じます。

毎年どうしてもこの曲が思い浮かぶセミ。

もっとミンミンいってくれないと、調子抜けです。

♪ セミセミセミセミセミンミーーーン

どこで鳴くのか セーーーミ

なかなかいないよ セーーーミ

なかなかとれない セーーーミ

セミセミセミ セミセミセミーンミーン

次はこれ!

♪ はだかんぼうの誰かさん

セミがほっぺに止まった

セミがほっぺに止まった

こんないい日は初めてだ

ミーンミーン ミンミンミーン

セミはどっかへ 飛んでった

いい歌でしょう。どちらも夏の里山で、子どもたちが虫網を持って歩く風景です。

むぎわら帽子をかぶってね。

そのセミが鳴かない事には、夏が寂しいでしょう。

これはヒグラシの羽化。

ガンバレ、セミたち!

ガンバレ、日本!

そういえば、銅メダルを取った競泳200m平泳ぎの立石くんとは、

私の連れ合いが一緒に練習してました。

もちろん連れ合いは一応コーチです。

喜んでいました。

よかったね!

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 16:14

< JULY >

ジュラーイ(JULY)って、いい響きですね。

今日で7月も終わりか・・・・・。

早いなーーーー、1ヶ月って。

暑いなーーーー、毎日、毎日。

変だなーーーー、オリンピックの審判団。

柔道も今回は不振の部類に入るのでしょうか?

審判員が全く正反対のジャッジをする(覆す)なんて、

どちらの選手にも関係者にも酷い仕打ちです。

ましてや日本は同じ柔道の審判判断で、酷い目に合った国ですから、なおさら神経質です。

世界共通のルールと審判は、競技において絶対的な約束事項。

誰もに明確で、公平で、分かりやすい方法を取ってもらいたいものです。

そして7月最後の日に、救った命が巣立つでしょうか!

本来の巣から飛び出して、虫の息だった最後の1羽。

即席の手作り巣を用意してから6日目。

今日は羽をはばたかせ、巣立ちの練習をしていました。

両親も近くで見守ります。

よかった、本当に良かった。よく育ってくれました。

元気に巣立て!ツバメさん。

上がお父さん、下がお母さん。細い尾羽が長くあるのが♂です。

おまけ:今日はカブトムシの♀がやってきました。

 

 

 

< 夏だから研修会 >

今日も暑いですね。

20分掛けてお化粧を整えても外へ出て3分で総崩れ!

まったくやんなっちゃう毎日ですが、

今日は午後から長津田・いぶき野地区の教員研修会ですから、

出来るだけ涼しい所で待機して臨みました。(研修会に化粧は関係ありませんが・・・)

毎年暑い夏に地域の先生方が集まって、幼稚園・小学校・保育園それぞれの情報交換と連携活動、スタートカリキュラムへのより良い導入を確認します。

今年も90名以上の先生方が集まり、これからの指導に生かします。

また横浜市の子育て支援課の課長さんや、指導主事の先生も参加してくださり、

お話を聞く事が出来ました。

これは本当に特別な事です。

というのは、この幼保小連携活動は出来そうでなかなか出来ない地域が多く、

出来たとしても単年度での一辺倒になりがちなので、

こうして実際の子どもたちの交流活動も含め、先生方が継続して交流している所は、

横浜市でも大変貴重な地域なのです。(本当の話です。)

会場の設営・準備・後片付けなど、ながつた幼稚園の先生方はいつもいつも大変テキパキとして、よく動く!と絶大なお褒めの言葉をいただきました。

そうです、ながつた幼稚園の先生方。あなたたちは本当によく動きます!

しかし幼稚園の先生方はともすると教員である自覚が薄れがちな所がありますから、

小学校の先生方から刺激を受けて、子どもの育ちをもっと意識してくれればいい勉強になるでしょう。

お互いの敷居を無くし、地域の乳児・幼児・児童へと成長を繋げます。

最後は美味しいプリンをいただきながら、お互いを知る機会としました。

夏だから出来る、研修会です。

おまけ。

先ほどグラウンドへ飛んできた天然のカブトムシです。

立派だね。

 

< オリンピック か! > 

暑中お見舞い申し上げます。

皆様、熱中症対策は万全ですか!

今年もやっぱり暑くなりました。

暑い時は寒い冬の時を考える!

いや、ガンガンクーラーを掛けて部屋をとびきり冷やす!

(もう電力不足だの、地球温暖化だの言ってられなーーーーい。)

なーーーんて、事は無いでしょうね。

さて、今年はオリンピックイヤー。

体操日本、逆さ十字懸垂か?、エイ!

こちらは垂直到立!って、そんな技があるか知りませんが、

上の写真はコノシメトンボの体温上昇防御術。

下の写真はオニヤンマの打点産卵。

どちらも相当な力技です。

いよいよ始まるオリンピック。毎回素晴らしい選手の活躍を、拍手を持って見ていますが、

今回も日本選手全員がスッキリといいお顔を見せてくれる事を期待しましょう。

テレビから伝わる臨場感が、子どもたちへ憧れや夢をもたらすかもしれません。

サッカーも男女共に勝ってスタートした予選。

いいぞ!ガンバレ!

私もこれ以上汗は出ない!状態になりながら、原生林を1万5千500歩も歩いて応援しました。??????

今日は全身が筋肉痛です。

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),社会情勢 — itsuko 13:44

< がんばれ、ツバメ! > 

玄関のツバメの2回目の子育てが、大ピンチです。

お父さんもお母さんも大変優秀で、2番目の産卵が成功し、

5羽が孵化しましたが、どうも3羽の顔しか見えず心配していた所、

今度はこの3日間で1羽落下、2羽落下を繰り返しました。

その度に巣に戻したのですが、親を呼ぶ声(エサをねだる声)が小さくなり、親もヒナの生存が確認できなくなりました。

多くの動物は親子の出す互いの声が命綱です。

声を聞き分けて子を確認し、エサを与えます。

その仕組みが消滅しそうになりました。

大変残念ですが2羽は命を落としました。

今日は朝から懸命に、残る1羽の救出作戦を開始しました。

巣から何度も落ちているので、現在の巣に戻すことはせず、

牛乳パックで巣を作り、保温をします。

体が冷えてはアウトです。

元気が出ないと親を呼ぶ声が出せません。

何とか繋ぎに小さな蛾とシジミ蝶をお池の周りで捕まえて、強制給餌しました。

命が繋がってくれる事を祈って。

その後少し声を出すように成り、親も子の存在に改めて気付いたようで、

頻繁にエサを運ぶように成りました。

小さなトンボも丸ごと食べたようです。

ガンバレ、ツバメ!羽繕いをする元気が出てきました。

親も子も必死です。

親は時折近づくカラスを追い払います。

ツバメの子に取って、大天敵のカラス。

ここでカラスに連れ去られたのでは、泣くになけません。

夜になると猫の襲来が予想されますので、巣を高い位置にあげました。

ここに親が寄り添ってくれ、明日の早朝よりエサを運んでくれれば何とか巣立ちまで、繋げられるでしょう。

ツバメの寿命は実は大変低く、1,3カ月から0,9カ月。

日本で生まれ、東南アジアで冬を越し、また戻って来れれるのはほんのわずかです。

1年生きられません。ヒナが育つ確率も低いと言う事になります。

どうか先に育った5羽の兄弟たちと一緒に、南の国に旅立って欲しいです。

< 涼しい大暑 >

夏の行事も何とか終わりました。

行事のお天気は最高のパートナーですが、

時々裏切られてしまいます。

でもそれはそれでいい思い出にもなるでしょう。

さて大暑ですが涼しいですね。

普通は「梅雨明け十日」と言うくらい、太平洋高気圧に覆われる所が、

またしても異常気象か?

多くの問題ありの電気消費にはプラスと考えましょうか!

とにかく夏休みになりました。

この夏もたくさんの経験と思い出を作って、

怪我や事故が無いように、健やかにお過ごしください。

昨年に続きこの夏も「何でも発見情報」を大募集します。

見つけた虫でも、鳥でも、ヘビでも、四足動物でも、なんでもOK!

夏に出会った不思議や生き物大募集。

お父さん、お母さんも可!

たくさんの情報をお待ちしています。

その予告編として、最近見つけたいろいろな仲間をご紹介しましょう。

{ 鳥編 }

お山に現れたコジュケイの親子。

写真が見にくいですがヒナが3羽いて、親のお腹の下に洩り込む所です。

日中は地上を歩きまわるキジの仲間。

夜は身を守るため樹上へ上がります。

生まれたばかりのヒナも懸命に親に付いて、登って来ました。

そんな場面です。右からお父さん、お母さん、ヒナです。

後ろ向きですが♂ ♀ がくっついて、その間にヒナを入れました。

親は懸命にヒナを守ります。

{ 虫編 }

オニヤンマの羽化。初めて出会いました。

頭が下になって反り返っている所です。

そして、

産まれた。これからじっと翅が乾くのを待って、飛び立ちます。

体が10節からなるのが、よく分かりますね。

こちらはシモフリスズメ。すごい顔をしています。

嫌われものの蛾ですが、鳥やコウモリに取っては大切な食料です。

これは大きいから食べ甲斐があるでしょう!

まっ、こんな調子で、いろいろ見つけて下さい。身近な生き物を知ると、私たちの暮らす環境も見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 高気圧だ > 

津波が畑を飲み込んで行く映像には足が震えたが、

真っ黒な泥水がものすごい勢いで下流へ下る映像も、

見ていられなかった。

地震だけでなく、日本は本当に自然災害が毎年続く。

この要因が少なからず私たち人間生活が成せる技だとすると、

なんとも心が痛む。

そんな中、今日この横浜の地は西風がちょっと強い、快晴だ。

ピーカンである。太平洋高気圧だ。

いいんだか、悪いんだかわからないが、空を見上げると

ノシメトンボの大群がひらめいている。

とても気持ちよさそうに風に身を任せ、

時折急旋回で小さな虫に食いついている。

さすがにトンボは空中権を制する昆虫である。

実に魅力的だ。

しかしそのトンボをキャッチすべく、ツバメが彼らの上を舞う。

シオカラトンボといい、このノシメトンボといい、

ツバメには絶好の食物である。

共に真っ青な空を飛びまわる、何事もなかったようないつもの夏空だ。

現在小田原の生命の星地球博物館では大トンボ展を開催している。

世界トンボ学会なるものがここで開かれるらしい。

もちろん私は行く予定だ。

でも今日は風に吹かれて、このとにかく自由なノシメトンボを見ていよう。

彼らはこれから標高の高い山を目指す。

生意気にも避暑地で夏を過ごすのだ。

これは彼らのDNAがそうさせている。

元々北方系のトンボなので、熱い夏が苦手なのだ。

夏を高山で過ごし、秋になると田圃の上に大群で帰って来る。

いわゆる赤トンボになるわけだ。

今日は平地での最後の栄養補給かもしれない。

じゃあまた、秋にね。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 11:17

< ニイニイ の夏 >

本日ニイニイゼミの声を聞きました。

この夏の初認です。

ニーニーニーーーー、ニーーーーー と鳴くからニイニイゼミ。

夏の到来を知らせるセミです。

以上。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 16:55

< 赤 VS 青 時々黄色 >

梅雨の合間のいいお天気が続きますね。

気温も上がって暑いですが、風があるので助かりますが、

日差しが強いと目がシュワシュワしますね。

朝の外遊びはまだ気温もそれほど上がっていないので、子どもたちは活発です。が、

早朝は池の周りも毎日バトルが繰り返されます。

トンボたちの戦い。

まず「赤」はショウジョウトンンボ。

とにかく真っ赤。今のところ2匹がテリトリー確保のため睨み合っています。

そして「青」。

こちらはこの池ではおなじみのオオシオカラトンボ。

こちらは3~4匹がパチパチと威嚇音を出しながら飛び回っています。

♀が来ようものなら、もう人(私)なんかお構いなしで、

激しい戦いになります。私の頭が見張り台(一番高い位置だから?)

♀を捕まえた♂

すぐ産卵、

こちらも負けじと産卵。

クロスジギンヤンマは水草に直接卵を産みつけます。

オオシオカラトンボは水打法。

水面にお尻を打ちつけて産み落とします。

そこへ乱入するのは「黄色」のオニヤンマ。

日本で見られる最大のトンボ。

悠々と水面を飛びますが、「赤」と「青」はこのBigなやつを追いだそうと、総攻撃を掛けますが、

どこ吹く風でサラッとかわします。

時々樹上で休憩。

この種は葉や枝に垂直に止まります。

こんな戦いが毎日繰り広げられている水場をよそに、

お山の中ではひっそりとお食事中のこんな方。

夢中で食べていて、私がつついても寸とも動かない。

キマワリという甲虫の仲間。

何を食べているかはちょっと分かりませんが、さぞかし美味しいのでしょう。

とにかくムシャムシャと必死で被りついていました。

こうやって森をきれいにしてくれるお掃除屋さんです。

お食事中に失礼しました。

子どもたちに大人気のダンゴムシも、落ち葉を食べて土を作ります。

こういう仲間が森の土壌を支えています。

そして園児の皆さん、

毎日ダンゴムシを持ち帰る入れ物は、もう幼稚園にはありません。

お家から専用の牛乳パック虫カゴを持参して下さい。

先生は何個も作って、疲れちゃいました。

おしまい。