< 登録しました。 >

これはその登録証です。

公益財団法人日本鳥類保護連盟という組織が、

ひろく一般の方々に、野鳥の暮らしやすい環境維持を目的とした活動に、

認定書を出しています。

そこへながつた幼稚園を申請しました所、「適合」=認定 をもらいました。

幼稚園のお山やポカポカ広場は、生き物たちの暮らしやすい場所として評価され、

またその場所で、子どもたちが活動(=遊び)の出来る事が、認定されました。

「バードピア」と言います。

鳥たちのユートピア!って事でしょうか。

在来の植物が繁茂し、在来の生き物が生息する場所として、これからも管理していこうと思います。

ちなみにこの財団の機関誌に、今度ながつた幼稚園が紹介されます。

その時はまたお知らせしましょう。

この機関のホームページはブックマークに載せているので、どうぞ訪ねてみて下さい。

幼稚園が紹介されています。

さて、本日配布予定でした苦情を受けてのお手紙は、来週となりました。

また明日は5月に悪天候で出来なかった「引き渡し訓練」です。

お帰りは直接クラスまで迎えに来てもらう降園方法なので、

間違えないようにして下さい。

大きな自然災害の発生が取りざたされています。

子どもたちが幼稚園でその災害に見舞われたら、どのように対応するか。

私たちも、保護者の方も、一度シュミレーションしておきましょう。

どうぞご協力下さい。

明日は長津田プロジェクトは休館日です。

< 夏至 >

去年の夏至はその夏1番の暑さだったようです。

昨年の記事を見てみましたが、いろいろとありました。

今年もありましたね。

とりあえず夏至は、

太陽が赤道の北側に最も離れ、北半球では昼の時間が一番長い日を言います。

この日を挟んで約20日ずつが梅雨期間でこの日は丁度中日に当たる計算のようです。

昨年と違い、またちょっと涼しくなった今日ですが、

桜の絵を描いてくれた年長さんに励まされ、

「ホームページを見たよ!」という女の子に慰められ、

子どもたちから元気をもらいました。

そして力強いたくさんの年長さんが、

桜の丸太を次から次へとお山へあげてくれました。

「何だ、何だ?」

と集まって来た仲間が、今度はバケツリレーの要領で、

桜の幹をポカポカ広場まで運んでくれたのです。

毎日子どもたちには癒されていますが、

今日の子どもパワーは本当に有り難かったです。

制服を少々汚してしまいました。

すみません。

一生懸命丸太を持って、「カミキリムシ」のお家作りに協力してくれた皆さん、

また一緒にたくさんの生き物を見つけましょうね!

そしていつの日か、またグラウンドに新しい桜の木が大きくなるのを

楽しみにしていましょう。

(私はもう空の上から見る事になると思いますが・・・)

生きていた根からは新芽が出ていたのです。

この小さな芽を大切にしてみます。

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 17:54

< 台風接近 >

台風4号が接近しています。

梅雨前線を連れて来るので大雨と、台風ですから大風が一緒です。

これから近づいて来るようですから、皆様も気を付けて下さい。

明日の連絡として本日お手紙を持たせています。

園外へ移動しての活動は延期しました。

台風の状態によってはお手紙以外(メール発信)の緊急連絡も考えられますので、

注意していて下さい。

日本は海に囲まれていますから、毎年台風には悩まされています。

水温が高い海面で発生する台風。

しかしこの台風の通過が日本の四季を彩る生態系に大変重要な役割を果たしていると言います。

大きな災害は困りますが、ほどほどに訪れるのは自然の摂理と考えましょう。

今日はそんな中、お山でお池初のトンボを見つけました。

イトトンボ類の仲間です。

現在羽化したばかりで翅を乾かし中。

だんだんと色がはっきりしてきて、多分アオイトトンボの仲間と思います。

これがその脱殻。

これは先週写したヤゴ。

順番が逆になりましたが、お池に初めて確認したトンボです。

環境が少しづつ多様になって来ました。いい事です。

そして、台風接近も厭わないツバメの子育て。

5羽が無事に育ってまだ1週間と経っていないのに、

もう次の産卵準備です。

鳥たちは忙しい。

ボロボロになった巣をわずか4日で修復しました。

腕のいい左官屋さんです。

これが前の巣。

黒い部分が新しい土です。

5羽が頻繁にここにつかまったので、しょうがないですね。

完全に5羽が巣立ったのが13日。

新しい泥を付け始めたのが15日。

たった1日しか自由の時を過ごしていません。

うーーーん、ツバメは偉い!

ひたすら種の存続に力を注ぐのか・・・・・・。

自分の使命に邁進するんだな。

見習おうかな^^;

台風接近の明日ですが、

明日は横浜市幼稚園協会の加盟園大会で永年勤続表彰式があるのです。

大会は予定通り行われるようですが、

実は私も勤続5年表彰の先生方に混ざって、表彰状をいただきに参上しようと思っています。

何年勤続かは、まあそこそこです。

お疲れ様です。

 

 

 

< 今日のスペシャル >

初夏の1日。

野外で自然に親しむ日。

お友達と一緒に行動する日。

自分で気に入ったものを見つける(考える)日。

それが今日のスペシャル。

どんなスペシャルを見つけるでしょうか!

持ち帰るカードを見て、聞いてみて下さい。

いつも憂鬱な顔で、登園時には涙する年中さんの男の子、

「先生、ビンゴゲーム楽しかったね!」

と言ってくれました。

自然の中では心をほぐしてくれます。

特別な理由はありません。自然は人を素直にしてくれます。子どもも大人も。

今日がそんな1日になってくれたらねらいは達成できました。

今朝の空、初夏だね!

ながつた幼稚園では、

フィールドビンゴ!

自分で見つけるスペシャルを探しに、

お相手さんと共に、

自然の中で何かを感じます。

う===ん、感じてるぞ!

これが特性カード、

いい1日となりました。

私のスペシャルは、これ!

いつもこんな爬虫類ですみません。

本日捕獲(保護)しました。この時期よく日当たりのいい場所で日光浴をするアオダイショウ。

交通事故に合って命を落とす事もあるのでお山へ避難させます。

こんな顔。

うろこがきれいですね。

触ったらヒンヤリ冷たい。立派な成体で2mはありました。

おまけにウンチまでしました。何を食べたんだか?ヘビも糞をする、当たり前ですが!

この付近がまだヘビが暮らせる環境だというスペシャルでした。

 

< 生き物いっぱい! >

今日は日差しが強いですね。

いよいよ今年も猛暑の夏に突入でしょうか!

健康管理には十分に気を付けましょう。

まだ暑さには慣れていないので、休息も取って下さい。

そして今日はお山で見つけた生き物いろいろご紹介です。

今週は16日のバクの日(縦割り教育)にフィールドビンゴを致します。

自然に触れ、感性を高める活動です。

見て、聞いて、触れて、嗅いで!

16日のその時しか体験出来ない自然を教職員も含めて同じフィールドで体験します。

その前段で今日は先生方がお山の中で自然体験しました。

お山には生き物いっぱい、見て不思議、嗅いで感じて、触ってドッキリ!

どれ程の自然からの情報を先生方がキャッチ出来るかで、子どもたちの感性に共感できる度合いが決まります。

その前に、こんな生き物がそして様子がお山や池にはある事を知ってもらいましょう。

(先生方にです。)

夜、池のオタマジャクシを食べに来たヒバカリ。

この池できっと羽化しただろうクロスジギンヤンマの産卵。

薄紫の花弁が散らばる桐坂。

ここは桐の花のいい香りがほんのり香ります。

気づくでしょうか?

落ち葉の中からスラーとキノコ。

食用になるシロハツか!

気づくでしょうか?

こちらはカワラヒワ。

今の時期、木のてっぺんや電線でなわばりを主張して

「ビーーーーイン、ビーーーーイン」と鳴いてます。

気づくでしょうか?

とまあ、五感を駆使すれば、いえ駆使せずとも自然に身をゆだねれば

多くの生き物やその営みがささやきかけてくれます。

いろいろな感性が飛び出しました。

園内研修終わり!

 

< 図鑑を開こう >

今年度の年中さんの月間絵本には年間を通じて楽しめるポケット図鑑が付いています。

今月から早速その図鑑を使う事にしました。

なんてったって、この図鑑が生きるとっておきの場所がながつた幼稚園にはあるのですから!

使わない手はありません!

「はる」をテーマに見つけてみよう!

図鑑に出てくるほぼ全ての写真が今のポカポカ広場では見られます。

そりゃ子どもたちも写真と見比べる事が出来て、楽しいはずです。

ちょっとお宝を見つけたら入れられるポケットも付いています。

年中さんはこの図鑑を持って、毎月お山や池を探検しましょう。

図鑑って、とても面白いです。世界を広げてくれる事間違いなし。

どうぞお家に有る図鑑も開いてみて下さい。

そして今日はこのお池の整備を始めてから初めて、カルガモのつがいが飛来しました。

私としては快挙です!

どうぞゆっくり休んで行って下さい。

そして今日は夏も近づく「八十八夜」です。

いつから数えて88夜?

はい、そうですね・・・・・・・・。

では明日は引き渡し訓練にご協力下さい。

< 今日の発見 >

春の連休をいかがお過ごしですか?

いつもは見られない朝のワイドショー番組なんぞを見ていたら、

小学生の人気モデルを目指す子どもたちの話をしていました。

小学3年生ぐらいから、今女の子向け雑誌で表紙を飾っているお人形さん見たいな顔をした(どの子もみんな同じ顔の!)モデルさんになりたいらしいが、

そんな事やっていていいのかな・・・・・・・?

かわいい女の子になりたい気持ちは分かりますが、

職業としている方々と同じ顔を作って、着飾って舞台に立って、

その後自分に何が残るんだろう?

ましてや小学校時代にしか出来ない経験や感覚・感性を、こんな商業ベースに乗っかってお化粧たっぷりの見たくれに、

お母さんたちはうれしいのだろうか?

本人がやりたい、又は将来本当のモデルになりたいからといって、数十万円掛けて10歳前後の子が力を注ぐにふさわしい目標なのだろうか?

大いに疑問を持ちながら、カメラを持って外に出ました。

そして本日見つけたいろいろです。

自然の中では一つとして同じ場面には出会わない楽しさに溢れています。

化粧なんかしなくても、みんなとてもきれいで美しい!

(私は化粧が必要ですが・・・・・・)

ツチイナゴ(バッタ科)

成虫で越冬し、出てきたようです。

オシャレにも、シクラメンの鉢で見つけました。

正面はこんな顔。虫だよね^^;

こちらはちょっと危険なカメムシ。

ヨコヅナサシガメ(サシガメ科) 刺すからサシガメです。

繁殖期は腹部の広がっている部分が真っ赤になるのです。

そしてお池のクロスジギンヤンマ。今年もこの連休中に5匹が羽化しました。

そして固まるオタマジャクシ。ずいぶん大きくなりました。

お山では、エビネ(ラン科エビネ属)の花が素晴らしい。今年は4株も花を付けましたね。

なんて可憐な花なんでしょう。

原産地は日本。花言葉は「誠実」

カタクリと並んで里山の代表野草ですが、最近はめっきり数を減らし、神奈川県下でも絶滅危惧種になっています。

小学生の女の子たちも、着飾ってお化粧して、一時は楽しいかもしれませんが、内から出てくる美しさを磨かないと本当のモデル業には付けないと思いますがね。

Filed under: お山の様子(生き物と植物),社会情勢 — itsuko 15:32

< 菌類 >

久し振りに(最近はもっぱら男子先生にお願いしている)竹の子掘りをしたら、

近くにこんな菌類を見つけました。

これは今までに見かけなかった、

アミガサタケ

こちらの群生はもう発生から数日たった状態ですが、

広葉樹林帯に春、出現する子のう菌類です。

実は食用。日本人には好まれませんが、ヨーロッパでは一級の食用品だそうです。

写真はもう傘の部分が黒ずんでいて、周りにコバエも飛んでいたので

どちらにしても食べられませんが、どんな味や感触がするのでしょうか?

点々とあちこちに出ていました。

今日のお目当てはこれ!

放っておくとどんどん伸びて、林を暗くする元ですから

春は頭を出した直後に掘り出します。毎年子どもたちと格闘するのですが、

今日は午後からの作業となりました。

池ではこんな場面を見つけました。

ハナアブの産卵です。

水辺の葉の裏や茎に産みつけていました。

卵から孵ると水中で幼虫時代を過ごしますが、そのほとんどがメダカやヤゴのエサになるでしょう。

しかしアブの目も大きいですね。

また映画の話になりますが、むかし「The Fly]というハエの映画、

というより科学者が物質の伝送装置を開発し、自分の体で実験する際に、その機械の中に一匹のハエが入り込んでしまい、一緒に伝送される際ハエの遺伝子が人間と混ざり合って酷い状態になってしまう映画です。後に「Fly2]も 出来たほど話題になった映画です。一応ホラー映画の分類です。

面白いです。私は好きです。昔の映画ですが・・・・・。

その映画の事を思い出したアブの産卵でした。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:38

< 春雷 >

天気予報で言っていましたが、本当に雷が鳴りました。

ほんの30分程の雷雨でしたが、春雷ですね。

今年もゲリラ豪雨がある前触れでしょうか?

春雷は最近ではめずらしいです。まだ4月も中旬なのに!

お陰さまで学年の懇談会も終了しました。

毎年同じような話ですが、年度の初めに一応ご説明させて下さい。

説明責任・・・・、でしょうか。

ながつた幼稚園の取り組みをご理解いただく第1歩ですので毎年時間を取っています。

ご出席いただいた皆様、ありがとうございました。

雨が降ってまた外はひんやりしました。

でももうアブラコウモリが飛んでいるんですよ!

これから毎日夕暮れと共にグラウンドの水銀灯に集まる虫を食べに飛び回ります。

彼らの住処を今度つきとめてみようかな。

春雷にコウモリ、懇談会に個人面談。

春の事象が次々とやって来て、そしてみんな大きくなって行く。

「春雷」っていう映画がありましたね。

 

< 野草 >

ふらふらと林の淵を歩いていて見つけました。

素敵な野草。気を付けて見ていないと踏んでしまう、小さいけれどとても可憐で存在をアピールする個性的な花々。

桜の春も華やかですが、地面にひっそり咲くこんなお花はいかがでしょうか。

ムラサキケマン(ケシ科)

2年草だから2年に1度しか花を見る事は出来ません。

原産地は日本や中国。

紫色のトーンが何ともきれいです。

花ことばが、「あなたの助けになる」 です。

ヒトリシズカ(センリョウ科)

こちらは幼稚園の池の土手にも顔を出すようになりました。

多年草ですからきちんと管理していれば毎年花を見る事が出来ます。

定期的な下草刈りが野草たちの命を繋ぎます。

原産国はやはり日本や樺太。

花ことばは、「隠れた美徳」 です。

何とも素敵な植物たちです。