< JULY >

ジュラーイ(JULY)って、いい響きですね。

今日で7月も終わりか・・・・・。

早いなーーーー、1ヶ月って。

暑いなーーーー、毎日、毎日。

変だなーーーー、オリンピックの審判団。

柔道も今回は不振の部類に入るのでしょうか?

審判員が全く正反対のジャッジをする(覆す)なんて、

どちらの選手にも関係者にも酷い仕打ちです。

ましてや日本は同じ柔道の審判判断で、酷い目に合った国ですから、なおさら神経質です。

世界共通のルールと審判は、競技において絶対的な約束事項。

誰もに明確で、公平で、分かりやすい方法を取ってもらいたいものです。

そして7月最後の日に、救った命が巣立つでしょうか!

本来の巣から飛び出して、虫の息だった最後の1羽。

即席の手作り巣を用意してから6日目。

今日は羽をはばたかせ、巣立ちの練習をしていました。

両親も近くで見守ります。

よかった、本当に良かった。よく育ってくれました。

元気に巣立て!ツバメさん。

上がお父さん、下がお母さん。細い尾羽が長くあるのが♂です。

おまけ:今日はカブトムシの♀がやってきました。

 

 

 

< 夏だから研修会 >

今日も暑いですね。

20分掛けてお化粧を整えても外へ出て3分で総崩れ!

まったくやんなっちゃう毎日ですが、

今日は午後から長津田・いぶき野地区の教員研修会ですから、

出来るだけ涼しい所で待機して臨みました。(研修会に化粧は関係ありませんが・・・)

毎年暑い夏に地域の先生方が集まって、幼稚園・小学校・保育園それぞれの情報交換と連携活動、スタートカリキュラムへのより良い導入を確認します。

今年も90名以上の先生方が集まり、これからの指導に生かします。

また横浜市の子育て支援課の課長さんや、指導主事の先生も参加してくださり、

お話を聞く事が出来ました。

これは本当に特別な事です。

というのは、この幼保小連携活動は出来そうでなかなか出来ない地域が多く、

出来たとしても単年度での一辺倒になりがちなので、

こうして実際の子どもたちの交流活動も含め、先生方が継続して交流している所は、

横浜市でも大変貴重な地域なのです。(本当の話です。)

会場の設営・準備・後片付けなど、ながつた幼稚園の先生方はいつもいつも大変テキパキとして、よく動く!と絶大なお褒めの言葉をいただきました。

そうです、ながつた幼稚園の先生方。あなたたちは本当によく動きます!

しかし幼稚園の先生方はともすると教員である自覚が薄れがちな所がありますから、

小学校の先生方から刺激を受けて、子どもの育ちをもっと意識してくれればいい勉強になるでしょう。

お互いの敷居を無くし、地域の乳児・幼児・児童へと成長を繋げます。

最後は美味しいプリンをいただきながら、お互いを知る機会としました。

夏だから出来る、研修会です。

おまけ。

先ほどグラウンドへ飛んできた天然のカブトムシです。

立派だね。

 

< オリンピック か! > 

暑中お見舞い申し上げます。

皆様、熱中症対策は万全ですか!

今年もやっぱり暑くなりました。

暑い時は寒い冬の時を考える!

いや、ガンガンクーラーを掛けて部屋をとびきり冷やす!

(もう電力不足だの、地球温暖化だの言ってられなーーーーい。)

なーーーんて、事は無いでしょうね。

さて、今年はオリンピックイヤー。

体操日本、逆さ十字懸垂か?、エイ!

こちらは垂直到立!って、そんな技があるか知りませんが、

上の写真はコノシメトンボの体温上昇防御術。

下の写真はオニヤンマの打点産卵。

どちらも相当な力技です。

いよいよ始まるオリンピック。毎回素晴らしい選手の活躍を、拍手を持って見ていますが、

今回も日本選手全員がスッキリといいお顔を見せてくれる事を期待しましょう。

テレビから伝わる臨場感が、子どもたちへ憧れや夢をもたらすかもしれません。

サッカーも男女共に勝ってスタートした予選。

いいぞ!ガンバレ!

私もこれ以上汗は出ない!状態になりながら、原生林を1万5千500歩も歩いて応援しました。??????

今日は全身が筋肉痛です。

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),社会情勢 — itsuko 13:44

< がんばれ、ツバメ! > 

玄関のツバメの2回目の子育てが、大ピンチです。

お父さんもお母さんも大変優秀で、2番目の産卵が成功し、

5羽が孵化しましたが、どうも3羽の顔しか見えず心配していた所、

今度はこの3日間で1羽落下、2羽落下を繰り返しました。

その度に巣に戻したのですが、親を呼ぶ声(エサをねだる声)が小さくなり、親もヒナの生存が確認できなくなりました。

多くの動物は親子の出す互いの声が命綱です。

声を聞き分けて子を確認し、エサを与えます。

その仕組みが消滅しそうになりました。

大変残念ですが2羽は命を落としました。

今日は朝から懸命に、残る1羽の救出作戦を開始しました。

巣から何度も落ちているので、現在の巣に戻すことはせず、

牛乳パックで巣を作り、保温をします。

体が冷えてはアウトです。

元気が出ないと親を呼ぶ声が出せません。

何とか繋ぎに小さな蛾とシジミ蝶をお池の周りで捕まえて、強制給餌しました。

命が繋がってくれる事を祈って。

その後少し声を出すように成り、親も子の存在に改めて気付いたようで、

頻繁にエサを運ぶように成りました。

小さなトンボも丸ごと食べたようです。

ガンバレ、ツバメ!羽繕いをする元気が出てきました。

親も子も必死です。

親は時折近づくカラスを追い払います。

ツバメの子に取って、大天敵のカラス。

ここでカラスに連れ去られたのでは、泣くになけません。

夜になると猫の襲来が予想されますので、巣を高い位置にあげました。

ここに親が寄り添ってくれ、明日の早朝よりエサを運んでくれれば何とか巣立ちまで、繋げられるでしょう。

ツバメの寿命は実は大変低く、1,3カ月から0,9カ月。

日本で生まれ、東南アジアで冬を越し、また戻って来れれるのはほんのわずかです。

1年生きられません。ヒナが育つ確率も低いと言う事になります。

どうか先に育った5羽の兄弟たちと一緒に、南の国に旅立って欲しいです。

< 涼しい大暑 >

夏の行事も何とか終わりました。

行事のお天気は最高のパートナーですが、

時々裏切られてしまいます。

でもそれはそれでいい思い出にもなるでしょう。

さて大暑ですが涼しいですね。

普通は「梅雨明け十日」と言うくらい、太平洋高気圧に覆われる所が、

またしても異常気象か?

多くの問題ありの電気消費にはプラスと考えましょうか!

とにかく夏休みになりました。

この夏もたくさんの経験と思い出を作って、

怪我や事故が無いように、健やかにお過ごしください。

昨年に続きこの夏も「何でも発見情報」を大募集します。

見つけた虫でも、鳥でも、ヘビでも、四足動物でも、なんでもOK!

夏に出会った不思議や生き物大募集。

お父さん、お母さんも可!

たくさんの情報をお待ちしています。

その予告編として、最近見つけたいろいろな仲間をご紹介しましょう。

{ 鳥編 }

お山に現れたコジュケイの親子。

写真が見にくいですがヒナが3羽いて、親のお腹の下に洩り込む所です。

日中は地上を歩きまわるキジの仲間。

夜は身を守るため樹上へ上がります。

生まれたばかりのヒナも懸命に親に付いて、登って来ました。

そんな場面です。右からお父さん、お母さん、ヒナです。

後ろ向きですが♂ ♀ がくっついて、その間にヒナを入れました。

親は懸命にヒナを守ります。

{ 虫編 }

オニヤンマの羽化。初めて出会いました。

頭が下になって反り返っている所です。

そして、

産まれた。これからじっと翅が乾くのを待って、飛び立ちます。

体が10節からなるのが、よく分かりますね。

こちらはシモフリスズメ。すごい顔をしています。

嫌われものの蛾ですが、鳥やコウモリに取っては大切な食料です。

これは大きいから食べ甲斐があるでしょう!

まっ、こんな調子で、いろいろ見つけて下さい。身近な生き物を知ると、私たちの暮らす環境も見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 高気圧だ > 

津波が畑を飲み込んで行く映像には足が震えたが、

真っ黒な泥水がものすごい勢いで下流へ下る映像も、

見ていられなかった。

地震だけでなく、日本は本当に自然災害が毎年続く。

この要因が少なからず私たち人間生活が成せる技だとすると、

なんとも心が痛む。

そんな中、今日この横浜の地は西風がちょっと強い、快晴だ。

ピーカンである。太平洋高気圧だ。

いいんだか、悪いんだかわからないが、空を見上げると

ノシメトンボの大群がひらめいている。

とても気持ちよさそうに風に身を任せ、

時折急旋回で小さな虫に食いついている。

さすがにトンボは空中権を制する昆虫である。

実に魅力的だ。

しかしそのトンボをキャッチすべく、ツバメが彼らの上を舞う。

シオカラトンボといい、このノシメトンボといい、

ツバメには絶好の食物である。

共に真っ青な空を飛びまわる、何事もなかったようないつもの夏空だ。

現在小田原の生命の星地球博物館では大トンボ展を開催している。

世界トンボ学会なるものがここで開かれるらしい。

もちろん私は行く予定だ。

でも今日は風に吹かれて、このとにかく自由なノシメトンボを見ていよう。

彼らはこれから標高の高い山を目指す。

生意気にも避暑地で夏を過ごすのだ。

これは彼らのDNAがそうさせている。

元々北方系のトンボなので、熱い夏が苦手なのだ。

夏を高山で過ごし、秋になると田圃の上に大群で帰って来る。

いわゆる赤トンボになるわけだ。

今日は平地での最後の栄養補給かもしれない。

じゃあまた、秋にね。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 11:17

< ニイニイ の夏 >

本日ニイニイゼミの声を聞きました。

この夏の初認です。

ニーニーニーーーー、ニーーーーー と鳴くからニイニイゼミ。

夏の到来を知らせるセミです。

以上。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 16:55

< 赤 VS 青 時々黄色 >

梅雨の合間のいいお天気が続きますね。

気温も上がって暑いですが、風があるので助かりますが、

日差しが強いと目がシュワシュワしますね。

朝の外遊びはまだ気温もそれほど上がっていないので、子どもたちは活発です。が、

早朝は池の周りも毎日バトルが繰り返されます。

トンボたちの戦い。

まず「赤」はショウジョウトンンボ。

とにかく真っ赤。今のところ2匹がテリトリー確保のため睨み合っています。

そして「青」。

こちらはこの池ではおなじみのオオシオカラトンボ。

こちらは3~4匹がパチパチと威嚇音を出しながら飛び回っています。

♀が来ようものなら、もう人(私)なんかお構いなしで、

激しい戦いになります。私の頭が見張り台(一番高い位置だから?)

♀を捕まえた♂

すぐ産卵、

こちらも負けじと産卵。

クロスジギンヤンマは水草に直接卵を産みつけます。

オオシオカラトンボは水打法。

水面にお尻を打ちつけて産み落とします。

そこへ乱入するのは「黄色」のオニヤンマ。

日本で見られる最大のトンボ。

悠々と水面を飛びますが、「赤」と「青」はこのBigなやつを追いだそうと、総攻撃を掛けますが、

どこ吹く風でサラッとかわします。

時々樹上で休憩。

この種は葉や枝に垂直に止まります。

こんな戦いが毎日繰り広げられている水場をよそに、

お山の中ではひっそりとお食事中のこんな方。

夢中で食べていて、私がつついても寸とも動かない。

キマワリという甲虫の仲間。

何を食べているかはちょっと分かりませんが、さぞかし美味しいのでしょう。

とにかくムシャムシャと必死で被りついていました。

こうやって森をきれいにしてくれるお掃除屋さんです。

お食事中に失礼しました。

子どもたちに大人気のダンゴムシも、落ち葉を食べて土を作ります。

こういう仲間が森の土壌を支えています。

そして園児の皆さん、

毎日ダンゴムシを持ち帰る入れ物は、もう幼稚園にはありません。

お家から専用の牛乳パック虫カゴを持参して下さい。

先生は何個も作って、疲れちゃいました。

おしまい。

< ラムサールって? >

昨日の話題ですが、「ラムサール条約に新たに9湿地が登録された」ニュースをご覧になりましたか?

このラムサール条約とは、

「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」

はい、どうぞ、・・・・・

とまあ長い名前の付いている国際条約です。

イランのカスピ海のほとりにラムサールという町があり、

1971年に最初の会議が開かれた事を記念して、通称ラムサール条約と呼ばれるようになりました。

「渡り鳥に国境が無い」ため、国際間で同じ理念を持ち多様な動植物がくらす湿地環境の保全に努めようとするものです。

今回9つが登録されて、日本の登録地は計46か所、合計13万7968haとなりました。

条約その物に細かな規定は無いため、条約に加盟している締結国それぞれの取り組み方が試されます。

例えば日本では、以下のような法律と地域住民の理解と保全活動、環境保護団体の運動、などで管理・保全されます。

鳥獣保護法

自然公園法

種の保存法

各方面で様々な事が動いている政治経済下で、

この法律を定める国の中枢機関=国会が分けの分からない混乱で、ちっとも先へ進みません。

まったく困ったものです。

自国の領土である事を声高に訴えても、

こんな混乱を起こしているからちゃっかり我が物顔で視察を繰り返す、大統領と首相が交互にその役を交代するようなこれまた分けの分からない国に、いいようにあしらわれているのです。

おっとっと、少し話がされました。

とにかく固有種の数ではあのガラパゴス諸島にも引けを取らない日本国。

この様な環境が増えて、また国の機関がしっかりと機能して、ここで暮らす動植物が守られる事を願ってやみません。

これは今回登録された「渡良瀬遊水地」で撮った、ハイイロチュウヒの♂です。

いつまでもこの光景が続きますように!

チュウヒというタカの仲間はこの様な広いアシ原が無いと暮らせません。

そうそう夢(昨日の話)と言えば、この46箇所を一つずつ回ってみようかな・・・・・。

 

 

 

< 今日の仲間 >

梅雨空が戻ってきました。

九州地方はまた大雨に見舞われて、大変そうです。

地震も雷も火事も怖いけど、川の氾濫もとても恐怖ですね。

眼に映る光景がもうその恐怖を増幅させます。

大きな被害が出ないように祈るばかりです。

こちらも午後から本格的な雨になりました。

湿度も高く、梅雨も後半でしょうか。

さて、そんな沈んだ気分を変えてくれる仲間のご紹介です。

変えてくれるかは知りませんが・・・・・、

これはメダカをむさぼる、アメンボ。

お池にたくさんいます。今年は池を広げたせいか、とにかくたくさんいます。

そうそう本日、お池の掃除をしていたら、お散歩に来た年少さんの女の子に言われました。

「お仕事大変ね。」

・ ・ ・ 。

最近お池の周りにやって来た、ナツアカネの♂。真かっか!

これを捕まえたくて年少の男の子は奮闘していました。

カメムシの仲間?そして親子か???

真ん中のまだら模様がヨシノボリ、お魚です。

この方は清流にいますから、幼稚園のお池にはいません。

春に孵ったオオカマキリの赤ちゃん。これで10日程経っているでしょうか。

一丁前に構えてます。さすが、カマキリ!

じゃじゃーーーん、気持ち悪~~~い。

アシダカクモの親と卵。

お腹に抱える卵から子が孵ったら、どうなるのでしょう。

恐いよ~~~~。

蜘蛛の目は8つ。足も8本。つまりこの方々は昆虫ではない!って事です。

クモ類です。

でも害虫を食べてくれたり、鳥たちのエサになったり、大切な仲間です。

おしまい。

 

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 18:07