< 歓迎 初トンボ >
このトンボ、サラサヤンマといいます。
この池では初めての出現です。実は東関東では希少なようで、私も驚きました。
生態を調べると丁度お山の池周辺は生息に適した場所となっています。
今週は専門の業者さんによる池の掃除がありますが、こんなトンボの出現を受けて、またまた管理の方法を組み立てなければなりません。なかなか難しいビオトープ管理です。
今池はジュンサイが収穫時期です。
梅雨真只中。動植物には大切な梅雨。梅ジュースでも作って爽やかに参りましょう。
このトンボ、サラサヤンマといいます。
この池では初めての出現です。実は東関東では希少なようで、私も驚きました。
生態を調べると丁度お山の池周辺は生息に適した場所となっています。
今週は専門の業者さんによる池の掃除がありますが、こんなトンボの出現を受けて、またまた管理の方法を組み立てなければなりません。なかなか難しいビオトープ管理です。
今池はジュンサイが収穫時期です。
梅雨真只中。動植物には大切な梅雨。梅ジュースでも作って爽やかに参りましょう。
ヒナたちが巣立ちをしています。
あちこちに親の後を追って飛び回る巣立ちヒナを見ます。
そんな1羽が我が家の植木にねぐらをとっていました。
兄弟とも離れ、一羽だけで就寝です。
嘴を完全に羽の中に入れ、片足でしっかり枝を掴み、ビクともしません。
これで一晩眠ります。多くの鳥たちは人知れず森の中や住宅の屋根で夜を過ごします。
街路樹でもスズメやハクセキレイが集団で寝ています。
国道246の下長津田交差点は、冬場のムクドリの大集団のねぐら。
あんなうるさい交差点でも鳥たちは天敵を避けてねぐらを取るのです。
こちらはなんてかわいいシジュウカラでしょう。まだ羽毛がふわふわしています。
寒さよけで空気を入れているのですね!
親から離れ、たった1羽で眠ります。本当の一人立ちだね。
頑張って生きてね。
私の小さな時は夏休みの男の子の自由研究はもっぱら昆虫採集。
女の子は何だったか、覚えていません。
それくらい虫網と虫カゴは子どもたちの夏の定番でした。
そんな子どもたちが絶滅危惧種とされる昨今、
昨日はアオムシの写真を持って来てくれた男の子がいました。
普段全く見向きもしなかった虫に、キャンプへ行った折、急に興味を持つようになり「このイモムシはなんだろう?」と思ったようです。
素晴らしい!ふと頭をよぎったのでしょう。虫だ、鳥だ、と言っている変な先生の話が@@;
昔は自然が遊び場でした。
お稽古事もゲームもありゃしませんから、宿題が終われば外で仲間と遊ぶしかありません。
虫たちはそんな子どもたちの格好のおもちゃでした。
先日TBSテレビの番組収録に協力しました。
場所はお池やお山ですが、担当するディレクターは自然のことを全く知りませんでした。
少しは勉強して来なさいよ(怒)と思いましたが、ビオトープという言葉を一度も聞いたことが無い!と言っていました。
それもそのはず。小学校の授業で自然科学に触れる時間はほとんどありません。
昆虫は授業になりうる教材ですが、自然環境で体験学習を学ぶ指導書もなければ指導できる先生もいません。
そんなこんなで昆虫採集少年少女はいち早く絶滅危惧種になりました。
私の発信で少しでも虫が好きになり、その環境に興味を持ってくれる子が生まれれば、
地球が救われる道が残ります。
こんな微かな期待を胸に、今日も虫を見つけるのでした。
今日は世界環境デー!
環境といっても様々ですが、やはり自然環境についてお伝えしましょう。
「Today Birds, Tomorrow Men」というスローガンの元、1970年にアメリカで第1回アースデーが開催されました。
「今日鳥たちに起こっていることは、明日は人間に降りかかる問題」
というのがこの英文の意味です。
今日鳥たちは環境破壊と乱獲により急激にその数を減らしています。
スズメもツバメもです。
日本で最大の自然保護団体、日本野鳥の会は創立から80年、一貫して自然環境への配慮と保護を訴えてきました。
西洋思想である「自然は人間のために神様が作ったもの」という考え方から、
「自然は人間と同立に有り、互いに共生・共存していくもの」という八百万の神々を信仰する日本的な、神道的な考え方 を社会に訴えたのです。
そしてそれまでは公爵伯爵男子がしていた鳥の研究を、一般人がするようになり、人々が野鳥の生態を観察するようになりました。
アメリカではあの有名な環境問題のバイブルとなるレイチェル・カーソンの「沈黙の春」から数年、ケネディ大統領が遂に法律を変えて、農薬を規制した時代です。
その頃と現代と何が良くなり、何が悪くなったのでしょうか!
世界のあらゆる環境は、決して快適でないことの方が多くなっています。
生活環境、自然環境、社会環境、教育環境、家庭環境などなど全てで破壊と歪みだらけです。
せめて身近な自分の周りの環境くらい、本当に快適で誰にもやさしく、温かく、
共生・共存できるように頑張りたいと思います。
志を持って!
こんな日の出がいつまでも見られるように、平和な地球環境であって欲しいですね。
(富士山頂より)
どうぞよい週末を。感染症などの欠席者は出ておりません。
蚊は増えてきました。モスキートマシンが既にフル回転です。
今週に入って5月の鳥の声を数回聞いた。
今日は午前4時、日の出前の澄んだ空気の中、鳥たちは存在をアピールするかのように一斉に鳴き始める。
その中に、5月に帰ってくる夏鳥、ホトトギスの声があった。
(東京特許許可局と聞きなされる)
何度聞いても嬉しい声だ。夏を感じさせる高い声は昔から詠にも多く読まれてきた。
そろそろ5月も終わり、本格的な夏の到来になる。
その前の梅雨の時期は最近ではどこかへ行ってしまった陽気。
さわやかな五月晴れを十分に満喫しながら、ホトトギスを歓迎しよう!
目に青葉 山ホトトギス 初カツオ
(今日はカツオにしようか^^;)
ホトトギス(カッコウ科) Cuculus poliocephalus
覚えていますか?シンジュサンさんの幼虫!!!
あのアサギ色の体に紺色の斑点をまとい、プクプクながらトゲトゲも備えている幼虫です。
自然下にいたものを飼育下において果たして羽化できるのかどうか、心配していましたと・こ・ろ、
なんと昨日、羽化成功したのです!!!キャッホーーー。
いかがでしょうか、こんな蛾^^;見たことありますか?
なんと大きく、魅力的な蛾なんでしょう。
この触覚、そして羽先端部の模様。えええーーー、この模様似ていますね、何に?
そうです、へびの頭に似せています。
昆虫のスゴ技!カモフラージュです。
捕食者に狙われないように蛇の頭に羽を模しているのです。
こんな大きな蛾が幼稚園のお山で発見できたなんて、森を頻繁に歩いていてもなかなかお目にかかれませんよ。
よかった、よかった。嬉しいです。
ちなみに私の蝶の先生に聞いたところ、この個体はオスだそうです。どこで見分けるんだろう???
たまにはいい事もありますね。
あまり聞きなれない言葉ですが、日本の四季を表す季節用語の一つ、小満。
蚕が桑の葉をいっぱい食べて育つ頃だそうです。
最近桑の葉を見かけなくなりました。もちろん養蚕農家さんにはある特定の地域へ行かないと会えませんね。
富岡製糸場は大はやりですが^^;
この頃の旬の虫はテントウムシ。
こちらも溢れ出るアブラムシやうどんこ病の葉をせっせと食べてくれる益虫です。
小さな生きものが盛んに動き回る小満の次は、いよいよ芒種。もう夏ですね。
今日はこんなお友達のご紹介。久しぶりに会った美しいススメガです。
そういえば同じ絹を吐くシンジュサンはちっとも動きがなく、やっぱり羽化は難しのでしょうか?
小満に入ったからそろそろ動き出すのかもしれません。
その前に、小さな蛾で慣れておきましょう。
蛾は綺麗で優雅な夜の蝶なのです。
ベニスズメ
見てください、どこからこんな色を作り出すのか!!!
素晴らしいコントラストと色合い、自然の色は正にマジックです。
彼女は羽を小刻みに震わせ、一直線に飛んで行きました。
どうかどうか、夜な夜なご自宅へやってきても殺虫剤をふりかけないでください。
ただただお花の蜜や樹液を求めて、天敵の少ない夜を活動の場に選んだだけですから・・・・。
小満は虫にやさしい季節です。
愛鳥週間にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ちょうど最終日の土曜日には毎年玄関で子育てをするツバメのヒナ、5羽が無事に巣立ちました。
しかし昨年巣を襲ったカラスがやはりウロウロしていました。
親鳥はカラスを追い払い、巣立ったばかりのヒナを守ります。
今日は玄関周りにツバメたちの威嚇の声が飛び交っていました。厳しい世界です。
本日より給食懇親会が始まりました。
まずは年長さんからですが、社会の事情で変更させていただいた給食が、
子どもたちにとっては返ってプラスの方向へ出ているようで安心しました。
お母様方のお話では、「全部食べて帰ってくることが多くなった」との事。
完食のサインを手にもらって、嬉しいし自信にもなっているようです。
皆様にはご理解をいただき、一回り小さなサイズ(本来はこれが幼稚園給食)に代えさせてもらったことは、
子どもたちにとっては概ね奏功しているようです。
ホッとしました。
この話を聞いてからの昼休み。
年少さんの男の子がヤマトシジミという薄紫の小さな蝶々を連れて帰ってきました。
なぜか彼の周りを飛び回り、みんなで見ていたその時に、
なんと鼻に止まったのです!!!
彼は固まり、目が寄ってきました。
私は素晴らしい!と手を叩き、彼を讃えました。
「きっとKくんが好きだよ!って言ってるんだよ。ちょうちょがお鼻に止まるなんて、そんな凄い事ないよ!」
「素敵、素敵。」
の私の声に周りに居た子は拍手をし、彼の鼻を見つめます。
ちょっとくすぐったかったのか彼は蝶を手で払い、蝶は飛び去って行きました。
何か甘い匂いがお口の周りからしたのかもしれません。
{セミがほっぺに止まった♫}の童謡はありますが、
{蝶がお鼻に止まった♪}の歌はまだないので、今度作らないといけませんね^^;
花(鼻)違いのふかいい話でした。
さあ今週も1週間、頑張りましょう。
連休を終え初めての1日教育1週間が終わります。
年少さんは疲れちゃって大きなあくびと共に、こっくりこっくりしているお友達がいました。
疲れるよねーーー、いろいろ頑張って!
愛鳥週間も残すところあと1日。今日はこんな鳥も子育て中!の写真です。
お山の頂上の樫の木のてっぺんに、新しい巣が出来ました。
そこに卵を抱いているのは、ハシブトカラス。
去年ツバメの子を襲って食べてしまった、というより我が子の餌にしたカラスです。
同じカラスかはわかりませんが、
去年もお山に巣を作り、3羽が巣にいるのを見ています。
7つの子!ではなかったのよね。
カラスは少々憎たらしい時がありますが、それに真っ黒で大きいからこわい・・・・、方もいるでしょう。
でもカラスも野生動物で身近な同じ環境下で生きていますから子育てはそっと見守りましょう。
でもこれからヒナが生まれると、お山の頂上に近づく時、神経質になった親が攻撃するかもしれないので、ちょっと気を付けていましょう。
カラスの口内は実は真っ赤。
これが親の目に入ると餌をあげたくなるメカニズムがDNAに備わっている^^;ということ。
生きもの成り立ちは神秘に満ちています。
ほら、尾羽がちらっと見えるでしょう!
幹が放射状に別れた場所に上手に枝を積み重ねます。これがすぐれ物で、台風がいくつかやって来ても一度にドット落ちることはありません。
昨年ケヤキに作った巣も1年たった今でもまだ残っています。
カラスも大変ですね。
私はじっと彼を待っているのですが、今年も飛来しないのでしょうか・・・・・・・・。
どうぞよい週末を。
子どもたちは疲れがありますから、週末はおうちでゆっくり過ごしましょう。
幼稚園玄関のツバメはまだお家(巣)にしがみついていますが、
シジュウカラのヒナたちは台風一過の青空へ飛び出して行きました。
初めて見る世界へいきなり自分の力で飛び出す気持ち(鳥に気持ちがあるかどうかはわかりませんが^^;)は、きっと恐怖でいっぱいなのでしょう?
でも誰も助けてくれない世界では、とにかく自分で行くしかありません。
孤高の、それでも気高く晴がましい野鳥たちです。
この写真は今年のものではありませんが、かわいい巣立ちを応援してください。
両親の声を頼りに後を追います。
まだ虫は親からもらいます。これから3ヶ月ほどは親と過ごし、その後巣立ちヒナだけで集団を作って暮らすようになります。
その集団の危なっかしくも、可愛らしいことと言ったらありません。
秋から冬は他の種も混ざって大きな集団で天敵から逃れます。
一つひとつの命が本当に愛おしい野鳥たちです。
今朝は6時半頃上空を通過するカッコーがいました。
「カッコーカッコー」と鳴きながら、高い山を目指していたようです。
もうすぐホトトギスも鳴くでしょう。
これからが野鳥たちの子育て大シーズンです。
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