< 暑くなりました >

今日は朝から暑かったので、登園時のこどもたちの顔は既に真っ赤!

でもバスのお友達は涼しげな顔で降りてきます。いいですね・・・。

徒歩コースの子は汗を拭き拭き靴箱で一休み。

私は夏バージョンの髪型にカットしたので、男の子と同じような後ろ姿。

汗を拭く仕草も今朝の男の子と一緒になりました。

二人でニコニコ汗を拭き、彼はクラスへ行きました。

熱中症予防警報まで出た本日は、いきなりの暑さで体も疲れます。

よく食べて、よく睡眠を取って、これから来る真夏日に、いえ猛暑日に備えましょう。

土曜日にはニイニイゼミとヒグラシを確認しました。

夏ですよ。

少々気になることは、11日の一般開放の後、大きな蛾の幼虫の糞が一つもなくなっていました。

小豆大の大きさで、乾くと木の実と間違えそうです。

まさか、この茶色のコーヒー豆のようなコロコロを木の実と思って拾ったお友達はいませんか???

それはオオミズアオという蛾の幼虫の糞です^^;

別に害はありませんが、ずっと取って置かないようにしましょう。

< 雨でも開催、観察会 >

今日もずっと雨でしたが、昨日も朝は少々強い雨!

でも生きもの観察会は「誰か来てくれるだろう・・・・」と準備していたところ、

雨が弱まった9時近く、やって来てくれました!卒園児で4月から毎回参加しているお友達とお母様!

ヤッホー!!!雨が上がると一斉に虫たちが動き出しますよ、と言っていたらすぐ飛び出したなんと今年初めて見るタマムシ!

観察会の夏の目玉と言っても良い貴重な1種が登場です。

そしてとっておきの秘密の場所を公開。

このクレーターのような穴の正体は???

ここは月面?いえいえ、オオカミ小屋の中なのです。これはアリジゴク。ウスバカゲロウの幼虫のすまい^^;

この日はこの1組だけのご参加でしたが、テントの下でいろいろな図鑑を広げ、話も弾み、とても充実した観察会となりました。

8月はお休みですが、9月からまたやります。小雨でも現地で開催有無は判断しますので、どうぞいらしてくださいね。

< 半夏雨 >

夏至から数えて11日目が半夏生。

田植えを済ませた農家が休息を取る日だそうです。

この頃に降る雨を半夏雨。と呼ぶそうで、まさに梅雨真っ只中のしとしと雨。

午前中は大雨注意報も出ていましたが、恩田川のカルガモ親子はどうしてるかな・・・・・・。

先日観察会で歩いた際、3組のカルガモ親子に17羽のヒナを見ています。

まだ飛べないヒナたちは、大雨が降るとみんな流されるんだろうな・・・・・・。

梅雨は日本の水資源を支えていますが、大雨は多くの犠牲も伴います。

半夏雨の時期。どうぞ週末は健やかにお過ごしください。

明日の生きもの観察会は雨天中止です。

当日の天候で決めますが今日の雨で足場も悪く、生きものたちも動かないのでね・・・・・。

素晴らしい仲間がいるんですけどね^^;

この方。

きのことか蛭とか探しましょうか!

< 新聞で紹介されました >

朝日新聞の夕刊に「レッツECO活」というコーナーがありますが、

その欄でながつた幼稚園のお山環境が紹介されました。

身近な自然をご家庭でも取り組む方法や、ビオトープの考え方を載せています。

是非皆様もご自宅で、本来の自然を呼び込んで見てください。

現在著作権について朝日新聞に確認中のため、記事の掲載は出来ません。

見てくださる方は朝日新聞のデジタル版を検索してみてください。

6月29日の夕刊です。

 

< 思い出深く >

先週の金曜日、TBSテレビでながつた幼稚園のお山が流れた。

ほんの2分程度のこの映像に、懐かしく、感激してお手紙をくれた卒園生がいる。

お母さんの話では、映像を見ながら目頭を押さえ、その後手紙を書きだしたとの事。

確かに手紙には自分が遊んだお山の環境がとても心に残り、また生きものを見に行きたいと書かれていた。

子どもたちには生きものを通して感じる心、考える心、命への思いやりを身につけて欲しいと思っているが、

こんな形で返してくれることは、わずかだが映像に流れたことは意味があったように思う。

他にも地方で番組を見た祖父母の方が、「田舎には山や川はあるが、きちんと学べる教育環境としての自然がある所は多くない。横浜にはこんな幼稚園があることに驚き、素晴らしいね。」と言われたことを伝えてくれた保護者がいる。

いろいろな所でながつた幼稚園の誇るべき^^;ビオトープ環境が評価されることはこれからの励みにもなる。

整備には難しい所も多いが、多くの子どもたちの心に響くような環境を目指していこう。

 

 

< キタ━(゚∀゚)━!、久しぶり >

ガサゴソ、バターン、ボン、バン!シーーーン・・・・。

今朝のことです。猫と鉢合わせになったようで、大急ぎで逃げる姿を目撃。

回線病に付かれていないフサフサのお尻は、ホンドタヌキ!

久し振りの登場に嬉しさ半分、心配半分。

お山の青い門から普通に入ってきて、登って行きました。

雑食性の彼らは長津田の山林を夜な夜な渡り歩いて生活しているのかもしれません。

上手に共存できるといいのですが・・・。

< いろいろな仲間 >

今の時期ツバメは巣立ったヒナの飛翔訓練を兼ねて、親子が同じ上空を上下しながら飛び回っています。

子は親から飛びながらエサをもらい、飛びながら水浴びする方法も習います。

そんな中、この遅い時期にグラウンド側に巣作りを始めたつがいがいました。

でも今週はもうやめてしまいました。

若いカップルが練習のために始めたのか、今からの子育てが難しいと感じたのか?

結局今年は1組の番が5羽を巣立たせただけに終わってしまいました。

これから夏は広い芦原などに集団になってねぐらをとります。

その壮大のことといったらありません。感激しますよ。多摩川の川原などです。

近隣から数千羽が集まるのでそれはそれは見ごたえがあります。

そんなツバメの場面と、お山で巣立ったハシブトカラス、そして久しぶりに現れたゴマダラカミキリ、そして始めて見つけた

ウンモンスズメ。

みんなそれぞれの場所で生きている仲間です!

 

< トンボの受難 >

夕方、少々疲れてボーとしていたら卒園児が入ってきた。

毎週金曜日にスイミングに通っている女の子で、お姉さんが卒園して以来、姉妹で訪ねてくれる。

その子の情報では学校でヤゴを飼っているという。

先生がどこかで見つけてクラスで飼っていたようだ。

そのヤゴが今朝羽化したようだが、水に落ちていて羽が曲がってしまったとの事。

今は水から引き上げて、静かにしているとの事。

せっかく生きものの羽化を子ども達に見せようと思っても、

トンボの羽化がどのように行われ、どんな環境が必要か、そして羽が乾いたらどうするかを知らないと、命を繋げてあげることができない。実に残念だ。

トンボも蝶も鳥はもちろん、羽が命。

羽が折れたらそれは死を意味する。

小さな生きものにとって体の仕組みが1箇所でも損なわれたらもう生きるのは難しいことを、先生は知って欲しかった。

せめて、どうして羽が折れてしまったか子どもたちに考えさせ、生きものの生態を改めて学ぶ教材にして欲しい。

週末に少々残念な気持ちになったが、卒園後も私を訪ねてこんな情報をくれる彼女の存在には心が和む。

私が虫が好きで、幼稚園の時生きものの話を良くしていたことをしっかり覚えているのだろう。

これから大きくなっても生きもの存在に気が付く子でいて欲しい。

明日は土曜参観日。生き生きと、でも照れながら活動する我が子と、その子達を見つめる熱い先生方を見て欲しい。

お互いの本気がぶつかり合っている幼稚園の一端を体験してください。

保護者の皆様のお越しをお待ちしています。

連日の雨でお山の状態が悪いので明日はネイチャーゲームは中止にします。

こちらも残念ですが、足元が悪くそれが気なっていると楽しいゲーム感覚が半減するので今年は中止です。

楽しみにしていた方にはごめんなさい。

そんな方はどうぞ「生きもの観察会」にいらしてください。

< 歓迎 初トンボ >

このトンボ、サラサヤンマといいます。

この池では初めての出現です。実は東関東では希少なようで、私も驚きました。

生態を調べると丁度お山の池周辺は生息に適した場所となっています。

今週は専門の業者さんによる池の掃除がありますが、こんなトンボの出現を受けて、またまた管理の方法を組み立てなければなりません。なかなか難しいビオトープ管理です。

今池はジュンサイが収穫時期です。

梅雨真只中。動植物には大切な梅雨。梅ジュースでも作って爽やかに参りましょう。

 

 

< 一人立ち >    

ヒナたちが巣立ちをしています。

あちこちに親の後を追って飛び回る巣立ちヒナを見ます。

そんな1羽が我が家の植木にねぐらをとっていました。

兄弟とも離れ、一羽だけで就寝です。

嘴を完全に羽の中に入れ、片足でしっかり枝を掴み、ビクともしません。

これで一晩眠ります。多くの鳥たちは人知れず森の中や住宅の屋根で夜を過ごします。

街路樹でもスズメやハクセキレイが集団で寝ています。

国道246の下長津田交差点は、冬場のムクドリの大集団のねぐら。

あんなうるさい交差点でも鳥たちは天敵を避けてねぐらを取るのです。

こちらはなんてかわいいシジュウカラでしょう。まだ羽毛がふわふわしています。

寒さよけで空気を入れているのですね!

親から離れ、たった1羽で眠ります。本当の一人立ちだね。

頑張って生きてね。