< 小さな友達 >

綺麗ね、ベニシジミ(シジミ蝶)翅がどこも傷んでいません。最近羽化したのでしょう!

不思議ね、ナナフシの赤ちゃん。こんな小さくても立派な昆虫!

食べる・食べられる、食物連鎖のミクロ版。アブラムシとテントウムシ。

アブラムシは害虫を食べてくれる益虫!

みんな懸命に生きています!

< キリギリス、かわいーーーい! >

幼稚園の卵は今年は孵らなかったのですが、

孵化した幼虫(体長3mm)をもらいました。かわいいーーーーーーーーーーーーーーー。

元気に育ってくれるでしょうか!

幼稚園にお寄りの際は見てください。

子供たちは幼稚園での疲れが出てくる頃です。

新しい環境で頑張っているので週末はゆっくり休んでください。

夜泣きしていませんか?お家でわがまま多くなっていませんか?

ストレスですから体と心を解き放ってあげてください。

そしてまた月曜日はしっかりと登園です。

 

< 次の桜咲く >

4月も3週目に入り、皆様の新生活もそろそろ落ち着いて来たでしょうか?

新社会人に新入生、新米ママも新しい生活にリズムが出て来たことと思います。

ふと町を見ると街路樹のソメイヨシノは葉が出て、花びらと花柄が道路を舞っています。

次に咲くのは、サトザクラ。八重の花びらがきれいです。色も濃いピンク色でソメイヨシノとはまた違った面持ちです。

花見というとソメイヨシノが主流ですが、これは品種改良された園芸種です。

原種ではないところがちょっとね・・・・。

日本に自生するサクラは20種ほどあって、里山のヤマザクラやオオシマザクラなどが森林の中でパッと素敵な彩りを見せます。

元々あるいろいろな桜も日本の桜です。

幼稚園のグラウンドでは2月にビワの花、3月に西側にあるハナモモ、4月すぐにソメイヨシノ、続いてオオシマザクラ、そして最後にサトザクラ。

お山ではクヌギやコナラの花が静かに咲き始め、ヤマブキが春の訪れを締めくくります。

ヤマブキが終わると夏の到来。

ソメイヨシノだけでなく次々と花をつける里山の木々たち。

季節によってどんなお花が咲いていくのか、周辺の木々にも目を配ってみましょう。

スマホの画面ばかりではなくね!

(検索すれば別ですが^^;)

 

< 地震に負けず >

熊本地震から1年が経ちます。日本では各地で大きな地震が起きるので、あちこちで追悼記念があります。

テレビ放映中にも揺れが続き、熊本城が崩れている様子はさすがに怖くなりました。

まだまだ地元の方々は不自由な生活をされていることでしょう。

クマモンも各地へ出かけ頑張っています。

春が来てまた新しい力も加わるでしょう。

地震に負けず元気に過ごして欲しいです。

幼稚園では懇談会が始まりました。細かいお知らせがたくさんありますが、子どもたちが安全に思う存分過ごすあれやこれやです。

預かる側、預ける側双方の共通理解と意識が大切です。

明日は生きもの観察会!どんな生きものに会えるでしょうか!

待ちに待ったヒキガエルが産卵した卵や、かわいいキツツキの巣穴をご紹介しましょう。

先日はこんなお客様が立ち寄ってくれました。(日本最大のサギ、アオサギ)

生きものとの出会いは一期一会。会えてよかったよ、また来てね((´∀`*))

< 新しいお友達 >

さあ、新しいお友達が揃いました。

全部の学年が揃って始業式です。

毎年ですが年少さんは偉い、偉い!きちんと並んでホールに入って来ました。

年長さんも年中さんもお兄さん、お姉さん振りを発揮していました。

なんとも頼もしい先輩です。

これから毎日幼稚園で遊びましょう。

新しい友達はお池にもやって来ました。

もう今年は姿が見えないのかと思ったら、先週の金曜日、卒園式でどっと疲れたその夜に、

待ち望んだヒキガエルが6匹も出てきてくれました。

それも情報では雌が4匹も!!!だそうで、世の中には嬉しい話もあるのでした。

(私には最高のプレゼントです。とても嬉しい話なのですが・・・・^^;)

大きくなってカエルになってお山へ戻ってくださいね。

< やったー、また会えました。ツバメ >

今年のツバメの飛来は早く、相模原の方では3月20日ごろに確認した情報を受けました。

町田でも3月下旬に鳴き声を聞いた方から情報をもらいましたが、

実際に私は本日午後、やっと確認しました。

「ピチュピチュ」と鳴きながら幼稚園の園舎上空を飛び回る姿に会えました。

生きていました。遥々海を北上して、ほぼ巣を作った、または生まれた同じ場所に戻ると言います。

渡り鳥はこの行動を毎年繰り返しているのですから脅威の生きものです。

今年もまた園舎に巣を構え、かわいいヒナを育ててくれるでしょうか!

お山では池に水を戻し、復旧させました。

土を乾燥させたかったのですが、思ったより雨が降り乾く前に大分雨水が溜まってしまいましたが、

地中に眠っていた小さな生きものが目覚め、酸素もたっぷり加わり、豊かな止水が甦るでしょう。

モツゴもヤゴも元気です。メダカもオタマジャクシも群れになって気持ちよさそうです。

たんぽぽも咲き、キランソウも素敵!タチツボスミレがあちこちで開花しています。

春ですね。今日は清明。清らかで明るい春の到来です。

たんぽぽの花弁の中に潜り込んでいるのはこの時期にしか見られない、

スプリング エフェメラル!春の妖精と称される小さな使者です。

今日はスジグロシロチョウにも会いました。

< 新年度始まる >

やっと温かくなりました。桜も本気を出すでしょうか?!

昨日は幼稚園と長津田プロジェクト合同で新任先生歓迎会を開き、共通理解や認識を共にする時間を持ちました。

フレッシュな先生方の期待に胸弾むパワーをもらいつつ、皆で切磋琢磨して行きます。

街はなんだか静かでしたね。土曜日なのにね・・・・・・。

新しい年度が始まります。

いろいろお頭を悩めることもありますが、みんなで力を合わせてながつた幼稚園の幼児教育を、そして在園児・卒園児の「好き」

の気持ちに応えるスポーツ指導に全力を注ぎましょう。

子ども保険なる新しい社会構造も産めれるかもしれません。

より良い幼児期の教育環境を目指します。

どこかのふざけた学校法人や認定園と一緒にされないようにきちんとしましょう!!!

今日はなかなか開かない桜を横目に、ゆっくりと春の風に吹かれ心穏やかに、明日からの戦闘モードに備えます。

あっ、シジミチョウが飛んでる!

昨日はキチョウも見ました。

また多くの虫に出会って、心を癒しましょう。

< 浚渫作業 >

春休みを元気に過ごしていますか!

この春は池の浚渫作業を入れました。

浚渫とは、池の水を抜く整備のことです。

幼稚園の池は基本的には止水です。流れが無いので酸素が行き渡りません。おまけに上空からの落葉が多量に溜まり、

それが沈殿し腐食すると汚泥化し、益々酸素不足に陥ります。

少しでも水の浄化を促進するべく、水草を上手に利用します。リンや窒素を吸収して水質を保つ種類、葦やガマ、他多様な植生を考えて植え付けます。

しかし4,5年に一度は水中の泥を浚い、池の表面を乾燥させ、酸素を取り込ませます。

この工事のことを浚渫と言います。

ビオトープ管理士としては抑えておかなければならない作業と知識です。

現在幼稚園の池ではこの作業を行っています。

春休みで子どもたちが登園しない、また水が温み水中の生きものが少し動けるようになってから行いました。

出来るだけ多くの生きものを救出し、避難させます。

私も一緒に救出作業に加わりました。本当はこの作業を子どもと保護者でやりたいのですが・・・・。

そして見つけた生きものたち。

小さなゲンゴロウやミズムシ、ヤゴはもちろんニホンアカガエルは5,6匹、そして魚類なクチボソ(通称モツゴ)です。

随分大きく育ったモツゴもいました。

孵化したばかりのオタマジャクシは水槽へ救出!!!

こうして池を乾かし、4月4日に水を入れ生きものを戻します。

きっと4月15日の生きもの観察会では綺麗な水で気持ちよく動き回る水性生物を見られるでしょう。助っ人もきますよ^^;

このように環境を整備・保全することは大変な作業です。

人でもお金も掛かります。日本全国の国立・国定公園内でも、地域のほんの小さな里山公園でも、同じように定期的な管理作業を要します。

放っておくと自然が遷移し、水辺の場合は湿地化し陸が形成されていきます。多様な環境が失われていくのです。

自然環境にとって一番のダメージは人間の無関心と圧迫です。

少しでも幼い頃から自然や生き物との居心地のいい体験を身に染み込ませることで、

自分の生活には自然環境が欠かせない、自然環境の恩恵を意識できる人に育って欲しいです。

春休みも忙しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 春よ来い >

3月は暦の上では春ですが、ここへ来てまた寒くなってしまいました。

冬物を先週末にクリーニングへ出したところです。

早くポカポカ日差しの暖かさを感じたいところですね。

こんな生きものたちもきっと春を呼んでいます。

皆様風邪を引かないように気をつけてください。

< ヒキガエルさーーーん >

雨も降ったのに・・・

ハクモクレンも咲いたのに・・・、

アズマヒキガエルが現れません。心配です。

私の好きな生きもののひとつがカエル。

幼稚園のお山に長く暮らし、池の設置をした10年前から産卵に表れていたのに・・・・

今年はまだ一匹も姿を見せません。

心配です。気がかりです。生態系の中の重要な位置を占め、ピラミッドの上にも下にも大きな影響を持って存在するカエルたち。

彼らの消失はこのお山の破壊に繋がり兼ねません。

ニホンアカガエルは今年も11個の産卵をしました。

まだ増えるかもしれません。しかしそれにもまして重要なアズマヒキガエル(コオー、コオー、コオーと優しくなくグロテスクな友達)が大切です。

早く姿を見せてください。