< 夏の思い出 ① >

昨日、夜の観察会に出かけた。

風が無く、雲に隠れて月明かりがない。

そしてたっぷりの湿度は夜活動する昆虫たちを見に行くには絶好の条件だ。

車を降りて20分ほど山の中へ入って行く。

ヘッドライトと手持ちのライトを消すと辺は真っ暗。まさに闇夜。

虫の鳴く声と、時々木々の葉がガサゴソいう。

そんな中、一緒に参加した1年生の男の子は、初めての体験に見るからに緊張の面持ち。

父親の横にがっちりしがみつき、まったく喋らない。

道は笹や枝に遮られ、歩くにはそこそこ根性が必要だ。

なんとか目的のクヌギに到着。

いるいる、カブトムシ。そしてノコギリクワガタにコメツキ虫にオオゲジ!!!そしてヤガの光る赤い目の数々。

吹き出す汗に集まる蚊をやっつけながら、彼らの樹液争奪戦に見入った。

2匹のカブトムシの戦いが始まった。

テレビで流れる通りのにらみ合いから角の突きあい。

すると少し小型の1匹の角が大きな方のお腹に入った。

次の瞬間、大きな1匹は見事にクヌギから投げ出された。

男の子は、「あっつ!」と小さく叫んだ。

落とされた1匹をライトで追い、拾いあげて初めて自分の手でカブトムシを獲った。

その後他の木も見に行き、約1時間ほどで帰って来た男の子の顔がまるで別人のように輝いていた。

最初の暗闇を歩く緊張感から、初めての体験で好奇心を満たされた満足感に変わっていた。

別れる挨拶をしたとき、「楽しかったね!」と言った私に小さく頷きニコリと笑った。

次回は秋の虫を聞きに行くことを約束して家路に就いた。

大きな夏の思い出が一つできた男の子。

子どもは少し怖いと思っている体験を乗り越えた時、大きく成長する。

< 中年の星は同年齢 >   

また一人日本人が宇宙へ行きましたね。

お父さんの言葉が印象的でした。

「大人になったら火星に行くんだ。と言っていて、本当に宇宙に行ってしまいました・・・・・」

嬉しいのと心配で心がはち切れそうな思いがいっぱい詰まったコメントでした。

しかしどの人が見ても地球は素晴らしく青いんだな・・・・・。

暗黒の空間でそれはそれは青く輝きを放っているのでしょうね。

周囲にはダークマターが詰まっているようですが?ダースベーダーじゃないよー=ー

いつか見てみたいな、青く輝く地球を。

と言ってみても宇宙には行けない私。

宇宙空間の中で「中年星」となって輝く由井さんは連れ合いと同年齢。

彼(旦那様)は同い年の人が宇宙へ旅立ったのをどのように見ているのだろうか?

同世代の街のお父さんたちは「励まされる」と言っていましたが、頑張れば宇宙にも行けるのか・・・・・。

自衛隊のテストパイロットだけでもすごいのに。

まだまだ努力が足りないな、私も彼も^^;

何を目指しているかもはっきりしないし。

今日も星を眺めてガンバロウ。

星空アプリで国際宇宙ステーションでも探そうか。

これくらいは出来そうです^^;

Filed under: 世界,宇宙 — itsuko 17:20

< 発見と自信 >

無事にお泊まり会が終わりました。

今年は深夜に発熱する子もなく、みんな元気に大きな体験をして帰って行きました。

勇気を持って新しいことに挑んでみると、いろいろな発見や驚き、そして自分で体験した記憶は自信へとつながります。

何でも自分でやってみる。そこから得られる多くの情報が全て糧になるのです。

悪い情報もその時の経験から選択できるわけです。

これは大人の成長でも同じ。人生日々経験と実績です。

幼稚園児にはお泊まり会がいい経験になりました。

心配で心配で寝付けなかったお母さんもいたようです。

それもその通り!手元から離れてどうしているかを心配しない親はいません!

しかし子は離れて行くものです。

そして親は子を自立させることが最大の使命なのです。全ての動物の共通点がここにあります。

(子育てをするかしないかわ別にして・・・)

自信をつけさせるには旅をさせることです。(日々の経験が旅です。)

明日から夏休み。また新しい発見をして、自信に繋げてください。

昨晩の私の新たな発見は、7月の天空は幼稚園の建物の真上が素晴らしい天の川だった!ということです。

この地域では周辺が明るすぎて肉眼では見えませんが、双眼鏡では無数の星星が東から西へ流れていたのです。

おまけに深夜0時、2羽のコサギがぴったり寄り添って南から西へ飛んだのです。

鳥たちは夜、天敵から逃れるために星の輝きと地形・磁力を頼りに渡りをすることが確信にかわりました。

鳥の話をする時の自信になります。これも自らの目で確認したことですから!

先生方も深夜勤務、お疲れ様でした。今日はゆっくり休んでください。

明日から少しいろいろな研修(園内・園外含め5つかな!)入っています。

私たちの夏休みはもう少しおあずけですね^^;

 

 

< 冥王星ってどこ・・・ >

水・金・地・火・木・土・天・海・冥ってやっと出てきました、冥王星。

太陽系の一番外側で、先ごろ惑星認定を外され、準惑星となりました冥王星に、

人知れず探査機が飛んでいたんですね^^;

時速5万キロで飛んで、かれこれ9年!やっと1万キロまで近づいたらしいですが、この星を調べに旅に出ていた西洋のハヤブサがいたのです。(戻って来ませんが!)

ロマンに満ち溢れてはいますが、途方もなくてピンと来ない冥王星。

カロンという衛生を従えて、直径が2,390キロ、表面温度はマイナス230℃だそうです。

アメリカはこの星の発見者がアメリカ人のこともあってか、探査に力を入れているようで、

ニューホライズンズという探査機が調査のできるところまで接近したということです。

どんな情報が得られ、果たして人類の発展にプラスになるのか・・・・。

地球上ではギリシャやイランが世界を左右する問題を抱えて、日本では安全保障関連法案がどうなるか!と気が気ではない時に、

宇宙ではこんなドラマが展開されていました。

うーーーーーん、いろいろ大変だ!

 

 

Filed under: 世界,宇宙 — itsuko 18:23

< 七夕は雨 >

梅雨の時期ですから仕方ありませんが、毎日雨ですね。

七夕は毎年雨のように感じますが、天空では人知れず星たちの競演が展開されているのでしょう。

短冊に願いことを記す言葉も毎年代わり映えせず、何だか心も曇ってしまいます。

今日はおまけにアースデー!洞爺湖サミットが開かれたのが7月7日だったことをきっかけに、地球環境を考えるアースデーとしました。

照明を消して地球環境を考える七夕です。

照明はこの日に限らず必要以外はいりません。

街中本当に明るすぎ。

織姫と彦星もきっと眩しがっていますよ。いえ、毎年雲が覆ってくれているので、丁度いいのかも^^;

♪ おほしさま ひとつ プッチンともいで

こんがり焼いて 急いで食べたら お腹こわした

オコソトノ ホ

誰も知らないここだけの は・な・し ♪

昭和36年NHK「みんなのうた」

詞:谷川俊太郎  曲:中田喜直

私の大好きな童謡の1曲。タイトルは「誰もしらない」

見学会にお越しの方へ、

現在胃腸炎の感染は治まっています。ご心配ないようにしてください。

しかしあまり小さなお子さん(1歳未満)は少し時期をおいてからにしてください。

見学会は主に次年度入園をご希望の方を対象としています。

毎年6月から10月いっぱい開いていますので、天候不順の時期は避けたほうがいいでしょう。 

Filed under: 宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 17:14

< 1秒の重み > 

1年も折り返し。時が経つのは早いものです。そういえば、昨日7月1日は3年ぶりにうるう秒が実施されました。

うるう秒とは、世界時の誤差を調整するために、

追加、あるいは削除される1秒のこと。地球の自転に合わせての人類の究極の技なのです。

平日の朝に挿入されたのは実に18年ぶりで、

「8時59分60秒」という貴重な時間表示を目にした方も多いかもしれませんね。

何気なく過ごしていると、この1秒という時間の重みを意識することも少なく、

たかが1秒と思ってしまいそうですが、されど1秒です。

一瞬にして過ぎてしまう1秒を大切に考えることで、時間の使い方も変わってくるのではないでしょうか。

この1秒の差が今は全世界を制覇しているコンピューターにとっては命取り!

なんとも皮肉なものです。ご自宅の精密機器に狂いはありませんか???

毎日あくせくしたくはありませんが、時の流れは早いので1秒も無駄には出来ません。

今年もあっという間にもう半年が終わりました。

学校年度では3ヶ月が怒涛の如くに過ぎたわけです。

年間の4分の1ですね^^;

今朝のなでしこの試合も後半の最後の最後で点が入り、勝ちました。オウンゴール^^;というのも結果です。

この試合のように、次の1秒で起きる事象が地球を、いえ宇宙を変えるかも知れないので、時間は大事にいたしましょう。

皆様の2015年後半の時間が充実した、至極の時間になるようにお祈りしております。

 

Filed under: 世界,宇宙,社会情勢 — itsuko 10:53

< 夏至です >

やっとお日様が出た今日はあれやこれやと家事に追われ、

気が付けば夕方。でもまだまだ明るい!今日は夏至。日没は丁度午後19時!

7時まで明るいって、やはり嬉しい気がします。

もっともっとお日様が沈まないと、どういう生活になるのでしょう?

北欧では白夜、なんて言う月がありますが・・・。

日本でも夏は仕事を早く終え、日がまだ明るい内に余暇を楽しもう!と政府は言っていますが、

皆様いかがでしょうか?

確かにまだまだ活動できる時間があるような気がしてきます。

24時間は変わりませんがね^^;時間を有効に使う夏にしましょう。

これからもう少しの間、日の入り時刻が1分遅くなります。

どう使いましょう?今年の夏至の夜!

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 17:31

< ほんわか「愛」を持って >

連日の大雨が今日はカラリと上がりいいお天気になりました。

年長のお父さんたちとは私が園長になってから始めてお目にかかる今日の参観日でした。

年中のお父さんたちともそうでしょうか?(進級式に来られた方はご挨拶をしています)

穏やかに始まり、和やかに終わりました。

ご協力頂きありがとうございました。

上履きを忘れる方が多く、スリッパがありませんでした。

参観日等は上履き持参必須ですので、次回お忘れないように願います。

明日は父の日。ご家族で過ごされる方も多いでしょう。

いつも社会で戦っている?お父さんをどうぞ勞ってあげてください。

私、今朝出勤途中にとても素敵なカップルに会いました。

朝8時頃、手をつなぎ、とても嬉しそうでさわやかなその二人からは、なんとも初々しい空気を感じました。

男性はハイキングへ行きそうなスタイル、女性は街をお散歩するようなロングスカートで初夏の雰囲気。

どこへ行くのでしょうか!20代前半のその二人から愛を感じました。

最近「愛」を感じていないので、とても羨ましくなりました。

生きものにはありったけの「愛」を降り注いでいるのですが、彼らはいつも無言ですし、手も握ってくれませんから^^;

父の日はどうぞ「愛」で満たしてください。

Filed under: 宇宙,幼稚園活動,未分類 — itsuko 15:00

< 分別もこれなら楽し! >

S先生が作ってくれました。ゴミの分別シール。なんと素晴らしい、わかりやすい表示でしょう。

幼稚園の先生は何を作らせても本当に上手。

ゴミ問題は世界中の重要課題。まずは先生方がしっかりと分別して減量を目指さないといけません。

減量は体重だけではダメなのです^^;

ほら、Y先生が上手に分別しています。お手本とならなきゃね!

ゴミの問題は小さな頃から意識付けて、まずゴミを出さないこと、そしてゴミと資源と分けることです。

しっかりとリデュース・リユース・リサイクルを理解しましょう。

この子達が次世代に繋げる50年後には、世界中ゴミで埋もれているかもしれません。

ゴミの中で生活することのないよう、きちんと処理しましょう。

日本は世界の環境問題対策をリードしている国です。(のはず?)

一人一人ができるゴミ減量を進めましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Filed under: こども環境管理士,世界,宇宙,社会情勢 — itsuko 16:56

< 虫好きを増やそう >

私の小さな時は夏休みの男の子の自由研究はもっぱら昆虫採集。

女の子は何だったか、覚えていません。

それくらい虫網と虫カゴは子どもたちの夏の定番でした。

そんな子どもたちが絶滅危惧種とされる昨今、

昨日はアオムシの写真を持って来てくれた男の子がいました。

普段全く見向きもしなかった虫に、キャンプへ行った折、急に興味を持つようになり「このイモムシはなんだろう?」と思ったようです。

素晴らしい!ふと頭をよぎったのでしょう。虫だ、鳥だ、と言っている変な先生の話が@@;

昔は自然が遊び場でした。

お稽古事もゲームもありゃしませんから、宿題が終われば外で仲間と遊ぶしかありません。

虫たちはそんな子どもたちの格好のおもちゃでした。

先日TBSテレビの番組収録に協力しました。

場所はお池やお山ですが、担当するディレクターは自然のことを全く知りませんでした。

少しは勉強して来なさいよ(怒)と思いましたが、ビオトープという言葉を一度も聞いたことが無い!と言っていました。

それもそのはず。小学校の授業で自然科学に触れる時間はほとんどありません。

昆虫は授業になりうる教材ですが、自然環境で体験学習を学ぶ指導書もなければ指導できる先生もいません。

そんなこんなで昆虫採集少年少女はいち早く絶滅危惧種になりました。

私の発信で少しでも虫が好きになり、その環境に興味を持ってくれる子が生まれれば、

地球が救われる道が残ります。

こんな微かな期待を胸に、今日も虫を見つけるのでした。

 

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