35:≪春の気配①≫

 ふきのこ会が終わると、一気に年度末ムードになる幼稚園。子ども達はそれぞれが緊張を乗り越えて自信を付けました。年少さんも会話が格段としっかりしてきて、受け答えに「て・に・お・は」が入ってきました。疲れて帰って来るお父さんからは卒業です。「めし・風呂・寝る」で終わってしまう会話が「ご飯にします。・お風呂に入るよ。・今日は寝る。」などなど助詞が加わり、形容詞も増えた、という事です。ことばの大切さは心身の成長に大いに関わっていますから、きちんと言葉を話す、自分の気持ちを相手に伝える事に着目して、普段から子ども達と話をしています。そんな会話が増えた子ども達にも、なんだかウキウキした雰囲気があり、1年間一緒に活動してきたクラス意識が強くなり、幼稚園全体がほんわかムードに包まれているようです。先生達の顔つきも今までよりやさしくなったはずですから、そんなところもご注意ください。(気を抜くと、怖い顔に戻ってしまうかな・・・?)

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32:≪如月①≫

 2月に入り雪ですね。横浜の子どもたちはやっぱりうれしい雪ですね。手に手に雪を握り締めての登園ですが、着いたころにはグシャグシャ。だけど持っていたい雪ですね。子どもたちはおおはしゃぎですが、バス運行にとっては気が気じゃない天候です。深夜まで道路状況を確認し、早朝から空と予報とにらめっこです。前の日にチェーンを装着しておいて、今日は無事に運行できました。時間は15分ほど遅れてしまいましたが無事で良かったです。昔はやはり雪が降る日がもっと多かったです。ちょうどふきのこ会前後の日は雪の予報が多く、1度は開演を1時間以上遅らせて、まず職員全員で雪かきをした記憶があります。50・60cm積もった時は、外遊びを普通にしたら、それはそれは大変な事になってしまいました。全身びしょびしょでもう着替えが無いほどでした。もちろん子どもたちです。そう言えばこの時とばかり、職員同士も雪合戦に興じ、男子の先生に思い切り雪をぶつけられた事がありましたね、いつだったか?何か変な事言ったかな???この状態は時々夏の水遊びでも見られます。特に水着を着ていない先生を狙ってね!子どもより、先生方が楽しんじゃって・・・。今回の雪はそれほど量も多くなく、非常に湿った雪でしたから、雪だるまはきれいに出来ませんでした。残念。また次回を待っていましょう。本当は降って欲しくありませんが・・・。

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31:≪如月②≫

 さて年度末の大きな行事の『ふきのこ会』。今年も劇に、遊戯に、オペレッタと担任が趣向を凝らして取組みました。この行事は先生方の個性が出る行事です。主役の子どもたちを如何に演出し発表させるか、腕の見せ所ですね。この行事だけは毎年担任に戻って『やりたいな~~~と思います。』ああもしよう、こうもしようとそれはそれは頭をめぐります。子どもたちはその先生の熱意を感じ、役にだんだんと成りきって行きますよ。当日をお楽しみに。もうすぐにでも『劇団なんとか!』へ入団できそうな子もいます。いつかきっとながつた幼稚園出身者がテレビや映画に出てくるかもしれませんね。名子役として、第2の『はにかみ店長』・・・、なんてね!そのくらいストーリーに入り込んでいる子どもを見ていると、『大きな経験をしているなー』と思います。この一つ一つの出来事が、人格を作って行きますから『大事なことだなー』と思うのです。一人一人輝いている子どもたちをしっかりと見て下さい。

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29:≪新年に思う。≫

 新年、あけましておめでとうございます。もうちょっと日にちが経ちましたが、平成22年もあっさりと始まりました。新聞を見ていてもこれと言って取り上げる話題もなく、21年から続いている問題ばかりですからね、内政も外交も。(私がそう思うだけなのかもしれませんが・・・)淡々と新しい年になった気がします。でも幼稚園関係では、22年度には本格的に『幼・保・小一元化問題』を考える委員会が民主党に発足するようですが、どうなるでしょうか?現場を知らない(知らな過ぎる)方々が話し合って、何か新しい光が見えてくるのか、疑問です。お役所が横の繋がりをしっかり見つめるかどうかは到底疑問ですからね。さあ今日は子ども達に『挨拶』の話をしました。もちろん新年の挨拶は日本ならではの言い方がありますからその事はもちろんですが、『どこで、誰にあってもまず挨拶なんだよ!』と言うお話です。なぜかと言うと、昨日大変がっかりする出来事がありましたので子どもたちに伝えました。
 私がポストに葉書を出しに歩いていた時、『あっ、何してるんだよー、何でここ歩いてるんだよー』と在園児の子どもに会い、声を掛けられました。いつもいつも『ご挨拶は大事だよ』と言っているのに、この言葉で迎えられようとは、まして新年早々に、やはりショックでした。そこでその子にはちょっと丁寧に、こんこんと挨拶の仕方を伝えたのですが(その子の保護者は一緒ではなく、別の子のお母さんが付き添っていました)、その子は他の事が気になって、明らかに私の話は聞いていないようでした。幼稚園では出来ても、一歩外へ出たら関係ないと思っていたのでは大変なことです。そこで今日は少し演技がかって年の初めでもありますし、『どこで、誰とあっても、まず挨拶なんだよ。大人も子どもも』と話したのです。人と人の繋がりは、言葉で会話を交わす事。顔を見て、自分の考えを伝え、人の意見を聞く事です。現代のコンピューター時代にだんだんと希薄になって行く人間という動物としての繋がりは、本来は親が子に教えるものですが、幼稚園でもう一度そのあり方を徹底して、挨拶が出来る子どもたちを育てたいと思います。

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27:≪どうぞ良いお年をお迎え下さい。≫

 今年も12月25日を迎え、いよいよ残り少なくなりました。皆様は年末のいろいろで大忙しでしょうか?私は少々足の指を痛めてしまい、外科へ通院したのですが、病院はそれはそれは混雑していました。年末年始の休院前に診察を受ける人、調剤をもらう人と後を絶ちません。私も結果的に病院通いを余儀なくされましたが、やはり年越しは心身元気でありたいですね。お陰さまで子ども達は元気に12月を終えました。年長さんで1人、入院しているお友達がいるのですが、お正月はお家に戻れるようですし、インフルエンザの子も、一時期よりかなり減りました。他の感染症では水ぼうそ(水痘)が出ていましたが、こちらは予防接種なども普及しているので、急激な感染はないでしょう。とにかくご家族皆様が、元気で心穏やかに、年末年始を迎えられますように、お祈りしております。冬休み中の怪我や事故にくれぐれも気を付けて下さい。そして日本人の心や伝統文化にもちょっと思いを馳せて見るお正月にいたしましょう。ここで年末に際し、日本語の美しさや人を敬う言葉について、読売新聞の編集手帳に掲載された記事をご紹介します。今年一年を振り返り、自分が発した言葉の意味や重みについて考えることが出来た私が、改めて読み返した記事でした。以降記事全文:〔ドイツのソプラノ歌手エリカ・ケートさんは言語の響きや匂いに敏感であったらしい。歓談の折りに語った比較論を劇団四季の浅利慶太さんが自著に書き留めている。イタリア語を『歌に向く言葉』、フランス語を『愛を語る言葉』、ドイツ語を『詩を作る言葉』と評した。日本語は—浅利さんの問いに彼女は答えたと言う。『人を敬う言葉です』(文芸春秋刊『時の光の中で』)一昨日、甲子園の高校野球中継で実例に接した。横浜隼人(神奈川)戦に完投した花巻東(岩手)菊池雄星投手の勝利インタビューである。『これまでも練習試合で対戦し、ずっと横浜隼人のようなチームになりたかった。今日勝てて、少し近づけたかなと思う。』選抜の準優勝投手で、屈指の左腕で、文句なしの快投を見せた直後で、多少の大口は許されるだろうに、この言葉である。(中略)言葉は、人の心を潤す魔法の水だろう。折しも列島は選挙一色、激戦の中でも『人を敬う言葉』は忘れずにいて欲しいものである。〕以上。
 高校生から教わった謙虚な、そして人を敬う心をいつまでも持ちたいと思った記事でした。どうぞ、良いお年を!!!!

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26:≪開園42年、お世話になります。≫

 お陰さまで今年も12月4日をもちまして、ながつた幼稚園開園満41年を迎えました。本当に皆様の支えがあってここまで来ました。ありがとうございます。今年は新型インフルエンザによる学園閉鎖の為、プール活動やクラス活動で日程が厳しくなりましたので、休園措置を取りやめました。当日は2名の子どもから、心のこもったお手紙をもらいました。毎年、3年間続けてお手紙を寄せてくれる女の子。そして今年は前日にクラスで『明日は幼稚園のお誕生日だよ!』と言うお話を聞いて、『お誕生日ならカードをあげなきゃ』と思い立ち、自分の言葉で素敵なお手紙を寄こしてくれた男の子。本当にありがたい事です。何より、心にとめてくれた事が一番うれしいです。職員の間でも『創立41年ですね!!!!!』なんて、話題にも上がらないのに・・・・・。
 そしてこのお手紙を朝の放送でみんなに読んであげました。子ども達は真剣に聞いてくれて、本人はとてもうれしかったと、家に帰ったらすぐにお母さんに話したそうです。そしてまたお母さんがその旨を連絡帳で寄せてくれました。その中には、子どもがこの話をしてくれて初めて親も気づいた事、開園記念日を誕生日ととらえ、おめでとうと祝う心が子どもから出た事、この子どもの気持ちを受け止めて、みんなに紹介してくれた事、などなど子どもの気持ちと向き合う事を親が教えられたと書かれていました。
 毎日毎日、忙しく流れて行ってしまう一日に、ふと感じた気持ちを表したり、気がついたり、私たち大人は、特に子どもと向き合っている教員は、一つ一つの出来事をきちんと丁寧に子ども達に伝える必要があるなーーー、とまた改めて感じました。子ども達の心はどこで、どの様に動くかわかりません。私たち教員は毎日真剣勝負で子どもと向き合わなければいけない、と言う事です。創立42年に向かってまた一歩一歩、歩みを進めて行きましょう。子ども達からいつまでも『おめでとう』と言われるように。

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25:≪真っ赤な秋?、冬?≫

 年少のクラスで『まっかな秋』の歌を歌っていました。この歌詞の状況が11月下旬のお山にあったので(写真下)、その事を話してあげると、子どもたちの顔がみるみる微笑み、やさしくなりました。先生にも、『せっかくこんな環境があるのだから、この野外の下でこの歌を歌ってごらんなさいよ』『子ども達は何かを感じ取るかもしれないよ』と言っておきました。先生自身が季節の変化や活動の環境、導入にもっと敏感にならなければいけません。
 まっかだな まっかだな つたのはっぱがまっかだな もみじのはっぱもまっかだな しずむゆうひに てらされて まっかなほっぺたの きみとぼく まっかなあきに かこまれている

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24:≪ヤッホーーーー、木更津だより!≫

 木更津のMさん、元気ですか?なんとこの呼びかけに気がついてくれたお母様が、いらっしゃいますよ。木更津は温かいですか?まっ、こちらもそんなに寒くないけどね!まさに温暖化だから。今度そちらの仲間が増えそうですよ。えーーーーー、しっー、もちろんまだ内緒ですが・・・・。じゃ、またね。

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23:≪懇談会を終えて①≫

 後期が始まってもう1カ月が経ちました。足早に秋が深まり、この秋?冬?一番の冷え込みもやって来て、今年もあと2カ月ですね。
 秋の懇談会はインフルエンザが大流行の中、行う事になってしまいましたが、多くの方のご出席をいただきました。ありがとうございました。その中で、今年度から始めて取り組みます『学校評価』のアンケートもお願いしましたが、こちらも多くの回答を寄せていただきました。この結果は年度末に公表し、次年度へ繋げたいと思います。
 その中には、涙が出そうなくらい日頃の取組みに感謝している旨を綴って下さった方もいますし、少々辛口の意見ももちろんありました。そのひとつに、『出される文章やホームページに誤字脱字が多い』とお叱りのご意見や、『質問の意味がよくわからない』『全体の活動の様子がよくわからない』『一般開放をもっと増やして欲しい』などのご意見もいただきました。この評価はご説明しましたように、『いい・悪い』の判断に使うものではなく、次への一手となる方向性を確認する材料にする物なので、いただいた皆様の声を生かしていかなければなりません。詳しくはまたご報告いたしますが、早速このホームページや手紙類の校正は徹底して見直しましょう。気をつけます。

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22:≪懇談会を終えて②≫

 懇談会ではなかったのですが、在園児の保護者の方から22年度の新入園児さんの説明会で、『弟・妹がまた入園するが、通園カバンのサイズを大きくして欲しいです。お弁当が縦に入りません。』また『トレーナーの白は寒々しくて、かわいくない。グレーはいかがでしょうか?』ト要望をいただきました。実際のカバンの大きさは少しちいさいですと、先生方からも意見をもらっていましたし、私も白のトレーナーは汚れが目立ち、シミ跡が残ると思っていました。素材や着用感は合格点をいただいたので、すぐに話を進める事にしました。せきぐち制服でもカバンのサイズ変更は話が出ていたそうですが、来年度のお渡しは12月に予定しているこの短期間では工場の製造システムを変更するのが難しいとのことで、23年度から変更する事に成りました。もちろん生地多くかかり、うちポケットの形態も変えることから金額は若干上がりますが、使い勝手は断然良くなるものにしたいと思います。トレーナーのグレーは先生のトレーナーを見て『いいよね!』と成りまして、同じメーカーの子どもサイズを取り入れました。かわいいですよ。22年度から着用して下さい。

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