< 道案内 >

?昨日は私が所属する会の観察会に行ってきました。

参加者ではなく主催者ですから、参加した皆様に楽しんでいただけないとなりません。

子ども10名、大人12名の方々と、山の中、川の中で自然に触れてもらいました。

仕事も忙しく、職員の進退にも心配事がありますが、セカンドライフとしているのでこちらでも出来ることをしたいと思っています。

山道を歩き出すとすぐにやって来たのが、この道案内虫と言われる、ハンミュウです。

 見て下さい、この体!何色身にまとっていると思いますか?こんな色、どこで作っているのでしょう!甲虫の仲間です。人が歩く前を、前を飛びながら行くので、道案内虫 と言われています。

日があたっている場所が好きで、あまり近ずくと、すーーーーーと 音も無く前へ飛び去ります。

広げた羽も超きれい!

愛好家も多く、「ハンミョウの会」 なんて言う虫を愛する人たちの会もある程です。

川ではサワガニ、ツチガエル、カワエビ、ヘビトンボの幼虫、オニヤンマの幼虫、コヤマトンボの幼虫、ヨシノボリとまあ、いろいろ見つけることが出来ました。

自然に親しんで、生き物の環境を知ってもらい、その時の事を想い出になるように内容を工夫しました。それを見ると、「ああ、あの時こんなことしたね。こんな生き物がいたね!」 と。

そして自然に対する考え方を少しでも身近な物に感じ、大切にするようになって欲しいと思っています。

おまけ;

本日お山で得体の知れない物を踏んでしまいました。

靴底にくっついて取れない、取れない!

透明なゲル状で非常に弾力のある物。踏んだ跡には白い液体が残りました。靴からはがす際、一部を取って顕微鏡で見たのですが、

動くものは発見で来ませんでした。

何でしょうね?多分木から落ちて来たと思います。

踏む前に気が付けばよかった。踏んじゃって残念!

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 19:39

< お悔やみ >

人生生きていると、いろいろな事がある。

悲しみもまた突然訪れる。

昨年の5月、私が大変お世話になり、これからその先生と鳥類目録を一緒に作成する仲間に加えていただいた矢先、

電子メールにて訃報を知らされた。

ただ無機質に流れ出る文字に大きなショックを受け、涙が溢れ、1日仕事にならなかった。

昨日も同じような気持に見舞われた。

S先生のお父様が亡くなったのだ。

S先生は当園の卒園児。

小さい頃からガンバリ屋で、涙一つ見せなかったおしゃまな女の子だった。

今は満身創痍でクラス担任に全霊を尽くしているが、さすがに泣き崩れた。

このような時は何と声を掛けてよいのか、本当に言葉を失った。

生きているから様々な経験をするし、親が先立つのは自然の摂理と解ってはいても、やはり悲しくて、辛い。

どうぞ悲しみを乗り越えて欲しい、そしてまた元気な笑顔を見せて欲しい。

今日はこんな歌を思い出しました。

  小さな木の実   作詞:海野 洋司  作曲:ビゼー

1、ちいさな手のひらにひとつ

  古ぼけた木の実 にぎりしめ

  ちいさなあしあとがひとつ

  草原の中を  駆けてゆく

  パパとふたりで拾った

  大切な木の実  にぎりしめ

  今年また秋の丘を

  少年はひとり  駆けてゆく

2、ちいさな心に  いつでも

  しあわせな秋は  あふれてる

  風と よく晴れた空と

  あたたかい パパの想い出と

  坊や 強く生きるんだ

  広いこの世界  お前のもの

  今年また秋が来ると

  木の実はささやく パパの言葉

心からお悔やみを申し上げます。どうぞ安らかにお眠りください。そしてS先生のこれからのガンバリ、活躍を応援し、近くで見守ってあげて下さい。

皆様にもN先生が静かに時を重ねられるように見守っていただけると有り難いです。

Filed under: 未分類 — itsuko 15:57

< JUNE >

今日から6月。いい響きですね。ジューン、「ジューンブライド」なんて言いますが、梅雨時期なのに水無月なんていうのもなかなかニクイ!呼び名です。

そして今日はこんなに記念日があります。

気象記念日・電波の日・写真の日・水道週間開始(~7日)・1円硬貨発行日(1960年)・衣替えで三りんぼう。

まあいろいろな日が詰まっています。

教育環境には多くの懸念材料がありますが、また気持ちを新たに迎えましょう。

今日は職員全員で6月4日の 「みんなおいでよ!」 のリハーサルを行いました。

心機移転、ねらいをはっきり定め未就園児さんを獲得しようと思います。

例年とは先生方の心意気、熱意が違いました。

私も猫役で劇に参加します。(猫役は得意です)

7月、9月と連続で幼稚園の様々な場面を設定しますから、是非いらして下さい。

そして在園の子どもたちも新年度が始まって2か月が過ぎ、今までとは違った表情を見せるようになります。

クラスに慣れて自分を発揮し始める子、逆に新しいクラスや友達になかなか馴染めず、ストレスを抱えてしまう子。

大人の世界でも5月病、なんていう似たような症状が出ることがありますね。

ゆっくりと自分ペースで進めましょう。

でも継続は力です。毎日を続ける事で次の光が見えてきますから、焦らずやりましょう。

私も深呼吸して、また頑張ります。

お池で育ったカエルさんたちも、一ピョン、二ピョン、とお山の階段を登っています。

先頭のカエルは中腹まで行きました。1cm四方にも満たない体で、よくも登って来たものです。

何事も地道に1歩づつですね。

Filed under: 未分類 — itsuko 18:06

< 世界禁煙デー >

禁煙が叫ばれてもう何年もたちます。神奈川県では受動喫煙防止、分煙?条例まで出来て、生活のすぐ周りに

No Smokinng  の環境が増えました。87%の割合で、県民は賛成だそうです。

今日は世界禁煙デー!

世界各国で禁煙に取り組みましょう、という日ですが、ヨーロッパやアメリカでは大分社会に浸透し、煙草を吸う人は社会的地位も低くなりつつあります。?

さて、皆様は喫煙者ですか?禁煙者ですか?

もちろんお母さんは禁煙者ですよね!

えっ、吸ってるんですか!

いけませんね、タバコはダメです。体にはもちろん、家族にも。

これを機に止めましょうか!

実は若かりし頃、私も吸っていました。それもハイライト!ゲゲ!

ハイライトですか? そうなんです。当時からおじさんのタバコでした。

でもある日、ぱたっと、タバコの香りが臭い!と感じたのです。

居酒屋で吸っていた時はあまり感じなくても、家に帰ってみると全身臭い。

お気に入りの洋服も、ふかふかの髪も(当時は結構長く、ソバージュというパーマを掛けていました)、臭いのです。

お肌に必要なビタミンCも奪われますしね。

結構抵抗なく、スキッと止めました。もう20年近く前の事です。

アルコールはまだ止められませんが・・・・・・・。

昨日もどこから見ても高校生の男子が、歩きながらタバコを吸っていましたが、若い時はカッコつけてやってみたいのでしょうね。

でも丁度持っている手の位置が、すれ違う子どもたち(幼児)の背丈です。

手がぶつかって火傷をするかもしれませ。危険です。

現に私は学生の頃、渋谷の駅で歩きたばこをしている方の後ろから階段を登っていたら、たばこの火が私の首に落ちて、とんでもない状況になったことがあります。

今日は世界禁煙デー。止めようかな~~~~、と思っているあなた!勇気を出して止めてみましょう。体がスッキリするはずです。

ついでですが、幼稚園はいついらしても全面禁煙施設です。

6月は土曜参観日として、多くのお父様方にお越しいただきますが、終日禁煙です。

こっそりトイレで! も出来ません。

健康のため、家計の為、家族の為、自分の為、未来の為、世界の為。

世界禁煙デーに便乗しましょう。

私の連れ合いの唯一の自慢は、一度もタバコを吸ったことがない! 事ださうです。無煙男子?(こんな呼び方あるでしょうか!)

今日で5月も終わりです。

ではまた明日。

Filed under: 未分類 — itsuko 16:50

< 梅雨です。 >

どうやら梅雨入りをしたようですね。

いきなり台風2号もやって来て、もう、いえまだ5月だというのに沖縄地方では大きな被害も出たようです。

せっかくの週末がずっと雨模様でした。

お掃除もお洗濯もお母さん泣かせの天気です。

小学校の運動会も延期、延期で気の毒です。関係者はやきもきしていたことでしょう。気持ちはよーーーーくよく分かります。

この梅雨入れ、例年より2週間ほど早いそうです。といって早く明ける、というわけでもなさそうですから、だんだんとこのような天候の日が長くなる、ということでしょうか!

日本にはこの梅雨が重要な季節な事は分かっていますが、やはり数日雨が続くと憂鬱になりますね。

天候が不純で体調を崩す子も多く、今日、月曜日ですが、先週より急にお休みする子が増えました。

みんな風邪です。

容連菌感染症 と診断を受けた子もいるようです。

子どもたちは日に日に活動が活発になりますし、湿度も高くなってくると不快を感じて疲れ易くなります。

幼稚園から戻ったら、少し体を休めるなり、夜は早く就寝するなり、暑さ対策も含めて、工夫して下さい。

湿度が高くなると「カビ」なんて言う歓迎しない菌類もはびこるようになりますから、家庭を守るお母さんたちは、またまたお仕事が増えますね。

我が家の浴室の窓枠も、カビに侵されています。「何とかしなきゃ!」と思いながら、ついつい後回し。

週末が雨だとこんな所のお掃除も出来ないので、困ります。

これから雨模様の日も多くなるのでしょう。田圃のニホンアマガエルは絶好調ですけどね!日が落ちてから田圃を通ると、見事な合唱が聞こえます。これはこれで、梅雨の風景音。日本の里山ではおなじみの声です。私は大好きです。

関心がある方はどうぞ行ってみてください。鳴き声の主を探そうとすると、ピタッ! と声が止みます。ちょっと離れるとまた鳴き出す具合です。

幼稚園では室内での活動も充実させ、外へ出られない子どもたちのパワーを怪我がないように上手に発散させましょう。

今日は「とまれ!=STOP」 のフロア表示についてもお話しました。

廊下のところどころに貼ってあるこのシールをよく見て、お友達同士がぶつからないように、廊下は歩きましょう! というお話です。 

梅雨時に関わらずこのお話はしていますけどね!

{おまけ。}

本日鳥のヒナを拾いました。もう絶命していたのでお山に還してあげました。

本来巣立ち直前のヒナが落ちていても拾ってはいけませんが、残念な事に小さなアリが体について、今日のヒナは息絶えていました。

これから時々、巣から落ちてしまった鳥のヒナを見ることがあるかもしれませんが、拾はないで下さい。親が必ず近くにいて、鳴き声で

誘導しています。拾ってしまう事は=誘拐に当たるので、「かわいそうに、どうしたんだろう?」 と思っても、その場からそーーーと離れて下さい。

明らかにすぐ上に巣があって、落ちてしまったようでしたら、他のヒナの間にそーーーと戻してあげて下さい。

よろしくお願いします。

Filed under: 未分類 — itsuko 18:10

< 自然の猛威 >

この星は大丈夫だろうか。

アイスランドではまた火山が噴火した。

周辺を飛ぶ旅客機の運行に支障が出ているようですし、子どもたちは学校がお休みで(火山灰がひどくて通えない)、ずっと家の中にいるようです。

アメリカでは、100人以上の人たちが亡くなる超大型のドルネード。

竜巻が通り去った後は、東日本大震災の津波の跡と同じようでした。

何も無い!残っていない。木々も半分から引きちぎられたような状態でした。

中国では干ばつが続いていて、絶滅危惧種のカワイルカが済む長江の水位が観測を始めて以来の低い水位になり、イルカの生息に影響が出てきたとして、違う場所へ移される、と報じていました。

まだまだあちこちで気象や自然事象による異常現象は起きているのでしょう。

これからこの星はどうなるのだろうか。

今年も暑くなるだろう夏を前に、私たちも生命維持に繋がる対処法を考えなければなりません。

おまけに日本では、自然現象とは真逆にある自然界には存在しない魔の物質の今後を、第1に心配しなければならないなんて!

誰も止めることのできない自然の猛威と、どこへも持っていけない放射性物質。

2重の脅威を前に私たちは黙々と日常を送るのです。

人間が誕生した歴史なんてほんのちっぽけな時間ですが、私たちは生物界最高の知性を持ち合わせました。

種としての最大の武器である発達した知能を最大限に生かして、この地球で勃発するあらゆる事象に立ち向かいましょう。

多くの人が持ち合わせる知能や知性を発揮すれば、きっとどんな局面も乗り越えられるでしょう。

自然の猛威は受け止めるしかありませんが、人という種が生き残っているという事は、

それだけ適応能力に優れていた事になります。

諦めずに、投げ出さずに、皆で力を合わせましょう。

Filed under: 未分類 — itsuko 17:24

< あー忙しい。 >

普通にスルーしてしまいましたが、昨日は動物村を延期としました。

楽しみにしていたお友達も多かったと思いますが、朝5時の時点でこちらの午後12時の天気予報が 「雨。降水確率70%」とありましたから、断念しました。

動物たちが来てしうと、費用が発生します。全員が触れあえれば何も問題ありませんが、途中で雨が降って来てしまい、半分のお友達が参加できなければ、収拾が付きません。

幸い6月にまだ予約が取れる日がありましたから、危険を冒さず次回にしました。

6月まで楽しみにしていてください。

そんなやり取りを段どって、昨日はすぐ横浜へ出張してきました。

毎年行われる神奈川県への学校調査の提出です。

文部科学省が全国の学校を調査します。

在籍数・教員数・職員数・施設の規模・教員資格の確認・給与額・などなどの細かい数字を提出に行くのです。

ながつた幼稚園は人数が多い(在籍数・教員数のどちらも)ので2時間近くかかります。

資料をたくさん持って、私立学校を統括している部署の役人に報告します。

そんな事で半日以上園を空けました。

お帰りの時にいつも私に会いに来てくれるKちゃんは、どこか楽しいところへお出かけしたと思ったようで、

今朝は、「昨日は楽しかった!」 と聞かれました。

「いえ、まったく!」と答えたら、「ふーーーん。」 でした。

「昨日は居なくてごめんね。」 と言ったら、

「いいよ。」と言って今日は抱きついてきました。

担任でもない私を慕ってくれるなんて、なんと貴重なお友達なんでしょう。

4月から6月は神奈川県や横浜市への提出書類が山のようにあり、毎日報告書作りです。

決算(学園監査)も重なっているので、気が重い重いこの時期に、こんな事を言ってくれる子の存在は大きいですね。

おまけに社会では福島原発の放射能問題で、教育現場では混乱が起きていますし、保護者の方々は相当な不安を抱いています。

1日も早く国がきちんとした方向性と手立てを考え、国民に示して欲しいです。

くれぐれもパニックを起こさず、冷静に対処しましょう。

そして今できる最善の、健全な方法を考えましょう。

子ども手当もどうなる事やら!

一息つきたい時は、これです。もちろん鳥。

アカゲラ、雪の中でもエサ探し。いいね、鳥は!自由に空を飛んでみたいです。

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 19:05

< 楽しい!? 会話 >

時として子どもたちとの会話は意味不明な内容も多いが、もうすっかり大人の会話をする時もある。

今朝はいきなり落ち込んでしまった。

「あっ、F君、おはよう! あれっ、膝どうしたの?」

F君は膝をさすりながら階段を上がって来た。

「うん、昨日から痛くなっちゃたんの。成長するからだって!」

うかない顔で、ぼそぼそ言う。

「ああそうなの。骨が大きくなる時は時々痛いのよ、お大事にね。先生も膝、痛かったのよ。今もちょっと痛いけど。」

「ふーーーん、先生も成長するんだね・・・・・・」

「えっ、うーーーん、ちょっと違うのよ。先生はもう成長しない。

先生はもうおばあちゃんになっちゃうから、痛いのかもね。」

「ああ、そうだね!」

えーーーーーー、そんなにあっさり同意するの!

おばあちゃんになっちゃう意味も、分かっているの!!!!

トホホ。子どもは素直でいつも正直です。

F君は成長、私は日増しに感じるあちこちの老い。

これはどうしようもない現実。

でも、問題が多い日常で、この子たちとの会話は本当に新鮮で楽しい物です。

この子どもたちの未来を大人は真剣に考えないといけません。 

≪おまけ≫

チリチリチリーーーン、職員室の窓口で、

「お行儀の靴下1ちょう下さい!」 と年長組の男の子。

「はい、木綿ですか、絹ですか?」

って、オーーーイ! お豆腐じゃないんだから、H先生。

ちゃんと教えてあげて下さい。

靴下は1足、2足だよ。 「靴下1足、貸して下さい。」ですね。

うーーーん、日本語は難しいね!  

Filed under: 未分類 — itsuko 09:05

< 自然エネルギー >

今さらながらに節電の方法や対応を話題にすることが多くなってきました。

もちろん福島原発の処理がなかなかうまく進まず、先が見えなくなってきている事もあり、私たちは真剣にこれからの電力供給と需要のシステムを考えなければなりません。

ロシアのプーチン首相は「日本は地震大国だから原発は無理だ。」 と言ったとか、言わないとかの情報もあります。

周りを海に囲まれたわが国では、地震そのものの対策では世界のトップクラスに入ると思いますが、おまけに津波対策も地震のそれ以上に行わないと国民の生命と財産は守れない! という大きな課題に直面しているのです。

まして原発はその運転状態からほとんどの施設が海に隣接する必要があります。

いつまた大地震が起こり、超巨大津波が来ないとも限りません。

しかし現状は原子力発電に頼らざる負えない状況も事実です。

さて今後どうするのか!

そこで自然エネルギーの活用です。水力・風力・太陽熱・地熱 などでしょうか!火力は化石燃料(石油や天然ガス・石炭)を使うので、持続可能なエネルギーにはなりません。(二酸化炭素を減らすことは世界中の命題です。)

こども環境管理士はこのエネルギー問題を子どもたちに正しく伝える任務も担っています。(資格試験に入っています。)

これからこの自然エネルギーについての話題が多くなり、日本でもどのように取り入れて行くか、盛んに議論されるでしょう。

子どもたちにはエネルギーについての正しい知識と使い方を教えなければなりません。

そして大人も子どもも意識してエネルギーの過剰利用を止め、節電に努めなければなりません。

そこで皆様に、少し知っていただきたい問題をご紹介します。

私は、私たち人間が生活するために、何かが、ましてや生き物たちが犠牲になる事は耐えられないのです。

このイラストをご覧ください。

これは2007年4月号の日本野鳥の会が発行する冊子「野鳥」の表紙です。

何を訴えたいか、お分かりでしょうか!

私はこのイラストに衝撃を受け、日本の風力発電について少し勉強しました。

風力発電はその関心が急上昇中の自然エネルギーです。

風車を設置するには莫大な費用がかかりますが、電力会社が発電した電力を購入してくれるシステムが整えば、設置者にもメリットが出る、持続可能なエネルギーです。

しかし日本の面積はそのほとんどが急峻な山地です。開けた平地で、風がよく通る場所はとても少なく、そんな場所は風邪を利用して世界中を移動している渡り鳥や、プロペラが立てられた地域に生息している鳥たちには、生命を脅かす構築物にもなるのです。

現にこの絵はそんな場所に風車が立った後、飛翔中にプロペラを認識できない(羽が回るスピードと自分の飛ぶ早さを=通り抜けるタイミングを計れない)鳥たちが、翼を切断されてしまった事故について描かれたイラストです。

この時の記事は、「ヨーロッパにおける風力発電が鳥類に及ぼす影響」 という題で、イギリスの博士が日本で行ったシンポジウムの内容を紹介した物です。イラストの鳥はオジロワシ。日本では北海道に生息しています。

詳しく知りたい方は日本野鳥の会のホームページへ飛んで下さい。(ブックマークあり)

バックナンバーも残っていれば譲ってくれるはずです。

建設には確実な環境アセスメント(自然環境評価法)を行い、狭い日本にこの巨大風車を何本立てても鳥たちが傷つかない場所を見極めて欲しいのです。

電力不足の傘のもと、やみくもに日本中にこの風車が増えることには賛成できません。

鳥たちには死を意味するからです。

日本に限らず世界中でこの問題は起きている事を知っていて下さい。

その上で、自然エネルギー(持続可能な動力)の利用方法を考えてみて下さい。

放射能が漏れだしている今、鳥がどうなろうと関係ない! と考える方もいるかもしれません。

でも同じ星に生きているのですから、何かを犠牲にする事は極力避けてみましょうよ。

野鳥も人も地球の仲間なのですから。

(適切な場所にきちんと管理された下での風力発電に反対するものではありません。)

?

Filed under: こども環境管理士,未分類 — itsuko 18:58

< 火曜会 >

昨年度からこう命名した戦略組織を作ってみました。

その名も 「火曜会」。

今ひとつ間の抜けた名前と思われるかもしれませんが、いえいえこの会は今後のながつた幼稚園を背負って立つだろう方々の重要な戦略会議なのです。

たまたま火曜日に主要職員が集まれるために、この名が付きました。単純です。

主要職員と言っても、担任以外 というだけです。

これも単純。 

とにかく各行事の見直しや、園児獲得の秘策を練る場所です。そして職場環境の見直しや、仕事のシステム化などなどを考える会議です。

なかなかいろいろな意見が出て、聞いている又は報告を受ける私は「ふむふむ」 と新鮮な気持ちでいます。

早速今年度の未就園児のお楽しみ会=「みんなおいでよ!」 をリニューアルして、益々の園児獲得に繋げようと、戦略が具体的になって来ました。

その第1段を6月に予定していますから、これから幼稚園選びを始める方は、期待してお待ち下さい。

「みんなおいでよ」の呼び名も新しくなるかもしれません?

幼稚園もただ毎年同じように進めていたのでは少子化が止まらない中、生き残っていけません。

ましてやあちこちで様々な乳幼児施設が出来、保育園や託児所も合わせると一人、二人の人数では無くなってしまいます。

10箇所あれば10人、いえ15人と子どもたちが分散することになります。

ながつた幼稚園のstrength=強みをいかに生かして、アピールできるかは、日々の教職員の意識・取組に懸かっています。

そこを一つにまとめ、実践するシナリオを作るのが、 火曜会! というわけです。

時々突拍子もない企画を持ってくる先生もいますが、そこはそれ!本人のやる気に免じて話だけは聞きましょう。

これから1年、どんな企画が通り、どのように反映させていけるか、真剣勝負です。 

蛇足ですが、退職したN先生が本日早朝、故郷へ帰りました。

ふるさとでの仕事に、あのはち切れそうな熱い思いをぶつけることでしょう。

彼も火曜会のメンバーでしたので、北の国から時々後方支援をしてまらいましょう。

N先生、 いいアイデアが浮かびましたら、連絡下さい。すぐ火曜会で取り上げますよ! 

若い!といっても体に注意して(私のように脚立から落ちないように!)、元気で励んで下さい。

こちらに来る時は、お嫁さんを連れて来てね、 ^=^!

Filed under: 未分類 — itsuko 17:16