27:≪どうぞ良いお年をお迎え下さい。≫

 今年も12月25日を迎え、いよいよ残り少なくなりました。皆様は年末のいろいろで大忙しでしょうか?私は少々足の指を痛めてしまい、外科へ通院したのですが、病院はそれはそれは混雑していました。年末年始の休院前に診察を受ける人、調剤をもらう人と後を絶ちません。私も結果的に病院通いを余儀なくされましたが、やはり年越しは心身元気でありたいですね。お陰さまで子ども達は元気に12月を終えました。年長さんで1人、入院しているお友達がいるのですが、お正月はお家に戻れるようですし、インフルエンザの子も、一時期よりかなり減りました。他の感染症では水ぼうそ(水痘)が出ていましたが、こちらは予防接種なども普及しているので、急激な感染はないでしょう。とにかくご家族皆様が、元気で心穏やかに、年末年始を迎えられますように、お祈りしております。冬休み中の怪我や事故にくれぐれも気を付けて下さい。そして日本人の心や伝統文化にもちょっと思いを馳せて見るお正月にいたしましょう。ここで年末に際し、日本語の美しさや人を敬う言葉について、読売新聞の編集手帳に掲載された記事をご紹介します。今年一年を振り返り、自分が発した言葉の意味や重みについて考えることが出来た私が、改めて読み返した記事でした。以降記事全文:〔ドイツのソプラノ歌手エリカ・ケートさんは言語の響きや匂いに敏感であったらしい。歓談の折りに語った比較論を劇団四季の浅利慶太さんが自著に書き留めている。イタリア語を『歌に向く言葉』、フランス語を『愛を語る言葉』、ドイツ語を『詩を作る言葉』と評した。日本語は—浅利さんの問いに彼女は答えたと言う。『人を敬う言葉です』(文芸春秋刊『時の光の中で』)一昨日、甲子園の高校野球中継で実例に接した。横浜隼人(神奈川)戦に完投した花巻東(岩手)菊池雄星投手の勝利インタビューである。『これまでも練習試合で対戦し、ずっと横浜隼人のようなチームになりたかった。今日勝てて、少し近づけたかなと思う。』選抜の準優勝投手で、屈指の左腕で、文句なしの快投を見せた直後で、多少の大口は許されるだろうに、この言葉である。(中略)言葉は、人の心を潤す魔法の水だろう。折しも列島は選挙一色、激戦の中でも『人を敬う言葉』は忘れずにいて欲しいものである。〕以上。
 高校生から教わった謙虚な、そして人を敬う心をいつまでも持ちたいと思った記事でした。どうぞ、良いお年を!!!!

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26:≪開園42年、お世話になります。≫

 お陰さまで今年も12月4日をもちまして、ながつた幼稚園開園満41年を迎えました。本当に皆様の支えがあってここまで来ました。ありがとうございます。今年は新型インフルエンザによる学園閉鎖の為、プール活動やクラス活動で日程が厳しくなりましたので、休園措置を取りやめました。当日は2名の子どもから、心のこもったお手紙をもらいました。毎年、3年間続けてお手紙を寄せてくれる女の子。そして今年は前日にクラスで『明日は幼稚園のお誕生日だよ!』と言うお話を聞いて、『お誕生日ならカードをあげなきゃ』と思い立ち、自分の言葉で素敵なお手紙を寄こしてくれた男の子。本当にありがたい事です。何より、心にとめてくれた事が一番うれしいです。職員の間でも『創立41年ですね!!!!!』なんて、話題にも上がらないのに・・・・・。
 そしてこのお手紙を朝の放送でみんなに読んであげました。子ども達は真剣に聞いてくれて、本人はとてもうれしかったと、家に帰ったらすぐにお母さんに話したそうです。そしてまたお母さんがその旨を連絡帳で寄せてくれました。その中には、子どもがこの話をしてくれて初めて親も気づいた事、開園記念日を誕生日ととらえ、おめでとうと祝う心が子どもから出た事、この子どもの気持ちを受け止めて、みんなに紹介してくれた事、などなど子どもの気持ちと向き合う事を親が教えられたと書かれていました。
 毎日毎日、忙しく流れて行ってしまう一日に、ふと感じた気持ちを表したり、気がついたり、私たち大人は、特に子どもと向き合っている教員は、一つ一つの出来事をきちんと丁寧に子ども達に伝える必要があるなーーー、とまた改めて感じました。子ども達の心はどこで、どの様に動くかわかりません。私たち教員は毎日真剣勝負で子どもと向き合わなければいけない、と言う事です。創立42年に向かってまた一歩一歩、歩みを進めて行きましょう。子ども達からいつまでも『おめでとう』と言われるように。

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25:≪真っ赤な秋?、冬?≫

 年少のクラスで『まっかな秋』の歌を歌っていました。この歌詞の状況が11月下旬のお山にあったので(写真下)、その事を話してあげると、子どもたちの顔がみるみる微笑み、やさしくなりました。先生にも、『せっかくこんな環境があるのだから、この野外の下でこの歌を歌ってごらんなさいよ』『子ども達は何かを感じ取るかもしれないよ』と言っておきました。先生自身が季節の変化や活動の環境、導入にもっと敏感にならなければいけません。
 まっかだな まっかだな つたのはっぱがまっかだな もみじのはっぱもまっかだな しずむゆうひに てらされて まっかなほっぺたの きみとぼく まっかなあきに かこまれている

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24:≪ヤッホーーーー、木更津だより!≫

 木更津のMさん、元気ですか?なんとこの呼びかけに気がついてくれたお母様が、いらっしゃいますよ。木更津は温かいですか?まっ、こちらもそんなに寒くないけどね!まさに温暖化だから。今度そちらの仲間が増えそうですよ。えーーーーー、しっー、もちろんまだ内緒ですが・・・・。じゃ、またね。

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23:≪懇談会を終えて①≫

 後期が始まってもう1カ月が経ちました。足早に秋が深まり、この秋?冬?一番の冷え込みもやって来て、今年もあと2カ月ですね。
 秋の懇談会はインフルエンザが大流行の中、行う事になってしまいましたが、多くの方のご出席をいただきました。ありがとうございました。その中で、今年度から始めて取り組みます『学校評価』のアンケートもお願いしましたが、こちらも多くの回答を寄せていただきました。この結果は年度末に公表し、次年度へ繋げたいと思います。
 その中には、涙が出そうなくらい日頃の取組みに感謝している旨を綴って下さった方もいますし、少々辛口の意見ももちろんありました。そのひとつに、『出される文章やホームページに誤字脱字が多い』とお叱りのご意見や、『質問の意味がよくわからない』『全体の活動の様子がよくわからない』『一般開放をもっと増やして欲しい』などのご意見もいただきました。この評価はご説明しましたように、『いい・悪い』の判断に使うものではなく、次への一手となる方向性を確認する材料にする物なので、いただいた皆様の声を生かしていかなければなりません。詳しくはまたご報告いたしますが、早速このホームページや手紙類の校正は徹底して見直しましょう。気をつけます。

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22:≪懇談会を終えて②≫

 懇談会ではなかったのですが、在園児の保護者の方から22年度の新入園児さんの説明会で、『弟・妹がまた入園するが、通園カバンのサイズを大きくして欲しいです。お弁当が縦に入りません。』また『トレーナーの白は寒々しくて、かわいくない。グレーはいかがでしょうか?』ト要望をいただきました。実際のカバンの大きさは少しちいさいですと、先生方からも意見をもらっていましたし、私も白のトレーナーは汚れが目立ち、シミ跡が残ると思っていました。素材や着用感は合格点をいただいたので、すぐに話を進める事にしました。せきぐち制服でもカバンのサイズ変更は話が出ていたそうですが、来年度のお渡しは12月に予定しているこの短期間では工場の製造システムを変更するのが難しいとのことで、23年度から変更する事に成りました。もちろん生地多くかかり、うちポケットの形態も変えることから金額は若干上がりますが、使い勝手は断然良くなるものにしたいと思います。トレーナーのグレーは先生のトレーナーを見て『いいよね!』と成りまして、同じメーカーの子どもサイズを取り入れました。かわいいですよ。22年度から着用して下さい。

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20:《こんにちは、こども環境管理士です。》

 えっ、何々?『こども環境管理士』って???
 はい、実はちょっとマイナーですが、今の時代にはこの資格を持った幼稚園教諭や保育士がとても重要な役割を果たすと思っている、昨年資格を取得した笠原 逸子です。いつもホームページをご覧いただいている在園児の皆様、ありがとうございます。そしてこの『こども環境管理士』資格を取ろうと思い、このページを開いていただいた幼稚園の先生や保育士さんはじめまして。
 皆様は日頃子ども達と、どんな思いを持って接していますか?教育環境が毎年変わっていく中、子ども達の育ちの様子にも変化が出ている事は事実ですが、本来子ども達が持っている感性(sense of wonder)は全く変わらないと、私は考えています。何が変わったかと言えば、それは子ども達がこのワンダーな思いに接する事が少なくなった事、そして一緒にそのワンダーを共感してあげられる大人が少なくなった事です。もちろん地域の環境が変わり、自然と親しむ事は難しくなったかもしれません。でも幼児期に自然と親しむ事の大切さ、重要さを知っているまたは伝えられる大人がいれば、少ない機会でも子ども達のワンダーを呼び起こす事が出来るのです。その為には自分が多くの身近な変化に気づき、体感し、感動し、五感をフルに使ってまず自分の思いを表現する事です。これがすなわち子どものsenseと共感する(できる)大人の存在=こども環境管理士に成るのです。きっとこども環境管理士はこれから多くの事を社会で発信していける存在になると思っています。自然と接する事がなぜそれだけ重要か。それは自然にはマニュアルが無いからです。まったく同じ状況は無く、その時感じる、または体験する出来事は一つ一つが新しい発見に成り、感情に成るからです。楽しさ・うれしさ・やさしさ・驚き・戸惑い・悲しさ・ワクワク感・ドキドキ感・痛さ・怖さが全て子ども達の成長の糧なのです。この事をよく理解し、そのような環境を整える、それが私達、こども環境管理士です。と同時に私は、社団法人日本ネイチャーゲーム協会のリーダーとして、また財団法人日本野鳥の会の会員として、人々に人知れずひっそり生きる生き物の生態とその大切さ、それらが生息する環境の重要性と人との繋がりの尊さを伝えています。
 各紙の新聞や、テレビ出演等でご紹介された方もいらっしゃる様で、頼もしい限りです。少しでも私達の存在がこれからの子ども達の成長に役立てる様に、頑張りましょう。私も益々感性を研ぎ澄まし、子ども達に負けないワンダーを体験したいと思っています。在園児の皆様、この資格に興味がある方や、これから資格を取得してみようと思われる方は、財団法人日本生態系協会のホームページをご覧ください。私達の活動がほんの少し垣間見られると思います。

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18:《運動会、運動会、運動会!》

 今年は一週間も前から運動会当日は『晴れ』の予報だったのであまり心配せず当日を迎えるはずだったが、いざ当日の早朝はどんよりと雲が立ち込め、いやーーーな空。また去年のような事に成りはしないかと、すぐにお天気チャンネルをつけると曇りながらも降水確率は0%だったので、なんとかできるとほっとしながら家を出る。
 そして迎えたパワフル運動会は本当にまとまった良い運動会となった。年中さんは前の週に行ったリハーサルでピークに達してしまい、もう運動会が終わった充実感、満足感が子ども達にも漂っていて当日はどうなるかちょっと心配したが、もう一度きれいなポンポンを持ち、冠をかぶったり、腕輪をつけたらその気になったようで、本当にリズムに乗って、楽しそうに遊戯を踊る事が出来た。『アニメの選曲ばかりではたしていいものかと』、許可を出すのに少々迷ったが、子ども達がよく知っているまた親しみのある曲を使う事は、決して悪くない事も見せてくれた。先生達の振り付けにも私は合格点を出したいと思う。
 学校の教科で『幼児体育』または『音楽リズム』と言う単位があるが、その中で曲に振り付けをして体操を考える時間がある。独創性と想像力、リズム感などを駆使して6人(年中組付きW先生も含む)のチームワークが見事に発揮され、それに子ども達が自ら楽しんで答えたと感じる。ある保護者の方からも、【会全体がまとまっていて、大変楽しかった。年中さんがとても立派で驚いた。祖父母も見に来ていたが、とても感激したと同時に、どれほど練習したかが見てとれて、先生方のご苦労を痛感した。また会が盛り上がる要因の一つに男性教員の存在が大きいと思う。】と、ご意見をいただきました。有り難い限りです。
 驚いたと言えば、今年の年長さん!おそろいのTシャツを着て、真っ赤な団扇を手に手に持って一致団結するクラス。また横断幕ならぬ応援暖簾のような旗を作り、観客席の後ろに掲げるクラス。このような現象は初めてだ。保護者の方々の子ども達を盛り上げようと並々ならぬ熱意が感じられた。家族が一体となりこの運動会を楽しんでもらっている事が解り、教育の一環の行事に過ぎないが、親子の絆や関わりが少なくなっていると懸念されている昨今だけに、貴重な体験の場となっている事が私たち教員には実に充足感が得られる成果となった。さてその年長さんは、毎年素晴らしい組体操と遊戯を見せてくれる。今年もアンコールを掛けようかと思うほどカッコよく発表できた。子ども達もさることながら、担任の先生の必死さも伝わっただろうか。他のクラスとライバル意識やなんとか子ども達のやる気と集中力を当日に持ってくる技は、指導力の賜物ではないだろうか。マスゲームではこの指導力が十分に発揮できたが、鼓笛隊では練習当初から迷いがあったようで、中々思うような成果が得られなかった。当日はなんとかリズムがずれることもなく3回の合奏を終えたが、その練習経過を見ているといかに指導者は自分の中で事を把握し、確信と情熱を持って子ども達に当たらないといけないかがよく解る。今年の反省を元に、また来年ひとつ大きく成長する子ども達にとって、そして家族にとって貴重な体験の場となるように頑張りましょう。保護者の皆様の応援がエスカレートする事はご遠慮願いたいです。(気持ちは大事ですがどうぞご理解を…)

おまけ・・・退職された先生方、子ども達への応援、ありがとうございました。そしてM先生、いつもこのページを見てくれてありがとう。次からは木更津だよりなんてコーナーを作りましょうかホホホ。

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17:《仕事もお山も秋の気配》

 9月になり朝晩は涼しくなりました。皆さん、寝冷えしていませんか?季節の変わり目は体調を崩しやすいですから、どうぞ気をつけて下さい。
 さて、毎日体温をしっかり測っていますか。強毒性のの鳥インフルエンザを警戒していたのに、気が付けば豚を媒介とする新型インフルエンザが世界中で猛威を奮っています。私たちはどうしたらよいでしょう。政権も交代して、今までの医療システムも変わる事が考えられますし、多くの情報に振り回されずに、家庭や幼稚園で出来る予防をしっかりやって感染症に備えましょう。検温カードをくちゃくちゃにしないで下さいね。毎月交換しますが、一応登園できるかどうかの目安ですから、毎日大変でしょうがご協力お願いします。そして今年も未就園児さんの遊び会、『みんなおいでよ!』です。もうこんな時期になりました。ほとんどのご家庭では幼稚園選びが終わっているのでしょうか?今年は反応が少なく秋風がピューピュー吹いています。6月までは見学の方も多かったのですが、ちょっと心配です。お山ではススキが穂を出し、早いものは花が咲きだしました。風になびくススキは本当に日本の秋を演出しますね。今年は9月5日と10月4日が満月です。このススキを飾ってお団子を食べましょうかね!ゆっくりと月でも眺めたいところですが、これから12月まで怒涛のように忙しくなり、ゆっくり物事を考えられる余裕がなくなりますから、体調管理をしっかりして乗り切りましょう。7月いっぱいで副担任が退職した『れんげ組』もお陰様で諏訪先生が引き続き就いて下さり、子ども達が不安を抱く事もなく運動会の練習を他のクラスと同じように進めています。いえ、れんげさんが一番上手なくらいみんな(香奈先生が一番必死ですが)頑張っています。リハーサルでは可愛いお遊戯を見せてくれました。当日は若いパパ・ママがキャーキャー言うのでしょうね、きっと。我が子は何よりも可愛いですからね。(今からでも一人生んでみたいものです・・・・卵でね。)

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16:《夏休み特集!!!!見て視て、私たち。》

 皆様、夏休みをいかがお過ごしですか?もうすぐ幼稚園も始まりますが、今年も楽しい思い出を作る事が出来ましたか?台風の影響で大きな被害があった地方もありますので、復旧作業が早く進み、1日も早く日常生活が整う事をお祈りしています。
 さて、この夏の虫たちとの出会いをご紹介しましょう。私、写真の技術が今一つのため、なんとかご覧いただける物をあげてみました。他にも色々な虫たちとの遭遇もありましたが、まずは見てください。知っている虫も知らない虫も、昆虫は実に不思議で面白いですよ。何てったって、地球は虫の星(惑星)ですから!まだ名前もない虫たちがうじゃうじゃいるそうですよ。

〈蝶の仲間〉
①ヤマトシジミ:シジミチョウ科。

ポカポカ広場ではおなじみのシジミ蝶です。カタバミというハート型のグランドプランツを食べますので(幼虫は)きっと気をつけてみればどこにでもいます。庭先の花壇などにもいます。

②ベニシジミ:シジミチョウ科。

きれいな翅ですね。シジミ蝶が好きな人はこの蝶のファンが多いです。こちらも畑や草地に住んでいます。

③アカボシゴマダラ:タテハチョウ科。

本当の生息地は奄美大島なんですよ。でも最近の温暖化で生息地域をどんどん北上させているようです。日本が亜熱帯になって来ている傾向でしょうか?

④ナミアゲハ(夏型):アゲハチョウ科。

こちらもお馴染みの蝶ですね。でも、交尾も写真はちょっと珍しいでしょう。お互いが出会ったらすぐ雄が反転しました。しばらくはこの形で動きませんでした。(上がメス、下がオス)

〈セミの仲間〉
①ミンミンゼミ:セミ科。

夏はやっぱりセミでしょう。代表選手の『ミーンミンミン』です。セミの仲間をカメムシ目と言いますが、口が注射器のようになっていて植物の汁や樹液、昆虫の体液を吸っています。そばへ近寄るとオシッコをかけられると言うのは、飛ぶために体重を減らすからですよ。鳥もそうですが・・・。

〈トンボの仲間〉
①コフキトンボ:トンボ科。

もう一人夏の代表選手です。トンボ。シオカラトンボはもう少し色が薄く、目が緑色です。オオシオカラトンボは後ろ翅の付け根が黒いです。よってこれはコフキトンボと思われます。ポカポカ広場の池には4種類のヤゴが確認できました。誕生が楽しみですね。

〈カミキリムシの仲間〉
①ノコギリカミキリ:カミキリムシ科。

ちょっと見るとゴキブリみたいだけどこの長ーい触覚が特徴。夕方に林の中を盛んに飛び回ります。カミキリ虫が木に傷をつけるからそこから樹液が出て虫たちが集まるのです。

〈ナナフシの仲間〉
①ナナフシ:ナナフシ科。

ヒヤー、大きいナナフシですね。じーっと動かない時はこのように前の2本の足を体にくっつけているんですね。これで逃げ足は結構速いです。その時はいきなり6本の足を大きく広げて逃げていきます。枝にそっくりの体で擬態しています。虫のくせに翅がないんですよ。

〈バッタの仲間〉
①ショウリョウバッタ:バッタ科。

これから皆が毎日のように捕まえてくるだろうショウリョウバッタ。立派なメスのアップの写真です。面白い顔してますね。オスの方が一回り小さく、飛ぶときにキチキチと音を出します。秋はバッタ類がたくさん来るように計画して管理していますからね。

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