< 卵塊 >

今日はまた寒いですね。

アズマヒキガエルは地中の温度が6度になると地上へ出て産卵に向かうとされています。自分が生まれた池や沼に戻り、そこで相手を見つけるのですが、一斉に同じ日に出てくる確率は、それほど高くはないのではないでしょうか!

その中で毎年きちんと受精して、次の命を残すなんて、命って不思議ですごい事ですね。

その卵です。

ほら、いっぱいあります。透明な膜に包まれて、卵殻を守ります。

みんなが1年生になり、年中・年長になった4月には小さな、真っ黒なオタマジャクシが誕生する事でしょう。

おまけに、春の様子を撮って来ました。

ヨモギです。どなたか草もち作って下さーーーい。

これはフキ、のお花。白い花を付けため株です。このような花の付き方を頭状花序(トウジョウカジョ)と言います。タンポポやヒマワリがそうです。

もうひとつ。ちょっと嫌な匂いに最近気がつきませんか!よく垣根にも使われている高木ですので、ご存知の方も多いかと思いますが、

ヒサカキ(ツバキ科)です。栗の花の香りに似ていますが、少々難ありです。でもお花はとてもかわいらしい、白い花です。秋には黒い実を付けますが、これが鳥たちの大好物。だから匂いがあんまりでも、貴重なお花。

 

お山の歳時記、いろいろです。ちょっと気を付けていれば、すぐそこに季節を感じる事が出来ます。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:51