< 年末近し >

今年も残り少なくなりました。

今日は「冬休みが始まる日」として、子どもたちにお休み中のお話をしましたが、

みな真剣に聞いていました。

「いかのおすし」のこと。「クリスマス&お正月」のこと。

「オミクロン株の事」、そして退職する先生がいて、赤ちゃんが生まれること。

幼稚園保育の中で妊婦さんがいる環境はあまりありません。

そうです、ほぼほぼ結婚と同時に退職される方がほとんどですので。

妊娠した先生が現場にいる環境は、幼児にも新しい感覚だと思います。

赤ちゃんはお母さんから生まれるので、きっとお母さんはお家にいる存在でしょう。

「みんなもお母さんのお腹から生まれた事」「動物(哺乳類)はみんなお腹から生まれること」

などなどお話しして終わりました。

最近は幼稚園でも性教育を取り上げるところもあるようです。

幼い頃から男女の違いや、誕生するメカニズム、そして男女とも同等の生きものであることを伝えなければいけませんからね。

 

年末を迎え何となく気ぜわしく成る頃ですが、

今年もコロナに追われながらの日々でも子どもたちの元気な声に励まされ、冬休みを迎えます。

皆様に於かれましても怪我や事故に気を付けて、年末年始は心穏やかに新年を迎えてください。

幼稚園の預かり保育は28日までです。

2号認定の方も年越しは大忙しかもしれませんが、お休み中はゆっくりと子どもと向き合って

後回しにしがちな子どもたちからの小さな発信を、

見逃さないようにしっかりと受信して、寄り添ってあげてください。

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 16:08

< ジェンダー平等ってどういうこと・・・ >

現在学校評価のご意見をいただいているところですが、

その中にこんな疑問が記載されていました。

「ながつた幼稚園はSDGs宣言をしたのに制服があるのはおかしい」

というコメントです。

さて、国連の掲げたSDGs、169のターゲット/17のゴールには男女の社会的平等を強く謳っています。

そうです、その通りだと私も強く思っているところですが、

この事と制服が男女別にあることが直ぐに結びつくとは思っていません。

地方でも都内でも中学や高校が制服の選択をオープンにし始めました。

これは、「どちらを選んでもいいよ」、という表示であって、制服を廃止する必要があるかの問題ではないのです。

生物学的には動物植物全てで性は存在し(雌雄同体の生命体もありますが)、それぞれの役割を担っています。

それも忠実にその役割を熟していて、現在まで種が保存されてきました。

そしてその生態や繁殖は大きく環境によって左右されてきたわけです。

そこで制服に戻りますと、幼児期の子どもたちに男女の価値を同等に感じさせる、又はみな同じ権利を持っていることを肌感覚で身に付けさせることを目標としているながつた幼稚園のSDGs宣言では、

いきなり男女差が分かる制服を否定するのではなく、

今の自分に合っている服を選ぶということでしょう。

制服は私立学校にとってはその校風や存在価値をアピールする大切なアイテムです。

ましてや幼児期ならではの、着用してみたい衣装の一つでもあるでしょう。

職業によってはその制服が着たいがためにその仕事を選ぶ方だってたくさんいます。

要は自分をアピールする重要な要素になっているのが制服だとすると、

男女平等=制服の廃止にはつながらないと考えます。

もしも今後、幼児期でもズボンやスカート、夏のポロシャツやワンピースを着たい方で選びたいとなったら、

その時にユニセックスの制服を取り入れるとか、

男女関係のない制服スタイルに変更するなど、考えてみたいと思います。

今のところは保護者の方の当たり前の選択で男女それぞれの制服を選んでいらっしゃるでしょう。

それでいいと思います。

年齢が成長するにつれて自分の性に違和感を持ち、着ている服装についても考える子が出て来るかもしれません。

その時に、その子の思いを汲み取ってあげ、周りがそれを受け入れてあげることが、

国連が掲げるジェンダーの平等、あるいは社会的マイノリティー(LGBT)への理解に答えることになるのではないでしょうか。

昨年お遊戯発表会の劇中で、女の子に混ざってピンクの衣装を着け「花の精」役を希望した男の子がいました。

先生もクラスのみんなも何の抵抗もなくその役を認め、立派に発表していました。

どこから見ても女の子の役割と思っていたのは大人たちで、

子どもの中ではなんの違和感もなく、普通にそれぞれの役割を選択した一つだったのです。

私は気付かされました。

これが男女の格差を無くしていく始まりなんだと。

どの子がどんな表現をしていても、大人の考える固定観念で見ることなく、

そのこの気持ちややろうとしている事の真意を聞いてあげ、認めてあげることだということです。

今はSDGsがブームのようになっていますが、きちんと正しく理解しないとまた別の固定観念が出来、

益々生きにくい、生きづらい世の中になってしまいます。

まだまだ宣言を発出した側は取り組まないといけないことも多いですが、

まずはこの宣言の意味するところが教職員と子どもたちの体の中に、空気のように沁み込んで行くことを期待したいと思います。

 

 

< 今年もコロナ禍での創立記念日です >

オミクロンというギリシャ文字第15番目の名が付いた変異株の動きが大変心配な師走ですが、

今年も12月4日で53回目の創立記念日を迎えます。

お陰様で何とかまた1年進めることが出来ました。

多くの卒園生と保護者の皆様、そして教職員の方々に支えられ、続けて来られた幼稚園教育です。

昨今の幼児を取り巻く環境は本当に様々な業態が進出してきている中、

純然たる私立幼稚園としての自負と自覚を持ち、これからも地域社会へ貢献すべく、

のびのびと逞しい、そして子どもらしい幼稚園生の姿を目指して頑張ろうと思います。

今後ともどうぞご支援をお願いいたします。

Filed under: 世界,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 17:02

< 冬が近づいてきました。無駄のない熱源の利用をいたしましょう >

22日は小雪という日でした。雨が雪に変わる日となっています。

朝晩の気温が下がって、冬を感じる今日この頃となりました。

代休と祝日を終えての今日の登園状態は、やはり少し欠席者が多くなっています。

鼻水や咳でお休みしている子が全体で14名出ています。

他にも私用/歯痛/おでこの怪我/捻挫などの理由もあります。

どちらにしても少し増えてきたようですので、日常の体調管理をこれからも続けてください。

エアコンをご自宅で使っていらっしゃる方も多いと思いますが、

公共料金やガソリンの値上がりも聞こえています。

寒くなる中上手な消費の仕方を心掛けたいものです。

消費電力や燃料の賢い使い方を知り、上手く作動させましょう。

エアコンは運転切り替えを「自動」にし、設定温度は22℃。

すると内蔵されているICチップがせっせと働き、外気と内気の差から、快適な温度を目指して運転を始めます。

これを継続することで一番効率よく、消費電力を節約して機器の最大のパワーを発揮するようです。

幼稚園のエアコンはどれも業務用です。

賢く運転させないと誤作動はもちろん、必要な経費も膨大になってしまいます。

先生方にもこの使い方を心掛けてもらい、地球にやさしく、人には快適な生活空間の維持を助けてもらいましょう。

何をするにも賢く知って、それを上手に利用することです。

本格的な冬を前に家電品の本来の使い方、そして熱源の最低利用と無駄の消失を常に頭に入れて、

ホカホカの冬を楽しく過ごしたいものです。

< 月がきれいです >

夜が早くなってきました。

寒さが増してくると夜空がきれいになって来ます。

星を見上げていますか?

今は月がきれいですよ。月齢でいうと調度半分くらいの7,6。

そしてすぐ近くに煌々と輝いているのは木星です。

望遠鏡をお持ちの方はどうぞ見てください。

代表的な衛星4つが見えますよ。イオとかエウロパとかね。

ふーと息を吐いて晴れた夜空を見上げてみると、別世界へ連れて行ってくれます。

日々のあれこれにお疲れもありますから、一時宇宙空間に身をゆだねるのも秋の夜の特権かもしれません。

朝晩は寒くなって来ましたから体調管理をお願いします。

コロナ管理と風邪防止管理。まだまだ続きますよ。

どうぞよい週末をお送りください。

〔本日の欠席者〕

年少:2名(私用) 年中:4名(私用1,風邪2、他1名) 年長:0名

みんな元気でいいですね。

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 17:22

< 本、読んでますか? >

今日までの期間ですが、読書週間でした。

本、読んでますか!?

時間がなくてゆっくり読めない方も多い事でしょう。

私もそんな一人ですが、最近読んだ本をご紹介しましょう。

まずは、「ザリガニの鳴くところ」です。

今年の本屋大賞翻訳部門の大賞を獲得した本だったそうですが、

とにかくタイトルに興味を持ち開いた最初のページから、

ドーーーーーと読みふけってしまった本でした。

来年映画化もされますので、益々楽しみです。

私が憧れる世界観で生きる女性の物語です。

だいたいザリガニは鳴くでしょうか?ハサミがギチギチはいいますが、鳴くという音声は無いように思いますが。

それくらいザリガニも鳴きだしそうな大自然の奥の原野(湿地)で起きる出来事なのです。

いえ人生なのです。衝撃の真犯人には「やっぱりな・・・」という感触もありました。

そうです、殺人事件が起きるのです。

しかしながら推理小説やミステリーではなく、アメリカの古い時代そして人種差別が歴然と残った社会の中での出来事です。

読み終わった私はどうしてもこの湿地の風景を見たくてたまらなくなりました。

そう思っていたら映画化の話です。さて、どんな自然が現れるでしょうか?

イメージ通りの大自然を表現することが出来るかが、一つの見所です。

作者はアメリカ人のディーリア・オーエンズ。アフリカのカラハリ砂漠で7年間も夫と二人、動物の行動記録を取っていた人です。

次はこの新型コロナのお話しです。

こちらも単行本を買って読み直してしまいました。

まさに驚くべき洞察力で調査力で、現代に起きている新型ウィルスで世界中が大パニックになることを予言した、

こちらは日本を代表するSF作家の小松左京氏の「復活の日」です。

まあびっくりするほどの内容で、読んでいて恐ろしくなりました。

30年前にこんな世界を想像できたなんて、本当にこの2年間の世界中の様子を経験してきたかのように描かれています。

最後には原爆で南極を除く世界中が破壊される結末ですが、南極に残った人間が復活に向けて歩き出す物語です。

ご存知の方も多いでしょう。「日本沈没」も有名ですね。

という具合で、朝早く起きて読書する習慣を付けてみました。

朝は頭が冴えているので読み進むんですよ。夜は1行読んで寝落ちですから・・・・^^:

いろいろな本に出合うことは世界が広がり、想像の旅が出来ます。

 

 

< COP26 やっています >

イギリスのグラスゴーで開かれているCOP26会議(国連気候変動枠組み条約第26回締結国会議)の会場に、

竜盤類ケラトサウルス系の恐竜が現れて話題になっています。

Twitterをされている方は見られると思いますが、

この恐竜が私たちは実行する時だと、マイクをしっかり調節して訴えます。

彼らの絶滅の原因は小惑星の地球への衝突だということを理解しながらも、

現在起きている温暖化に対処しないと絶滅が近いと、各国の首脳並みに演説しています。

2分半という演説時間も守りながら、自分たちの絶滅になぞらえて訴えるその姿はなかなか迫力がありました。

さあ、私たちには何が出来るでしょうか。

議場へ駈け込んで演説することは出来ませんが、家庭から出る二酸化炭素の削減には、

その気があれば幼稚園生にも出来るはずです。

今日まさに、幼稚園のメダカの水槽が間違っていると訴えて来た年中の男の子がいました。

メダカの家にゴミが混ざっているのはおかしい、これを取ってくれと言うのです。

水の中にゴミが一杯あるのはダメだということを理解してくれました。

こうしないために私たち大人には出来ることがあり、まずはそこから意識を持って取り組む必要があります。

経済第一主義は温暖化を加速させ、人類滅亡へ道を開くだけです。

かといって、暮らしを立てて行くためには働き、流通する通過を得る必要があります。

自給自足の生活をしている人もいますが、インフラを得るためにはどこかで何らかの二酸化炭素産物を利用しているはずです。

どれだけそれを少なくするかが、人間の進化を問われるところでしょう。

知恵を出して出来ることをやってみましょう。

子どもの頃からECO生活を体感する環境を作って行きましょう。

30年後の社会が少しでも穏やかな大気(気候)になっている事を願わずにはいられません。

< 下弦の小満 >

あっという間に10月も終わってしまいます。

今日は丁度半分のお月さま。朝から月が見えていると子どもたちは不思議そうに見上げます。

月探査機の「かぐや」も回っている事だし、宇宙についても興味を持って研究して欲しいと思います。

気が付けば日暮れが早くなって、晩秋のもの悲しさを感じます。

お山の紅葉はこれからですが、北風に吹かれる木々では、冬ごもりの準備が始まります。

今日はどんぐり植のお話もしました。

どんぐりは木の実。小さな芽からやがて大きな巨樹に成長し実を付けます。

この実は多くの生きものの食料となり、循環することで林や森を再生します。

イギリスではCOP26の国際会議も始まります。

月の姿が毎日変わるように、刻々と変化する地球環境に、世界の指導者は勇気を持って、そして先を見つめたビジョンを持って、

これからの社会構造の改革を語って、そして実行して欲しいものです。

月が二つあると面白いのになーーーと時々思います。

スターウォーズに出て来る惑星の一つに、衛星が並んで二つある場面があります。

この衛星を背景にアナキン・スカイフォーカーが理力の話をするのです。

ということで、肌寒さが続くようになりました。

皆様も体調管理を良くして、風邪を引かないように注意しましょう。

来週は新しいお友達を迎えます。

またまたいろいろな子どもたちに会えるのが楽しみです。

日曜日は選挙に行きましょう。

私たちが持つ権利を行使しましょう。

これからの社会にどんな制度や法律が必要か、今の幼稚園児が社会を支える30年後に向けて、

ビジョンある政党を選びましょう。

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 17:37

< Twitter 始めています >

遅ればせながらながつた幼稚園 SNS を始めました。

Twitter です。使い方が良くわからないまま進んでいます。

それでも発信の重要性を強く感じますので、

いろいろなツールを使ってながつた幼稚園を知ってもらいたいと思います。

日々の様子を写真とコメントでお届けします。

導入している方は是非ご覧ください。

まずは目標100人の方を目指したいと思います。

 

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:13

< 鉄道の日 >

今日は「鉄道の日」ということで、多くのサイトで鉄道に関する話題が出ていると思いますが、

ながつた幼稚園でも鉄道好きはたくさんいて(特に子供たちに)、プラレール展示ケースは毎年大人気の幼稚園スポットです。

そして毎朝私の机の横の窓口へ来る男の子も、それはそれは鉄道好きです。

各地の路線と駅名を知っていることにびっくりすると同時に、

さながらその場所へ行って来たかのように話をしてくれます。

今までの旅は、

・北海道千歳線

・小田急小田原線

・箱根登山鉄道

・青森青い森鉄道

とまあ次から次へ旅は止まりません。

コロナの時期に、バーチャルで日本中を旅できるのですからいいですよねーーーー。

その子によると、旅番組を作っていて、各駅のお食事処を探しているようです。

焼き鳥/ラーメン/寿司、そして居酒屋さんを探しています。

タクシーの運転手さんに聞くのもいい方法だそうです。なるほど!!!

それはそれは嬉しそうに話す姿は、本当に電車が好きなんだな・・・・、

と私まで幸せになって来ます。

鉄道一人旅はこれからも続くのでしょう。

本当にどこかの鉄道に乗って、遠くへ旅をしたい今日この頃です。

お食事処があるといいのですが・・・・^^;

 

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 16:02
Page 5 of 50« First...34567102030...Last »