< おめでとう、45年 >

初冬の曇り空をいかがお過ごしでしょうか!

本日は創立記念日のため休園でした。お陰さまで、45年目を迎えます。

この日は神奈川県に私立学校(幼稚園)としての許認可が通った日です。

1968年12月4日に認可を受け、翌年の4月から初入園児を受け入れました。

初年度は2クラス60名ほど。

それから44年が経ち、12クラス384名の子どもたちが集います。

大勢の先生方に支えられ、入園してくる子どもたちの成長に全力で当たり、保護者の皆様のご理解とご協力を得て、今日まで幼児教育一筋に歩んで参りました。

前理事長の開園の志を忘れず、地域の皆様の信頼を背負って、日々精進して行きましょう。

毎年心を寄せてくれる卒園児や在園児の子どもたちと保護者の方に、最大の感謝を込めてこのページをお送りします。

これからも学校法人長津田学園ながつた幼稚園をどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとう!ちひろ君、おとや君。

< 原子炉の日 >

さて12月です。1年は早い。また師走がやってきました。

そして今日は原子炉の日だそうです。

原子炉といえば福島原発の1号機。

原子炉そのものが溶けて落下。それを冷やすために入れられている冷却水が漏れています。

NHK特集のこの汚染水漏水番組は、「やはり日本はもうダメだ・・・」という気持ちになりました。

日本は水の国。四方を海に囲まれ地下水や湧水も豊かな国だ。険しい山野がもたらす恵みにはいくつかありますが、

雨水が清水となって湧き出し、海へ帰っていく循環システムもその一つ。

この豊かな森林が豊富な清水を作り出し、海へ注ぎ込むことで漁場の環境が保たれている。

その天然水がこの原子炉にも容赦なく流れ込み、本来は田畑を潤し海の資源になるはずが、

漏れ出した放射能物質がこの豊かな水までも死なせていく。

何十年、何百年後にまで影響を与えるだろうこの問題。

覆水は盆には返らないのだから何とかして方法を見つけ、恵み豊かな天然水が汚されないようにして欲しい。

懸命に作業する人々を思うと頭が下がるが、これほど難しい、そして厳しい問題を抱えているのに尚、原子力発電を推進しようとする国の方針は、どう考えても国民の理解は得られないだろう。

使用済み核燃料を一体どこへ処分をするのか!という問題もある。

世界では水を巡るビジネスが活発で、多くの地域が飲み水を得るのに苦労している。

日本の豊かな水が豊かなままで利用できるのは後どれくらいになるのでしょう?

これ以上きれいな水を無くさないように、私たちが毎日普通に使ってる水を汚さないように、そして大切に、無駄にしないように、せめてそのくらいは心掛けましょう。

せめてこれくらいは意識しましょう。

昨日の番組は本当に怖い、今起きている事実を綴っていました。

Filed under: こども環境管理士,世界,社会情勢 — itsuko 17:44

< 自然災害の驚異 >

フィリピンのレイテ島の台風、高潮被害が深刻です。

想像できない台風。どんなに怖かった事でしょう。

日本を襲った地震に津波も最大規模の自然災害ですが、この原因は地球という星が持つ、人間にはどうにも止められない性格の災害です。

しかし台風は、それもこれほどの規模の台風は、その原因が地球温暖化を一因とする事はまちがいないと言われています。

どうしたらいいのでしょう、私たち人間は!

まずは多くの援助が行き届いて、少しでも早く落ち着けるようになる事を祈るばかりです。

同時に心が痛いのは、東日本大震災の時もそうでしたが、

多くの野生動物が同じように被害に遭っていることも心の隅に置いて下さい。

丁度日本から冬を越すために多くの渡り鳥がこのフィリピン諸島周辺を目指して戻っていた時でした。

ハチクマというタカの1種もインドネシナ半島で冬を過ごします。

それでなくても年々数を減らしている夏鳥たち(日本で子育てをする種類)。

毎年幼稚園の玄関でかわいい顔を見せてくれるツバメもそうです。

きっと彼らの棲息状態も最悪の事になっているでしょう。

私に出来る事は何か。考える毎日です。

Filed under: 世界,鳥・トリ・とり — itsuko 10:15

< 過ぎゆく夏 >

大気が一揆に入れ替わり、酷暑の夏も終わろうとしています。

突然暑くなり、突然涼しくなる最近の夏。

明らかに気候が今までと違う事を感じます。

高知県でも雨は降ったでしょうか?摂氏40度は相当暑かったそうです。

(先日高知県から帰ってきた方に聞きました。)

でもひと夏の思いではきっと誰にでも毎年残るもの。

夏休み最後に出かけて横須賀美術館での夏の代名詞、「妖怪」またの名を「おばけ」展を見て、

浦賀沖の大型タンカーや豪華客船を見送って、京急観音崎ホテルでバイキングランチをいただき、私の夏も終わります。

久し振りに潮の香りを堪能して来ました。

うん、これも夏の思い出かな・・・・。

皆様の夏はいかがでしたか?

今年もあちこちで災害が多く、今も不自由な生活をしている方々もいらっしゃることでしょう。

第1原発では益々大変な事態に成っていますし、シリアでは化学兵器が使われた模様が報道されています。

どちらも最悪な事態です。

日本でも、世界でも、夏の余韻を味わっている暇は無いようです。

明日から幼稚園も始まります。

スイッチを「幼稚園」にして、またしっかり働きましょう。

自分の役割、担当をきちんとやりましょう。

ミンミンゼミも最後まで頑張っています!

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 09:45

< 終戦か・・・ >

もう68年経つのですが、日本ではまだまだその陰が多く残っています。

記憶は薄れて行っても現実は厳しい。まだ終戦じゃないんだよね、きっと。

沖縄の基地問題も中国・韓国の日本に対する戦争責任も、何度謝罪しても対処しても結局悪者にされる。

沖縄は何とかしないといけないが。

なぜもっと他の府県が基地を分担しないんだろう?神奈川県にはたくさん基地がありますよ。

一体本当の戦後処理はいつになったら訪れるのだろう。

どちらの国も前を向いて、これからの世界の、そしてアジアの平和を考えたほうがいいのに・・・、と毎年思う。

現在国が紛争しているエジプトやシリアは一体どうなるんだろう。

大変な数の難民が近隣諸国へ逃れて行っているらしいし、もちろん小さな子どもたちもいるだろう。

北方領土問題はいつ、どうなれば、条約通りに戻してくれるのだろう。

敗戦国としての責任はもう十分果たしているのではないでしょうか。

毎年夏はそう思う。

今日は少し風がさっぱり感じました。

湿度が下がったのでしょうか?ハシボソカラスたちも風に乗って遊んでいます。

彼らはよくウィンドサーフィンをします。もちろん上空でね!

こうしてまた1年、戦後が続くのです。

 

 

 

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 17:55

< 原爆と原発 >

今日は長崎で、6日は広島で、原子爆弾の投下を受けた唯一の被爆国、日本。

日本の夏はこの平和記念日を抜きには過ごせません。

広島へは行きました。やはり原爆記念館を日本人として見ておかねばいけない衝動に駆られました。

長崎にはまだ行っていませんが、これからこれらの地がどのように受け継がれて行くのか、

また生命に残した影響は今も続いている事など、

もっと世界は知る必要があります。

でも被爆国日本は、平和協定には賛同出来ない特異な国なのです。

それはアメリカに守られている事、隣国が核爆弾を保有している事、などなどからでしょう。

そしてもう一つの特異な理由は、あれほどの原子力事故がありながら、まだ原子力に頼らざる負えない国状です。

原爆と原発。どちらも同じ核物質ですが、使われ方は正反対。でも結局人間の英知では、まだ最終的な処理の方法を見つけられない。

福島第一原発はまだまだ危機的な状態です。汚染水が海に流失していると言います。

戦後68年経って発病する、放射能がもたらす致命的な病気が増えていると言います。

これから福島の処理も、被爆者たちの苦しみも、まだまだ続くという事です。

そういえばアメリカの有名な映画監督が記念式典に参列した事が報道されていますが、

アウシュビッツは多くの映画に成り、アカデミー賞も受賞しているのに、

なぜ原爆投下がもたらした事実は映画にならなかったのでしょうか!

あくまでも日本は戦争を引き起こした国で、そして敗戦国だから?(ドイツもそうでしょう???)でしょうか。

とにかく多くの事で日本という国は世界から見ても特異な国なのです。

極東の島国にはまだまだ多くの悲哀と矛盾が続き、

でも無くならない人々の修練と技、美と頭脳が満ち満ちている不思議な国なのです。

儒教でも仏教でもない、ましてや西洋の神様に委ねる信仰でもない、

万物全てに生命が宿り、自然の偉大なる恩恵の中で、種種雑多な妖怪までも隣人とする私たち。

これからもそこはかとない精神性で、原爆とも原発とも向き合って行くのでしょうか・・・・・。

とにかく世界平和を祈ります。

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 15:59

< ゴミ0の日 >

5月30日なので、「ゴミゼロ」 の日です。

ゴミの減量に努めていますか?

減量は体重だけでなく、ゴミも同様に努めましょう。

これも環境管理士には重要な使命です。

持続可能な社会の構築のためには、避けては通れない問題。

その一つがゴミ問題です。

ドイツや北欧の教育現場には普通にあるゴミに関する学習。

日本でも分別は当たり前の認識や、過剰な包装や無駄な流通への削減意識を身につけないといけません。

家庭ゴミの集積場所を人目につかない所にするのも無関心の温床です。

一度自分の手から離れたらもう他人事にならない様に、きちんと責任を持ってゴミも出しましょう。

エベレスト登頂で世界最高齢を達成した三浦さんの話題が世界を廻りました。

実はこのエベレスト、大変なゴミの山と登山者の渋滞が大問題になっているようです。

特にネパール側南東稜の第2キャンプはひどい状況のようです。

登山者の出すゴミ、使用済み酸素ボンベ、そして人間の排せつ物。

(ナショナルジオグラフィック日本版より)

世界文化遺産に登録されるだろう富士山も同じ問題を抱えていますが、

偉大な自然を残すには、人間の意識・認識も偉大に保たないと、その偉大さは荒廃していくという事です。

少しでも、身の周りのゴミについて考えてみましょう。

Filed under: こども環境管理士,世界,未分類 — itsuko 17:49

< いつも、ありがとう >

母の日に改まって、特に感謝の意を現わしていませんが、やはり母はいつも娘の事を思っていて、気に掛けてくれます。

本当に無償の愛に、「いつもありがとう」、と思っています。

いつまでも嬉々として、元気でいて下さい。

世界中のママが子どもを思い、世界中の子どもたちが親を思えば、争いは無くなるような気がしますが・・・・。

世界中のお母さんに、ありがとう。

 

Filed under: 世界 — itsuko 16:47

< 先勝 八十八夜で おめでとう > 

今日は無事に引き渡し訓練が終わりました。

連休の合間を縫っての訓練ですが、そのせいかお父さんのお迎えも多く、子どもたちにとっては年に1度のパパとの降園に成っているかもしれません。

主旨を良く理解いただき、皆様のご協力に感謝です。

大災害に備えて非常時は、どのように誰が、何を分担するか決めておいて、いざという時に備えて下さい。

全員時間内に引き渡しが出来、良かったです。

良かったと言えば、富士山の世界遺産登録!おめでとうです。

昨年夏に何気なく登攀成功をしました私としても嬉しいです。

ました日本人の心情に踏み込んで、そこを遺産としてもらえた事は、日本文化の精神性を世界が認めてくれた事になりますから、良かったですね。

今年もまた登るか!

そして良かったと言えば、今日は八十八夜。縁起のいい農の吉日とされています。

♪ 夏も近づく 八十八夜 (チョウチョイ)

野にも山にも若葉が茂る (チョウイチョイ)

あれに見えるは 茶摘みじゃないか (チョイチョイ)

茜たすきに すげの笠  (チョチョイ) ♪

チョイチョイって何? 合いの手のつもり!

放射能の心配も薄れて、これも日本ならではの食文化である緑茶の摘み取りが始まります。

緑茶は本当に体にいいようですから、新茶でも飲んで体をきれいにしましょう。

この日に摘んだ茶葉は長寿の薬とも言われています。

「 むさし野もはてなる丘の茶摘みかな」 水原秋櫻子

あの地滑りを起こしている茶畑はどうなったのかな・・・・、こちらは心配ですね。

そして良かったと言えば連休後半のお天気が良さそうな事。

洗濯物がたくさん干せて、私は嬉しい。

嬉しいと言えば、明日はH先生とN先生の結婚式!

人生の一大イベント、分かれ道?

どうぞ末永くお幸せに!

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 18:43

< 覚醒? >

幼稚園活動が始まって、訳のわからなかった子たちが目覚め始めました。

覚醒?でしょう。

ここはどこだ!ママはなぜいない!この服は何だ!この子は誰だ!

と今までの生活と全く違う事が周りを覆っている事に気が付きました。

家やママが恋しくて大泣きをする子が出始めました。

いいですよ。これも十分な自己主張。

目覚めてこそ気づきの始まり。

あれやこれやといろいろな手を尽くしてこの子たちの気分を盛り上げます。

アンパンマンの紙芝居を読んでくれる先生。

きれいに咲いたチュウリップを見に連れて行ってくれる先生。

ジオラマコーナーで電車の話をしてくれる先生。

と、それぞれの子どもたちと向き合います。

先生方には忍耐が必要ですが、これも修行の内。

この場面も数多くこなし、子どもたちの心と向き合う技量を習得して下さい。

時には一括する事も必要ですよ。その見極めを見に付けましょう。

こんな毎日を繰り返し、子どもたちはどんどん幼稚園に引き込みます。

お母様方はお家で出来る事をしっかりやって、送り出して下さい。

特に行き帰りの通園方法などは、よくよく配布物を読んでいただき、それに則した連絡帳での伝達をお願いします。

毎日一時もクラスを離れられない先生が、この不確かな連絡帳の確認のために5分、10分と時間を掛けて保護者の方に確認を取らなければなりません。

ももっこに何時まで預けるのか?早いお迎えにするのか?徒歩のお迎え(グラウンド)にするのか?プロジェクトへ行って、またももっこに戻るのか、帰るのか?お迎えが保護者以外の方に成るのか?

一つでも明らかでないと、担任はこの確認に動かなければなりません。

クラスを空ける事になります。(その間クラスには他の先生が当たりますが。)

特に今の時期は誰もが「1」からのスタートですから、お互いが出来る事をしっかりとやって下さる事がお約束です。

その為にもお母様方は毎日をしっかりと認識し、覚醒して下さい。

世界を騒がせている北朝鮮のあの方も、いい加減覚醒して欲しい所です。

ヨーロッパでの教育を受けたあの人に、誰か指導者としてのエッセンスを注いでくれる人はいないのでしょうか?

困ったものです。

 

 

Filed under: 世界,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 13:10