< ツバメが孵りました >

今年は一つだけとなったツバメの巣の卵が孵ったようです。

動物はどんな種も同じ。卵から孵った我が子をじっと見つめる親ツバメ。

初めて産卵する親かもしれません。毎年ここで孵している番かもしれません。

どちらにしても我が子との対面はきっと感動的で親としての自覚を大きくする時なのでしょう。

ほぼ母親が抱卵し、時々父親がメスに獲物を持ってきて、近くの電線で見守っていました。

父親も巣の中のくにゃくにゃな雛を、今朝はじっと見つめて飛び立ちました。

感動の瞬間ですが、人々はそんな事が起きているともしらず、ただ上から落ちてくるフンを気にするばかりでしょう。

身近な場所で野生動物が同じように子育てをしていることを知ってくださいね。

熱を出してお休みする子が多くなっています。

この土日に体調を崩した子が多く、休日中の体調管理が重要な要となっている事が分かります。

規則正しく、無理をしない。早寝早起きは毎日の事。大人のリズムに合わせない。

などなど、家庭での過ごし方も気を付けましょう。

 

< 小満の頃 >

小満とは、命が次第に満ち満ちていく頃の事。

草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節の意味です。

昨日は本当にすがすがしい1日となり、近隣の小学校では運動会が盛大に行われていました。

日差しが強く、風もありましたが、幼稚園の先生方でも何人か見学に行ったようです。

1年生は初めての小学校で5月に運動会です。クラスに慣れて自分を発揮し始める頃に、体を動かし学校全体で取り組むこの時期の運動会は、1年生の小1プロブレムにプラスの影響をもたらしているかもしれません。

一緒に参加できれば弾みがついて、クラスに溶け込み易くなるでしょう。

本来の意味は秋にも続く暑さを回避するための様ですが、

新学期初めの運動会は子どもたちの意欲を高めているかもしれません。

小満の頃です。幼稚園でも日々の活動が活発になっています。

清々しい日はそうそうありませんが、体調管理をしっかりして元気に登園しましょう。

現在嘔吐・下痢症状の子が増えています。

家族みんなで掛かっているご家庭もあるようです。

ノロウィルスとロタウイルスとは扱いが違いますから注意して、消毒や手洗いを徹底しましょう。

ノロはアルコール、ロタは次亜塩素溶液での消毒です。

家庭でもきちんと診察を受け、ウィルスがいる場合は確定してから必要な管理をしてください。

今年初めてホトトギスの声を聴きました。

静かな早朝に響き渡るその声は、もう夏ですよ!と聞こえます。

日本で繁殖する野鳥たちを「夏鳥」と言います。

 

 

< 遠足、疲れました・・・ >

この春?いえもう夏の初夏日になった本日ですが、

多摩動物園は風がよく通り、緑がきれいで日陰も多く、暑い暑いと言いながらも子どもたちは良く歩き、大変おりこうさんでした。

遠足に一緒に行くと毎回思いますが、ながつた幼稚園の子どもたちは大変お行儀が良く、よく歩き、並び、自分の事をしっかりします。

本当ですよ。

今日も多くの幼稚園や保育園が来ていました。それも保護者同伴です。

これはやはりどうでしょうか・・・と思いました。いろいろな点で問題があります。

そして今回初めて体操服で遠足に出かけましたが、本来は制服で行き、きちんとしたいい子たちをもっとアピールできるのですが、

暑さもあり、トイレもスムーズに着脱でき、何より動き易さを考えて、体操服を許可しました。

しかしこれが他の園さんの母たちから目を引いたようで、多くの方から「体操着可愛いですね!!!」と声を掛けられました。

ホホホーーー、ちゃんとコーディネイトして、子どもの体にフィットする寸法を考えたのですもの。

可愛いに決まっています。それを外部の方から証明されたこともプラスとなりました。

この時期は暑さもあります。歩く距離も多く、動き回ることも多いので、今後も体操着で行きましょう。

怪我も事故もなく、無事に帰って参りました。

ソデグロツルやシロフクロウが卵を抱いていました。

動物園には種の保存の大きな役目もあります。いいですね!

 

 

< プラスチックごみの将来、愛鳥週間ですから。 >

今世界中のプラスチックゴミが行き場をなくし回収業者に留め置きされているようです。

私は毎回しっかりラベルを外し、キャップを取って、中身を洗って、つぶしてプラごみの箱へ入れています。

これは少なからず私たち使った人間の最低限の自分で出来るエコ活動と思ってやっています。

そして多くの日本人も当然やっているものだと信じて疑っていませんでした。

ところがこれが大きな間違いで、まだ中身が残っていて汚れて分別されていないプラごみが、毎日毎日回収されていました。

それを引き取って分別して処理していたのが中国だそうで、世界中から中国が買い取っていたのです。

ところがこの作業をするにあたり、自国の環境汚染がひどくなり、

人体への影響も出てきているので買取を止めました。

さて私たちの出す大量のプラごみの行き場がなくなってしまいました。

それでなくてもこのプラスチック製品はあちこちの海で固まりになって浮遊し、

やがてマイクロプラスチックとして多くの生きものの体内に入り、そして人へ戻ってくる悪循環に繋がっています。

プラごみのリサイクルは、きれいに洗浄され、純粋なプラスチックのみに分別されないと次の資源になりません。

あなたは自分の出すごみの行方を考えたことはありますか?

そして日々発生しているゴミをきちんと分別していますか?

その前に、ゴミを減らす努力をしていますか?

放射性廃棄物の行き場も世界中で問題ですが、その前にごくごく日常で何気なく捨てているペットボトルのゴミで、

私たちの居住スペースが覆われるかもしれません。

出来ることをやりましょう。

マイボトルを利用して少しでもゴミを減らし、捨てる時はきれいに洗って分別して出しましょう。

子どもがおもちゃを片付けるのと同じです。

次に使う時、または利用する時に問題の少ない方法で利用しましょう。

私たち一人一人に出来ることです。

愛鳥週間が始まる今日から始めましょう。

鳥たちも人の捨てるゴミを間違えて食べたり、海岸や磯に無造作に捨てられた釣り針や釣り糸で命を奪われています。

ウミガメのお腹にはビニール袋が詰まっていて、消化不良を起こして死亡しています。

海に浮いているビニール袋を、好物のクラゲと間違えて食べるのです。

あまりにも悲しい結末ですが、全て人が無神経に引き起こす独りよがりの行いが原因です。

生活の中で出来るゴミ問題を子どもたちにも伝えてください。

この子らが親になる時代にはどうなっているのでしょうか・・・・、ペットボトルが命を脅かす凶器になっているかもしれません。

< 最近の様子いろいろ >

お茶室の工事が工程よりちょっと遅れながらも進んでいます。

8月末を完成予定としていますが、どうぞ楽しみにしていてください。

そしてお池では、オタマジャクシが大きくなり、後ろ足が出てきました。

そしてこんな方も出現しました。おおおおーーー、やっぱり爬虫類の顔だね。ちょっと怖いですね。でもヘビは大事な仲間。シマヘビです。

そしてそして、こちらはせっかく帰ってきたのに巣作りを途中でやめてしまったツバメ。理由は不明ですが、今まで毎年のようにカラスに巣を襲われていたことを思い出したのかもしれません。残念でなりません。

 

 

 

どうも最近割り付けが上手く行かず、写真がバラバラに入ってしまい、見にくいようで失礼しています。(ペコリ)

明日から幼稚園は4連休です。お休みを取るご家庭も多い事でしょう。

事故や怪我に注意して、6日は幼稚園モードに生活を戻してまた月曜日に元気いっぱいで登園してください。

世間では5月病などと例えられる環境変化によるストレスが話題となります。

子どもたちにも発症することがありますから、十分に休息を取り、気分を盛り上げて登園できるように整えましょう。

 

< ツバメが消えた >

「毎年家に来ていたツバメが急に来なくなりました」と連絡を受けました。

そうなんです。幼稚園で新し巣を作り始めていた番も、パタッと来なくなってしまいました。

グラウンドを飛び回る姿も、街中を回遊する姿も消えました。

どうしたんでしょう。いったい何があったのか。今までこんな現象はありませんでした。

気が付いていますか?チュルチュルと鳴きながら颯爽と旋回する鳥の姿を?

春の使者、幸福配達鳥、このままこの春姿が見られないのはただ事ではありません。

どこかで見かけたら教えてください。

< おかえりなさい、ツバメさん。園舎に到着ブラボー・・・ >

今年は3月20日頃からあちこちでツバメの飛来が伝わって来ました。

幼稚園の園舎では毎年ヒナを孵している、まさにここが故郷です。

今年も、おそらく同じ個体であろうオスのツバメ2羽が帰って来ました。

おかえり、ツバメさん!

はるばる海を渡って、日本列島を目指し、そして横浜のこの地にたどり着くその生態に畏敬の念や野生動物の神秘や偉大さを感じずにはいられません。

私の胸を毎年熱くするツバメの再来に今年も励まされての始業です。

< 新年度の春 >

あっという間に春休みは終わり、今日から新しい年度へ出発です。 ながつた幼稚園でも新任を3名迎えて、気持ちも新たに創立50年目に突入です。 ようやく長津田の上空にもツバメを確認し、安心したところで、 お山の春を少し紹介して終わります。 何せ年度が替わっても忙しくて・・・・・^^;

これはビロードツリアブという春のほんのわずかな期間しか見られないスプリングエフェメラルという 春の妖精 と呼ばれている一つです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてお山の山シャクナゲ。今年はたくさんの花芽を付けました。

白く可憐な、株数を増やしているヒトリシズカ。これは貴重な野草です。

お山の至る所に芽を出すおなじみのゼンマイ。

まだ食したことはありませんが、収穫したいほど出てきます。

他にも、池にはオタマジャクシがうじゃうじゃと孵化し、こんなインコ(ホンセイインコ)も桜の花びらをむしりに群れで来ています。

 

この外来種は最近頻繁にお山にもやって来るようになりました。

カラフルできれいですが、日本の里山には似合いませんね。

お山から英気をもらって、また新年度も頑張ります。

これから新しいクラスの準備をして始業式・入園式を迎えます。

 

< 啓蟄だけどまた寒い >

昨日は虫が目覚める頃、「啓蟄」でしたが、今日はまたまた寒い1日となりました。

カエルは目覚めたけど、虫はまだまだ眠っているような・・・・。

しかしウグイスは囀りの練習を始め、蛹で越冬していたルリタテハの成虫に会いました。

生活環境のほんの少し先まで広げて眺めてみると、普段気が付かない小さな命の存在が視野に入って来ます。

そんな存在を大事にしながら、四季を感じて見ましょう。

< お家で雪だるま作っていますか?! >

2014年の関東地方の大雪に匹敵するか、それ以上となった今回の南岸低気圧。

寒波も来ていたことから比較的サラサラの降雪でした。

といっても雪かきは半端ありません。

今日は通園バスの運行に危険を生じる可能性がありましたので、臨時休園といたしました。

幼稚園で雪合戦をしたかった子も多いでしょう。

先生たちは午前中2時間半を掛けて、グラウンド、駐車場、お山の雪かきでもうへとへとです。

預かり保育で来ていた子は少し雪合戦をしました。やっぱり遊ばないとね^^;

それでもこの地方の雪はとにかく大変です。

今日はバスでコースの安全を確認しに行っています。坂道がきつい箇所はバス停を変更してもらって、明日は平常通り回れると思います。

ご理解・ご協力いただきありがとうございます。

明日は元気に登園してください。Bグループのリハーサルをします。遊び時間には雪遊びもするかもしれませんよ!!!

スズメもシジュウカラも雪の日はどうしているんだろう?食べる物はあるのだろうか・・・・。自然界で生きていることの方がよっぽど大変だ。

 

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