< ストレスがたまったら >

さて、外出自粛の行動変容を余儀なくされて、ストレスが溜まる子どもに大人。

こんな時は野外を散歩して、自然の力を味方にしましょう。

森林浴という言葉は日本の林野庁長官だった秋山氏が発案した言葉で、

『Shinrin-yoku』として国際語になっています。

自然に触れることは身心をリラックス、そしてリフレッシュする効果が科学的に証明されています。

五感を使って自然の中で過ごすことが、イライラを解消し、自律神経をなだめ、交感神経・副交感神経の働きを整えます。

幸いにも日本の行動自粛の中に散歩は含まれていないので、目で新緑を眺め、耳で鳥の声を探し、鼻で木々や花々が醸し出す香りを楽しみましょう。

触れられれば木肌にも触れて、物言わぬ樹木の存在を確認しましょう。

明日から本来なら大いに春を満喫できるゴールデンウィークの始まりです。

でも今年はいろいろ出来ないから、自然の中に生かされていることを実感する習慣としてください。

画面では空気間や1/fゆらぎ効果を感じられないので、是非外へ出て木々の、そして葉の作り出すパワーを感じ取ってください。

これは囀るアオジという野鳥。

お池の脇にあるモミジの新葉と、花の中で鳴いています。

季節は4月でーーーす。

< 宿主を求めて > 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

自宅での生活習慣がこの1カ月で大きく変わって来たのではないでしょうか。

行動変容が叫ばれていますが、中々習慣というものは変えずらいところがあり、ご苦労されている事と思います。

でももう少しですね。大きく深呼吸して1日を張り切って過ごせる日まで、もう少しです。

でも、見えない敵?いえ存在と過ごして行かなければならないので、手探りはしょうがないです。

なぜなら、本来の宿主(やどぬし=しゅくしゅ)から飛び出してしまったウィルスですから、

どこかへ拠り所を求めないと彼らは彼らで生きていけないのです。

もしかしたらコウモリ研究所から外部へ流失したなどと、実しやかにささやかれていますが、

本来野生動物内にその拠り所を得て、ぬくぬくと平穏に生きていたウィルスが、

外の世界へ出てしまったら、直ちに宿主を見つけないと死滅するわけです。

カマキリのお腹から出て来るハリガネムシ(線虫の仲間)と一緒です。他の生命体を借りて生きていくわけです。

今回その標的になったのが人類であって、コウモリに棲んで居れば何も悪さをしないのに、

何とか新しい宿主に適応しようとして悪さをします。

免疫力が高いと、その悪さをも自分の免疫組織が撃退しますが、

弱っているとウィルスに負けるという具合です。

鳥インフルエンザを思い出してください。

元々多くの鳥にはこのインフルエンザウィルスが棲みついていて、普通に生きていますが、

ひとたびある鳥が死を招くと、次の宿主を求めて移動するので「鳥の死骸を見つけたら素手で触ったりしないように」と、

一時期大変厳しい目で野鳥たちが見られる時代がありました。

その時は直接感染はしないと多くの関係機関が発表しましたが、

今回のウィルスはあっという間に多くの人に感染を起こしています。なるほど、新型なんですね・・・。

彼らの新たな宿主とならないように、今はこのウィルスとの接触を避けるしかありません。

住処を探しているのですから、未知の生物に我が身をささげることは無いのです。

人の体内がきれいになり過ぎたことも原因かもしれません。

とにかくもう少し頑張って、このウィルスが人間は宿主にならないと認識する(ワクチンが出来る)までひっそりやり過ごしましょう。

幼稚園動画を見て、楽しんでください。

オタマジャクシカウント大作戦動画については、編集さんに大いにダメ出しをしておきました。

編集作業は思ったより時間が掛かるようで、大変ですが、今度のお山の動画はもう少しつじつまが合うようにまとめてもらいますね^^;

どうぞ悪しからず!

< 新年度 ツバメ飛来 やったー >

さて、令和も新しい年度に代わり気が付けば2日です。

コロナ感染も依然拡大を続け、これからどうなるんだろうと不安ばかりですが、

今朝ツバメをグラウンド上空で確認しました。

戻って来てくれました。この地を目で確認しているはずです。

去年と違うのは桜の咲き具合と目に見えないウィルスがいることぐらいでしょうか!

2羽で帰って来てくれました。例年巣を掛ける玄関には今年は土台を付けてみました。

使ってくれるでしょうか・・・。

また可愛いヒナの顔をたくさん見たいです。

心が沈みがちの今日この頃ですが、動物たちの移動で季節を感じ、少しでも気持ちを盛り上げたいと思います。

お山やグラウンドの桜ももう終わりですね。

玄関先ではオオシマザクラとヤマザクラが出迎えています。

新年度も前途多難な日々になりそうですが、新しくお手伝いいただくママさん先生方の力も借りて、教職員みんなで乗り越えて行こうと思います。

入園式もすぐですが、内容をクラス毎に変更し、出来るだけ安心の中でお祝いしたいと思います。

時は止まらないので手立てを講じるしかありません。

< どうして今日なの・・・ >

ナミアゲハの春型のオスの蝶が羽化してしまいました。

本来は野外で越冬中のはずが、雨も降り外気温10℃に満たない今日、

宿命なのかはたまた室内に蛹が居ることに気が付かずにいた私たちの犯した人災なのか?

蛹スイッチが今日入ってしまったようです。

きれいに羽化が出来ましたが、飛ぶ力が弱く1m程飛ぶと直ぐ落ちてしまう状態でした。

野外には蜜もないし仲間もいない。

虫たちはその生態に合わせて地球環境とリンクしていますから、今の羽化は自殺行為となってしまいます。

結局三角紙(昆虫を採取した時使うパラフィン紙)に入れて冷凍保存しました。

貴重な標本になります。

生きものは生は死と繋がっていて、グラウンドの隅ではシベリアから越冬に来ているシロハラとい野鳥が死んでいたので埋葬押しました。

はるばる海を越えて命を保つために渡って来たはずが、飛来した地で命を落とすとわ・・・・・。

これが厳しい生きものたちの日常であり現実です。

命が続く奇跡と神秘を改めて思うのです。

1枚目は蛹がボケていてすみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 今年も会えたね >

白鳥と並び、街中の冬の使者のジョウビタキ。

今年もお山にやって来ました。

良かったね。「ヒッヒッヒッ」と通る声で鳴きますからちょっと気を付けてみましょう。

海を越えて冬を過ごしに来た野鳥です。暖かくなるまで身近に感じてくださいね。

銀色の頭にオレンジ色のお腹、羽には白い紋があるのがオス。

体全体が淡いモスグリーンでお腹はビロードのような滑らかさ。

尾羽はうっすらオレンジ色です。羽にはオスと同じように白い紋があります。

是非見つけてください。

< 運動会が出来そうです >

平成2年に現在の園舎が竣工し、毎年グラウンドで運動会を行ってきました。

在園児が増え、グラウンドが手狭になって来たのを機に、運動会を2回に分けて行うことも数年続けました。

それでも保護者の方から学校を借りて欲しいとのご要望が強まり、長津田小学校を借りることになりました。

それから17年が経ちます。

たまたま小学校の校舎建て替えに伴い幼稚園のグラウンドへ運動会が戻って来ました。

園庭に準備された運動会の装いは大変懐かしく、幼稚園らしい賑わいが蘇りました。

いつも過ごすグラウンドで、思う存分練習した成果を発揮して欲しいです。

子どもたちは見てもらって、声を掛けてもらって、自分が頑張っていることを実感します。

保護者の方々はどうなるのかが想像がつかず、きっと不安がいっぱいなのでしょう。

開場時間などのご質問もや、1,000人近くの人たちで大混雑にならないかと、お問い合わせをいただきました。

そうですね、大勢の方がいらっしゃるので殺気立つかもしれません。

そこは皆様のご協力とご理解にお願いしたいところです。

お互い譲り合って、本来の主目的である子どもたちの運動会を穏やかに、楽しく観覧して欲しいと思います。

もちろん万全の準備をして開催致します。

使えるお部屋は全て開放して入っていただきます。

昨年の学校評価に、「生きもの抹茶館の意味が分からない」と書いてくださった方がいます。

年長さんの学校茶道のお稽古や、四季の生きものを観察する、またそこで見つけた生きものたちの成果物を展示するだけでなく、

運動会でも大活躍することになりました。幼稚園の施設として大いに役に立ちそうです。良かったです。

明日は慌てず、よく周囲を確認していただきながら、場所の確保や荷物の配置をしてください。

大丈夫です。場所はたくさんありますから、落ち着いていらしてください。

ん、お山でフクロウが鳴いている。

彼らは動き出す、日没後30分。久しぶりにフクロウがお山にやって来た。

明日はいい日になりそうです。

 

< 暑中お見舞い申し上げます >

梅雨が明け?いよいよ夏らしくなってきました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

少し早いお盆休みで故郷へ帰っている方?7月に夏休みを取っている方?ずっと休みは無い方?

色々大変なことがあって、私も夏休みどころではなくなり、毎日幼稚園に詰めています。

働き方改革が世間一般に浸透するのは難しそうですね。こちらのアップも進んでいませんが、

「夏休み特集」として最近の生きもの写真を載せましょう。

昨日今年初めてミンミンゼミの声を聴きました。

子どもたちに宿題を出しましたよ!【セミの声を聴きましょう】というものです。

あちこちにお出かけの際は夏にしか聞けないセミの声を聴きましょう。そのうち「セミ」という昆虫もいなくなるかもしれません。

全世界的に昆虫が絶滅しているので、地球最後の日もそう遠くないかもしれません!?

と、暑さにやられながらそんな話を真面目に考えています。

どうぞ体調を崩さないように元気で夏休みを過ごしてください。

ニホントカゲの卵が孵りました。4匹です。なんと可愛いことか!

そしてツバメたちはこの時期は河川の葦原に集まってねぐらを取ります。

葦の穂先に止まっている黒い点が全部ツバメです。南へ帰る準備が始まります。

幼稚園の3羽のツバメももうすぐ巣立ちです。一番遅い巣立ちになるでしょう。

これからも幼稚園で巣立つツバメを応援してください。

< 食べる 食べられる 生まれる >

どうやらお腹が膨れています。

小鳥を食べた確率が高いアオダイショウの親分。

そして池ではクモに捕まったアメンボウ。

こちらももうすぐお腹に入ってしまうでしょう。

そして小さな虫を捕まえた、ヒメアメンボウ。食う、喰われる世界では日々死闘が繰り返されています。

そして本日、トカゲのとかちゃんが3つの卵を産卵しているのを確認しました。写真がボケていてすみません。幼稚園で飼育したトカゲで産卵は初めてです。

素晴らしい!!生まれるところを中継したですね。

幼稚園へお越しの際は覗いてみてください。

生きものの命があふれる季節。動物たちも頑張っています。

ツバメの産卵第2段は4つの卵。今度は安全に巣立てるようにネットを掛けました。また見守ってください。

< ツバメ情報 >

< 巣立ちまであと少し >

毎年玄関に巣を作るツバメの卵は今年は過去最高の7個!!!

その7個全てが孵化し、お陰様で7羽ほぼ同じ成長を遂げ、間もなく巣立ちを迎えます。

最後の天敵はカラス。このカラスをやり過ごせば、今週末には巣立つでしょう。

かわいいヒナを子どもたちにも見てもらいました。

「かわいい!」と叫ぶ子。「おおおおーーーー」と感動する子。

望遠鏡を使って間近かに見る大きさに驚きながら、生命の存在を感じます。

無事に7羽が巣立つことをどうぞ見守ってください。

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