< チャチャチャ >

チャチャチャおもちゃのチャ・チャ・ちゃ!って、違う違ーーーう。

このチャチャチャはウグイスの地鳴き。

鳥たちはいろいろな鳴き方を利用して、お互いの確認をしています。

囀りは主にオスの繁殖時の鳴き声。

地鳴きとは繁殖期意外のなわばり宣言。

他にもいろいろ使い分けますが、チャチャチャは晩秋から冬の、ウグイスの地鳴きです。

今年のお山の1羽は時々思い出したように「ケキョケキョ」なんて/(^o^)\、ウグイスであることも主張しながらあちこちを移動します。

実はこの頃の方が姿を見やすく、藪から開けたところへ出てきます。

都市公園でも「チャチャチャ」と歯切れよく潅木沿いに動くウグイスに会えるかもしれません。

耳を済ませて歩きましょう!

< 新入園児受付に向けて >

また今年も11月1日がやってきます。

毎年毎年気が気ではありません。私立学校なので選択される立場です。

45年という長い期間幼児教育に邁進してきましたが、

時代が大きく変わる中、「これでいいのか」といつも模索してきました。

来年は国の制度も変わる中、父が築いた幼児教育の本質を変えずに、現代にも通じる仕組みや内容で続けていく事が使命です。

果たしてこの使命を良しとして、入園を希望してくれる方がどれほどいらっしゃるか、明日に掛かっています。

自信もあり、迷いもあり・・・・・・・。

しかし現在回収している学校評価でこの様なご意見をいただきました。

決して私たちの目指している幼児教育が間違っていないことを評価してくださいました。

この事を胸に刻み、教職員力を合わせて子どもたちの成長の一助に成りたいと思います。

<ながつた幼稚園の優れていると思う点>

①行事の雰囲気がピリピリしない点。

各行事に無理がなく、子どもたちの成長に合わせたプログラムを準備している点。達成感や盛り上がりだけに偏らず、子どもが楽しんで活動できるように工夫している点。

②子どもの自主性を尊重している点。

なわとび・砂場のどろんこ遊び・お山遊び・折り紙・独楽クラブ・虫クラブと子どもの興味に沿った対応をしている点。選択肢が多く有り、一つ一つにとことん向き合ってくれる先生方。親は本当にありがたいと思う。

③伝統にしがみつかず、常に改善に取り組んでいる点。

ふきのこ会スケジュールの見直しや写真のインターネット販売、新しい体操やトイレやホームページの改修など、一度決めて長年運用している事を変えていくことはとてもエネルギーを要することですが、果敢に取り組んでいる。どこか見直すべき点は無いかと常に考えている点。ようちえん日記で園の様子を知ることが出来るのが素晴らしい。

④幼保小活動。

小学校との交流活動は意外に入園前の保護者には知られていない。これはいずれ通う小学校の生徒たちが園に来てくれたり、

卒業後も園を訪問して先生方と会うことができるのは素晴らしいアピールポイントになる。

以上本当に有り難く、御礼申し上げたいです。

多様な幼児教育の理念があり、独自の活動を繰り広げる横浜の私立幼稚園界にあって、

ながつた幼稚園が目指す教育を見事に評価してくださり、応援してくださいました。

人が一人で社会へ出て行くその礎は、人に愛され人に認められ、人を信じ他人を知ること。ここへ向かって私は、みんなに熱を伝えながらながつた幼稚園を存続させたいと思います。

 

 

 

 

< ハヤブサ >

ハヤブサという呼称はあちこちで使われています。

新幹線や電車のはやぶさ、宇宙を旅したハヤブサ、ずっと遡ると、世界大戦の時に零戦と並ぶ高性能の戦闘機に隼があったとか!

今日は本家の鳥のハヤブサをご紹介しましょう。

それも写真がピンボケの幼鳥ですが。

でも電柱の頭に止まるハヤブサを初めて捉えましたので・・・・!

いいでしょう!カッコいいでしょう、こちらが本家のハヤブサ。でも幼鳥です。胸の模様が縦に出ていますね。

これはタカ類の幼鳥の印です。成鳥は横縞なのです。

この日は周りを飛び交う小鳥をキョロキョロ目で追っていました。

まだまだ狩りは下手だと思います。なんせ陸地のこんな電柱にいるのですから。

ここで羽を整え、体の伸びをして飛び去りました。

かわいいですね^=^

今日は久しぶりに鳥の話でした。

何だか急に気温が下がっています。台風が去ってもすっきりした秋晴れになりません。

明日は秋の懇談会があります。

3学年1日で行いますのでちょっと忙しいですが、年に2回ある懇談会の2回目です。是非ご都合をつけてお集まりください。

では風邪をひかないように。

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 17:24

< セミが鳴いたよ!でも・・・ >

台風一過はいきなり快晴の夏空となりました。

関東地方にも大きな爪痕を残しましたが、横浜では比較的早くに穏やかになり、登園にも支障がありませんでした。

でもでも、登園した子供たちの口から出る言葉は、

「暑い、暑い(~Q~;)」です。

それもその筈、今日は今年の初認になる、ニイニイゼミが鳴きました。

お山の桜の木で、ニイーーー、ニイーーーー、ジーーー と大きな第一声を発しました。

(木肌と一緒!これぞカモフラージュ)

さあ、夏ですよ!神奈川の地域ではまず初めに鳴くセミがニイニイゼミ。

でも大変残念ですが、あまりにいきなり鳴き始めたので?

近くにいたオナガという鳥に食べられてしまいました。

土から生まれてその日うちに、もう他の生き物の糧になってしまったのです。

自然は厳しいね・・・。

でもあたながこの世に羽化し、大きな声でメスにアピールしたその声は、

私がしっかり聞きましたよ。

これから次々と仲間が誕生し、子孫を残してくれるでしょう。

どうぞ生態系の一員としてその存在を全うしてください。

ではよい週末をお過ごし下さい。

熱中症にも注意を!

(夏風邪で休んでいるお友達、早く良くなるといいですね^0^)

< カラスでした。 >

ショックから一夜明けて本日防犯カメラを再生してみました。

ツバメの巣はハシブトカラスによって落とされ、ヒナ全てを持ち去られました。

もちろん食用にです。

幼稚園の玄関に毎年巣を作っていて、ハシブトカラスに襲われたのは初めてです。

今日は徒歩通園の多くの子と保護者の方にお知らせしましたが、みなさん残念がっていました。

来年はカラス予防を考えなければなりません。

野生動物の命は一寸先が闇ですね。

厳しい世界を目の当たりにした七夕でした。

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 18:32

< 泣くに泣けない、悲しい結末 >

子どもたちも1回目の巣立ちより、多くの子が親しみ、その成長を楽しみにしていた新ツバメの巣が、

何らかの原因で落下してしまい、ヒナが全て行方不明です。

本日玄関前を通りかかった在園児の保護者の方が、とても心配して私に連絡を入れて下さり、発覚しました。

なんと悲しい出来事でしょう。

5羽の可愛らしいヒナは、ようやく目を開け、産毛が生え変わってきたところでした。

自然落下か、カラスの仕業か、まさか人が落とすとは考えたくはありませんが・・・・・。

親ツバメは突然の事象に混乱して、上空をただただ鳴きながら飛び回る次第。

なんと残酷な結末でしょう。

原因を解明し、来年はこのようなことが起こらないように方策を考えます。

晴れた日曜日が涙に濡れました。

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 15:48

< 5羽いたよ >

玄関の新しいツバメの巣に、5羽のヒナがいます。

ヤッホーヾ(@⌒ー⌒@)ノ

小さな巣ですがよく頑張りました。

きっとエサが取れて、子育てが可能な環境なのでしょう。

今度こそ、巣立ちの場面を映像に残したいのですが、夜明けとともに飛び立つのでちょっとね・・・・・。

でも今年の夏は無事に巣立てば9羽のツバメが孵ったことになります。

みんな日本がふるさとです。

ツバメ、大好き!

どうぞよい週末をお過ごし下さい。

< 水無月過ぎる >

今日で6月も終わりですね。あっという間に1年の半分が過ぎてしまいました。

明日からは7月で、夏休みまで3週間!

幼稚園の活動は本当にどんどん流れる気がします。

気がつけば夕涼み会やお泊まり会が迫ってきました。

益々蒸し暑くなり、雨も様々な表情を見せるでしょう。

健康に気をつけて、健やかに過ごせるように心がけましょう。

玄関の新しいツバメの巣に新たな命が4つ、誕生しています。

今日は外集合でそんな話を子どもたちにしてみました。

親からエサを貰う懸命な姿を、毎年間近で見てもらいたいと思っています。

生まれる命に、亡くす命。

あやめの前のテラスでは、スズメが建物に激突したようで、死んでいました。

バードストライクといって、鳥たちには多い事故です。

ガラスには外の景色が映り込むので、そのまま飛び込む時や、猛禽類に追われて、パニックになってぶつかるなど。

脳震盪を起こしているときは優しく体温を確保しておけば復活します。

今日のスズメは絶命していました。残念です。冷凍保存して剥製にします。

(もちろん野生動物なので神奈川県に届出が必要です。)

そんなこんなで命は大事。生き物からも命を学びましょう。

今日は耳下腺炎の子がいました。ヘルパンギーナという夏風邪の一種も出ています。

あと3週間を元気に乗り切りましょう。

 

 

< 入梅 >

暦の上では太陽の黄経が80度に達した時をいい、太陽暦では6月10日頃に当たるそうです。

今年は「梅雨に入ったと思われる」と宣言されてからずっと雨模様。

でも少し昔の雨の降り方と違って、雷雨・豪雨・突風などの激しい文字が並びます。

シトシトゆっくり降る雨は、どこか遠くの記憶でしかなくなりました。

この時期は体調を壊しやすいですし、食物も傷む頃です。

家庭内の一切を仕切るお母さん泣かせの季節でもあります。

乾かぬ洗濯物と家族の体調管理、一家の太陽はご自身の体調にも気をつけないといけません。

今日はホタルを見に行った、という子が何人も話に来ました。

「手に乗ったよ!綺麗だったよ!5匹捕まえたよ!」

子どもたちの心にどのように写ったでしょうか?

先にも記しましたが、ホタルが見られる環境を、子どもたちに伝えてください。

梅雨の風物詩に終わらせず、ずっと大人になっても同じように同じ場所で見られる環境作りに心を寄せてください。

梅雨の時期にしか見られない、ほんの小さな甲虫目の繁殖生態が、人の心を癒すのなら、

この虫の命を守って上げることも入梅の一考としたいものです。

玄関のツバメさんも新しい巣で抱卵中。

なんだかオスの方が長く巣を守っているようです。

雨が続くとエサ(虫)が取れずに苦労します。

ガンバレ地球の仲間!

 

< 私たちにできること >

毎年幼稚園玄関に帰ってきて、しっかり子育てをしていくツバメさん!

いつもの巣では無事に4羽のヒナが巣立ち、上空を親鳥と一緒に飛んでいることはお伝えしましたが、

新しいペア?が新しい巣を作り、巣に入るようになりました。

今週月曜日に見たときは、まだ卵はありませんでしたが、もしかしたら1つ目を生んだのかもしれません。

今日朝の登園時に、このツバメについて尋ねてくださるお母さんと、年中さんがいました。

小淵沢の駅でたくさんのツバメの巣を見たそうです。

それを見た年中の男の子が、

「ツバメはどこから来るの?」とお母さんに訪ねたそうです。

お母さんもはっきりしないので、図書館で本を借りて調べたそうです。

嬉しかったです。幼稚園の周りにやって来る、または棲んでいる生き物たちのことに関心を寄せてくれたのです。

お母さんも一緒に興味を示してくれました。

幼稚園にいたツバメが小淵沢という少し離れたところにもいたので、男の子は不思議に思ったのでしょう。

新しい巣を見ながら朝から鳥の話をしてしまいました。

ツバメは大変数を減らしています。

大きな原因は2つ。

1つは鳥全種がそうですが、生息環境の悪化です。

2つ目はせっかく作った巣を壊されてしまうこと。糞の始末や出入り口で迷惑、という些細なこと。

5月から7月のほんの2ヶ月。動物たちに環境を譲ってくれませんか。

数が減った鳥たちを急激に増やすことは私たちにはできません。

私たちにできることは、すぐ近くで生きている動物や昆虫たちに気づくこと。

そしてほんのわずかの優しさで、同じ場所を提供してあげることです。

それなら出来るでしょう。

家の軒やお店の出入り口に巣を作っていたら、皆さんに周知して見守って上げてください。

人の居住環境に巣を作ろうとするのは、天敵(カラス)から逃れるための彼らの生態なのです。

私たちにできることを小さな年代から記憶として残して欲しいのです。

糞にお困りの方はご相談ください。

対策を一緒に考えます。

 

Page 19 of 34« First...10171819202130...Last »