< 月夜の夜は・・・ >

そろそろ梅雨入りでしょうか?梅雨前線が日本列島を上下していますが、今日は満月なんです。

待っていたアオバズクは今年も姿を見せず、

虚しく巣箱が丸い口を開けたまま・・・・・。

満月に照らされて電線やアンテナに止まる姿を想定していましたが、

見事に空振りです。

その代わりに今年は毎晩ライトトラップを掛けて、灯火に集まる虫たちを集めています。

実は満月は虫たちを集めにくく、真っ暗な蒸し暑い日がお薦めです。

素晴らしい夜の虫がやってきたらまたご紹介しましょう。

今日は職員会議。これから夏休みまでの日程確認と諸連絡、そしてアレルギーや緊急事対応の心構えと担任・副担任としての自覚について話しました。

幼稚園にも慣れ、自我出てくる子どもたち。

ひとりひとりと向き合う時に、担任としての自信を持ち信頼関係を作ることを伝えました。

教科書通りには行かないのが現場。

先生として身につけた自分の資質を信じることです。

月でも眺めて気持ちも新たに6月に突入です。

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 15:35

< 5月もそろそろ終わりですが・・・ >

今週に入って5月の鳥の声を数回聞いた。

今日は午前4時、日の出前の澄んだ空気の中、鳥たちは存在をアピールするかのように一斉に鳴き始める。

その中に、5月に帰ってくる夏鳥、ホトトギスの声があった。

(東京特許許可局と聞きなされる)

何度聞いても嬉しい声だ。夏を感じさせる高い声は昔から詠にも多く読まれてきた。

そろそろ5月も終わり、本格的な夏の到来になる。

その前の梅雨の時期は最近ではどこかへ行ってしまった陽気。

さわやかな五月晴れを十分に満喫しながら、ホトトギスを歓迎しよう!

目に青葉 山ホトトギス 初カツオ

(今日はカツオにしようか^^;)

ホトトギス(カッコウ科) Cuculus   poliocephalus

 

< 花(鼻)違い! >

愛鳥週間にお付き合いいただき、ありがとうございました。

ちょうど最終日の土曜日には毎年玄関で子育てをするツバメのヒナ、5羽が無事に巣立ちました。

しかし昨年巣を襲ったカラスがやはりウロウロしていました。

親鳥はカラスを追い払い、巣立ったばかりのヒナを守ります。

今日は玄関周りにツバメたちの威嚇の声が飛び交っていました。厳しい世界です。

本日より給食懇親会が始まりました。

まずは年長さんからですが、社会の事情で変更させていただいた給食が、

子どもたちにとっては返ってプラスの方向へ出ているようで安心しました。

お母様方のお話では、「全部食べて帰ってくることが多くなった」との事。

完食のサインを手にもらって、嬉しいし自信にもなっているようです。

皆様にはご理解をいただき、一回り小さなサイズ(本来はこれが幼稚園給食)に代えさせてもらったことは、

子どもたちにとっては概ね奏功しているようです。

ホッとしました。

この話を聞いてからの昼休み。

年少さんの男の子がヤマトシジミという薄紫の小さな蝶々を連れて帰ってきました。

なぜか彼の周りを飛び回り、みんなで見ていたその時に、

なんと鼻に止まったのです!!!

彼は固まり、目が寄ってきました。

私は素晴らしい!と手を叩き、彼を讃えました。

「きっとKくんが好きだよ!って言ってるんだよ。ちょうちょがお鼻に止まるなんて、そんな凄い事ないよ!」

「素敵、素敵。」

の私の声に周りに居た子は拍手をし、彼の鼻を見つめます。

ちょっとくすぐったかったのか彼は蝶を手で払い、蝶は飛び去って行きました。

何か甘い匂いがお口の周りからしたのかもしれません。

{セミがほっぺに止まった♫}の童謡はありますが、

{蝶がお鼻に止まった♪}の歌はまだないので、今度作らないといけませんね^^;

花(鼻)違いのふかいい話でした。

さあ今週も1週間、頑張りましょう。

< Bird Week 4 >

連休を終え初めての1日教育1週間が終わります。

年少さんは疲れちゃって大きなあくびと共に、こっくりこっくりしているお友達がいました。

疲れるよねーーー、いろいろ頑張って!

愛鳥週間も残すところあと1日。今日はこんな鳥も子育て中!の写真です。

お山の頂上の樫の木のてっぺんに、新しい巣が出来ました。

そこに卵を抱いているのは、ハシブトカラス。

去年ツバメの子を襲って食べてしまった、というより我が子の餌にしたカラスです。

同じカラスかはわかりませんが、

去年もお山に巣を作り、3羽が巣にいるのを見ています。

7つの子!ではなかったのよね。

カラスは少々憎たらしい時がありますが、それに真っ黒で大きいからこわい・・・・、方もいるでしょう。

でもカラスも野生動物で身近な同じ環境下で生きていますから子育てはそっと見守りましょう。

でもこれからヒナが生まれると、お山の頂上に近づく時、神経質になった親が攻撃するかもしれないので、ちょっと気を付けていましょう。

カラスの口内は実は真っ赤。

これが親の目に入ると餌をあげたくなるメカニズムがDNAに備わっている^^;ということ。

生きもの成り立ちは神秘に満ちています。

ほら、尾羽がちらっと見えるでしょう!

幹が放射状に別れた場所に上手に枝を積み重ねます。これがすぐれ物で、台風がいくつかやって来ても一度にドット落ちることはありません。

昨年ケヤキに作った巣も1年たった今でもまだ残っています。

カラスも大変ですね。

私はじっと彼を待っているのですが、今年も飛来しないのでしょうか・・・・・・・・。

どうぞよい週末を。

子どもたちは疲れがありますから、週末はおうちでゆっくり過ごしましょう。

 

< Bird Week 3 >

幼稚園玄関のツバメはまだお家(巣)にしがみついていますが、

シジュウカラのヒナたちは台風一過の青空へ飛び出して行きました。

初めて見る世界へいきなり自分の力で飛び出す気持ち(鳥に気持ちがあるかどうかはわかりませんが^^;)は、きっと恐怖でいっぱいなのでしょう?

でも誰も助けてくれない世界では、とにかく自分で行くしかありません。

孤高の、それでも気高く晴がましい野鳥たちです。

この写真は今年のものではありませんが、かわいい巣立ちを応援してください。

両親の声を頼りに後を追います。

まだ虫は親からもらいます。これから3ヶ月ほどは親と過ごし、その後巣立ちヒナだけで集団を作って暮らすようになります。

その集団の危なっかしくも、可愛らしいことと言ったらありません。

秋から冬は他の種も混ざって大きな集団で天敵から逃れます。

一つひとつの命が本当に愛おしい野鳥たちです。

今朝は6時半頃上空を通過するカッコーがいました。

「カッコーカッコー」と鳴きながら、高い山を目指していたようです。

もうすぐホトトギスも鳴くでしょう。

これからが野鳥たちの子育て大シーズンです。

< Bird Week 2 >

台風一過で朝は空が大変綺麗でした。

こちらでは大きな被害がなく、良かったです。でも奄美大島や沖縄では被害がありましたね。台風の降水は日本の作物には恵みの雨ですが、やはり今の時期の、そして必要以上の大雨は被害になってしまいます。

この大風が夏の鳥を連れてきました。

幼稚園のお山には時々立ち寄る夏鳥。

キビタキです。インドシナ半島やフィリピンから繁殖のためにやってきました。

綺麗な鳥ですね!これは2年目以降のオスです。

学名がまた素敵。

Ficedula   narcissina     ヒタキ科です。

ナルシストなる学名はその名の通り自分が一番綺麗でしょう!!!と言っています。

声も素晴らしく、かろうじて録音してみました。

幼稚園のグラウンドの桜に迷い込み、その後お山に移って午前中いっぱい鳴いていました。

これからもう少し高地に移動して相手を見つけます。

毎年みなさんのおうちの近くの公園にも寄り道しているかもしれませんよ!

台風は危険ですが、こうやって渡り鳥をいきなり連れて来ることもよくあります。

無事に子育てをして、また北東気流に乗って帰ってください。

 

 

< Bird Week 1 >

今週は年に2回ある春の愛鳥週間です。

野鳥に親しみ、自然環境を知り、共に暮らせる地球を考える1週間ですが、

何もこんな貴重な日に大型の台風が接近するなんて・・・・。

神様も随分地球環境にお怒りですね。

日本では夏鳥と言われる多くの鳥や、ずっと日本で生息している留鳥たちの繁殖の季節です。

こんなシーズンに台風が来たらどうなるでしょう!

台風なんてこないから、一斉に昆虫が増え若葉が芽吹く時期だから、

太古の昔から野生動物のDNAに組み込まれている繁殖に適した今の時期なのに・・・・・。

なんで5月に大型の台風なんでしょう。

これも地球温暖化の影響ですね。この台風で巣が壊れたり、巣立ったばかりの若鳥が命を落としたりと、きっと個体数を減らしてしまうでしょう。

せめて台風が過ぎるまで巣立ちを待てればいいのですが。

人間も日々の生活で精一杯ですが、身近にひっそりと人知れず生きる野生動物代表、野鳥をせめて!大切にしてください。

カワセミ(Alcedo  atthis ) カワセミ科

 

Filed under: 世界,鳥・トリ・とり — itsuko 18:15

< 渡り鳥の日 >

さあ、連休も終えていよいよ幼稚園活動も本格的になります。

5月病!なんて言う言葉もありますから、体調には気をつけて、ストレスを溜めないように心掛けましょう。

今日は渡り鳥の日!なんて素敵な日でしょう。

玄関で子育てをしているツバメも渡り鳥。

今日は外集合で子どもたちにお話ししましたが、遥々海を越えて日本で子育てをしているツバメにエールを送ってください。

今年も5羽が顔を出すようになりました。

毎年見ているヒナたちですが、実にかわいい!

ずっと見ていても飽きません。幼稚園にお越しの際は、是非ご覧下さい。もうひとつの巣も違う番が修復に入りました。

親がどんな虫を捕まえてくるかも見所です。

明日は年長さんの遠足。今年度は雨の日対応の変更をしないで済む、室内施設に決めました。

少々趣を変えて宇宙を体感してきます。

ではおしまい。

< ゴロゴロ5656の日 >

毎年5月の連休は5日で終わりの気がしましたが、

今日はいったいなんで祝日なのかと改めてカレンダーを見ると、

そうか、そうか!3日が日曜日だったのでその振替休日なんだ^^;

と今更振替休日をちゃんと取ってくれる国の祝日に関する法律に感謝して、1日おまけの休日を有り難く過ごしています。

なんせわたくし、本日誕生日なもので、朝5時半から好きなことをやって1日過ごそうと決め、

キビタキの姿を追って林をウロウロしていました。

しかし撮れた写真はお見せできる状態ではないので、代わりにお池で羽化したクロスジギンヤンマとパトロール中の彼をお届けします。

そしてウールの洗濯物を片付けてから、またキビタキの声を採取に出かけた後は、

家で5656(ゴロゴロ)と5月6日のマイバースデーを送っているのでございます。

なんと御歳も日付と同じ56^^;(ε=(・д・`*)ハァ…)

こんな日もあるんだ・・・・・・・、と妙な気分でございます。

昨日は十六夜の月明りを頼りに、土星の撮影に挑んだものの、やっぱり明るさが足りずこちらもアウト!

土星は本当に輪に囲まれてポッカリと宇宙空間に浮いていることは分かりました。

立夏の今日は気持ちの良い日となりましたが、もう夏の始まりですから明日からまた覚悟して暑い日差しと子どもたちの眼差しを全身で受け止めましょう!

今週土曜日の生きもの観察会では、このクロスジギンヤンマの抜け殻探し大作戦を開催します!!!

ではおしまい。

飛んでいるトンボの撮影は結構難しいんですよーーー。

Dragon fly が相手ですからね!

 

 

 

< みんな子どもだったのよ >

こどもの国が開園50周年を迎え、今日はきっと賑わっていることでしょう。

みんな子どもだったことを思い出し、今子どもの皆様に子どもにしか出来ない遊びや空想や発想を十分に満たしてあげたいものです。

大人の解釈で進んでいく毎日ですが、子どもは子どもを生きているのですから、子どもだから出来る、子どもにしかわからない体験を大事にしてあげましょう。

でも子どもは大人を敬い尊敬し、手本にしなくてはいけません。

大人は大人をしっかりと生き、憧れの存在に成りましょう。

今日は鳥の子どもで終わりです。

これみんな子ども(ヒナ)鳥。かわいいლ(╹◡╹ლ)ですね。

Filed under: 未分類,社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 16:51
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