《カマキリ先生、何やってるの 》

私も番組は好きですし、虫好きの多くの子が見ているEテレの番組、

「昆虫すごいぜ‼️」と「昆虫凄いZ」に傷が付いちゃいました。
カマキリ先生、何やってるの。

過去の事とはいえ、油の乗り切った男性俳優が銀座で豪遊中の、
男性にありがちな諸行。

カマキリ姿で野山を走り回る姿と、銀座の高級バーでデレデレの顔で女性を弄ぶ姿は、どう考えても一致せず、どちらが本性なのか、疑うところです。

私は彼のプロデュースするお店のシャツを購入しましたし、
グッヅも愛用しています。

本来動物界では雄は、雌に認められなければ子孫を残せません。
傍若無人に雌を痛ぶるのは、サル目ヒト科ヒト属である、ヒト だけです。

大いに反省し、子どもたちの期待を裏切らなにで欲しいです。
ジェンダー平等が叫ばれる現代社会で、メディアに強い影響力を持つ方々は、
どちらの方もしっかりと社会認識や理念を理解し、
謹んで行動してもらいたいと強く思います。

当園では特に、生きものに対してその大切さと、そして幼児期からの子どもたちの肌感覚で、男女平等を 感じさせる取り組みに力を入れています。

ながつた幼稚園のお山に招待したかったカマキリ先生ですが、どうしようかな………。

< 飼育の在り方 >

グラウンドの工事をしていますが、連日ショベルカーがガーガーやっているので、その様子を見に来た近所の卒園児さんがいいました。

「あのね。聞いて。

卵から孵ったカブトムシを森に放しちゃだめだよ。

だって、ゼリーしか食べてない親から生まれたから、樹液を知らないから生きていけないからね。」

野生で生きる生きものが人の手に渡った際の究極の問題が提示されました。

飼育動物は数々います。

甲虫の飼育は世界的に見ても日本は多くの人が嗜好していて、これから鳴く秋の虫もスズムシに代表されるように、小売店でも販売している生きものです。

しかしちょっと考えてみてください。

秋の虫などは平安貴族の時代から虫かごに取り込み、人がそれを愛で、聴き、書物にも残るほどの文化となって来ましたが、

果たしてかごの中の虫たちの事を考慮してあげていたでしょうか???

あくまでも人間の嗜好がそうさせているのであれば、

親から子へ伝えて生きる術を身に着ける野生動物たちが、一旦人の手で管理されたら、

いざ野生へ放たれた時、果たし生きて行けるのか、大きな問題なのです。

私は野生動物を飼育して、繁殖させることには原則反対ですので、野の動物は野で本来の命を全うして欲しいですし、

それが整う環境がそこにあることが何よりも望ましいと考えています。

研究用に多くの動物が飼育、管理され、食用として育てられてきた家畜や家禽。

動物園の意義がクローズアップされたこともあり、昨今の動物園・水族館はどこもその動物に相応しい生息環境に近づけようと努力しています。

本来は遠く離れた故郷から、世界中に連れて来られているのですから、問題と言えば大きな問題です。

しかしながら人は遠くへ行かなくても世界中の生きものを知り、学ぶことが出来ることは、これはこれでその種を保存していく意味でも崇高な意味を持っていると言えます。

夏休みに何かの生きものをお家に迎えたご家族もいるでしょう。

飼育を始める前に、その生きものの本来の姿を知り、想像して、出来るだけ相応しい環境で共に生きる方法を考えてみてください。

たとえどんな小さな生きものでも、この星で、同じ環境で生きているのですから。

 

< まだ間に合う、拡大観察会 >

さて、夏休みももうすぐ終わりますが、今年初めて8月に実施する観察会は、ある目的を持ってお送りします。

外部からお客様も招いて、少し自然保護について考えます。

まだ人数に余裕がありますので、一般の方も是非ご参加ください。

お電話でも受け付けます。

感染対策をしながらお山の自然観察と、ホールでお話を聞く2時間コースです。

奄美大島に行ってみたい方も是非どうぞ!

生きもの観察会拡大版2022

< 選挙へいきましょう >

参院選挙が公示されました。7月10日が投票日です。

皆様選挙へ行きましょう。貴重な権利をしっかり生かして、政治に参加しましょう。

国を動かすのは民意です。意見を表さないと自分たちの暮しは良くなりません。

ご自分の考える社会を築いてくれそうな人物を選び、積極的に投票しましょう。

日本人は政治に無関心で自分たちで社会構造を変える自覚が無いように言われています。

皆様本当にそうなのでしょうか。もちろん誰もが公人に成れるわけではありません。

選挙に出るには自己資金が1千万から2千万近く必要の様です。

どこかの政党に所属すれば政党助成金が分配されますが、無所属の人などはほぼ自己資金で選挙戦をやりくりし、

当選しなかたっら全てが消えてしまうので、相当の覚悟と志がないと選挙には出られない事は事実です。

ですから、自分の考えを代弁してれる候補者や政党を探して、その方を応援し投票することで、意志が政治に届くのです。

日常で社会の仕組み守りながらも、「もっとこうしたらいいのに」という気持ちを押し殺していては生活は良くなりません。

来年4月から「こども家庭庁」が発足します。本当に子どもに焦点を充てて、必要な予算をきちんと取ってくれるのか実に未知数です。

子どもや女性の事を考える議員さんが少ないという事は票が取れないからに他なりません。

訴えは少子化対策、ジェンダー平等と言いますが、具体的にそこを重点に活動している方はほんのわずかなような気がします。

私たちがそこに票を投じないから具体的に動いてくれないという裏返しなのです。

子育て世代の環境で、変えて欲しい事、必要なサービス、生活していて感じることを知っている候補者や政党を探しましょう。

そして選挙に行ってご自身の意見を表明しましょう。

投票日は7月10日です。少しでも投票率が上がるように、私は先生方にも働きかけます。

皆様も子どもたちを連れて行きましょう。大人に成ると選挙という社会参加をすることを日常に刷り込んでください。

当たり前の生活行事にしていきましょう。

期日前投票もありますね。選挙デビューの年にしてください。

< 夏至に惑星縦列 >

今日は夏至です。1年で一番日が長い日。北欧などでは「夏至祭り」なる行事があって、前後数日間は皆で太陽の恵みをお祝いするそうです。

さすが白夜のある国々は,お日様がとても貴重な日照時間を与えてくれるからでしょう。

夏至は重要な生活行事の様です。

仕事を終えて帰る時に明るいと、ちょっと寄り道したくなります^^;

そして6月中旬から7月初めに掛けて、天体が大変なことになっています。

惑星の縦列配置が見られるのです。

夜明け前の午前3時半頃、東の空を眺めてみましょう。

北東方向から順番にすい星⇒金星⇒天王星⇒ちょっと離れて南東に火星⇒木星⇒海王星と続き、南の空には土星が確認出来るはずです。

天王星と海王星は遠い遠い星ですから肉眼では難しいかもしれませんが、

他の惑星はなんとか目を凝らすと見えるようです。

双眼鏡があると良いです。

まずは丑三つ時に起きられるか!?ですし、雲が無いという条件が必要ですね。

めったに見られない天体ショウー。

天の川銀河の中にある私たちの地球の周りには本当に他の惑星があることが感じられますし、

砂粒を持ち帰ったりゅうぐには水やアミノ酸が存在していたなど、生物発見の可能性が高まって来ましたので、

増々宇宙に対して興味津々です。

午前3時半に起きるとなると、子どもたちと同じ9時には消灯ですね。

頑張ってみましょう。

Filed under: こども環境管理士,世界,宇宙 — itsuko 15:46

< 土曜参観を楽しむ >

明日は参観日です。今年もコロナ渦での行事となりますので、クラスを分けたり、時間ごとに区切ったりと、

兄弟姉妹で登園されているご家族にはあちらへ、こちらへとご足労をお掛けしますが、

是非、いつもの幼稚園の様子、そして担任の先生方の笑顔と熱量を感じてください。

どの先生も緊張しながらも幼稚園教諭としての自覚を持って、子どもたちとそして保護者の方と対峙します。

保護者の方も怖い顔なさらず、当日を楽しんでくださいね。

子どもの園での様子はきっと想像していたのとは違うでしょう。

子どもは子どもを生きています。しっかりやっています。大丈夫です。

もし泣いちゃっても励まして、一緒に保育活動を盛り上げてください。

お待ちしています。

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動 — itsuko 16:37

< 環境月間 エシカル消費 >

昨日の開港記念日はお天気も良く風が爽やかでした。

港の方は賑わっていたようですが、今月は環境月間で、少しでも身の回りの環境(生活環境・社会環境・自然環境)について考えたり、実行したりして関わってみましょう。

そのうちの一つが、「エシカル消費」

さてこのシステムをご存知でしょうか?

エシカルとは、「倫理的」という意味。

倫理とは奥の深い問題で、一人一人感覚に頼るところもありますが、

現在構築されている消費システムを知って、それに加わることで生活の、社会の、そして自然の環境に少しでも貢献しましょう。

物を買うとき少し立ち止まって、「本当にこれが必要か」を考え、いざ購入するとしたら出来るだけ長く使えるものを選択するという思考を持とうという運動です。

私は、あのカマキリ先生プロデュースの商品を購入してみました。

ほぼすべての商品は適正な環境保全対策を取った中で提供される資源を基に作られている商品で、

一つは再生ペットボトルで作られたブラウスがありました。

Tシャツ類も全てオーガニックコットンで作られていて、それもフェアトレードマーク入りのものです。

シリカル(倫理的な)商品を購入することで、そこに携わっている多くの人や物が環境に配慮している事になるので、

その多くが市場に回れば物の流れも大きな潮流となるでしょう。

例えばこのマークを見たことはありますか?

適正に管理されて捕獲した海資源であるものに張られているシールです。

紙資源を対象としたラベルにはこんな認証もあります。

出来るだけこのようなシール付きの商品を購入したり、企業の取組を応援することで、エシカル消費となり、環境に配慮した生活をすることになります。

今日は早速クワガタのTシャツを着ていました。

子どもたちの反応は上々です。ニコッと笑って「クワガタ❣」と言って、会話が進みます。

みんなで少しづつ生き方を変えて行きましょう。

 

< キターーーーー、ツバメ❣ >

毎年園舎の玄関に巣を設けて繁殖していたツバメ。

春は早くに高い空を舞っている姿は見ましたが、

3年ほど前からカラスの被害にあって巣を壊されていたのも原因の一つかもしれません。

今年はもう戻って来ないと諦めていましたが、グラウンド側にやって来ました。

こちら側でも一度子育てをしたことがあります。

その時の巣がまだ残っていて、その巣をオスが下見に現れました。

本来ならもうヒナが孵っていてもいい時期ですが、ツバメの総数が極端に減少している昨今の繁殖事情からみると、

繁殖場所を探して、そしてメスを求めて時間を使っているのかもしれません。

何しろ渡って来る個体数が減っているのですから、番を作るのも大変な事なのでしょう。

日本に還るツバメは日本が故郷。生まれ故郷です。

皆様の自宅周辺、職場周辺でツバメを見かけたら、どうぞどうぞ優しく見守ってください。

そもそも人のそばで生活する渡り鳥です。山奥の人里離れた場所ではなく、人が多く行き来する場所が好きです。

幸福を連れて来るツバメ。みんなで子育てを応援してあげましょう。

< 愛鳥週間です >

ご無沙汰しております。

入園後1カ月が過ぎました。「ママ ママ ママーーーー」と泣き叫ぶ声がまだ聞こえますが、

給食をパクパク食べる年少さんも居て、入園直後はまだまだ賑やかです。

食に関しては小食の子が多くなっていますね。

私の幼少期は高級食材はありませんし、出されたものは何でも、おまけに早く食べないと無くなってしまいました。

昔の事を言ってもしょうがありませんが、たくさん遊んでお腹が減って、何でもよく食べる子になって欲しいですね。

そして5月は愛鳥週間という野鳥に親しむ期間があります。

別にこの間だけではありませんが、同じ環境に生きる野生動物の姿を少し生活の中に感じてみてください。

必死で生きる動物の息遣いを感じると、エコな暮らしの芽生えになるでしょう。

エシカル(倫理的な)な生活を考えると、しぜんに環境の事を考えるようになります。

世界中が不安と脅威にさらされています。

人々の生きる環境、生活の在り方を見直そうとする時、戦争が始まってしまった悲劇をどうしたらいいでしょうか。

せめて一時、自分の生きる周辺を見渡し、生きものとの共存やエシカルで健全で平和な暮らしを見つめ直しましょう。

最後の写真は幼稚園の玄関で休んでいるキジバトの親子です。

どんな動物も親の愛情は慈しみ深く、永遠です。

でも独り立ちをさせることも重要な使命です。

幼児期の子どもたちも少しづつ独り立ちの歩みを進めて欲しいです。

< 生きもの観察会 再開す >

コロナ禍でずっと休んでいました【生きもの観察会】を再開します。

4月の観察会、さて何が見られるでしょうか❣

本日朝、クロスジギンヤンマの抜け殻を見つけました。

第1号です。そして水中には明日にも羽化しそうな1匹も確認しています。

もしかしたらトンボの羽化を見られるかもしれません。

そしてシジュウカラが抱卵しています。(きっとね?)

卵を抱いている鳥は非常に神経質になっているので、どうぞ巣(ワインの樽)の傍を通る時はお静かに願います。

他にも、アゲハ蝶やハナバチの仲間、ゼンマイのクルクルやフタリシズカの小さな花。

そして2種のオタマジャクシにタケノコ掘り???なんかもあるかもしれません。

小さな春の自然を感じて、生きものに接してみましょう。

地球は虫の星ですからね。(カマキリ先生も言っています)

マスクをしてお出かけください。

自然の中に入る時は、長袖/長ズボン、に帽子は必須です。

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