< 草刈りをしてみたが・・・・ >

夏休みを終えて幼稚園は順調にスタートしましたが、

真近に迫った年少組運動会=「ふれあい運動会」ではいろいろと暑さ対策を

検討していました。ここでその方針がまとまったので、本日お手紙を持たせました。

とにかく今年の異常気象に、無理をして行事を強行する事を辞めました。

悪天候の中、山登りを途中で諦める決断と似たような感じです。

年齢が小さい子どもたちに加え、その下に乳児をお持ちの方もいらっしゃり、

祖父母の方々も多く集まるこの会を、まだまだ暑い中、楽しく、気持ちよく出来る可能性は低い、と

判断しました。いろいろなご意見があると思いますが、自園を利用する利点があり、日程を調整すれば

遅らせても出来ないわけではない、と考え延期と致しました。

子どもたちの気持にも十分配慮し、今日は担任からよくよくお話ししました。

少し先になりますが、多くの皆様が快く運動会に参加できるように、今度は

10月の天候がさわやかな秋晴れになるのを望むばかりです。

そんなこんなのスタートの中、お山は草でボーボーになり、これから彼岸花の

開花もあるので、全体を駆りこみました。(彼岸花の芽吹きには下草刈りが欠かせません)

本当に草刈りの時期は難しく、この時期をいつにするかで集まる虫や、咲かせる花

(野草)が違ってきます。毎年悩みます。

夏休み前は池の周りに大型のバッタ類を予定していたのですが、

思ったように虫が集まらず、ショウリョウバッタがちらほら出した。

野草では「ツリガネニンジン」という水色のとても愛らしい花が数株出まして、

これは定期的に下草を刈っている成果だと思います。

しかし思ったように虫が集まらず、おまけに雨も全く降らずで、お山は地割れのがさがさ状態。

そこへ来て留めの一撃を受けました。

いつも、「お山にはたくさんの生き物がいるんだよ!」 と話している私に、

トコトコと一人で登ってきた年少さんの男の子。

「先生、虫 全然 いないね」

ガーーーーーーン! 言っちゃったの、私に!

そんなにあっさりと!

夏休みを終える頃には、多くのバッタとトンボと蝶をみんなに見せてあげたかったのですが・・・・・・・。

トンボと蝶はそこそこいますが、1歩踏み出すと、ピョンと飛び出すバッタ類は、

子どもたちの人気なので、今年は失敗と言っていいでしょう。

これからまた草が伸び出す秋本番にどのようになるか。

心配ですが、 [ほらほら、いるよ。そこそこ。ウマオイ、クサキリ、キリギリス」

なんて会話が出来るといいのですが。

ビオトープの管理は生態系が整うまで10年かかると言われます。

お山の手入れを初めて4年目ですので、まだまだですかね。難しい、自然は甘くないです。

とりあえず雨が降って欲しいです。で、今日はこの歌をお届けしましょう。

これも小さい頃私が好きだった童謡です。

  「ゆうだち せんたくや」   

  作詞:まど みちお  作曲:服部 公一

♪ ゆうだちどしゃぶり せんたくや

  おうちも どうろも きも くさも

  ざあざあ じゃぶじゃぶ あらいます

  ゆうだちせんたく  おわったら

  おうちも どうろも きも くさも

  きれいな おかおで にじ みてる  ♪ 

誰かいけにえに捧げようかな~~~~~、N先生?

雨乞い踊りでもしてもらおうかな~~~~、W先生?

  

< むぎわらぼうし と おほしさま > 

夏休みももう終わり。

今年はこんな経験をしましたか?

曲:佐藤 真  詞:さとう よしみ

♪ ① はだかんぼうの だれかさん

   せみがほっぺにとまった せみがほっぺにとまった

   こんないいひは はじめてだ

   ミーン ミーン ミンミン ミーン

   せみは のんきに なきだした

  ② あつくてないてんの だれかさん

 むぎわらぼうしを かぶった  むぎわらぼうしを かぶった

    こんなすずしい木は いやだ 

    ミーン ミーン ミンミンミーン 

    せみは どこかへ どんでった     ♪

なんとほのぼのとした歌なんでしょう。「むぎわらぼうし」の曲です。

セミが頬にとまるなんて、現代っ子には考えられないんではないでしょうか?おしっこひっかけられますよね。

そしてもう1曲。 今度は夏の空を見上げてみましょう。

曲:團 伊玖磨   詞:都築 益世

 ♪ ① おほしさま ぴかり  おはなし してる

     ちいさな こえで  かわいい  こえで

     おはなし し て る

   ② おほしさま ぴかり おでんわ かけた

      あのこに このこ よいこは どのこ

      おでんわ か け た

   ③ おほしさま ぴかり  すずしい かぜも

      おうたを  うたう  たのしい  うたを

      おほしさま ぴ か り    ♪

この曲は「おほしさま」 と言います。

夏の夜空はあまりすっきりと見えませんが、天の川がよく見える位置に地球が向いているので、

周りの明かりが無く、少し高い地域からは この歌のように星の会話が聞こえるかもしれませんよ。

今日の生き物 ⑥

お山で見つけた、宝石さん。翅の裏と表が全然違う シジミ蝶。

ちょっと名前がはっきりしません。 

今年はこの蝶がお山の笹にたくさん来ています。

先日「キリシマミドリシジミ」の話をしましたが、こちらも飛んでいる様子は東洋の

{ミニモルフォ} といってもいほどの煌めきを放っています。

翅の違いをちょっとだけお見せしましょう。

ほら! 表は輝く青紫、裏が薄茶のぽつぽつ模様。止まっているだけでは

この蝶の素晴らしさが分かりませんね。たまたま後ろばねを損傷していたので、

表の色が見えましたね。きれいでしょう!!!!

お山で飛んでいる姿を見てほしいです。こんな顔です。

ちゃんと尾状突起もありますね。

こちらは 幼稚園のお山に初めて来た、カラスアゲハの夏型。こちらも実に美しい。

翅が傷んでいないのでとても素晴らしい青緑が見えました。

お池のお水を飲みに来たのでしょうか?きれいな水場に多い蝶です。 

写真はではなかなか分からずごめんなさい。

 

そして ヒグラシ。 さあ、なんて鳴くでしょうか?

鳴いてみてください。 ・・・・・・・・・・・・・・・、そうですね。

以前、ヒグラシの歌も載せましたね。

こんなセミなんですね。そういえば、脱殻たくさん集まりました。

もういいです! (ペコリ)

では今日はこれでおしまい。

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 18:02

< 僕たちも、見てね! >

今回はこんな仲間、夏休みだからね。仲間になれない方(害虫)もいますが、鳥たちには

貴重な食べ物ですから、やっぱり仲間ですね。

と、その前に、セミの脱殻がたくさん集まって来ました。

今度は困った状態になるくらい、集まっています。ありがとうございます。

どちらにしてもきちんと考えないと、持ってきてくれた方々に叱られちゃいますね。

で、その当人はこんな顔!アブラゼミくん。笹の葉の下でちょっとお休み。

もしかしたらさっき、孵ったのかもしれません。

他にもこちらはハラビロカマキリさんの子ども。

前足に白黄色のイボがあって、お尻を上向きにしてるでしょう。

だから ハラビロカマキリ の子ども。 オオカマキリの子どもは

お尻を上に持ち上げません。

そしてこの方は?

ナガコガネグモ の子ども。周りの白いギザギザの帯は、「かくれ帯」と言うそうです。

自分を目立たなく隠しているのでしょう。カモフラージュだね。

そして、僕。クサギカメムシ。実は深刻な不快害虫(農業害虫)らしい。

ミカン・モモ・サクラやカキそしてリンゴなどに寄生して美味しい果汁を吸ってます。ごめんなさい。

  

最後は蝶ですよ、わたしは。

こちらも近年各地で増加傾向らしい、 テングチョウ です。ストロー(口吻)を出す口の部分(頭部)が

長く伸びているから テング 何ですかね?

とにかく 蛾 ではありません。触角を見てね!こん棒状でしょう。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 18:39

< 立秋 >

残暑お見舞い申し上げます。

立秋です。秋ですか?!  いえいえ、全然まだ夏ド真ん中ですね。

日本が亜熱帯化している事は様々な事象の変化、生き物の生息状況から

わかります。立秋でも札幌もロシアも35度ですからね。生き物は人間も含め生死を脅かされます。

そんな毎日ですが、お山の池は水深が浅いので放っておくとお湯になり、そのうち干上がってしまうので

毎日井戸水を給水しています。そのお陰でいろいろな生物がやって来ます。

今回はこれらの最新情報を、入院して病気と戦っているI君の為にお届けします。

負けるな I 君、またみんなとお山で遊ぶぞ。

今日の生き物 ③

いきなりイモムシでごめんなさい。でももうすぐ蛹になる立派なキアゲハの幼虫だよ。

きれいな蝶々になります。イモムシを見つけるとすぐ殺虫剤を振りかける人がいますが、

ダメダメ! きれいな蝶々になる仲間もたくさんいるから、すぐに殺さないでね。まずはよく見て、調べよう。

次はこれ。オオシオカラトンボのオス。

そしてこちらが、メス。

色が全然違うでしょう。今度はこれ。普通のシオカラトンボ。オオシオカラトンボより色が薄いし、

体が細いね。

翅の付け根にも黒い部分がありません。

メスはムギワラトンボ って呼ばれているよ。これです。

どちらもオスは池の周りを飛んでいて、他のオスが来ると追い出すんです。

なわばり って訳ね。メスはのんびりお山の中で涼しそうにしていたよ。

お山の途中では赤とんぼにも会いました。

細い体が赤いのが分かりますか?これから秋が近づいてくると、もっと多くなるでしょう。

多分 ナツアカネ と思います。

お池にはこんな物もいたよ。

これ貝の仲間。ここにいていいのか悪いのか分かりませんが、初めて見ました。

何貝か調べないとね。貝殻に変な模様があるね!

そして最後はちょっとかわいい、私の好きな虫くんです。

木の周りにいて、くるくる回っているからこの名前が付いたのかもね。

カブトムシの仲間だよ。名前を、キマワリ って言います。ひまわりじゃ、ないよ!!!!!。

足が長いんだ。かわいいでしょう。

おまけ! これはお山にいたのではありませんが、金色の蜘蛛です。

場所は秘密だけど、珍しいんだよ。写真があまりよくないね。でも分かるでしょう。

ほら、お尻が金色に光ってる。周りにいる粒粒は赤ちゃん。

白いのは卵だよ。足が長くて、黒の模様がオシャレだね。名前を コガネヒメグモ と言います。

クモは昆虫ではありませんよ。翅も無いし、足も8本あるからね。虫以外の仲間でクモ類として

分類されます。

おしまい。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:43

< 良かったです、うれしいです。 >

今日は夏ーーーーーう、というお天気でしたね。

空も、雲も、風も、すべてが8月の夏模様でした。

暑いのは暑いですが、こういう夏はいいですね。夏は暑く、冬は寒く、春は暖かく、秋はさわやかな

日本の四季がいつまでも続くように何か出来る事をいたしましょう。エコ、エコ。

そして今日はわざわざ幼稚園へいらしてくださり、報告をしてくださった方がありました。

卒園児のお母様で7月の初めでしょうか、ご自宅の庭で巣から落ちたヒヨドリのヒナを見つけられて、

どうしたらよいかとお電話をいただきました。

あれこれとお話しして見守っていただいたのですが、その後の報告にわざわざいらして下さったのです。

園に張ってあった 「ヒナを拾わないで」 のポスターも目にして下さっていたようです。

野生動物は人からエサをもらう事を極端に拒否する種類(個体)もあります。

そのくらい野生で生きている事にプライドがあり、DNAに自立するすべを刻み込まれています。

その暮らしには出来るだけ人が介入せず見守る事が必要になります。

もし怪我をしていたらその場合はまた別の救護方法がありますが、

とにかく身近にそのように必死で生きている動物たちがいて、その暮らしぶりを

尊重することが人と共存していく唯一の方法であると思うので、気づく事、子どもたちに伝える事、

暮らしぶりを知る事を私は少しずつ伝えているつもりですから、お一人でもご理解いただければ、

大変うれしく、励みになります。

その方は、「いままであまり生き物を気にしていなかったが、これからは子どもと一緒に見るようにしてみます。」

とお話ししていました。

他にも地域の田んぼにオタマジャクシを見に行ったり、採取したり、ザリガニがいない!

と気づいたり、いろいろと聞かせて下さる方が多くなりました。

自然はとても刺激的で面白く、多くの生き物が暮らしている事に気がつけば、

こんなに知的好奇心を満たしてくれる環境はありません。だから、  

辺野古の海のサンゴ礁もジュゴンも守れるようになるといいと思います。

遠い沖縄の話ですが、身近な自然の大切さは沖縄も長津田も同じでしょう。

ちょっと話が飛びました。

今日の生き物 ②

???

ヤブキリ! 直翅目キリギリス科のキリギリスの仲間。

やぶに棲むからやぶのキリギリスで ヤブキリ。 ジリリリリ ジッ、と切って鳴きます。

さなぎにはならない不完全変態。いろいろな植物の葉や小昆虫の死骸も食べるようです。

こんな虫の声を聞くのも身近な自然に気づく事です。

< 夜の訪問者 >

「頼むよ、S君」の記事で載せたことが、各地で現実になってしまい

本当に怖いことですし、被害に遭われた方々を心よりお見舞い申し上げます。

幸いにも私たちの近隣では大雨に見舞われることなく、梅雨明けのようですが、

これから台風の接近もありますから、よく情報を収集して備えましょう。

S君には早くいい案を考えてもらい、日本を災害から救って欲しいと思います。

さて、今日の題名の夜の訪問者です。

最近よく顔を出します。この人!?です。誰でしょう?何者でしょう?

ヒントはもちろん爬虫類。虫を食べなす。夜行性。このかわいい手・足は

工業規格にもなるような、最新鋭の吸盤のお手本になっています。

「家を守る」 と言われるところから、その名がつきました。

もう お分かりですね?????

じゃじゃ~~~ん! う~~~ん、かわいい。

ヤモリでーーーす。

この子生意気にも私の手を噛みました。ニホンヤモリは身近にいる夜の訪問者です。

夜エサを求めて動きまわるので、外套の近くや家の壁など見張ってください。

真っ黒瞳のすばしっこい奴が現れます。逆さ壁歩き中。

 体長は12~3㎝です。

幼稚園の廊下にも現れたことがあります。愛すべきお友達です。

最後に、3日間更新をお休みします。ごめんなさい。

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 18:55

< 貝とアサガオ >

本日予定しておりました年少組の水遊びは、雨天のため中止となりました。

残念!でした。ちょっとくらい雨が降っていても、気温が高ければ、どうせ濡れるんだから

やってはどうですか?と年少さんにお尋ねしたら、「ダメです。雨天の場合は中止 と

お手紙に書いています。」と叱られました。イレギュラーな事をすぐ提案してしまう

私は、時々先生方のヒンシュクを駆ってしまいます。

どちらにしても今日は中止でした。毎年水遊びの時間を全学年で取りたいと思っているのですが、

どうしてもカリキュラムがタイトで実現しません。来年はまた考えましょう。

で、本日のタイトルはこれです。

  

お行儀のお菓子。「貝とアサガオ」 干菓子です。毎回その月の季節を感じるお菓子を用意しています。

おいしそう!、涼しそう!ですね。このお菓子をいただき、講師の先生方が点てたお茶をいただきます。

次の写真は茶せんとお茶碗。お茶碗は少々高価です。園児の皆さん、どうか落とさないようにお願いします。

練習時も本物を使いましょう。(精神を学ぶには正道を行かないとね)

そして「夏の訪れ明暗」でニイニイゼミの声を初認した話を載せましたが、昨日続いて、ヒグラシも聞きました。

さあ、ヒグラシはどのように鳴くでしょうか?

こんな歌があるんですよ。

「夕方のおかあさん」という、素敵な歌です。

今の子供たちにも是非歌って欲しい曲ですが、だいたい先生方が知りませんから

困ります。

「夕方のお母さん」 作詞:サトウハチロー  作曲:中田喜直

♪ かなかなぜみが遠くで鳴いた

  ひよこのかあさん 裏木戸あけて

  ひよこを呼んでる ごはんだよ~~~(ごはんだよ~~~)

  やっぱり同じだ 同じだな   ♪

曲をお伝えできないのが残念ですが、夏の夕方の茜ぞらにぴったりの

素晴らしい曲です。2番、3番もいいですよ。ご存知の方はお子さんに歌ってあげて下さい。

正解は、「カナカナカナカナ・・・・・・」

カナカナとは聞こえない、という意見もありますが、とにかく蒸し暑い夕暮れに一陣の涼をもたらしてくれる

自然の音です。これから少し茂った林にはたぶん生息していると思いますので

朝と晩、耳を澄まして見て下さい。朝は夜明けですから早起きを!

< 夏の訪れ、明暗 >

昨日の日曜日、本当に久しぶりに 渋谷 へ行きました。

学生時代は渋谷を経由して学校まで行っていたのですが、

勤め始めてからはめっきり都会の空気を吸うことなく、時代の流れにも疎くなっていました。

まあその人の多さと、あちこちきれいに成った街並みに驚かされ、気分はまったく『お上りさん』。

そんな中、足を止めて見入ったのが、井の頭線から東急線へのコンコースにある「明日の神話」。

これにはやはり圧巻でした。岡本太郎氏の偉大さを、改めて実感しました。

2008年11月にこの場所に設置されているので、今では足を止めて見入る人はそれほど多くない

らしいですが、私は『お上りさん』なので恥ずかしげもなくしっかり立ち止り、じっくり見てしまいました。

毎日ここを通勤に使っている方には、広告の一つのようになっているかもしれませんが、

ピカソのゲルニカにも引けを取らない大きさと、迫力でした。

ケースに入らず、そのまま取り付けられ、関係者の方々はよくこのような展示に踏み切ったな、と関心しながら

写真を撮って来ました。

この夏の私の目標に、美術館・博物館巡りがありますが(いくつ行けるやら?)

絵画って、やはりすばらしいものだな、と痛み行った次第です。

この感激とは裏腹に、夏の訪れの [暗] として、町を行く若い女性の服装です。

年寄りじみた事を言うと、思われるかもしれませんが、あんなに裸同然の恰好をしていて、

いいのでしょうか。ほとんど下着のような、パジャマのような、お尻ぴちぴちのショートパンツに

胸元が大きく開いて、覗きこめば胸の谷間が十分見えてしまう服を、

なんで不特定多数の大勢の人がいる町中や電車の中に

着て出かけるのでしょうか?そんなに暑いのでしょうか?裸になりたいのでしょうか?

女性の私でも(一応女です)目のやり場に困るような服装で、混んだ電車に乗る人の気がしれません。

迷惑防止条例で最近チカン対策も進んできたようですが、いかにもチカンさんに狙って下さいと言わんばかりの

服装は、逆にわいせつ物陳列防止条例か何か作って、取り締まったほうがいい女の子がいっぱい居たことです。

最近は小学校の低学年の女の子も、流行の雑誌から同じような服装で町へ出かけることもあるそうですが、

どうぞ保護者の皆様、裸同然で歩く事の無いよう、ご指導ください。渋谷駅前の109ビルが大繁盛なのはいいですが、

自分をもっと大切にして、おしゃれを楽しんで欲しいと思います。私もおしゃれをするの大好きです。

でも流行のファッションを見につけるのと、裸同然で歩くのとは違うでしょう。

夏は肌の露出度がそれでなくても上がりますから、要注意です。冷房の利いた室内ではきっと

風邪をひきます。

さて [明] の方は、私にとってだけの明でしょうが、夏の訪れを感じる2つの生き物と1つの植物に今年も会えました。

1つは「ニイニイゼミ」。 10日の早朝10時ごろまで鳴きました。このセミの声がすると、「いよいよ夏休みだなー」、 

の気がします。今年も聞けてうれしかったです。なにしろ季節を感じる虫や風景が様変わりしていますから、

同じ場所で、同じように感じられることがうれしいです。

2つ目はヘビ。本日お山で2種類のヘビに遭遇しました。

実は毎年この時期にお山では会っていて、彼らは鳥に匹敵するほど逃げ足が速く、

写真にはなかなか収められません。1種は「ヒバカリ」というおとなしいヘビ。

カエルやミミズなどを食べます。水辺が好きです。(学研図鑑より)

もう1種はシマヘビの子どもでそれも真っ黒系。カラスヘビとも呼ばれる黒化型。

水田から山地森林にすみ、さまざまな脊椎動物を食べます。(学研図鑑より)

前回「アズマヒキガエル」をご紹介しましたが、あの子も食べられちゃうかも!

毎年会えるヘビさんたちにも夏の訪れを感じるのでした。

そして3つ目は夏の花。お山の「ヤマユリ」、 これも毎年株数は少ないですが、

見事に咲いてくれます。この花の発生も、お山がお山としての機能をなしえている証です。

素敵でしょう。自生種ですよ。そしてこれは神奈川県花です。

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 16:28

< 出ました。 >

今日は、これ!

お山の住人のお出ましです。

   

アズマヒキガエル  砂場まで降りてきたようです。帰り際にはみんなに見てもらいました。

どの子もその大きさに、びっくり。

もう少しきれいな色だといいのですが、やはりグロテスクでしょうか。

ヒキガエル類は目の後ろから毒を出すので、いきなり「ムグッ」と掴んではいけません。

でもちょっとみんなには触ってもらいたかったので、後ろ足の部分を掴んで、足の先を

ペンペンと触ってもらいました。(よく手を洗ってね)

年少さんの方がよく見ていましたね。

きっとびっくりしているのでしょうね。初めて見るのですから。

毎年山の池に産卵する種は、このカエルです。

丁度7月上旬に再び土から出てきます。うろうろ歩きまわるので、時々道路なので

引かれてしまいます。夜間走行要注意です。

カエルは生態系ピラミッドの丁度中間に位置し、その存在はとても大切です。

ヒキガエルに限らず、どうぞカエルを大事にしてください。

それにしても今日は小学校との交流活動が大変でした。

今年度から年少さんと6年生が活動することになり、ちびっこは目をまんまるくしてお出迎え。

年長さんは1年生と同じ仲間感覚で大はしゃぎ。卒園児も多いので、勝手知ったる我が家に

戻ってきたような縦横無尽振り。久しぶりに幼稚園で遊べてうれしそうでした。

400人ほどの小学生が来園するのですから、何かあってはいけませんので教職員総がかりで

対応し、無事に活動を終えました。やれやれです。

この活動の報告は広報紙や幼稚園日記でお知らせしています。

< きのこ・キノコ・木の子 >

お山で見られるキノコをご紹介しましょう。

先日出かけた先で撮ってきた物も含め、かわいらしい山の仲間も見て下さい。

山は動物や植物や昆虫だけの世界ではありません。その山を豊かにする仲間に、

菌類、クモ類、地中生物(カタツムリ・ミミズ・ヤスデなどの無脊椎動物)など多くの生き物がいて

初めて豊かな生態系が保たれるわけです。

命に無駄なものは無いわけです。 能書きはいいから早く見せろ!  ですね。

じゃじゃ~~~ん、自信作です。名付けて「きのこマンション」

??

素敵でしょう、この写真。

次はこれ、名付けて「キノコの山」もちろんお菓子のね。

でもこれは危険。毒キノコです。多分「テングダケ」と思います。これは幼稚園のお山ではありません。?

 

今度はこれ。

  

きれいですね、このひだ。真っ白です。おいしそうですね。

 こちらはまん丸く、ぷっくり型。

 これは渋い。すらーと1本「キノコ」って感じです。

最後はこれ。 木の子さんたち。

キノコ図鑑で調べているのですが、なかなか名前の断定ができません。

もし図鑑をお持ちの方は調べてみてください。どちらにしても落葉広葉樹林の春から秋にかけて生える種類です。

もしかしたらとびきりおいしいキノコかも、まさか・・・・・。

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