< 樹木管理はどこまでを・・・ >

今日は林内管理をお願いしている植木屋さんに来てもらいました。

2月に取り付けた巣箱が、春の数回の嵐で傷んでしまい、落下する恐れが見受けられました。

そこで林内の土留補修も兼ねて、高所作業車を再度依頼し、取り替え作業をしました。

無事に交換できて、今度は丈夫な巣箱をしっかり取り付けたので、落下の恐れはありません。

ふーーー、と一安心です。

巣箱に限らず、大きく伸びる樹木の管理を、どこまで管理すればいいのか、難しい所です。

お金も相当掛かりますので、職員の手も借りて、子どもたちの手も借りて、適切に行わなければなりません。

昨日鷺沼で痛ましい事故が起きました。

高い枝は目視だけではわからない箇所が多くあります。

しかしどのタイミングでその箇所を見つけるかも、相当難しいのが本当のところです。

しかし普通に通路を歩いていて、上から大きな枝が落ちてきたのではたまりません。

女の子の怪我がしっかり治るように願いますが、他人事ではありませんので、今日も林内の上を見上げて見回りました。

枯れていそうな枝は極力落としていますが、キツツキの巣にもなりますので、危なくない場所の枝は残しています。

この兼ね合いをよく見極めないといけません。

どちらにしても何かの管理をするということは、頭も知識もお金も掛かると言うことです。

< お便りありがとう >

先週、石巻の仮設住宅にお住まいの方々から、お葉書をいただきました。

「元気にやっています。可愛い笑顔をありがとう。」

と、絵手紙がありました。

一昨年の年少さん、現年長さんたちが作った「ガンバレ風船」を少しづつ仮設住宅へ届けて下さる方がいます。

在園児のお父様ですが、他の団体の活動と一緒に当時の年少さんが作ったプレゼントを届けて下さいます。

その度にお礼のお便りが届くのです。

その都度お返事も書いていますが、

時間が経ち、学年が変わっても、今もまだ仮設住宅で毎日を過ごしている方々がいるのです。

忘れてはいけませんね。

あの津波で家族はもちろん、全てを失った方々がいるのです。

今こうして暮らしていられることに、感謝しないといけませんね。

今日もまた懸命に生きて、今日の私の役割をしっかりとやりましょう。

小さな命も懸命に生きていますから!

石巻市開成の仮設住宅のみなさん

羽化したキリギリスの第1幼齢(脱皮を始めているのもいます。)

年中さんの懇談会へご出席頂きありがとうございました。

明日は年少さんです。もう少し詳しくお話します。(初めて入園される方が多いですからね)

どうぞご出席ください。

 

 

< 桜舞う 入園式 >

ながつた幼稚園でも本日入園式・進級式を無事に終えることができました。

穏やかな日の中、ハラハラと散る桜が子ども達とその保護者の皆様を迎えました。

これから1年、新しい環境で、新しい先生と、共に歩んで行きましょう。

お土産の紅白まんじゅうやひよこ菓子で入園のお祝いをしてください。

と同時に、なんとなんと、キリギリスが羽化しました!

ヤッホーヽ(^^)(^^)ノ

心配していましたが、本日2匹確認しました。

みんな、明日飼育ケースを見に来てね!

小さい小さいキリギリスの赤ちゃんが動き回っています。

よかったね、今日は2重におめでとう!

< 命 ありがとう >

2年前、6月に台風が関東地方を襲った深夜、ながつた幼稚園の歴史を子どもたちと一緒に見届けてくれていたソメイヨシノが倒れてしまった。

その無残な姿に涙したが、3年目になるこの4月に命を繋いでくれた。

4月1日の新年度開始日に、その根元から伸びた新しい枝先に、3輪の花を咲かせていた。

なんと、木は全てが死んでしまったわけではなかったのだ。

命って素晴らしい。植物の力って逞しい。

昨日いただいたお神酒を掛けて感謝を表した。

大震災で変わり果てた東北地方も3年を過ぎ、繋がっている命に気づく時だ。

生命の神秘は人がどのように変わろうと永永と続き、進化して行く。

この自然の生命力に人は大いなる畏敬の念を抱き、敬わなければいけない。

土手に生える草木の一つ一つが尊い命で包まれ、春を謳歌している。

ヒトリシズカ

山は多くの鳥たちで大変賑わっている。

ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、アオゲラ、コゲラ、ムクドリ。

アカハラ、シロハラ、ツグミたち。

北へ帰るもの、南から来たもの、一緒になって春を謳歌している。

この命を作り出してくれる新たな細胞を発見したというトップニュースが今崖っぷちに追い込まれている。

若い科学者に大変感心し、憧れ、応援していただけに、こんな事になってしまって残念だ。

割烹着を来て研究に励むその姿はとても凛々しくも、女性らしい可愛らしさも見せた。

データの切り張りは論文誌上ありえない事のようだが、周りの研究者のサポートや指導がおろそかだった事がなんとも悔やまれる。

彼女の熱心な研究意欲を、理科学研究所はなんとかつなぎ止めて欲しい。

生命の神秘をつなぎ止めて欲しい。

 

< spring ephemeral >

スプリング・エフェメラルは春の妖精のこと。

特にカタクリなどの期間限定の植物を言いますが、この時期でないと見られない昆虫もそれに該当します。

その1匹を見つけました。

ビロードツリアブ!アブといっても刺しませんし、この早春の陽のあたる土手や草地でしか見られません。

そこらじゅうにいるのですが、気がつく人が少ない!という事。

このまるまるのお尻。ビロード生地のようなモコモコ具合。

そして花の蜜を吸うための長い口(口吻)。

なんとも妖精のように可愛いし、春の到来を感じさせます。

池の周りの土手にはヒトリシズカの花も咲きだしました。

池の上はほぼ満開のソメイヨシノ!毎年咲いてくれてありがとう。

桜と共に今年度も終わります。時はどんどん過ぎて行き、明日からは平成26年度。

25年度はいろいろありました。26年度もいろいろあるのでしょう^^;

どんなことがあっても笑顔で受け入れて、春の妖精のように爽やかに駆け抜けたいと思います。

新しい門出を迎える家族がいらっしゃるご家庭もあるでしょう。

心機一転、または初心忘るべからずで応援し、門出を祝って明日へ進みましょう。

ビロードツリアブ

お山のソメイヨシノ

きれいだね、桜は^=^

< 来たーーー、おかえり、ツバメさん! >

桜の開花宣言もなされた本日正午!再会できました、ツバメです。

上空をチュルチュルと囀りながら飛んでいました。

会えて良かった、ツバメさん!嬉しいですよ。

少しづつ仲間が増えて、営巣場所を決めるでしょう。

彼らの飛んでいる姿を見て、本当に春が来たと実感できます。

昨日はイワツバメの群れも見ました。

ひと風ごとにツバメの数も増えるでしょう。そろそろ田んぼには水が入り、代掻きが始まります。

サシバもやってくるでしょう。

嬉しいです、ツバメさん!

(写真は一昨年の6月のもの)

< 春は名のみの・・・ >

風の寒さや、と早春賦は歌っていますとおり、風は冷たく、少々寒い。

谷の鶯歌は歌えど、時にあらずと声も立てず、

ですが、今日は発声練習をしていました。

まだ全然上手ではありませんけど。

春休みはやる事が多く、子どもたちがお休みでも仕事量は変わりませんので、風邪を引かないようにしないとね!

ホールでは年長さんのお別れ会が開かれているようです。

どうぞ楽しんでください。でも幹事さん、終わったらモップ掛けくらいのお掃除をしてくださいね!

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 18:03

< 産卵を終えて >

1週間にわたるアズマヒキガエルの産卵が落ち着きました。

今年は観察を始めて初のメスの出現が7匹!です。

よって既存池の卵塊がすごい量になりました。

楽しみです。子どもたちがお山で遊べる頃には真っ黒くろすけの水辺編がうじゃうじゃと見られる予定です。

お楽しみに^=^

明日から預かり保育も再開します。春休み中の平日も通常通り行っています。

また窓口での購買品も購入可能です。どうぞご利用ください。

< 1年を終えて >

本日の終了日をもって、平成25年度の教育期間を無事に終えました。

次年度に続く大きな問題もなく、在籍園児や教職員に入院の必要な病気等の疾患もなく、

冷たい雨の3月20日を締めくくることができました。

放課後は教職員で25年度の振り返りを行い、次年度の学園運営方針や指導体制を話しました。

みんな反省点を挙げながらも前向きな意見が多く、次年度も大いに期待が持てます。

各人が評価した学校評価用紙には、次年度への言葉を添えて返却し、個人の実績資料にしてもらいました。

1年はあっという間です。園務のあれこれは本当に大変ですが、毎回子どもたちとの会話や言葉に励まされ、33年の歳月が流れました。

昨日は学園の役員会も開かれましたが、そこでも役員の各委員からながつた幼稚園の存続を強く希望され、

益々ながつた幼稚園は進化をしながら時代の幼児教育に沿った殿堂を目指して行かなければならないことを思いました。

どうぞ今後も応援してください。そして毎日熱心に指導する教職員を盛り立てていただけるようにお願いいたします。

 さてさて、お山の池はかつてない程のカエルたちの賑わいを見せ、大量の卵を確認しました。

整備を続けて来た良い影響が出始めています。

19日の夜は6組のペアとあぶれているオス12匹を確認しました。

4月には小さなオタマジャクシがたくさん見られることでしょう。

しかし生物の世界は毎日が厳しく、本日の雨により日中も池の周りをフラフラ歩いていたヒキガエルの1匹が、カラス4羽の襲撃を受け、命を落としてしまいました。

自然界の掟(食う・食われる)なのですが、カラスを恨めしく見上げました。

春休み中も生き物チェック情報をお伝えします。

では今日はワインを開けて、自分を労おうと思います。

ワインは赤が好きです。

おしまい^=^

< 桜と門出 >

春一番が吹く本日、132名の年長さんが巣立ちました。

お山では、「さくらんぼ」という品種の桜も咲き、年長さんの門出に色を添えました。

毎年キリリとしたお顔で修了証書を受け取る年長さんは、私たちにとっても眩しく誇りです。

幼稚園児といっても凄まじい勢いで成長し、自覚・自立を身に付ける時。

一つの区切りを付けることはこれからも進んでいける勇気と自信を持つはずです。

何にでも挑戦し、興味を持ち、自分で考えられる人になってください。

おめでとう、年長さん!そして思い出をありがとう。

時々遊びに来てね!

報告:昨日満月の輝きの下、アズマヒキガエルが第1回目の産卵に成功しました。

思った通りの産卵で、オス12匹、メス1匹がカエル合戦を繰り広げました。

例年より卵塊が小さく、まだ若いメスかもしれません。

今夜も可能性があるのでまた見張っています。