< 挨拶 >

少々サボっておりました。

なかなかブロガーのようには行きません。

さて寒露も過ぎ、いよいよ秋本番。夜露が草木に付く頃です。

今日からまた幼稚園開始です。

欠席する子も少なく、みんな元気に登園して来ました。

今日の朝礼では「ご挨拶」についてと、「自分の事は自分でする。よく考える。」という2点について、お話しました。

保護者の皆様、挨拶していますか?

先日のパワフル運動会では、職員3人で目をまるくしてしまった出来事がありました。

本部後ろで開始の準備をしながら並んでいた所、在園児を園児席に連れて行くお父さんが私たちの前を歩いて行きました。

すぐ目の前を行く保護者の方に、私たちはもちろん「おはようございます。」と挨拶をしますが、

一人目かわされ、二人目もかわされ、結局並んで立っていた3人全員、無視されてしまいました。

子どもはにこにこと笑って、私たちの顔を見て行きました。

何か考え事をしていたのかもしれません。

もしかしたら、私たちの事が目に入らなかったのかもしれません!(まさか・・・・)

どちらにしても、人と人の係わりは、挨拶からです。

会釈でも、笑顔でも、返すことは必然でしょう。

就職先がなかなか決まらない学生さんも多い中、

企業が面接で重視する要素はまず、どの会社も、「挨拶が出来る事」だそうです。

人はコミュニケーションに言葉という道具を使う動物です。

出会った時にこの挨拶(スタート)がきちんと切れるかどうかで、印象は大きく変わるのです。

人と接する心構えも出来るはずです。

その挨拶が出来るように成って欲しい、と常日頃思っています。

「いつでも、どこでも、誰にでも!」

大人になればなるほど、親としては何としても、身をもって子どもたちに示したい礼節です。

どうぞ皆様、朝起きたら子どもたちに「おはよう!」と声を掛けて下さい。

お母さん同士あったら、きちんと「おはよう」「こんにちは」「さようなら」を子どもたちの前で言って下さい。

お父さんももちろんです。

自然と身につける慣例は一生その人の基盤となって、将来の身を助けます。

さあ、後期 開始。

皆様もこの年度の残り半分を挨拶と共に過ごしましょう。

私は連れ合い(旦那です^^;)の夏休みが取れたので、

この3連休を利用して初めて沖縄に行ってきました。

観光は二の次で、国の特別天然記念物2種(ヤンバルクイナ・ノグチゲラ)と、固有種1種(ホントウアカヒゲ)の鳥を見に行きました。

ガイドの方といろいろな話をし、またまたこれからの幼児・児童教育のあり方を考えました。

ここに生息する生き物たちの声に、姿に、自分が生かされている環境を知り、共に生きる方法を探りました。

そして沖縄県の置かれている状況をこの目で確認して来ました。

本当に街の真ん中に連なる米軍のフェンス。

普天間基地が移設される予定の穏やかな辺野古海岸。

でもその反面、周辺の街はうらびれて、主要な産業や人の営みは見受けられませんでした。

島国である日本の国境を接する県の、厳しさも感じて来ました。

この時のお話はまた今度にいたしましょう。

今日はおしまいです。

 

 

 

< 名月・大潮・台風異変 >

普通台風一過は心地よい秋晴れを感じられますが、

湿った空気がいつまでも居座って、さすがに体にはだるさだけが残ります。

おまけに日差しはまだまだ強いし、今日は西日で日焼けです。

しかし昨日の台風は心配しました。

関東地方も飲みこまれる大きさで、せっかくの中秋の名月も明け方遠くの空に見えただけとなりました。

ましてや大潮とは生物にとって重要な時期。いえピンポイントでこの日限り、という生態を持った生き物がたくさんいますからこの日に合わせて台風がやって来ると、1年の内の大切な儀式が行えない生き物もいたかもしれません。

人にとっても他の生き物にとってもお月見は、涼やかな秋風の下、虫の声を聞きながら見上げたいものです。

月餅(中国のお菓子)など食べながら・・・・・。

いえいえ、中国のお菓子より、やはりお団子でしょうか。

今は中国とちょっと「ややこしや・・・・・」ですからね。

それにしても中国ではこの時期が国慶節で、8連休だそうで、なんと3億人が観光に出かけるとか!

ヒエーーーー、日本の全人口×3倍の人が動く!

驚きです。

すごい国ですね。

さすがに人口世界1、の国です。

日本では台風の被害が各地に出てしまいましたが、中国ではこの連休を大いに楽しんでもらって、

熱した頭を少し冷やしてもらいましょう。

そして今日は子どもたちがこんな物を見つけました。

これも気象異常のなせる技か?

本来は春に見られる日本ミツバチの分封(新女王誕生による巣分け)状態を見つけました。

「先生,大変!

何かがブンブン、たくさん飛んでる?????」

とひまわり組の子どもたち。

食事をしようとしていたら、この熱い声に呼び出され、現場を見に行くと、

確かにブンブン、たくさん飛んでいる。

その正体は、日本ミツバチ。

双眼鏡で近くを探すと、なんと蜂球状態を発見です。

古い梅の木に群がっています。

ひまわり組の隣の畑の梅の木です。

今の時期も巣分け行動を起こすのでしょうか???

それとも台風がもたらした、異常行動なのでしょうか???

毎日いろいろな事が起こります。

< これからの幼稚園 >

昨日は説明を聞きに行きました。

子ども・子育て3法案が国会を通り、平成27年度から法律として施行されます。

幼稚園は選択を余儀なくされます。

どの道を選ぶべきか!

これから将来のビジョンをはっきりと持ち、方向を定めなければなりません。

詳しくは追々お話しましょう。

いろいろ考えると頭がパンクしそうなのでもう帰る事にします。

おまけに横浜まで出かけたら持病の腰を痛めてしまい、腰痛再発。

まったく体力の衰えにうなだれるばかりです。

 

 

 

Filed under: 社会情勢 — itsuko 18:41

< 1年半 >

東日本大震災から1年半が過ぎました。

報道でも多方面から取り上げられています。

復興が進んでいる地域や機関がある一方、まったく変わっていない場所も多くあるようです。

被災された方々の心の傷は、何年経っても癒えるものではないでしょうが、目に見える場所や環境が少しでも改善されていく事をこの地から祈るばかりです。

何か出来る事をしなければ・・・・。

と思いつつ、出来ない私は、選んで被災地の情報に目を向け、現地の「今」を忘れないようにしています。

この夏被災地を訪れた先生は、「活気が戻った地域と、時間がピッタと止まってしまった地域とがはっきり分かれているようです。」と話していました。

そんな話を聞いていたので、先日のNHK特集には大変驚き、「これでいいのだろうか!」と憤りすら覚えました。

19兆円の復興予算。

何度も補正予算が組まれ、気がつけば19兆円の税金が被災地へ充てられる事が決まり、事業計画が実施されているその中身を検証した番組です。

通常の税金の使われ方も以前から良く分からない所がありますが、巨額なこの予算も、被災地の復興に役立っているとは到底思うえない場所に使われているケースがいくつもありました。

各省庁が復興につながるような理屈をこじ付け、それが難なく審査を通っている現実。

25年度からはこの復興予算の為に所得税が上げられます。

被災地の為に使われるのならば!と身銭を削る事を承諾している方も多いでしょう。

そんな中、実際は全く違う分野にこの身銭が使われる事になる理不尽を、政府はどのように説明するのでしょうか。

NHKも税金で成り立っている機関ですが、良く踏み込んで番組にしてくれたと思いました。

毎日懸命に働く人々の税金は、とにかく公平に均等に、無駄なく、そして人々の生命・暮らしの補償の為に使って欲しいものです。

そしてこの大災害で人生が変わってしまった方々の、そして大きく傷ついた生活・労働・自然環境の復興にとにかく1円でも多く使われる事を期待しています。

 

Filed under: 社会情勢 — itsuko 18:18

< 備えていますか? >

久し振りの雷雨で草木も潤いました。

でも蒸し暑く、9月の風を感じられませんが、防災の日をいかがお過ごしでしょうか。

テレビでは様々な防災報道をやっていますが、

一人一人本当に備えているのでしょうか?

おまけに富士山爆発シュミレーションも本格的になり、地震と津波と火山の噴火で、日本の半分は無くなってしまいそうな勢いです。

しかし巨大地震を経験した私たちですから、いささか現実味を帯びているのも事実です。

そこで私は水と保存米とカップラーメンとビスコ(美味しいし保存が効くのです)を備えています。

この地はまず津波の心配はないと思いますが、

「想定外!」 は許されない昨今ですので、

私のつれあいが、なぜか釣りもしないのに持っているゴムボートと救命胴衣を使おうか!と考えています。

津波にゴムボート?ピンときません。

そして普段持ち歩くバックには、このような物を入れています。

これは3月11日の巨大地震から始めました。

外へ出かけていても、一晩くらい過ごせるように持っています。

防災に関係ない物もありますよ。

手や唇が乾燥するとイライラするので、リップクリームと愛用のニベアハンドクリーム。

小さい生き物を見つけた時はもちろん、虫メガネ。

買い物にはエコバック。

感染防止にアルコール消毒液とマスク(富士山噴火の火山灰には有効だそうです。)

LEDの小型ライトと笛。停電対策と閉じ込められた場合です。

救命用の呼吸マスク(一応講習を受けています)

何に使ってもいいレジ袋とお箸とスポーク。

スポークとはよく登山で使う、スプーンとフォークが一緒になったもの。

他にはみんな持ってる!ハンカチ、ティッシュ、マイボトル(水)と携帯電話。

何でもメモル、フィールドノートとペン。

そして飴やチョコや小さなお菓子とコンパクト。(顔のチェックも大事^^;)

他にも出来るだけヒール靴は履いて出ない!とか、

自分の身は自分で守る。

幼稚園でも毎年防災用品を見直しますが、

子どもたちの身を守りながら、保護者の皆様が無事に迎えに来てく下さる事を信じて止みません。

その為には、お父さんやお母さんは自分の身を守ってもらはないと、困ります。

災害時に家族はどのように連絡を取り、どこに集合するのか。

年に一度は全員で話し合って、決めておきましょう。

Filed under: 社会情勢 — itsuko 18:04

< ツクツクボウシ >

オーシンツクツク、オーシンツクツク、オイオーシオイオーシオイオーシーーー、

と鳴くツクツクボウシ。

これは夏の終わりのセミです。

まだまだ厳しい暑さですが、虫たちは順番に季節を追いかけます。

ヒグラシの声が弱くなり、夜はコオロギたちが鳴きはじめました。

お風呂に入りながら、この虫の声を聞くのが好きです。

今日は今年最大の上弦の月。

つまり右側に光が当たるきれいな半分のお月さま。

富士山の頂上で見るようには行きませんが、

暑い夜空に、少し秋を感じながら半分のお月さまを眺めてみましょう。

日本は領土問題で隣国とにらみ合い、遠くシリアでは信念を持った女性ジャーナリストが戦火に倒れ、

世界には様々な問題が渦を巻いています。

戦争については終戦記念日に放映されたNHKの特集番組を見て、

第2次世界大戦の幕引きを、日本は完全に見誤った結果、今日に至っている事がよく分かりました。

中枢の幹部がもっと率直に話し会い、情報を共有していたら、日本には原爆も、北方領土の占領も、シベリア抑留もなかったかと思うと、時の指導者の判断や考え方がいかに大きな影響を与えるかが番組を通して伝わってきました。

当時の指導者たちは、無策無能だったのです。

今でも続くこの領土問題に、戦争責任。

一体いつになったら日本の太平洋戦争は終わるのでしょうか。

シリアでも一刻も早く平穏な日々が戻る事を望んでやみません。

出来ればオーシツクツクやコロコロコロリーの声を届けて、心の平安を感じて欲しいです。

日本でもまだまだ平安は遠そうですが・・・・・。

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 17:50

< よし、よし! >

後半の怒涛の攻撃をよく凌いだ。

「勝っているんだからもっと自信を持って!」と叫んでいた。

やはりメダルを前に緊張していたのだろう。

とにかく良かった。

「よし、よし!」

世界で2冠(ワールドカップとオリンピック)を取った国は無いという。

相手はアメリカでも夢じゃない。

今回のオリンピックはあの大臣が言ったようなトラウマ?にはまっているような気がする。

なかなか1番が取れない。

「2番じゃダメなんですか!」

2番じゃダメです。やはり1番がいいに決まっています。

なかなか「金」が取れない今回、やっぱり金メダルを取って欲しい。

男子も続け!両方で金メダルを取ってやれ!

日本は何があっても、大震災に見舞われても、原子爆弾を落とされても、負けないところを世界に見せてやりましょう。

昨日は広島を思い黙祷をし、今日は立秋に秋を思い起こし、そして今夜もまた何とか目を見開いて、男子のサッカーを応援します。

Filed under: 未分類,社会情勢 — itsuko 08:22

< オリンピック か! > 

暑中お見舞い申し上げます。

皆様、熱中症対策は万全ですか!

今年もやっぱり暑くなりました。

暑い時は寒い冬の時を考える!

いや、ガンガンクーラーを掛けて部屋をとびきり冷やす!

(もう電力不足だの、地球温暖化だの言ってられなーーーーい。)

なーーーんて、事は無いでしょうね。

さて、今年はオリンピックイヤー。

体操日本、逆さ十字懸垂か?、エイ!

こちらは垂直到立!って、そんな技があるか知りませんが、

上の写真はコノシメトンボの体温上昇防御術。

下の写真はオニヤンマの打点産卵。

どちらも相当な力技です。

いよいよ始まるオリンピック。毎回素晴らしい選手の活躍を、拍手を持って見ていますが、

今回も日本選手全員がスッキリといいお顔を見せてくれる事を期待しましょう。

テレビから伝わる臨場感が、子どもたちへ憧れや夢をもたらすかもしれません。

サッカーも男女共に勝ってスタートした予選。

いいぞ!ガンバレ!

私もこれ以上汗は出ない!状態になりながら、原生林を1万5千500歩も歩いて応援しました。??????

今日は全身が筋肉痛です。

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物),社会情勢 — itsuko 13:44

< ラムサールって? >

昨日の話題ですが、「ラムサール条約に新たに9湿地が登録された」ニュースをご覧になりましたか?

このラムサール条約とは、

「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」

はい、どうぞ、・・・・・

とまあ長い名前の付いている国際条約です。

イランのカスピ海のほとりにラムサールという町があり、

1971年に最初の会議が開かれた事を記念して、通称ラムサール条約と呼ばれるようになりました。

「渡り鳥に国境が無い」ため、国際間で同じ理念を持ち多様な動植物がくらす湿地環境の保全に努めようとするものです。

今回9つが登録されて、日本の登録地は計46か所、合計13万7968haとなりました。

条約その物に細かな規定は無いため、条約に加盟している締結国それぞれの取り組み方が試されます。

例えば日本では、以下のような法律と地域住民の理解と保全活動、環境保護団体の運動、などで管理・保全されます。

鳥獣保護法

自然公園法

種の保存法

各方面で様々な事が動いている政治経済下で、

この法律を定める国の中枢機関=国会が分けの分からない混乱で、ちっとも先へ進みません。

まったく困ったものです。

自国の領土である事を声高に訴えても、

こんな混乱を起こしているからちゃっかり我が物顔で視察を繰り返す、大統領と首相が交互にその役を交代するようなこれまた分けの分からない国に、いいようにあしらわれているのです。

おっとっと、少し話がされました。

とにかく固有種の数ではあのガラパゴス諸島にも引けを取らない日本国。

この様な環境が増えて、また国の機関がしっかりと機能して、ここで暮らす動植物が守られる事を願ってやみません。

これは今回登録された「渡良瀬遊水地」で撮った、ハイイロチュウヒの♂です。

いつまでもこの光景が続きますように!

チュウヒというタカの仲間はこの様な広いアシ原が無いと暮らせません。

そうそう夢(昨日の話)と言えば、この46箇所を一つずつ回ってみようかな・・・・・。

 

 

 

< 節電の夏 >

さて、7月になりました。

半夏生(ハンゲショウ)と呼びますが、「半分夏になる」、という意味だそうです。

昨日がその日でしたが、もう一つ別の意味があり、

それは、半化粧と書いて、この時期半分葉の色を白く変える植物の事。

どちらにしても、もう夏ですよ!という合図です。

今年も暑くなりそうです。

昨年節電に成功した私は、

今年もせっせと取り組む予定です。

もちろん幼稚園も活動に支障が起きない程度に、節電します。

どうぞご協力下さい。

今まで電力は使いたい放題ありました。

福島の原発事故で、私たちの使う電力がどこから来ていて、どうやって作られているか、

真剣に考えるように成りました。

費用も含めてです。

電気の買い取りが始まりましたが、その価格が決まった事で、消費電力料金が値上げされた事も事実です。

要は電気 料金に買い取る分の費用が上乗せされたのです。

先行投資して、自然エネルギー計画を普及させるのですが、

なんだかな・・・・・、です。

これからのエネルギー政策を決める国民会議?がこれから始まるそうですが、

どの辺の、どんな人たちが会議に参加するのか?????

8月末には政策方針を政府が決定するそうです。

宇宙から見ると煌々と輝いて見える日本列島。

どこもかしこも明る過ぎの所があります。

貯める事の出来ない電気ですから、適正に使いましょう。

皆さんも、ご自宅の電気の使い方を今年もまた考えて、工夫しましょう。

Filed under: こども環境管理士,社会情勢 — itsuko 15:31
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