< まだまだ続く感染防止 >

新型ウィルスが日本列島を占拠しています。

毎日報じられる都道府県の陽性者数が、全ての都府県で印字されるようになりました。

変異株の感染力は本当に強いようで、幼稚園活動も改めて注意しないといけません。

神奈川県ではまん延防止重点措置が今月末日まで延長されました。

毎日のように感染防止に対する連絡がメール配信にて届いています。

ながつた幼稚園では来週に年長組の遠足も予定しているので、体調管理と感染防止は徹底しないといけません。

幼稚園の活動も、外遊び時もマスク着用を考えていますが、

これから暑くなりますし、ちょっと難しいでしょうか・・・。

室内での着用の徹底と、密集が長時間続くことのないように、子どもたちを誘導しなければなりません。

心配なのがクラブ活動です。

幼稚園の設備を貸し出している分けですから、徹底した感染防止対策をとって欲しいところですが、

ややもすると気が緩みがちなので、注意しています。

園舎内での練習やトレーニングでは、マスク着用をお願いしています。

ワクチン接種も本格的になるようですし、もう少しの辛抱です。

油断せず、個人が出来る予防策を徹底し、コロナウィルスに掛からないように、また感染させないようにしていきましょう。

今後の行事については来週発信する6月の便りにも載せますが、

現在のところ時間を区切ったり、人数を分けたりして行う予定です。

土曜参観日も予定通り6月12日に行います。

但し、学年を分けて時間ごとで行います。

詳しいお手紙はこれから配布いたしますので、よろしくお願いします。

 

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 16:36

< 愛鳥週間、始まっています >

九州鹿児島県では、「ブロンズトキ」という日本では観察例がほとんどない珍鳥飛来の報告で盛り上がっています。

春と秋は渡りの時期なので、ちょっと疲れたり、低気圧に流されたり、道?を間違えたり迷ったりする野鳥が、

時々日本国中を賑わせます。

なぜなら、海外へ出て行かないとみられない鳥も多いので、野鳥好きにはまだ見ぬ鳥に出会えることは心ときめくのです。

しかし私のお気に入りは、毎年帰って来るツバメといつも近くにいるシジュウカラ。

春の野鳥週間です。皆様も街かどで、公園で、お散歩途中にでも鳥の声に耳を傾け、

姿を探してみてください。野鳥は身近な野生動物です。自然環境の指標にもなります。

大切な仲間です。

< 食事は楽しくね > 

食事は楽しく、美味しく食べたいところですが、

現在の環境はそれを許さず難しい状況です。

幼児といえどもおしゃべりはしないで、パクパク食べる!

そして椅子にしっかり座って前を向いて、モグモグ食べる!

みんながみんな、このように食せないのも幼児期です。

ある意味では食事の仕方の練習になりますが、でも食べることへの楽しみや、

美味しさを皆と味わう喜びも必要です。

そこで少しでも雰囲気を和らげるために、BGMを流すことにしました。

保護者の方からもご意見をいただき、「音楽を流してはどうでしょう」というお話を受けたこともあり、

本日から動揺を流してみました。

確かにシーーーンとした雰囲気は無くなり、空気が明るくなりました。

そこは音楽の力でしょう。場の様子を和ませます。

どこかで聞いた曲もあるでしょう。子どもたちにも親しんでもらえそうです。

「みんんあのうた」や「おかあさんといっしょ」でも歌っている昔ながらの曲です。

年長の女の子が、

「先生、今日はみんな静かに食べたよ。曲が流れて良かったよ。」

と言いに来てくれました。

なるほど、子どもたちも子どもなりにいろいろ見て、聞いて、感じているんだな・・・、と改めて、

子どもの声を聞いて学んでいます。

SDGs宣言に掲げたように、子どもたちからの声を保育活動に反映させていきたいと思います。

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類 — itsuko 18:00

< 誕生会、やってみました >

毎月全学年のお友達でお祝いした誕生会。

昨年はクラスでこじんまり、静かに行いましたが、

今年度は元の形に戻して行いました。

保護者の方は1名様に制限させていただき、

子どもたちはホールに集まって行いました。

やはり全員が集まると「密」感が強くなるので、内容は例年の半分程の量にして、

それでもお誕生月のお友達をお祝いする、みんなからの言葉のプレゼントを受けて、

特性冠もを可愛いく、久しぶりの誕生会となりました。

 

しかし、都内では変異株によるクラスターが小学校で発生しました。

神奈川県内の感染者もじわじわと増えています。

いつ緊急事態が出てもおかしくない状態に近づいていますので、ここは気を引き締めて予防に努めましょう。

今後の感染状況により、クラス毎での誕生会に戻すこともあります。

それにしても日本のワクチン接種体制はどうしてこんなに遅いのでしょうか???

感染者や死者数が少ない頃から、ワクチン接種が並行して進んでいれば、

現在のイスラエルやニュージーランドのように人の往来を制限することなく、社会生活が出来たのではないでしょうか?

そんな甘いものでは無いのでしょうが、各社の報道を見ていても、スムーズに手配が進んでいないのは明らかですし、

判断をする人や指示を出す機関が曖昧なような気がします。

オリンピック・パラリンピックも、このまま誰も何の発言もせず進むのでしょうか?

変異株流入の懸念もありますし、どういった判断をするのでしょうか?

いえ、もう開催することで動いているんでしたね???

 

昨日の満月をご覧になりましたか?

春の大潮になる満月は、朧月夜となり地球を照らしていました。

(自分では光りませんが!)美しい衛星です。

子どもたちは㏠保育を3日間乗り切りました。

年少さんは午後になると疲れちゃって、機嫌が悪くなる子がいますけど。

まだ生活リズムが整っていませんので、家庭ではゆっくり休んで、気持ちと体を休ませてください。

連休は「お出かけ自粛」が要請されていますので、今年も^^;静かに過ごしましょう。

【 EARTH DAY 】

今日は「国際母なる地球デー」です。

世界中で、何か一つ地球にやさしい行いをしよう!という呼びかけが起きています。

さて、地球にやさしい行い、してますか?

海外では若者(10代、20代、30代)が活動の主な中心です。

日本でも学生を中心に活動しているグループがたくさん出ていますが、

今一つ自分の事として地球環境を考えていないのが日本の実態でしょう。

コロナ感染拡大と同じでしょうか?

この奇跡の星に生きるには、この星の法則に則って生活しなければならないところ、

人間だけがその法則を破って生きてきました。

他の命を絶滅に追い込み、法則の一部を破壊し、更なる経済成長を遂げようと突き進んでいます。

この緑の星を見つめて、一人一人が考えてみましょう。

今グラウンドで走り回る子どもたちの生命を支えるのは、30年後の同じこの星、地球です。

緑と虫の星、地球の事を考える1日にしてみてください。

モミジは春も大変美しい樹種です。この木の下では新鮮な酸素が満ち、深呼吸したら病気になる気はしません。

木の皮を削って巣材にするキアシナガバチ。

虫は植物に支えられ、植物の受粉を支えています。

< SDGs宣言 >

少子化の中、どうしたら園児を獲得できるか毎年苦慮しています。

でもながつた幼稚園は53年の歩みを変えず、

しかし新しい風も掴んで進みたいと思っています。

そこで幼稚園という組織をより一層区別化するために、

「SDGs宣言」として広報します。

今までの活動を国連が定める全世界的な目標に当てはめて、明確化しました。

この宣言の意味を教職員がいかに理解し、日々の保育に落とし込んでいくかが問われます。

この子たちが成長した2050年には温室効果ガス(二酸化炭素)の排出が0になっているかどうかは、

現在社会の第一線で活動する私たち大人に掛かっているのです。

火星や月にも行きたいけれど、地球にこのまま住み続けるために、一人一人が出来る、小さな選択をする取り組みです。

どうぞ皆様も各家庭で、そして属する社会の一角で、出来る選択を心掛けてください。

月探査機「かぐや」から撮った地球

明日の生きもの観察会は、ニホンアカガエルのオタマジャクシを黙々と数えます。

発声禁止です。コロナ禍でもありますし!!!

今日はお池にカルガモのペアがやって来ました。

外遊びが始まり、賑やかなちびっこが乱入したため、飛び立ってしまいました。

時々来てね、カルガモさん。

< 春の植物は >

つくし

つくしは胞子を飛ばして増えるんですよーーー。

こちらはモミジの花。見たことありますか?モミジだってちゃんと花を咲かせるんです。

春になぜ赤いのかは、まだ葉緑素を生成していないからです。

糖分であるアントシアニンしかないのです。まず糖分から芽吹くので、葉が赤い。

徐々にクロロフィルが光合成によって生成されて、緑色になっていきます。

ちなみに花がこれ!

こちらは不明なイチゴ?毎年池の土手にたくさん咲き、赤い小さなイチゴとなりますが、

未だに種名を特定していません。この種の草木が多いんですよ。

そしてこちらは株を毎年増やしている、ヒトリシズカ。

道端の小さなお花、カキドオシ。紫の斑点は、密のありかを虫に教える誘導灯の役目を持っているようです。

植物の戦略は何とも緻密で、大胆です。

小さなお花も懸命に命を繋いでいます。

< 新年度始まる >

母を看取り、人生の無常を改めて感じ、私の偉大な援護者を亡くした虚無感は否めませんが、

でも立ち止まっても居られず、今日は4月1日を迎えてしまいました。

再度のコロナ禍に於ける入園式を迎えることになります。

もう一度気を引き締めて、感染予防と行事の在り方を熟慮しないといけません。

グラウンドの桜がオオシマザクラやヨメイヨシノからサトザクラに代わります。

濃いピンク色のボンボンザクラに迎えられながら、新年度を始めましょう。

お池の周りにはたくさんの筑紫が出ています。スジグロシロチョウが飛び、カエルの卵2種がオタマジャクシになっています。

時は待ってくれないようです。

新しい1歩を踏み出しましょう。

 

< 忘れてはいけない災害 >

幼稚園でも定期的に防災訓練や火災訓練をしています。

2月末の防災訓練は地震が来た時の訓練でした。

ホールに集まった子どもたちに、東日本大震災の話をしました。

声の高低も付けて真剣に話した私の話を、じっと聞き入る子どもたち。

怖くなって泣いてしまう子もいたようです。

家に帰って私の話が怖かったと言った子も居たようです。

子どもながらにその恐怖や自然災害はあるものだという感覚を伝えていきましょう。

当時の映像を見る機会もあるでしょう。

忘れてはいけない災害は伝えて行かなければいけません。

同時に備えをして、次の犠牲や被害を防いでいきましょう。

3月11日の原発事故も含めた被害者に改めて思いを寄せて、子どもたちにも伝えていきます。

 

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 18:55

< 世界女性デー週間 >

勝手に【週間】と名付けていますが、今月8日は「世界女性デー」でした。

東京オリンピック・パラリンピック委員長の女性蔑視発言もあり、

にわかに日本国内でも女性の地位向上が叫ばれるようになりました。

さあ,日本の女性と思われる皆様。

社会の中で男性と平等に見られてきた経験、もしくは体験をお持ちでしょうか?

日本は世界でも下から数えた方が早い女性の社会的地位の低い国です。

私たち女性はもっと主張を持って積極的に社会で活躍しなければなりません。

また男性は、女性は家事と育児をするものだという固定観念を捨て、

共に協力して家庭を支え、女性が何らかの役割を持って社会へ貢献する機会を尊重してください。

今週は女性の活躍や性差別についての話題が紙面を飾っています。

ながつた幼稚園でもこの問題に取組、次年度から「男の子・女の子」というくくりを無くします。

幼いうちから性別に関係なく、人ひとりの人格を認め合う世界観を身に付けさせたいと思います。

そのお手本となるのがお母さん、お父さんです。

お子さんが育つその環境で、お父さん・お母さんが等しく役割分担する姿を、子どもたちに示してください。

子どもはいつまでもご両親の所有物ではありません。

母も一人の女性として、ご自身の人生の夢を追いかけてください。

子どもは独立して行く者です。またそうでなければなりません。

今日は年長さんの卒園茶会がありました。

お茶室でお点前を頂戴する時間は人生の中でもわずかな一時です。

でもこの時間は人生を豊かにしてくれる時間であると私は思いますし、

子どもたちに日本の伝統や文化を体と舌で感じてくれる時間となるでしょう。

ずっと大切にしてもらいたいと思います。

大人が作る環境と言動から子どもたちは知らず知らずに慣習や観念を学びます。

この観念を性差別の無い空気に変えて行かなければなりません。

日本という国で育つ子どもたちが知る機会を享受し、国の伝統や文化を身に付けていくことはとても大事なことではないでしょうか。

幼稚園の園長という立場にいる私に何が出来るのか・・・・。

少しでも子どもたちが成人する社会や自然環境が過ごしやすい、

持続可能な世界になっている事。

平等な空気間を誰もが持てる日本社会に貢献したいと思います。

 

 

 

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