< プレゼント② >

皆様の靴下にはプレゼントが入っていましたか?

今日はいいお天気でしたし、プレゼントをもらった方は心も温かいでしょう。

このぺージは子どもたちも見ていると聞きますので、

私からはこんなプレゼントです。

日本は東西に長く、多様な地形が存在し、何より四季の区別がはっきりとある(最近は怪しいですが!!!)世界でも有数の固有種の宝庫。

その数ではガラパゴス諸島にも引けを取りません。

そんな生き物の中で鳥たちをご紹介しましょう。

映りは悪いですが私が撮った(見た!)鳥たちのいくつかを載せてみます。

年末に送る仲間たちです。

気にしていないとどんどん減ってしまう友達です。

姿・形・色だけでも記憶に残して下さい。

ヤンバルの森だけに棲むヤンバルクイナ

固有種のホントウアカヒゲのメス

同じくオス

飛ぶと優雅なムラサキサギ

オスが子育てをするミフウズラの番い

いつも一緒のライチョウの親子

真っ白だけどクロサギという名の白色型

水面に美しい影が映る、タカブシギ

とにかく大きいイヌワシ

赤い鳥の代表、アカマシコ

日本の固有種、カヤクグリ

なんてったって、シマフクロウの横顔

水を飲むルリビタキのメス

写真家の憧れ、カワセミのオス

すぐ身近にいるけど、激減したスズメ

日本で見られる鳥は約600種。

全部見るのは簡単な事ではありません。

でもこの鳥たちを通して身近な自然を感じ、共に暮らす術を探します。

まずは子どもたちがこの自然に触れないと、そして知らないと事は始まりません。

まだまだ写真は有りますが?今日のクリスマスはここまで。

おしまい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 静かになって・・・ >

選挙も終わって町が静かになりました。

そして昨日は温かかったので、今日の寒さが応えます。

国の財政がひっ迫しているさ中の、多額の税金を使っての選挙ですから、

当選した皆様はとにかく死に物狂いで仕事をしてほしいですね。

すぐに取りかかって欲しい事の一つには、議員定数の削減や選挙制度の見直しがあります。

どうなるでしょうか?

私たち有権者は選んだ党がそして人材が、しっかり負託に答えているかを見続けないといけません。

これからの社会の仕組みがどのように好転するか、期待して関心を向けましょう。

幼児教育環境もまだまだ七色状態ですから、注意しないといけません。

あらあら、

幼稚園のグラウンドにメジロとシジュウカラの大群がやって来ました。

合わせて30羽から40羽くらいはいるでしょうか。

グラウンドの植え込みを順番に回って行きました。

冬は群れをなして移動します。

命の為に集団行動をします。

そして今日は水ぼうそう(水痘)のお友達が増えてしまいました。

年長組の3階に広がっています。

先週は一人でしたが・・・・。

発疹がでる感染症は症状はもちろん、着替えやお風呂の時によく身体チェックをして下さい。

発疹が出ているのに気がつかず、登園して感染が広がる事があります。

ご注意ください。

水痘の潜伏期間は2週間。

まだ罹患してない場合は冬休みまでもう少しですから、

ご家庭で健康管理を徹底して下さい。

冬休み中に感染してしまった場合も、完治した証明(登園許可証)を出して下さい。

 

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 14:06

< ああ、カナダガン >

このお休みをいかがお過ごしでしょうか?

私は、勤労感謝の日は毎日の就労をねぎらって(自分でね!)ゆっくり休み、

昨日はちょっと問題になっている現場へ出かけ、

今日はいろいろと確認事項や資料整理。

その中でこんな記事を見つけました。

私は日本野鳥の会に所属しているのですが、以下のような記事がありました。

もっともっと、女性のバーダーが多くなってくれる事を期待しています。

・最初の野鳥の会女性会員 (高橋輝男)
山ガール、鉄子のような女性バーダーに対して決まった名称は無い。1934年に? 発足した野鳥の会の設立発足人は全員が男性であるが、1936年の会員名簿の? 407名の内、中西悟堂、川端康成、金田一京助、泉鏡花、武者小路実篤、柳田? 国男、三好達治、高村光太郎等の文人名士に混じり、14名の女性会員が載って? いる。東京都10名、西宮市、大阪市、広島市、富山市各1名で、富山市の分は? 1877年、カナダ生まれで、1903年、来日、1941年、日本に帰化した数少ない女性? 外国人会員であった。
(富山「愛鳥ニュース」NO.87P2~3)

そして表題にしたカナダガンですが、

実はこの鳥、本来日本にいてはいけない鳥なんです。

名前の通り、カナダに生息する雁です。

どこかの飼育施設から逃げ出した物が、自然に増え、現在河口湖や本栖湖、そして神奈川県の丹沢湖で繁殖してしまっているのです。

これは実は大問題なのです。

その状況を見に行ってきました。

首環を付けられ監視されている個体も含めこの日は8羽がいました。

なにも知らない親子連れが楽しそうに近所の売店で50円で買ったエサをあげ、

ガンもまったく人見知りしないほど慣れていて、普通に人と戯れているのです。

この子は45Aの個体。

何が問題かと申しますと、

この鳥は、シジュウカラガンという亜種とそっくりなのですが、

シジュウカラガンはれっきとした渡り鳥まったくの別種で、最近日本に多く渡って来ているのです。

もともと日本には居てはいけないカナダガンが日本で野生化すれば、この違う種であるシジュウカラガンと交雑してしまい、

種がめちゃくちゃになってしまうのです。

自然界の掟としてそうなるならば問題はありませんが、

人間が介入して、いえ勝手にそうさせてしまう事が、大問題なのです。

要は西表島にしかいないイリオモテヤマネコを長津田に持って来て、お山に放し、近所の家猫と交雑させるようなもの!?

ヤマネコと野ネコは大きな違いですが^^;

こんな事にならないように、現在野鳥の会やWWFジャパンや日本雁を保護する会などがセブン・イレブン記念財団からの寄付金で、富士山周辺の外来種=カナダガンをどうするかを考えています。

またまた彼らに罪は無く、しかしこれからの事を考えると捕獲して殺処分も有りうるのです。

子どもがこのガンと戯れる光景を見ていて、

胸が締め付けられました。命に区別は無いのですが、放っておく分けには行かないのです。

この周辺にお出かけの際は、ちょっと気にして見つけて見て下さい。

首環や足環をしたカナダガンはその命が補償されません。

富士山は素晴らしく何処までも美しいのに、夏にあの頂上に立った事を思い出しても

心が浮かぬまま、帰路につきました。

 

< 1122/いい夫婦の日 >

「ただいま!」

「おかえり。」

「あれっ、何にもしてないの?????」

「そう、今日は何にもしてないよ。」

「えーーーーー、全部材料あるのに。なんで用意してないの・・・・・。

また1歩も外に出て無いんでしょう・・・・・・。」

「そうだよ。今日はね、食器は洗ったよ。あとお昼寝はした。」

「● ● ●」

こらえて、こらえて。落ち着け逸子。

この会話は昨夜の我が家。

私が午後7時半ごろ帰ったら、彼はぬくぬく暖かそうに、パソコンをパチパチやっていたのです。

どうして男は(亭主は)こうなんだろう。

今日はいい夫婦の日。

どこのアンケート結果でも夫婦の円満度は8割に達していても、

奥様からご主人様への不満度は5割近く。

昨夜の状況がその1例です。

連れ合い(旦那)の休みは水曜日。

仕事柄、土日も祝日も夏休みもなく、二人が一緒に行動する事は年間で数日あるかないか。

平日も仕事の時間帯が違うので、同じ家に居ながら顔を合わせる事も無い日さえあります。

そんな時のお互いの会話は、「久し振り!」

二人で忙しい事は分かってはいますがしかしながら、家庭内での仕事量は圧倒的に女性(私)の方が多い。

なぜ、世間の男性陣は家事や育児を手伝わないのか!

ほんのちょっとの手伝いや、気使いで、どれほど母は(女性は)助かるか。

「いつもありがとう。」の一言で、どれほど愛情度が増すか。

もう少し世の旦那様たちは自分の生きる術の拠点を省みるべきです。

要は、飲んだり、食べたり、洗濯したり、掃除したりは生活の基本なんだから自分でもやりなさい!という話です。

約束したんです。

水曜日はあなたがお休みなんだから、せめてこの日は家事全般を担当するように!と。

それなのに、これ。ふーーーーー,(深呼吸)

いい夫婦を続けるのはやはり難しい。

長続きの秘訣は、我慢・忍耐・辛抱・理解、そして思いやりでしょうか。

そして我が家では3カンの掟

=感謝する、干渉しない、勘ぐらない

を掲げ、最後はぐっとこらえて、相手を思いやる。

普段からハードな仕事なので、お休みの日くらいはのんびりするのもいい。

お昼寝も許そう。

しかし献立はお鍋って知っているんだから、野菜ぐらい切っとけ(≧=≦)!

おっと、失礼しました。

普段は「おはよう。」と挨拶する本当は仲良しです。

(同居人?)

実は毎日のように洗濯物は干してくれます。

(彼の名誉のために記しておきましょう。)

今日はご夫婦で、仲良く夕食を囲んで下さい。

子どもたちもご両親が円満なら、毎日うれしいのです。

ちなみにおしどり夫婦と言いますが、オシドリは毎年相手を変えるカモ類です。

鳥類界で一番の仲良しはキジバトやツル類。

一生相手を変えず、常に一緒に行動します。

お山のキジバト。

新潟県に飛来したタンチョウヅル。

では良い連休をお過ごしください。

おしまい!

 

 

 

 

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 17:41

< 若きプロゴルファーにエールを! >

今日は朝から、幼稚園活動にはまったく関係ない、「ひとり言」をお伝えしていますが、

本当に石川遼君の2年振りの優勝には感激し、インタビューを聞きながら、もらい泣きをしていました。

大震災が起きて、自分に何が出来るのかを考えた結果、「優勝賞金を全額寄付する」と宣言したことが先輩ゴルファーの感に触れ、ゴルフ界から強烈なバッシングを受けている、と酷い噂もありました。

「練習すれば上手くなるのか・・・・・」と自問自答しながら過ごした2年。

さぞや苦しかったことでしょう。

今回の優勝で新たな国内記録を作ってしまった優勝には、やはりただ者ではない芯の強さが見られます。

丁度同じ年頃で、背格好も顔つきも似ている甥っ子がおりまして、何だか息子のように親近感を覚える遼君に、これからの期待を大いに込めて、エールを送りたいと思います。

別に私が対戦相手でも、プロゴルファーを志している身でも有りませんが、とにかくあのさわやかな、直向きな笑顔が続いて見られるように、応援したいと思います。

ところでもう一つ、地味ながら熱戦を繰り広げていたアイスホッケーをご覧になりましたか?

いや、見てないですよね!!!!

実はソチオリンピックの予選を日本(栃木)でやっていたのですが、

私は高校時代、サッカーと並んでアイスホッケーが好きで、代々木スケートリンクで行われていた(今はやっていません!)リーグ戦を見に行っていたのです。

要は少々格闘技っぽい、そしてボール(アイスホッケーではパック)の展開が早く、なかなか得点が決まらない、だから決まった時の興奮が爆発するスポーツが好きなのです。

(ゴルフはまた別!)

まっ、何にせよスポーツ観戦は好きですが、ソチオリンピックには行けなかったスポーツが、

まだ日本にも残っていて、戦いを続けている若き青年たちがいる事をお知らせしておきましょう。

今日は気温が上がる、との天気予報ですが今週も体調管理に気を付けて、元気に過ごしましょう!

放課後は嘔吐感染症(ノロウィルスやノタウィルス)の園内での処理の仕方をおさらいします。

またお山では冬の鳥が帰って来ています。

シロハラ。

先週末に確認し、きっとこの冬も他の鳥たちと仲良くやってくれるでしょう。

遠い地のロシアからやって来ました。

 

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 09:31

< 問題山積みです。 >

ところで私は先日茨城県の奥久慈という場所へ出かけました。

私の所属する会(日本野鳥の会)の関東グロック協議会が茨城県で開かれたのです。

様々な問題を共有し、これからの人と鳥の共存を考えます。

またそれぞれの都道府県の会の運営が上手くなされているかを検証し、お互いがいい所を学びます。

そこで今回はこんな問題が提議されました。

この会に入っている私だけでは無く、皆様にも是非知っていただきたい事がいくつもありました。

一つは、東京都が立候補している2020年の夏季オリンピックですが、

私のこのページにもリンクを張っている葛西臨海公園、ご存知でしょうか?

横浜からも首都高速湾岸線を使って1時間ほどで行かれる、東京湾に面したとても開放的な、そして整備された公園です。

水族館もありますし、大観覧車が目立ちます。

また90%が埋め立てられた東京湾の、わずかに残る海岸線が3キロも残されている貴重な場所ですが、ここへカヌー競技の会場を設置する事が盛り込まれています。

開けた芝生の憩いの場所がカヌースラロームの為の渓流を作るのに何百トンもの水を貯めるプールで埋まります。

海を背にして高さ15メートルもの観覧席も作られると、開けた海原を見渡すことも出来なくなります。!

そんなことになっています。

オリンピックには賛成しますが、20数年かけて作って来た都会のオアシスを壊していいのでしょうか!

この公園には鳥類園もあり、渡り鳥の多くが中継する貴重な場所になっています。

現在野鳥の会東京支部では代替案を招致委員会へ提出しています。

東京が進める現在の案の不備を、直接IOC(国際オリンピック委員会)へ提訴する用意もあるそうです。

私はこの公園が好きなので、年に何回か出かけていますから、他人事ではありません。

次に、栃木県から出された問題です。

コウノトリをご存知ですか?

日本産のコウノトリは絶滅し、兵庫県のコウノトリの里公園で野生繁殖を試みていて、野生復帰した鳥が、遠く関東地方にも飛来しています。

そこで栃木県はこのコウノトリを歓迎しようと誘致に手を挙げたのですが、生息する場所が無い!

つまり鳥が来ても生きて行ける環境が整備されていないのです。

野生動物は生息出来る場所に生息します。

当たり前の事ですが、単純に鳥だけを持って来ても、環境が整わないと生きられない事を県に伝える事になりました。

まずは農家の協力の元、冬も水を張ったり、農薬を使わず農地の生き物を増やす工夫が必要です。自然環境を整備する予算等を組み、栃木の人々に周知することが優先されます。

野生動物の自然界復帰はそれはそれは時間がかかり、大変なのです。

最後は茨城県の大きな問題。

皆さんはレンコン、お好きですか?

これから旬を迎えるレンコンは、おせち料理にも欠かせない食材ですが、この産地が集中するのが茨城県。

ハス田には鳥たちの飛来を防止する、防鳥ネットが張られています。

この事自体は農家の人が生産物を守る行為ですから措置するわけには行きませんが、収穫が終わった今の時期になってもまだそのネットを外さない事が大きな問題なのです。

帰りの電車からも目にしてしまった光景。

この防鳥ネットに冬を日本で過ごすために飛来したカモたちが引っ掛かり、死んで行くのです。

なんと残酷で、心が痛む光景でしょうか。

近隣の子どもたちは毎年この光景を日常の一端として目にする事になります。

生き物が死んでいるのを何も思わず行き来する毎日。

情操教育上もいいとはいえません。

美味しいレンコンは鳥たちにとっても大好物。

収穫後のハス田には残った小さなレンコン(売り物にならない物)がたくさん浮いているのです。

飛来したカモたちに、「ここへお出で!」と言っているようなハス田へ来ると、

そこにはネットが・・・・・・・。

一度掛かると死を待つしかないのです。

茨城支部はこのネットを収穫後には外してもらうようにお願いしていますが、

広い農地のネットを外すには、人手やお金がかかる分けです。

この工面が農家の生計を圧迫するのです。

ではどうするか?

人と野生動物の共存問題は、人々が口にする身近な食材の産地でも、待ったなしに毎年起こっています。

鳥の命は食材収穫の為にはどうでもいいのか!

しかし食物を収穫する農家の人々の生活は守られなくてはなりません。

きれいな久慈川に鮭の遡上を初めて目にし、袋田の滝を堪能しても、

帰りの電車での悲しい光景に、憂鬱な気分で帰って参りました。

袋田の滝

久慈川を上るサケ。

(中央部分に背びれが映っているのですが・・・・、見えませんね!^^;)

映像ではよく目にする鮭の遡上。

実際を初めて目にし、感動しました。

体はボロボロになりながら、懸命に川を遡る。

運命(さだめ)とはいえ、命を繋ぐ神秘に触れました。

< アオサギです。 >

抜けるような青空。

風もなく絶好のもみじ狩り日より。

近隣の小学校が先週の土曜日に公開授業があった為本日お休みなので、それに乗じて幼稚園をお休みする弟・妹さんたちがいました。

このお天気ですからきっと秋を満喫しに、お出かけしたのでしょう。

幼稚園ではバクの日で、作品展の共同製作をしました。

ところで、いつも水辺に居る彼らも、実は寝る場所や繁殖の巣は木の上です。

それがこれ!

ちょっとデジスコ撮影が鮮明ではありませんが、正面の顔はちょっと怖い。

アオサギです。

サギ類も巣になる木の不足や集団営巣時の鳴き声やフン害で、あちこちで嫌われています。

飛ぶ姿は優美で迫力があるのですが・・・・・・。

この鳥たちの問題は明日お伝えしましょう。

そして今日もまた、すばらしいおやつ!が届きました。

皆様からの差し入れはどれこれも格別に美味しく、お腹の満たし以上に心がやさしく、穏やかになります。

先生方は放課後の仕事に力が入り、手際良く進みます。

本当にお心使いを有り難く頂戴しています。

誠にありがとうございます。

 

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 18:21

< 冬の使者到来 >

私の机からは北側の空が見渡せるが、今日のような秋晴れの日は、航空機の軌跡が美しい。

羽田からの航路になっているようで、1日に何便も同じルートを西へ飛んで行く。

青い空に真っ白な機体。尾翼が赤いので会社が再建した日本航空だ。

きっと多くの人の夢や希望を乗せて、目的地を目指しているのでしょう。

飛行機は毎日世界中を行き来しますが、ある時期になると遠い国からやって来る動物たちがいます。

「冬の使者」と言われて、何を思い出しますか?

ハクチョウ? ですね、きっと。

もちろんハクチョウもその代表ですが、ハクチョウは到来する地域が限られているのでそこへ出かけないと会えません。

しかし毎年、皆さんのお家のすぐ近くにやって来る小さな仲間がいるんです。

それが、 ジョウビタキ という小鳥。

中国大陸から海を越えて、日本で冬を越すために毎年訪れます。

「タタタタタ、ヒッヒッヒッ」と独特の音を立て、やって来た事をアピールします。

大きさは14cm程。小さいながらも気性は強く、なわばり争いは激しいです。

幼稚園のお山にも毎年姿を現します。

今年も22日に確認しました。

バンディング(足に目印=足環を付ける個体調査の方法)が出来れば同じ個体が訪れているのか分かるのですが、これには許可が必要ですので、そうそう出来ません。

「僕だよ~~~」と言ってくれればいいのですが・・・・・・。

冬のお山は植物たちが葉を落とし、見た目は寂しくなりますが、小さな命をひっそりと、そして遠くからの仲間も包みこんで、静かに息づく時期なのです。

こんなお山で子どもたちは何を感じるでしょうか!

楽しみです。

明日は遠足。お天気の心配はなそうだし、きっと今晩は眠れないんだろうな・・・・・・。

ジョウビタキ♂(ツグミ類ヒタキ科)

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 15:37

< 渡り鳥 >

すっかり日暮れが早くなり、グラウンドのカクテルライトが輝きだしました。

幸せな子どもたちです。

日が暮れても明るいグラウンドで好きなサッカーが出来るんですから!

と、今日はこういう話ではありませんでした。

秋は渡り鳥の季節。

大きい鳥から小さなメジロまで、大陸を、海上を、山脈を、それぞれの力だけで移動します。

命を掛けて、命を繋ぐために。

特にシギ・チドリ類は日本を中継地にしている種類が多く、何処から来て、どこへ飛んで行くのか調べる必要があります。

もちろん生態調査と、生息地調査の為です。

日本では山科鳥類研究所がその役を担っています。

そこで、渡り鳥が中継する各国がそれぞれの国に立ち寄った鳥たちに足環やフラッグを付けています。

これは国ごとに種類と色と、付ける場所が決められていて、見つけた時の目印にします。

先日出かけた沖縄の干潟で、そのフラッグを付けられたハマシギとアカアシシギを見つけました。

付いていたフラッグは日本の地の、沖縄県比屋根湿地の印でした。

いつ(When)付けられたかは分かりませんが、毎年この干潟を経由して、北へ、南へ渡っているのでしょう。

この日は静かに羽を休めていました。

今回も無事に目的地へ飛んでいけるように願うばかりです。

時々空を見上げて見て下さい。

もしかしたら群れをなして移動している鳥たちを見るかもしれません。

昨年の冬は白い大きな渡り鳥の群れが、編隊を組んでこの長津田上空を飛んで行ったのを私は見ています。

ハクチョウだったかもしれません。

ガンバレ!渡り鳥。

左足にブルーとオレンジのフラッグ。

実は右足には足環が付いる、ハマシギ。

左足に同じくブルーとオレンジのフラッグを付けた、

アカアシシギ。

 

 

 

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 18:59

< 挨拶 >

少々サボっておりました。

なかなかブロガーのようには行きません。

さて寒露も過ぎ、いよいよ秋本番。夜露が草木に付く頃です。

今日からまた幼稚園開始です。

欠席する子も少なく、みんな元気に登園して来ました。

今日の朝礼では「ご挨拶」についてと、「自分の事は自分でする。よく考える。」という2点について、お話しました。

保護者の皆様、挨拶していますか?

先日のパワフル運動会では、職員3人で目をまるくしてしまった出来事がありました。

本部後ろで開始の準備をしながら並んでいた所、在園児を園児席に連れて行くお父さんが私たちの前を歩いて行きました。

すぐ目の前を行く保護者の方に、私たちはもちろん「おはようございます。」と挨拶をしますが、

一人目かわされ、二人目もかわされ、結局並んで立っていた3人全員、無視されてしまいました。

子どもはにこにこと笑って、私たちの顔を見て行きました。

何か考え事をしていたのかもしれません。

もしかしたら、私たちの事が目に入らなかったのかもしれません!(まさか・・・・)

どちらにしても、人と人の係わりは、挨拶からです。

会釈でも、笑顔でも、返すことは必然でしょう。

就職先がなかなか決まらない学生さんも多い中、

企業が面接で重視する要素はまず、どの会社も、「挨拶が出来る事」だそうです。

人はコミュニケーションに言葉という道具を使う動物です。

出会った時にこの挨拶(スタート)がきちんと切れるかどうかで、印象は大きく変わるのです。

人と接する心構えも出来るはずです。

その挨拶が出来るように成って欲しい、と常日頃思っています。

「いつでも、どこでも、誰にでも!」

大人になればなるほど、親としては何としても、身をもって子どもたちに示したい礼節です。

どうぞ皆様、朝起きたら子どもたちに「おはよう!」と声を掛けて下さい。

お母さん同士あったら、きちんと「おはよう」「こんにちは」「さようなら」を子どもたちの前で言って下さい。

お父さんももちろんです。

自然と身につける慣例は一生その人の基盤となって、将来の身を助けます。

さあ、後期 開始。

皆様もこの年度の残り半分を挨拶と共に過ごしましょう。

私は連れ合い(旦那です^^;)の夏休みが取れたので、

この3連休を利用して初めて沖縄に行ってきました。

観光は二の次で、国の特別天然記念物2種(ヤンバルクイナ・ノグチゲラ)と、固有種1種(ホントウアカヒゲ)の鳥を見に行きました。

ガイドの方といろいろな話をし、またまたこれからの幼児・児童教育のあり方を考えました。

ここに生息する生き物たちの声に、姿に、自分が生かされている環境を知り、共に生きる方法を探りました。

そして沖縄県の置かれている状況をこの目で確認して来ました。

本当に街の真ん中に連なる米軍のフェンス。

普天間基地が移設される予定の穏やかな辺野古海岸。

でもその反面、周辺の街はうらびれて、主要な産業や人の営みは見受けられませんでした。

島国である日本の国境を接する県の、厳しさも感じて来ました。

この時のお話はまた今度にいたしましょう。

今日はおしまいです。

 

 

 

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