< 小寒、寒い、新年 >

新しい年が始まりました。

地域の小中学校を見てもまだ冬休みの本日からながつた幼稚園は登園開始です。

朝の子どもたちにはお姉さん、お兄さんの同伴が目立ちました。

ある一家はお父さんと在園児の男の、男チームは今日から始動で、お姉さん二人とお母さんの女チームは来週からですって、お話しされていました。

お正月気分は一気に飛んで、またにぎやかな幼稚園活動の始まりです。

小寒と共に北風も流れ込み、ぐっと寒くなりました。

新年のスタートはきゅっと身が引き締まり、「よーし!」と変な気持ちを入れての始動です。

フィンランドのヘルシンキ(首都)では北極圏からの空気が入り込み、平地でも最高気温が-17℃、最低気温はなんと-24℃^^;

市民生活は成り立つのでしょうか?野生動物は凍死しちゃう・・・・!

こんなびっくりするくらいの寒さだそうです。

実家が北海道のN先生も札幌の大雪と寒さに焦ったそうです。

地球のバイオリズムが狂って来ていることは確かです。

酉年は何が起こるかわからない年でもあるようです。

世界の気候変動も社会状況、政治体制も含めて、飛んだり・跳ねたり、ひっくり返ったり、激動の1年の始まりでしょうか???

本年もよろしくお願いいたします。

< 新年は酉(鳥)年 >

お正月をいかがお過ごしですか?

まあ暖かいお正月ですね。日中は上着がいりません。

久しぶりに自転車にの乗って近くの神社へお参りに行きましたが、暑くて汗をかきました。

今年最初の運動になりました。

そして酉年なので鳥のご紹介!今年は野鳥たちに優しく、そしてこれからもずっと友達になれるようにお近づきください。

上から、

アトリ・オオモズ、ミコアイサ、タンチョウ、ジョウビタキ、ツグミ、キジバトです。

国の天然記念物から幼稚園のお山でもいつも見られる鳥まで、全部仲間。

よろしくお願いします。

< 金星が輝いていますよ >

北風が冷たく本来の年末の気候となりました。

何となくせわしなくなる年末です。

今日で幼稚園の預かり保育も終了します。

皆さんお疲れ様でした。今年ももうすぐ終わりですね。

今は月も新月で冷え冷えした夜空に金星が眩しく輝きます。

宵の明星は夕暮れと共にいち早く西の空に姿を現します。冬の星はきれいです。

今日郵便局でお母さんの用事を待つたんぽぽ組の女の子に会いました。

園外で会うと不思議そうな顔で私の方をじっと見つめる子どもたち。

在園児であることがすぐわかります。

絵本を片手にそれはそれは静かに、とてもお行儀よく待っていました。

お母さんがご用を足している間、少しお話ししましたが、お正月はお出かけするそうです。

どこのお家もご家族団らんのお正月。どうぞどっぷりと家族愛に浸って新年を迎えてください。

寒い冬も心は温かな日本のお正月も大切にしたい気持ちですね。

あと少し残務整理です。どうぞよいお年をお迎えください。

酉年の鳥についてはまた日を改めて!

 

Filed under: 宇宙,未分類,社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 16:07

< よいお年を。>

インフルエンザの発症が出てきましたが、ひとまず今日で冬休みになります。

今年もいろいろありましたが、年末年始はご家族仲良く、よい年を迎えてください。

来年は鶏・酉・鳥年です。野鳥も含めてかわいがってください。

鳥インフルエンザは特定の野鳥が持つウィルスが飼育鳥(家禽)に移ってしまって発生している状態です。

全ての野鳥が危ないわけではありません。

人がインフルエンザを発症するのとまったく同じです。

お休み中も予防に努め、新年5日に(早くてすみません)元気なお顔を見せてください。

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 17:55

< キリンよ、お前もか >

クロサイもライオンもそしてアフリカを代表するキリンさん、あなたも絶滅が危惧される仲間に入ってしまったのね。

原因はまた同じです。

人による生息地破壊と乱獲。食料となっているのです。

全ての絶滅危惧種の主因が私たち人間活動。私たちの存在自体が多くの野生動物を死に追いやっているという事実。

悲しく、無情で辛い現実です。

雄大なアフリカの大地をゆっくりと歩くキリンの、優美で勇ましい姿を思い出してください。

私は27年前、どうしても野生動物が見たくてケニアとタンザニアを旅しました。

その時サバンナの草原をあの独特なリズムで歩くキリンも目にしました。

感動以外何もありませんでした。

遠くキリマンジェロの山並みを背景に、動物たちはどの種も輝いていたのです。

もうキリンを食べなくても食料は他にあるでしょう。

ましてやその骨髄をエイズ治療の最新薬に利用するようになり、密猟も横行しています。

やはり人を食料とするティラノザウルスの様な動物がいてくれれば、人間も余計なことを考えず最小限の糧で生きていたかもしれません。

DNAがほんの1%違っただけで、私たちヒトには他の動物にない脳が備わりました。

その為に良くも悪くも現在の地球生態系の不均衡と破壊をもたらしています。

これから私たちはよっぽど自制しなければ益々地球上の貴重な生物を失うことになります。

キリンのために何をしましょう、キリンのために何が出来ますか!

物言わぬ動物たちのために、

私は世界中の動物たちの保護や密猟者の取り締まりを最前線で実施している環境保護団体を応援しています。

地道な資金提供が、アムールトラの保護と生息地の拡大、周辺地域に暮らす人々の意識を変え、

結果として生息数を増やすことにつながっています。

ヤンバルクイナにも、カンムリウミスズメにも、ユキヒョウにも、ツキノワグマやホッキョククマにもです。

キリンがいつまでも美しい野生動物としてサバンナの地を歩けるように祈るばかりです。

胃腸炎の感染症が広がっています。国も予防を促しています。

週末のお出かけには注意してください。

< キツツキ巣穴掘り >

先週の土曜日は今年最後の生きもの観察会でしたが、あまり生きものが見られない中、

土の中に眠っている我の蛹で話を盛り上げようと思ったら、

なんと日本で見られる最小のキツツキ「コゲラ」がすぐ頭上の朽ちた幹に必死で穴を掘っているところを発見!

チャンスを逃がさないのがネイチャーゲームリーダーとしても鉄則。

我の話は放っておいて、すぐさまコゲラの話で大盛り上がり!!!

特に保護者の方々が大感激だったようで、こちらまで嬉しく成りました。

お山にコゲラは毎日のように現れますが、

塒用の穴を掘っている真っ最中を見られるのはそうそうありません。

キツツキの生態の話をしながら15分は掘り続けたでしょうか!!!

だから自然観察は辞められない。いつも同じように見ている者だけに、生きものたちはその神秘の姿を見せてくれるからです。

出会えるか、出会えないかはその時の運次第ですが、回数を重ねるに連れ、自然は答えてくれるのです。

1年の最後の年にとっておきのご褒美をもらいましたね。

 

 

 

 

 

 

コゲラです。(キツツキ科)

< 12月だ・・・ >

いろいろあり過ぎて頭がぐるぐるですが、暦が12月になってしまいました。

気が付けばお餅つきの月になり、師走をイヤでも感じざるを得ません。

一時収束していたおう吐の症状でまた欠席者が多くなっていますので(年長)、お餅つきは厳戒態勢で行います。

ジョウビタキがグラウンドの電線に止まってじっとしていました。

彼女も師走をかみしめているのかもしれません・・・。

 

Filed under: 幼稚園活動,未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 17:12

< コウノトリという鳥を知っていますか! >

神奈川県厚木市の相模川沿いに、千葉県野田市で放鳥されたコウノトリがいるようです。

近くにお出かけの際は気にしてみてください。

大きいのでもし現場に遭遇すればすぐわかると思います。

日本では野生のコウノトリは環境破壊により一度絶滅しました。

兵庫県と千葉県が野生復活を目指して放鳥しています。

日本全国に散らばっていてトキ同様自然界での繁殖が期待されています。

私は兵庫県のコウノトリの郷に見に行った時、上空を番らしき2羽が飛んでいくのを車で追いかけたことがあります。

それはそれは優雅で力強く飛び、自然界で遭遇できる動物の素晴らしさに感動しました。

情報を提供します。同じ環境下で生命を育む生きものがいることを知っていてください。

 【コウノトリの観察ルール】野田市のモームページより

コウノトリは神経質な鳥なので驚かさないでください

  • コウノトリを観察する時は、150メートル以上離れましょう。
  • コウノトリに餌を与えないでください。
  • 追いかけ回さないでください。
  • 大きな音をたてたり、大声を出したりしないでください。
  • 撮影する場合は、フラッシュを使用しないでください。

コウノトリは、田んぼにいることが多いので、次のようなことも注意が必要です

  • 農作業の邪魔をしないでください。
  • 農耕車両の通行を妨げる場所に駐停車をしないでください。

こんな時は、野田市までお知らせください

  • コウノトリが弱っている、ケガをしている、少し様子がおかしい時。
  • コウノトリに対して心ない行動をとっている人を見かけた時。
幼鳥5(ひかる)の様子

ひかる(オス:H28放鳥)(J0128)
平成28年3月28日生 [足環の色 右:黄黒 左:黒青]

現在神奈川県厚木市付近にいます。
後ろにいる大きな白いサギはダイサギという種類です。
日本で生息するサギ類の中で2番目に大きいですが、それよりも一回り大きいコウノトリはやはり大きいでしょう。
タンチョウよりは小さいです。

< コウモリは大丈夫だろうか・・・・ >

昨夜雨天にもかかわらず近隣に生息するコウモリが幼稚園の玄関から室内に入ったようで、

今朝捕獲された。しかし、その対応が悪くて、

コウモリにもかかわらず、ヒヨドリがわんさといるお山に飛び立つことになってしまった。

私は朝からご立腹!である。

まずなぜれっきとした哺乳動物であるコウモリを箒と塵取りで救い上げるのか!

そして夜行性であることぐらい知っているだろうに、平気で開けた明るい場所へ連れてくるのか!

何の配慮もなく、ゴミ扱いされ、幼稚園の先生にあるまじき行為である。

玄関にいた状態でそっとタオルや布でくるみ、段ボール箱のような囲まれた狭い中へ入れ暗くする。

こうすることでまずは落ち着かせ、動物の安静を保つことが必要だ!

いきなりグラウンドへ連れて来られたコウモリは自分の身の危険性から脱出を試み、

眩しい朝にもかかわらず、お山へ飛び去った。

案の定すぐさまヒヨドリに追われることになり、

目の効かないコウモリは必至で超音波を出し、跳ね返る音で障害物を察知しながら樹林の中へ逃げ込んだ。

なんということだ・・・・・。

彼らはこの昼間の天敵から身を守るために夜という世界を生活の時間帯に選んだのだ。

同じ環境で生きるための棲み分けの仕組みである。

野生動物を何らかの理由で捕獲した時は、その動物の生態を考え保護・捕獲しよう。

今日はコウモリが鳥だとか、毒があるとか言い出す先生もいた。

だから自然科学に対する教科や観察体験の不足を危惧するのである。

小学生から学校教育のやり直しだ。

私は朝からお怒りである。

あのコウモリは無事だろうか・・・・・。

 

 

< 先生、とんぼはどこへ行っちゃったの・・・・? >

世界各地でも北極圏から流れ出る乾いた冷たい風が流れ込んでいるようです。

日本でも霜降の次期となりました。

そんな冷え込んだ今朝聞かれました。

「先生、トンボはどこへいちゃったの???」

そうですね、あまり見られなくなりました。

赤とんぼの仲間はいるんですが、お山でも今年は数が少ないようです。

先日このページでもご紹介したイトトンボは成虫で越冬する種がいますから、

よくよく探せばみんな居ないことはないんですが、

きっと夏に見た青い体のたくさんいたトンボ(オオシオカラトンボ)などを思い浮かべたのかもしれません。

成虫はどこかでひっそり土に還ったり、鳥のエサになったかもしれません。

幼虫や卵はきっと水の中で次の出番を待っていたり、命の出現に備えています。

「どうなったのか」と思う心が嬉しいです。

想像する気持ちや考える素材に、トンボがなったことが嬉しいです。

不思議を学んでください。そして自分で答えを探してください。

そんな大人になって欲しいです。

 

 

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